どうも、ノマドワーカーのマクリン( @Maku_ring)です。
ノマドワーカーや外で作業する人におすすめなのが、携帯性にすぐれた2in1・タブレットPCやモバイルノートPC。
スタバのドヤリングPCとしてMacBookが市民権を得ている中、Windowsは少数派です。


それがヒューレット・パッカード(HP)の「Spectre x360 13」です。
外装にアルミニウムがふんだんに使われ、職人がこだわりを持って削り出した一品で、高級感のある外観をしています。
機能性や使い勝手にもすぐれ、デザインと性能を高次元で両立している2in1ノートPCなのです。
そんなわけで本記事は「【HP Spectre x360 13レビュー】アルミ削り出しの高級な2in1ノートPC【最大22時間駆動】」について書いていきます。
もくじ
HP Spectre x360 13のスペック
ヒューレット・パッカード社の「Spectre x360 13」は、13.3型の2in1スタイルノートPCです。
モバイルは左スライドで全表示
製品名 | HP「Spectre x360 13 |
CPU | Core i5 8265U(1.6GHz)/Core i7-8565U(1.8GHz) |
GPU | インテル HD Graphics 620 |
液晶 | 13.3インチ |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) ※パフォーマンスモデルのみ4K(3840 x 2160) |
メモリ | 8GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB(SSD) |
生体認証 | 顔・指紋認証 |
端子 | USB-C(Thunderbolt3) x 2/USB-A x 1/micro SD |
バッテリー | 22時間30分 ※パフォーマンスモデルのみ12時間45分 |
質量 | 1.28kg |
外観
本体はアッシュブラックと呼ばれるカラーで、漆のようなエレガントな色です。

他にはポセイドンブルーと呼ばれる、淡い玉虫色のようなブルーも取り揃えています。
天面のHPロゴはゴールドで、アッシュブラックとの良いアクセントとなっており、高級感の演出に一役買っています。
側面にはまるで宝石のようなエメラルドカットが施されており、ノートPCとは思えない造形です(ヒンジ部分のSPECTREもカッコいい)。

サイズ・重量
サイズは幅308 x 奥行217mmで、ほぼA4の大きさです。
厚さは最厚部でも16.0mmであり、カバンに入れても邪魔にならない、それなりの薄型設計。
重量は約1.28kgであり、モバイルノートとしては重くも軽くもない中間レベルですが、バッテリー性能を考えるとかなりがんばっています。
付属のACアダプターは約350gですが、バッテリー駆動時間が22時間半と驚異的な長さであり、外出時はアダプターを持ち出さなくても大丈夫でしょう。
液晶ディスプレイ
ディスプレイはフルHD1920 x 1080ドットのIPS液晶で、充分に実用性のある解像度です。
視野角も広く、角度をかなりつけても、画面は明瞭に見えました。
明るさ・鮮やかさともに文句なしのレベルですが、グレア(光沢)液晶なので、映り込みはどうしてもします。

ディスプレイの上枠には、約200万画素のフルHD対応Webカメラが付いています。
側面にはプライバシースイッチが付いており、こちらの切り替えでカメラ機能のオンオフが可能です。

液晶はタッチ対応であるため、専用のタッチペン「Spectre アクティブペン」が付属しています。
スピーカー
スピーカーには高級オーディオメーカー、Bang & Olufsenと共同開発したユニットを搭載しています。
キーボード上部に2機、裏面にも2機搭載する、計4機のクアッドスピーカーです。
音のこもりもほぼ無く、高音域をきれいに響かせる設計となっています。

キーボード
キーボードの使いやすさはさすがHPといったところです。
MacBook Proに比べてもキーピッチ(キーとキーの間隔)が広く、ゆとりのある設計となっています。
僕の中で、キーストロークは1.5mm、キーピッチは2mmあれば、入力しやすいキーボードなのですが、いずれもクリアしていました。
打鍵感は少し硬めですが、タイプ音がかなり静かで打ちやすいです。
F5ボタンを押すことでバックライトが点灯するので、暗所でも作業しやすく重宝します。
タッチパッドは横幅12cmと大きく、かなり扱いやすくなっています。

ピンチイン/アウトで縮小/拡大
2本指スライドでスクロール
3本指スライドでタスク切り替え
4本指タップでアクションセンター
インターフェース
インターフェースは少なめですが、HDMI端子以外はひととおり揃っています。
右側面には左からmicro SDスロットとプライバシースイッチ、それからUSB-C端子(Thunderbolt3対応)に挟まれて、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポートがあります。
左側面には電源ボタンとUSB-A端子(USB3.1)があります。
USB-C端子(Thunderbolt3対応)と電源ボタンの位置がユニークで、それぞれ右角・左角に配置されています。
この位置のおかげでケーブルを差しても、コネクタが邪魔になりにくいのは地味に助かります。
HP Spectre x360 13は5モード搭載
Spectre x360 13は、ノートブックモードふくめ5つのモードを備えています。
ディスプレイをそのまま180°に倒すとフラットモードになります。

ディスプレイを反対面に回すと、動画鑑賞に適したスタンドモードに変形します。
反対面に回したディスプレイとキーボードを立てると、狭い場所での設置や外部ディスプレイに適したテントモードに変わります。
ディスプレイを反対側に折ると、タブレット形状になるタブレットモードで使用することができます。
タブレットで使用する際にキモとなるタッチペンの使い心地を確認しました。
繊細なイラスト描写は厳しいですが、ラフスケッチやメモ書きには使えますので、実用性は充分にあります。
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HP Spectre x360 13のSSD・CPU性能
Spectre x360 13のストレージはHDDでなく、読み書きの速いSSDを採用しています。
- HDD(Hard Disc Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disc Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、めちゃくちゃ速い値を示していました。
CPUには性能重視のUプロセッサー(Core i7-8265U)を搭載しています。
「PCMark 10」の結果は4000近くあり、かなり高いスコアでした。

Uプロセッサーのパフォーマンスを発揮するため、排熱すなわちファンの音は通常避けられません。
ですが、Spectre x360 13はファンの動作をコントロールできるユニークな機能を備えています。
それがサーマルプロファイルです。
CPUの性能は若干落ちてしまいますが、静音モードにすることで、音を立てづらい場所でも気にせず作業ができます。
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HP Spectre x360 13レビューまとめ
本記事は「【HP Spectre x360 13レビュー】アルミ削り出しの高級な2in1ノートPC【最大22時間駆動】」について書きました。
Spectre x360 13の外装はアルミの削り出しで高級感があり、男女問わずに使えるスタイリッシュなデザインの2in1ノートPCです。
本体の重さは約1.28kg、バッテリーは驚異の22時間半であり、一日外で使っても安心のロングバッテリーを備えています。
シーンに応じて、ノートPC・テント・スタンド・メディア・タブレットと使い分けられ、タッチペンも付いているので、メモ書き・ラフスケッチも可能です。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。




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