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中小ブラック企業の営業マンが、ホワイト企業に転職して苦労した3つのこと

 

どうも、中小企業出身のマクリン( @Maku_ring)です。

そのときの上司や同期とは今でもつながりがありますし、会社自体も好きでした。しかし、当時の労働環境を列挙してみたところ……

  • 毎晩テッペン(午前0時)超えの帰宅は当たり前
  • 土曜は必ず、タイムカードを押さずに休日出勤
  • 日曜も半分くらいカフェで仕事

 

マクリン

これってどう考えてもブラック企業やん……!

 

そういえばアンタ、午前0時超えてから出張移動することもあったもんね。

ヨメ

 

マクリン

そうそう。しかも途中で運転に疲れて、毎回サービスエリアで寝てもうてたし……。ホテル予約してるのに。

 

当時からバカだったのね……。

ヨメ

 

自分でいうのもなんですが、それはもう見事な社畜でした。社畜だったから前職がブラック企業であることもなかなか気付かず、前のめりで働きまくっていた会社バカでした。

そんな僕も、ずっと同じ働き方をしていては会社以外に何も残らない人生になってしまうと危機感をおぼえ、転職エージェント「DODA」を使って超絶ホワイトの大企業に転職したのが2015年末のこと。

今でこそ大手ホワイト企業という環境に慣れ、社畜をすっかり卒業しましたが、転職したての頃はいろいろな面で苦労する日々だったのです。

そんなわけで本記事は「中小ブラック企業の営業マンが、ホワイト企業に転職して苦労した3つのこと」について書いていきます。
 

5分で完了!

 

中小ブラック企業出身であることのメリットと弊害

中小ブラック企業出身であった唯一のメリットは、仕事をこなす能力がハンパなく身に付いたことでした。

考えてみれば当たり前。早朝から深夜まで働きどおしかつ、人によっては通常のビジネスマンの何倍もの仕事をこなさざるを得ない環境で鍛え上げられるからです。

 

マクリン

実際に僕が退職するときは、3人に仕事を引き継ぎましたからね……!

 

だから意外なことに、スキルの高い人材が揃った大企業の環境でも、仕事の遂行能力という面で困ることはありませんでした。

このときばかりは、立派なソルジャーとして育ててくれた前職に感謝しました。

ところがこの「ソルジャーとして育て上げられたこと」が、大手ホワイト企業で働く上で、ときに弊害となってしまうこともあるのです。

それでは「大手ホワイト企業に転職してから苦労した3つのこと」を紹介していきます。

 

1. 長時間労働をやめられない

ブラック企業とホワイト企業の大きな違い。そのひとつは労働時間です。

現職のホワイト企業は、午後7時までに必ず退社しなくてはなりません。

しかし、ブラック企業の4年間で染み付いた長時間労働のクセはなかなか抜けません。

転職してからの僕は、長時間労働のクセと午後7時までの退社、これら2つの間で戦う日々でした。

 

ソルジャーマクリン

この仕事を片付けたいので、退社したていにして、7時以降も会社に居ていいですか?

 

ん !? 退社した体ってどういうこと?

上司

 

ソルジャーマクリン

IDカードを7時前で1回かざしてから(タイムカードの打刻)、7時以降も仕事を続けて、終わったらIDカードをかざさず(打刻せず)に帰るということです。

 

いやいやw 別に今日これを片付ける必要はないんだから、7時までに帰りなさい。

上司

 

またある時はこんなこともありました。

ソルジャーマクリン

あの〜、A社の課長がどうしても土曜日でないと面会できないということで、休みの日にその商談だけ行ってきちゃいました……。

 

え !? あれほど勝手に休日出勤するなって言ったのに……。

上司

 

ソルジャーマクリン

どうしてもこの案件を進ませたくて……。

 

そういうハナシじゃない!

上司

 

長時間労働のクセが抜けないため、なかなか有給休暇も取らず、まるで大トラブルでもやらかしたかのごとく、有給休暇のお願いを毎回切り出していました。そんな一幕。

ソルジャーマクリン

あの〜、この日はかくかくしかじかの理由でどうしても会社を休まざるを得ないんですが、差し支えないでしょうか?

 

会議や商談がなければ自由に休んでくれていいし、そもそも休む理由を説明する必要はないよ。

上司

 

ソルジャーマクリン

え !? そうなんですか?

 

ウェブ上で休暇申請のシステムがあるんだから、勝手に申請出してくれて大丈夫だからね。

上司

 

そんな日々を重ねるうち、上司から呼び出しがありました。

上司

マクリンさんの働き方を見ていて思うところがあるから、今後のために伝えておきたいんだけどいいかな?

その上で提言されたのは以下の3つでした。

  1. 今日やらなくていいことは今日やらない
  2. 管轄外の仕事はしかるべき部署の人に任せる(自分だけで仕事を抱え込まない)
  3. 長時間働いても、後任の者は幸せにならない

今日やらなくてもいいことを今日やってしまう」のは、まさに僕の中のソルジャー意識そのものでした。

しかも、その根底にあるのはお客様のためという意識ではなく、やらないと自分が気持ち悪いから。

すなわち完全に自己満足だったのです。

僕の中で特に響いたのは「後任の者は幸せにならない」ということでした。

なぜなら思い当たるフシがあったからです。

ソルジャー魂・長時間労働を武器に、東北の広大な土地を無茶なスケジュールで回り続けていた営業マン、ソルジャーマクリン。

 

マクリン

午後7時のアポイントを終えた後に、車で300km以上移動するなんてこともよくやっていました……。

 

ときには60日免停になることもありましたが、それほど負荷をかけて営業していたおかげもあり、人口が減り続ける東北でありながら、有り得ないほど売上を伸ばすことに成功しました。

しかし、僕から後任の者に担当が変わると、売上は必ず急降下していたのでした。

 

マクリン

ふふーん。やっぱり僕が回らなアカンやね。

 

などと調子に乗っていましたが、考えてみればそれは当たり前で、前職で培ったソルジャースキルを元に、自分にしか回れないスケジュールで営業をしていたからです。

自分にしか回れない時点でそのやり方を誰かに継承することが難しく、言い換えれば後任の者を幸せにしない営業マンだったのかもしれません。

長時間労働思考を捨て去るのはなかなか難しいかもしれませんが、そのほとんどは自己満足で成り立っているものです。

僕と同じようについつい長時間働いてしまうクセが抜けない方は、少しずつ意識を変えていきましょう。

 

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2. 営業のテクニックが身に付いていない

ヨメ

ブラック企業でそれだけ長時間労働してたんだから、かなり営業スキルが身に付いてるんじゃないの?

 

ふっふっふ。ところがどっこい、それがそんなこと全くないんだな。

マクリン

 

ヨメ

自慢げに言うことじゃないよ。

 

なぜなら僕のいた中小ブラック企業では、営業を理論立てて教えてくれる人が誰もいなかったからです。

荒れ地に放り出されて、あとはそれぞれが我流で押し進めていくのみ。

上手く行けば社内でもてはやされて出世していくし、ダメなら沈んでいく。そんな世界でした。

その中で身に付いたものといえば、多少のことではヘコたれないメンタルと、隅から隅まで縦断爆撃じゅうだんばくげきのようにしらみつぶしていく営業方法でした。

また、お客様への営業も技巧的ではなく、ただひたすら人間的に好かれることのみを目指したもの。

そこには戦略など存在しなかったのです。

実に古典的な営業スタイルでしたが「これこそ営業だ!」と信じて疑わなかったソルジャーマクリン。

中小ブラックで挙げた実績を自信に変えて、意気揚々と大手ホワイト企業の営業職に取り組みました。

ですが、オールドスタイルの営業でガリガリ進めていくうちに、いくつかの壁にぶつかったのです。

  1. 知識レベルの高い人が多く、人間的に好かれるだけでは打破できない
  2. 縦断爆撃をしようにも登場人物が多すぎて、現実的ではない
  3. そもそもオールドスタイルの営業では、社内で評価されない
そこで初めて、今まで自分が「営業」だと思ってやっていたことは、営業という奥深い職種のごくごく一部でしか無かったことを思い知ったのです。

中小ブラック企業時代は、製造現場のおっちゃんに同じ商材を提案するだけの営業でした。

したがって同じ定型文を並べて機械的に提案するだけで良かったのですが、現職では提案する相手も違えば商材もそれによって変えないといけない。

しかもこれまで経験したことのない、女性のお客さんへの営業が主という状況でした。

自分の営業に初めて戦略性・知識を持ち込む必要が出てきました。僕が特に苦労したのは以下の4点。

  1. 一方的にこちらから話すのではなく、相手の話を聞いてから、それに合った提案をすること
  2. ポテンシャルのあるエリア・顧客に絞って、営業を回ること
  3. たくさんの登場人物の中から、採用権限の強いキーマンをかぎ分けること
  4. 人間的に好かれていないお客さんに対しても、技術的に納得させて採用にいたること
営業としてはどれも当たり前のスキル。ところが荒れ地に放たれたままの僕は、これらのスキルを系統立てて学んでこず、感覚だけでずっとやってきたのです。

感覚でやっていたことをロジカルに変えていく。

これこそがオールドスタイル営業からの脱却において大事なことであり、苦労したことでした。

幸いなことに大手ホワイト企業は、営業を野獣状態では放っておきません。

それぞれの企業なりに理想的な営業スタイル・採用にいたるステップを教育プログラムとして持っており、それらを学ぶ機会が充分にあります。

スタイルを変えなきゃいけないという面では、僕のようなブラック企業出身者は、始めこそ苦労するかもしれません。

しかし、自分のスタイルに一旦落とし込みさえすれば、遂行能力だけはきっちり叩き込まれているソルジャー。

問題なくこなしていけるでしょう。

 

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3. 事務処理と英語が絶望的なほどにできない

先ほど書きましたとおり、ブラック企業での営業マンは、きちんとした研修も受けないまま野に放たれ、荒れ地でたくましく育っていきます。

皆がそうだとは言いませんが、僕はそうでした。

戦略も知識も持たないまま、やみくもに外回りの営業をやっていた僕が、大手ホワイト企業へ移って驚いたこと。

それはただモノを売って数字を作ればいいだけではなく、事務処理の精度も求められることです。

事務処理の内容は多岐にわたります。

日々のメールや日報はもちろんのこと、資料作成や各案件の進捗フォロー、売上実績の管理や分析など。

結果だけでなく、そこにいたるプロセスも重視する、大企業ならではの特長かもしれません。

とにかく事務処理は多いです。

 

マクリン

動き回るだけの野獣営業マンだった僕は転職した当初、この事務処理への習熟という面で苦労しました。

 

元々は半導体エンジニアだったので、パワーポイントやエクセルといった基本的なソフトの操作は理解していました。

が、それでも4年間、これらと縁遠い生活を送ってしまっただけで、操作方法をずいぶん忘れてしまっていました。

売上実績の分析を重要視する企業では、特にエクセルのスキル どれだけ関数を使いこなせるか)が問われる場面は多いです。

 

マクリン

少なくともピボットテーブルやSUMIF関数までは使えるようにしておくと、営業以外の職種でも応用が効きますよ!

 

エクセルの場合は、分からない関数が出てくれば調べるクセをつけておくだけで、関数への習熟を早めることができます。

僕は机のかたわらに、辞書代わりに使えるこちらのエクセル書籍を置いています。

 

マクリン

本に載っている全関数を覚えるとなると大変ですが、分からないときに調べるくらいの感覚だと頭に入りやすいですよ。

 

僕のような外資系企業だと、もう1個付いて回るのが英語スキル。営業には全く必要のないスキルなので、こちらも絶望的にできない人がほとんどです。

ところが現職ふくめ多くの大手企業でいわれるのは、ある程度以上の英語スキルがないと一定の役職以上に昇進できないのです。

営業でいるかぎり使うことはほぼ無いのに、昇進のために勉強しないといけない英語。

できるだけ安く、かつ効率良く習得したいものです。

そういう観点では、実際に僕も使っていたオンラインレッスン「レアジョブ英会話」を強くおすすめします。

月額4,200円で月8回(25分/回)も受けられる上、スマホやタブレットからでもレッスンが受けられます。

講師は全員フィリピン人で優しい人が多く、英語の発音もキレイです。

 

マクリン

レアジョブのおかげで、昇進に必要な英語スキルを習得できました!
 

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「中小ブラック出身者が大企業で苦労したこと」まとめ

本記事は「中小ブラック企業の営業マンが、ホワイト企業に転職して苦労した3つのこと」について書きました。

ブラック企業とホワイト企業では、求められる能力の種類が大きく変わります。

始めこそ苦労するかもしれませんが、順応していくことでビジネスマンとしての幅を広げることができます。

また、ブラック企業を生き抜いてきた経験は、ある種何物にも代えがたいものであり、転職市場でも高い評価が得られます。

僕は転職エージェントの「DODA」を使って転職しましたが、転職活動自体はそれほど苦労しませんでした。

職場環境を変えてみたい方はぜひチャレンジしてみましょう。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

 

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