どうも、iPhone 14 Proユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。
12シリーズ以降から、付属品から充電器がカットされたため、まわりのiPhoneユーザーからも「充電器なにを使えばいいの?」とちょくちょく聞かれます。
iPhone 14シリーズは、有線接続だと30分で50%充電できる「高速充電」に対応しています。
ただ、この高速充電を発揮しようとなると、ふつうの充電器ではダメで、充電器が20W以上の出力に対応している必要があります。
12シリーズは18Wだったのですが、13や14シリーズから地味に2Wアップしています。
MagSafe充電器だと15Wあれば高速ワイヤレス充電が可能ですが、こちらも20W充電器でカバーできます。
それを知らずに昔のiPhoneの充電器を使うと5Wしかないので、それを13シリーズに適用しちゃうと、充電速度がめちゃくちゃ遅かったりします……。
そこで本記事では、100台以上の充電器をもつ僕が、おすすめのiPhone 14シリーズ用充電器を4つ紹介していきます。
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iPhone用充電器の選び方
iPhoneに適した充電器を選ぶうえで、いくつかのポイントがあるので紹介していきます。
PD対応USB Type-Cポートの充電器にする
iPhone 13用充電器は20W以上のものを選ぶ必要がありますが、それはUSBポートの種類をUSB Type-C(USB-C)にしぼることを意味します。
もっともポピュラーなUSBポート形状はUSB Type-Aですが、USB-Aだとケーブルの兼ね合いもあり、出力が18W以下に制限されてしまいます。
一方、USB-Cであれば18W以上の高出力をカバーし、ノートPCの充電にも使われています。
18W以上のUSB-Cポートは急速充電規格「USB Power Delievery(USB PD)」に対応し、これはUSB-Cのみがもつ機能的特徴でもあります。
このUSB PDの機能を発揮するためには、充電器・ケーブル・デバイスともにUSB PD対応でなくてはいけないので、PD対応USB Type-Cポートの充電器を選びましょう。
窒化ガリウム(GaN)搭載の充電器にする
充電器を外に持ち出したり、コンセントの場所をとらないうえで重要なのが充電器のサイズ。
軽量小型のほうがもちろん使いやすいですが、そのうえで窒化ガリウム(GaN)を搭載しているかどうかを気にするといいでしょう。
従来の充電器はスイッチング素子にシリコン(Si)という素材を搭載していますが、近年スイッチング素子の素材がGaNに置き換わった充電器が増えています。
SiからGaNになることで、同じ出力に立ち上げるのに必要な電圧値が小さくなります。
そのことで発熱を抑えられるため、充電器の内部パーツを小さくでき、その結果として充電器の小型化を実現できています。
iPhone 14シリーズにおすすめの充電器を紹介
iPhone 14シリーズにおすすめの充電器を紹介します。
左スライドで全表示
製品 | ||||
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サイズ | 約36 x 29 x 29mm | 約28 x 28 x 33mm | 約45 x 36 x 28mm | 約31 x 31 x 37mm |
重量 | 約38g | 約35g | 約71g | 約49g |
出力ポート数 | 1(USB Type-C x 1) | 1(USB Type-C x 1) | 2(USB Type-C x 2) | 2(USB Type-C x 1 / USB Type-A x 1) |
合計出力 | 30W | 20W | 40W(各ポート最大30W) | 15W(USB-C:最大20W / USB-A:最大18W) |
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
ProやPro Maxまで充電するなら「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」がおすすめです。
カラーは淡いブルーをはじめ、パープル・ブラック・ホワイトと男女ともに使いやすい色がそろっています。
特筆すべきはやはり、これだけのコンパクトさを実現しつつ、折りたたみプラグを搭載している点。
サイズは約36 x 29 x 29mmと同クラスの最小設計であり、もちろん卵サイズ未満です。
なんなら、iPhoneの昔の充電器(Apple 5W充電器)と並ぶ超小型となっています。
重量は約38gであり、MacBook Air充電器と比べても半分未満の軽量設計です。
iPhone 14 Pro充電時の出力は22W程度ありました。
30分充電で50%に到達するハイスピードぶりで、フル充電まで急ぐときほど重宝します。
サイズ・デザイン・性能ともに完成度高くまとまった、本命の30W充電器です。
DIGIFORCE 20W USB PD Fast Charger
個人的にもっとも愛用してる20W充電器が「DIGIFORCE 20W USB PD Fast Charger」です。
価格は税込み1,680円、同じく1ポートです。
こちらの特筆すべき点がカラーの豊富さ。
充電器は無骨なイメージがつきまといますが、DIGIFORCEはポップなカラーリングとなっています。
ネイビーブルーにチャコールグレー・オリーブグリーンのパステルカラー、当然ホワイト・ブラックもあり、男女問わず使いやすいカラーリングがそろってます。
サイズも小さくて、折りたたみプラグ式にもかかわらず約28 x 28 x 33mmで、Ankerとタテヨコ1mmずつしか変わりません。
ただ、重量は約35gとAnkerより5g程度重くなります。とはいえ、ぜんぜん許容範囲。
カラー・プラグ格納・携帯性と3拍子そろった充電器なので、家でも外でも使うモデルをお探しならかなりおすすめです。
CIO NovaPort DUO 30W
2ポートの充電器でおすすめなのが「NovaPort DUO 30W」です。
価格は税込み3,278円、2ポートで各30Wずつの出力に対応し、2ポート同時使用時では合計40W出力できます。

iPhone 2台充電でもいいですし、iPhone + iPad mini 6みたいな組み合わせでも使いやすいです。
表面にはキズつきにくいシボ加工が施され、長期間愛用できるデザインに仕上がっています。
サイズは約45 x 36 x 28 mmとタマゴ未満、重量は71gと、2ポートのUSB-C充電器では最小最軽量を実現しています。
2台同時充電できるモデルをお探しならかなりおすすめです。
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Charger
最後に紹介するのが、2ポートタイプの20Wクラス充電器「DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Charger」です。
色はネイビーブルー以外にホワイト・ブラックのベーシックカラー、チャコールグレー・オリーブグリーンと小洒落たカラーまで用意され、男女問わず使いやすいラインナップがそろっています。
サイズは約31 x 31 x 37mmと500円玉よりほんのり大きい程度におさめつつ、プラグも格納可能と、驚きの省スペース設計を実現しています。 同クラス2ポートのプラグ格納型では最小サイズとなっています。
同社の1ポート20W充電器「DIGIFORCE 20W USB PD Fast Charger」と比べても、ポート数が2倍にもかかわらず、若干の大型化にとどまっています。
なんなら、ひと昔前のiPhone充電器(Apple 5W充電器)と並べても、そんなに変わりません。
重量は約49gで、1ポートのDIGIFORCEに肉薄する軽さを実現しています。
USB-Cを1ポート接続した際は最大20W出力に対応し、iPhone 12/13シリーズの高速充電(30分で50%充電)をサポートしています。
2ポート使用時は合計最大15Wに制限されるため、スマホの急速充電は厳しいですが、スマホ(通常充電)+ イヤホンであれば同時充電可能です。
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerは「プラグ格納型で小さい2ポートのスマホ充電器が欲しい人」におすすめです。
iPhoneにおすすめの充電器まとめ
本記事は「iPhoneにおすすめの充電器はどれ?用途別にベストなモデルを紹介する」について書きました。
iPhone向けの充電器はさまざまあるので、自分の好みでぜひ選んでみてください。
- ProやPro Maxまで充電するなら「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」
- 家でも外でも使うなら「DIGIFORCE 20W USB PD Fast Charger」
- 2台同時充電するなら「CIO NovaPort DUO 30W」
- 2ポートの極小充電器「DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Charger」
僕は外に持ち出すことが多いので、この中ならDIGIFORCEとBelkinをよく使っています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。







