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ノーログVPNのおすすめはどれ?メリットデメリットと選び方のポイントも紹介!

どうも、VPNユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。

VPN(Virtual private Network)は、セキュリティ向上のために使用され、ビジネス・プライベート問わず使用するケースが多いです。

安全にインターネットするために必須ともいえるVPNですが、どのVPNが良いか決めるうえで外せないのが「ノーログポリシー」というワード。

「ノーログポリシーとは何なのか」「ノーログVPNは安全というが本当にそうなのか」疑問に思う人もいるでしょう。

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いろいろ調べたけど、ノーログがイマイチ理解できん…。

そこで本記事では、ノーログVPNの定義とメリットデメリットを解説したうえで、おすすめのノーログVPNや選び方のポイントも紹介します。

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。 プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

ノーログとは何か?

ノーログとはそもそも何なのか、その定義とログ保存VPNとの違いを解説します。

ノーログの定義

VPNサービスを利用すると、VPNサーバには本来「ユーザー情報」「接続ログ」「VPN使用ログ」が保存されます。

保存される情報には以下のものがあります。

保存される情報 内容
ユーザー情報
  • ユーザー名
  • パスワード
  • メールアドレス
  • 氏名
  • 住所
  • 支払い情報
  • 契約期間
接続ログ
  • IPアドレス
  • タイムスタンプ(VPN接続開始・終了時刻)
  • 通信データ量
VPN使用ログ
  • 閲覧履歴
  • ダウンロードファイル
  • 使用したプロトコル
  • VPNソフトのバージョン

一方、VPNサービスが「ノーログ」とうたっている場合、VPNの運営元がサーバ内にこれらの情報を一切保存しません

ノーログとは「ユーザーの情報をログ形式で取り扱わないこと」を指します。

ログを残さないことで、悪質なユーザーからの情報抜き取りやデータの改ざんなどを防ぐことができ、ユーザーのプライバシーが保護されます

そのためノーログVPNは、インターネットを安全に楽しむためにも必須といえるネットワークです。
 

ログ保存VPNとの違い

ノーログVPNとログ保存VPNとの大きな違いは、プライバシーの保護があるかどうかです。

ログ保存VPNは無料で提供しているケースが多く、暗号化のセキュリティレベルが低いという懸念点があります。

運営元が接続ログなどの情報が保存してしまうため、個人情報漏洩ろうえいやサイバー攻撃などのリスクが格段に高くなります。

また、サーバ数が少なかったり通信が不安定だったりと、VPNを接続したい国に接続できない可能性があるので不安な点が多いです。

一方、ノーログVPNは有料サービスがほとんどですが、ユーザーの情報を保存しないためにセキュリティが高く、プライバシーが保護されます。

VPN接続時の検索履歴や機密情報がれる可能性は低く、通信も安定しているケースが多いです。

したがって、自身の状況に合うログなしVPNを利用することをおすすめします。

ノーログVPNのメリットデメリット

ここからは、ノーログVPNのメリットデメリットを解説します。
 

メリット

ノーログVPNのメリットは以下の3つです。

プライバシー保護

ユーザーのプライバシーが保護されることは、ノーログVPNの最大のメリットの1つといえます。

ノーログVPNは前述のとおり、ユーザーの情報を保存しません。

IPアドレスが記録されないので、閲覧履歴やダウンロードしたファイルが記録されず、快適にインターネットを利用できます。

セキュリティ向上

ノーログVPNは、カフェやホテルなどのフリーWiFiを安全に使用するためにも有効です。

フリーWiFiは、同じアクセスポイントにいる人たちが受信でき、データが暗号化されていないのでセキュリティが無いに等しいです。

なかには端末をウイルスに感染させたり、情報を抜き取ってしまう悪質なユーザーもいます。

ノーログVPNは、仮想的な専用ネットワークを通じて情報を常に暗号化して通信するため、危険リスクを格段に減らせ、セキュリティを大幅に向上させることが可能です。

ジオブロック解除

海外のVODサービスや音楽配信サービスの一部にはジオブロック(地域制限)があり、対象地域に居住していないと利用できません。

運営元は、アクセス元のIPアドレスからユーザーのアクセスしている地域を判別し、対象地域以外からの場合はブロックしてしまいます。

その点、ノーログVPNはジオブロックを回避し、地域限定サービスを利用できるようになるのです。

ノーログVPNは、ユーザーのアクセス元が第三者に特定されず、VPNサーバの接続先がアクセス元とみなされます。

中国などのネット規制が厳しい国でも同様の事象が発生しますが、その国にVPNサーバが設置されているノーログVPNを使用すればアクセス可能です。
 

デメリット

ノーログVPNは便利かつ安全にインターネットを楽しめます。

しかし、いくつかの注意点もあるので、自身に合うノーログVPNを選ぶためにも以下の2つを確認しておきましょう。

VPNの運営元はログの確認ができてしまう

VPNの運営元は、ユーザー情報やVPN使用ログなどを確認できてしまいます。

外部へ情報が漏れないよう徹底しているといえど、重大犯罪などで警察から圧力がかかると、運営元がバラしてしまう可能性もあります。

VPNの運営会社や状況によっては情報が開示されるため、プライバシーが保護されているからといって好き勝手に不適切なコメントや著作権違反の動画アップ・違法ダウンロードはせず、ネットリテラシーを高く持ちましょう。

情報が一時的に保存されている可能性がある

VPNの運営元によっては、ノーログポリシーを掲げていても、一部の情報を保存している可能性があります。

運営元がノーログポリシーと主張してしまえば、ユーザーはノーログVPNとして利用してしまうので、信頼性のある会社かどうかを見極める必要があるのです。

ノーログながらも一部情報を保存している企業は、基本的にどの情報を収集しているのかを明確に表記しています。

しかし、一部の信頼性に欠けるVPNサービスでは、ノーログといいながら複数の情報を収集していたり、公式サイトに運営元やセキュリティポリシーなどの情報すら記載されていないケースがあります。

一切のログを公開しないと明記しているVPNや、第三者機関の監査によってノーログが立証されているVPNのような、信頼性の高いノーログVPNを使用しましょう。

NordVPN

ノーログでおすすめのVPN5選

ノーログポリシーを掲げていて信頼性のある、おすすめのVPNを5つ紹介します。

VPN名 NordVPN
ExpressVPN
Surfshark
CyberGhost
MillenVPN
月額料金 530円~1,840円 6.67 USD~12.95 USD
(約900円~約1,748円)
299円~1,684円 320円〜1,790円 396円~1,496円
プライバシー
ポリシー
ノーログポリシー
サーバ設置国 59ヶ国 94ヶ国 100ヶ国 91ヶ国 72ヶ国
サーバ台数 5,551台 3,000台以上 3,200台以上 9,200台以上 1,300台以上
最大同時接続
デバイス数
6 5 無制限 7 10
返金保証 30日間 14〜45日間 30日間
注意
ドル表記の金額は1ドル135円で換算しています。また、いずれのサービスも割引率が時期によって異なる可能性があります。

総合的におすすめのVPNは、こちらの記事でも紹介しているのであわせて参考ください。

 

NordVPN

NordVPNは、業界初の第三者機関による監査を実施したVPNです。

nordvpn

NordVPNは、第三者機関の4大監査法人による監査を実施し、2018年にノーログであることを立証しています。

その後も監査を2020年・2023年に実施し、ノーログポリシーに違反した兆候はありません。

セキュリティレベルも高く、信頼性が非常に高いです。

通信も安定し、300〜600Mbps程度の速度が出るので、実利用で困ることはほとんどないでしょう。

また、月額換算530円からと低価格なうえ、直感的に操作しやすいため、初めてVPNを使う人にもおすすめです。

 
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ExpressVPN

ExpressVPNは、最高レベルのセキュリティを保持しているVPNです。


 
ExpressVPNは、セキュリティに「AES-256bit」という暗号化技術を採用しています。

この技術は、機密情報を保護するための高度なアルゴリズムで、米国でも採用されているセキュリティです。

採用プロトコルは「Open VPN」や「IKEv2/IPSec」など複数あり、プライバシーやセキュリティを重視している人におすすめできます。

また「Network Lock」という、VPN接続が何らかの理由で切断されたときに、インターネット接続を自動で切断する機能があり、情報漏えいを防げるのもメリットの一つです。

月額換算900円とVPNのなかでは高額ですが、値段以上のサービスを提供してくれます。

 
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SurfShark

Surfsharkは、低価格ながらユーザーを保護するサービスを提供しているVPNです。

Surfshark

2年契約だと月額299円から利用でき、デバイスの同時接続数が無制限なのが魅力的です。

Clean Web」という、広告とマルウェアをブロックできる機能を提供し、広告が読み込まれる前にブロックしてくれるので、ストレスなく利用できます。

また、個人情報漏えいを検知したときに通知する「Alert」、不正アクセスやウイルスから守る「Antivirus」、プライバシー保護ができる検索エンジン「Search」の三つが有料オプションで利用可能です。

通信はサーバ・接続国・時間帯によって不安定になるケースがあるため、サブ用のVPNを探している人におすすめです。

 
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CyberGhost

ノーログを証明するレポートを発行しているVPNが、CyberGhostです。

CyberGhost
 
3ヶ月に一度、業界初の透明性レポートを発行し、顧客データの取り扱いについて透明性を公開しています。

透明性レポートには「ルーマニアの法律上、データを保存する義務がない。そのため、情報を提供しろと要求があったとしても応じられない」と記載されています。

ただし、VPNでの悪用が発覚した場合、CyberGhostの法務チームから注意喚起され、同社の弁護士からは法的措置が施されるため、クリーンな利用を心がけてください。

また、掲げているノーログポリシーは、あくまでVPNサービスに関するものなので、緊急時などはメールアドレスが開示される恐れがあることを覚えておきましょう。

 
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MillenVPN

MillenVPNは日本の企業が運営し、日本の法律を遵守しているVPNです。

アズポケット株式会社が、世界最高水準のプライバシー保護を念頭に運営しています。

日本の会社なので、海外製のVPNでは不安を感じる人にも安心感が強く、日本国憲法第21条の「通信の秘密」を遵守して運用しているので信頼感も高いです。

通信の秘密とは
ユーザー名・住所・通信記録などの「通信に関するやりとり」を秘密事項として保護することです。これを違反した事業者は、罰金や懲役などの罰則が課せられます。

ノーログポリシーは、VPNに関する情報に適用されるため、VPNの接続ログや使用ログは保存されません。

ただし、決済やサービスの品質保持などのために、以下の最低限の情報を収集しています。

  • クレジットカード情報(Stripeが保持し、MillenVPNでは保持しません)
  • 契約時のIPアドレス
  • VPNサーバーのロケーションの選択情報
  • 月あたりに転送された通信量の合計
  • 利用されているアプリのバージョン

サーバ数は72ヶ国以上に1,300台以上と、他社と比べると多くはありませんが、一般的な利用であれば問題なく使えます。

また、デバイスの最大接続数が10台までと多いのも、大きなメリットです。

 
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ノーログVPNを選ぶポイント

快適なインターネットをするために、ノーログVPNを選ぶポイントが3つあります。

それぞれくわしく紹介するので参考にしてください。

 

信頼性の高い企業を選ぶ

セキュリティやプライバシー保護の透明性が高い企業は、運営元やセキュリティポリシーなどの情報も記載しているので信頼性が高いです。

信頼性が低い企業に「Thunder VPN」や「VPNネコ」が挙げられますが、公式サイトに運営元の情報などが一切公開されておらず、暗号化のセキュリティレベルも低いです。

VPNは主に、セキュリティ確保を目的として利用します。

情報を公開していないと信頼性が高いとはいえないので、そういった企業のサービスは利用しないようにしましょう。
 

評価やレビューを参考にする

VPNを調べていると、品質や価格で迷ってしまうケースがあります。

そういった場合は、実際の通信速度や使用感に関する評価やレビューを見てみると良いでしょう。

VPNは、自宅のWiFiや同時接続数など、環境によって使い心地が異なり、せっかく契約しても思うように利用できない可能性があります。

自身の環境に近いレビューを参考にすることで、契約後の失敗も防ぐことが可能です。

使いやすさやサポート体制を重視する

使いやすさでは、通信速度や対応デバイス数、接続したい国にサーバが設置されているかなどを確認してください。

また、VODサービスを利用したい人は、VPNによってそのサービスが利用可能か異なるので注意しましょう。

サポート体制では、トラブルが発生したときにすぐに対応できるよう、日本語に対応しているか、24時間対応してくれるのかを確認しておくと良いです。

マクリン
契約してから「思っていたものと違った」とならないよう、慎重に選びましょう!

ノーログVPNに関するよくある質問

ノーログVPNに関するよくある質問をまとめました。

 

ノーログVPNはログを本当に保存していない?

ノーログかどうかを確かめるのは困難ですが、NordVPNのように第三者機関からの監査を実施し、保存しているログが見つからなかったために、ノーログポリシーが証明されたケースがあります。

また、ExpressVPNもノーログポリシーが実証された事例があるので紹介します。

2016年、トルコで起きたある事件の容疑者が、ExpressVPNを利用していることがわかり、トルコ当局は事件の詳細を調べるためにサーバを押収しました。

しかし、ノーログポリシーをしっかり守っていたために、容疑者に関する情報が一切残っていなかったのです。

これにより、ExpressVPNは一切のログを保存していないことが証明されました。

このように、信頼性の高いノーログVPNはログを保存していないことが分かります。

ただし一部のサービスでは、ノーログと謳いながらもログを保存している悪質なものもあるので、注意してください。
 

ノーログを掲げている無料VPNは安全ですか?

無料VPNはセキュリティが脆弱ぜいじゃくで、海外コンテンツがブロックされる可能性もあるため、安全とはいえません

しかし、下記のVPNはノーログまたは一部ノーログで比較的安心して利用できるので、無料しか利用できないという人におすすめです。

ノーログの無料VPN

上記のVPNはいずれも有料プランがあるので、使用感を確かめたい人にも良いでしょう。

ただし、無料プランだとサーバ数設置国や台数が極端に少ないので、十分な利用ができない可能性があります。

無料のノーログVPNはこちらの記事でくわしく解説しているので、こちらを参照ください。

トレントはノーログVPNを使って利用したほうがいい?

トレントは、さまざまなファイルをダウンロードおよびアップロードできますが、なりすまし詐欺や違法ファイル共有などのリスクが多く、悪質なユーザーも多いです。

そのため、ノーログVPNでサーバを経由したほうが、安全にトレントを利用できます。

しかし、VPNサービスによってはトレント利用時に接続できないケースもあるので、利用可能かどうかを確認してからトレントを使いましょう。
 

ノーログVPNを使ってても警察に身元特定されるときってある?

5chやTwitterなどで起きた誹謗中傷や違法ダウンロードなどの犯罪行為から、身元が特定されるケースがあります。

たとえば、ノーログVPNを使ってTwitterで誹謗中傷し、その前後で同じアカウントにノーログVPNを接続しない状態でログインした場合が挙げられます。

なにげない一言が、身元特定や開示請求につながってしまうケースもあるので、日頃から注意して利用することが大切です。

まとめ:安全にインターネットをするならノーログVPN

本記事では、ノーログVPNのメリットデメリット、おすすめや選び方のポイントについて、くわしく解説しました。

ノーログVPNは、信頼性の高い企業のサービスでないと、安心して利用できません。

無料のノーログVPNも、使い方次第では比較的安全に利用できますが、サーバ数や通信速度・セキュリティなどで多くのデメリットが生じます。

本記事で紹介した、有料でも安心して使えるノーログVPNをなるべく使うようにしましょう。

おすすめのノーログVPN

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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