【決定版】おすすめのWiFiルーターはどれだ!? タイプ別に選び方も紹介!


新しいWi-Fiルーター(無線LANルーター)が出たら、次々と買ってしまうマクリン( @Maku_ring)です。

インターネットの快適性は、WiFiルーターの性能で決まるといっても過言ではありません。

我が家のように、スマホ・タブレット・ノートPC・プリンターなど、Wi-Fi対応デバイスが増えるほど、その差は顕著けんちょです。
 

ヨメ

あんなに持ってるけど、結局どれが一番いいの?
 
ルーターにも実はいろんな種類があるから、どう使うかでどれがいいのか変わってくるんだよね!

マクリン

 

ヨメ

え〜、そんなのよく分からないんだけど。
 
どのWi-Fiルーターが合うか見極めるには、使い方に合わせてルーターのタイプをしぼる必要があります。

そこで本記事では、数々のルーターを使用してきた僕が、タイプ別におすすめのモデルを紹介していきます。
 

Wi-Fiルーターの種類とおすすめユーザー

現在主流のWi-Fiルーターは、以下の4種類に大きく分けられます。

いずれのルーターも異なる特徴と利点がありますので、簡単に紹介していきます。
 

ホームルーター

Wi-Fiルーターは従来、モデムとつないで有線からWi-Fiに変換し、さまざまなWi-Fiデバイスに接続するデバイスです。

従来のWi-Fiルーターの説明
 
ですが、ホームルーターは「モバイルルーターの据え置き版」であり、ルーター自体にインターネット通信するためのSIMカードが挿されています。

ホームルーターは端末自体にSIMカードが挿入

マクリン
つまり、モデムとの接続なしにルーターを部屋に置くだけでインターネットができちゃいます!

言い換えると、固定回線の契約なしに、届いたその日からインターネットができるルーターともいえます。
 

メッシュルーター

メッシュルーターは「メッシュWiFiに対応する無線LANルーター」です。

メッシュWiFiとは「網目状あみめじょうに張り巡らされたWi-Fiネットワーク」のことを指します。

元々は公衆Wi-Fi(カフェ・コンビニ・駅・空港などのWi-Fi)向けに使われていた技術で、2017年半ばから家庭用のWi-Fiルーターにも導入されるようになりました。

メッシュルーター最大の特徴が「複数台のルーターでネットワークを形成すること」です。

このように、モデムとつながったメッシュWi-Fiルーター(本体)と、1つ以上のメッシュWi-Fiサテライトで構成されています。

本体とサテライトは専用の無線バンドで通信し、これらの集合体で網目状のネットワークを形成することから「メッシュWi-Fi」と呼ばれます。

メッシュルーターのメリットとして、場所によらず、安定したネットワーク通信を常に得られることです。
 

マクリン
場所による電波の強弱がほとんどないのが、メッシュルーターの強み!

Wi-Fi6ルーター

近年増えてきているのがWi-Fi6対応のルーターです。

Wi-Fi6は最新のWi-Fi規格で、iPhone 12シリーズが対応したのを皮切りに注目を浴びています。

従来のWi-Fi(Wi-Fi5)にくらべ、Wi-Fi6はかなり進化しています。

Wi-Fi6と従来のWiFiの違いは?

つまり、最大速度が1.4倍になり、速度低下にならない同時ユーザー数が2倍になりました。
 

マクリン
単純に速いだけでなく、多数接続に耐えられる丈夫さを持ってます!

Wi-Fi6対応デバイスとWi-Fi6ルーターを組み合わせると超高速になるため、スピードを優先する人にぴったりのルーターといえます。
 

Wi-Fi5ルーター

Wi-Fi6ルーターが速いとはいえ、値はそれなりに張るので、ボリュームゾーンはWi-Fi5ルーターです。

電気屋さんに置いているルーターのほとんどは、このタイプになります。

メッシュルーターやWi-Fi6ルーターが登場したこともあり、ますます手頃価格になってきています。

Wi-Fi6ルーターがその真価を発揮するには、デバイス側もWi-Fi6に対応していないといけませんが、Wi-Fi5ルーターはそれを気にする必要がありません。
 

マクリン
なぜなら多くのノートPCやスマホは、Wi-Fi5までの対応だからです!
 
ルーターの性能を100%出し切れ、かつ値段も安いため、コスパ観点では最強といっても過言ではないでしょう。

接続設定が簡単に済む製品が多いので、家電にくわしくない人でも取り扱いやすいのも利点です。

各ルーターのおすすめユーザー

それぞれのWi-Fiルーターが向いている人は以下のとおりです。

各ルーターの想定ユーザー

届いたらすぐに使えるホームルーターは、引越しの多い人や(僕みたいな)面倒くさがりにぴったりのルーターです。

一軒家や部屋数が多いなど、広エリアで安定したインターネット環境を得たい人には、メッシュルーターをおすすめします。

動画視聴はもちろん、シビアなオンラインゲームでは速度遅延が命取りであるため、とにかくスピード重視の人にはWi-Fi6ルーターです。

それから、価格も性能もそこそこにおさえたい人は、Wi-Fi5ルーターがベストチョイス。

それでは、これら3タイプのおすすめ製品を挙げていきます。

おすすめのホームルーター

ホームルーターの回線は、大きく分けて以下の2種類があります。

回線の種類

  • WiMAX
  • SoftBank

 
WiMAXとSoftBankにはそれぞれ下記の特徴があります。

回線の特徴
  • WiMAX 速度は早いが、障害物に弱い
  • SoftBank 速度は遅いが、障害物に強い
マクリン
「繊細なスピードスター」がWiMAX、「打たれ強いけど鈍足」なのがSoftBankです!

障害物に弱いといわれるWiMAXサービスですが、広エリアかつ高速のau 4G LTE回線とのハイブリッドであるため、不便を感じるシーンは多くありません。

また、ホームルーターは定位置に置いて使うため、自宅さえつながれば問題なく、基本的にWiMAXのホームルーターをおすすめします。

WiMAXのホームルーターでも、どのプロバイダを選ぶかで名称が異なりますが、その中身はいずれも同じWiMAX回線なので変わりません。

では何を優先すべきかというと「キャッシュバック金額の大きさ」。

その観点で僕がおすすめするのは、ポケットWiFiでも愛用しているGMOとくとくBBです。

 
 
GMOとくとくBBの特徴として「キャッシュバック金額が最も大きい」があります。

WiMAXの提供プロバイダは数あれど、これだけキャッシュバックがあるのはGMOとくとくBBのみです。

サービス名 キャッシュバック金額 ルーター端末
GMOとくとくBB 30,000円 L02
JPWiMAX 11,000円 L02
BIGLOBE WiMAX 2+ 7,000円 L02
UQ WiMAX 3,000円 L02
Broad WiMAX 0円 L02
So-net 0円 L02
@nifty WiMAX 0円 L02

キャッシュバックのない会社は、月額料金をその分下げているサービスが多いですが、それを加味してもGMOとくとくBBは2位のものより年間4,000円程度お得

マクリン
すなわち最安値のサービスなのです!

料金プランは以下のとおりです。

プラン名 ギガ放題プラン 7GBプラン
月額 契約月〜2ヶ月目:3,609円
3ヶ月目〜:4,263円
3,609円
キャッシュバック金額 34,800円
月間容量 無制限
※3日10GB超で翌日まで最大128kbps制限
7GB
※7GB超で最大128kbps制限
契約期間 3年縛り
解約金 1~12ヶ月目:19,000円(税抜)
13~24ヶ月目:14,000円(税抜)
25ヶ月目以降(更新月以外):9,500円(税抜)
37ヶ月目・73ヶ月目(更新月):0円
事務手数料
新規発行時に事務手数料:3,000円(税抜)が発生します。
 
固定回線代わりに使うホームルーターで月7GBの制約はなかなか厳しいので、基本的にギガ放題プランをおすすめします。

光回線は月4,000〜5,000円かかるので、キャッシュバックがある分、ホームルーターのほうがリーズナブルです。

ただし、(全てのWiMAXプロバイダに存在するものですが)3日で10GBの容量制限があるので注意ください。

通常使用している分には基本超えないものの、据え置きゲーム機で長時間プレイしたり、何人かでシェアするとあっという間に到達するので、その点だけ注意しましょう。

ただ、翌日まで我慢すれば、低速制限が解消されるので良心的です。

あとは3年縛りにともなう「解約料」があります。
 

マクリン
1年以内に解約すると2万円近くかかります……。

高品質のWiMAXサービスを安く使えるのと引き換えに、制約があることをおぼえておきましょう。

GMOとくとくBBのルーター端末は、ホームルーターでも最高スペックの「Speed Wi-Fi HOME L02(通称L02)」です。

WiMAXホームルーターの端末はSpeed Wi-Fi HOME L02

端末名 最大通信速度 最大同時接続数 対応ネットワーク 無線LAN規格
「Speed Wi-Fi HOME L02」
下り最大:1.0Gbps/上り最大:75Mbps 最大約40台(2.4GHz:20台、5GHz:20台) WiMAX 2+
au 4G LTE
IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)
IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯)
「WiMAX HOME 01」
下り最大:440Mbps/上り最大:75Mbps 最大22台(LANポート:2台、2.4GHz:10台、5GHz:10台) WiMAX 2+
au 4G LTE
IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)
IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯)
「Speed Wi-Fi HOME L01/L01s」
下り最大:440Mbps/上り最大:75Mbps 計42台(LANポート×2台、Wi-Fi SSID×2×20台) WiMAX 2+
au 4G LTE
IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)
IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯)

 
ルーター端末「L02」は、2.4GHz帯と5.0GHz帯の2種類をそなえるデュアルバンドルーターです。

WiMAXホームルーターの端末はSpeed Wi-Fi HOME L02
 
それぞれの周波数帯には以下の特徴があります。

Wi-Fi電波の特徴

  • 2.4GHz帯 速度は遅いが、障害物に強い
  • 5.0GHz帯 速度は早いが、障害物に弱い

 
つまり「繊細なスピードスター」が5.0GHzですが、速さは正義なので、基本的に5.0GHz帯にすることをおすすめします。

それからWiMAXホームルーターには、WiMAX回線のみの「ハイスピードモード」とau LTE回線も使える「ハイスピードプラスエリアモード」があります。

モード WiMAX2+ au 4G LTE
ハイスピード
ハイスピードプラスエリア
注意
ハイスピードモードに月間の容量制限はありませんが、ハイスピードプラスエリアモードには月間7GBの容量制限があります。
 
まずはハイスピードモードの5.0GHz帯で通信速度を計測しました。



送受信の速度

  • 下り(ダウンロード) ネット閲覧・アプリダウンロード・動画鑑賞時の速度
  • 上り(アップロード) メール送信・データアップロードの速度

30Mbps程度であり、Webサイト・SNS閲覧はもちろん、動画鑑賞でも不便を感じることはない速度です。

(我が家の環境だと)ハイスピードプラスエリアモードでは150Mbps程度まで伸びます。



マクリン
ホームルーター最高クラスのサクサク感ですよ!

ちなみに我が家で使用している、最大1Gbpsの光回線の通信速度がこちら。



マクリン
下りにいたってはなんと、ホームルーターが固定回線を上回る結果に……!

とはいえ、ルーター端末「L02」の最大通信速度は1Gbps(1000Mbps)。

ハイスピードプラスエリアモードを駆使すれば、ホームルーターのほうが高速になることもあります(もちろん環境による)。

マクリン
ホームルーターはもはや単なる固定回線の簡易版ではありませんよ!

 

CHECK NOW

 

おすすめのメッシュルーター

我が家でも愛用しているNETGEARの「Orbi WiFi6」がもっともおすすめです。

その理由のひとつが最大通信速度

理論値ではあるものの、この数値が大きいほど、実際のスピードも速くなりやすいです。

主要なメッシュルーター7製品の周波数と通信速度をまとめると、以下のとおりになります。

製品名 周波数 最大通信速度(理論値) WAN/LANポート数 CPU
バッファロー「WTR-M2133HP
2.4GHz + 5.0GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】300Mbps
【5.0GHz】866Mbps
【5.0GHz】866Mbps
ギガビットWAN x 1
ギガビットLAN x 3
クアッドコア
TP-Link「Deco X20
2.4GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】574Mbps
【5.0GHz】1201Mbps
ギガビットWAN/LAN x 2 クアッドコア
TP-Link「Deco X60
2.4GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】574Mbps
【5.0GHz】2402Mbps
ギガビットWAN/LAN x 2 クアッドコア
LINKSYS「VELOP MX5300
2.4GHz + 5.0GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】1147Mbps
【5.0GHz】2402Mbps
【5.0GHz】1733Mbps
ギガビットWAN x 1
ギガビットLAN x 4
クアッドコア
NETGEAR「Orbi WiFi6
2.4GHz + 5.0GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】1147Mbps
【5.0GHz】2402Mbps
【5.0GHz】2402Mbps
2.5Gbps対応WAN x 1
ギガビットLAN x 4
クアッドコア
TaoTronics「TT-ND001
2.4GHz + 5.0GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】400Mbps
【5.0GHz】866Mbps
【5.0GHz】1733Mbps
ギガビットWAN x 1
ギガビットLAN x 3
クアッドコア
Goole「Google Nest Wifi
2.4GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】400Mbps
【5.0GHz】866Mbps
ギガビットWAN x 1
ギガビットLAN x 1
クアッドコア

7製品のうち、Google Nest WifiとDeco X20とX60がデュアルバンドで、他4製品はトライバンドとなっています。

マクリン
Wi-Fiデバイスが多い環境であれば、より多い周波数帯を使えるトライバンドがおすすめですよ!

トライバンドに対応した4製品の中で、Orbi WiFi6VELOP MX5300Wi-Fi6対応ルーターでもあります。

しかもOrbi WiFi6は、メッシュルーター唯一の2.5Gbps対応WANポート搭載モデル

それもあって最大通信速度は最大2402Mbpsと頭ひとつ抜けており、スピードにこだわるならばこちら一択でしょう。

Orbiをおすすめするもうひとつの理由がLANポート数

メッシュルーターはLANポートが1台あたり2つのモデルが多く、有線LAN接続のデバイスが多い人には不向きといわれています。

ですが、Orbi WiFi6はなんと、LANポートを4つも備えています。

Orbi WiFi6のLANポート

通信速度を確保したい機器をあえて有線LAN接続にすることもあるため、これだけポート数があると、なにかと利便性は高いです。

おすすめのWi-Fi6ルーター

Wi-Fi6ルーターでは、BUFFALOの「WXR-6000AX12S」が頭ひとつ抜けています。

BUFFALO WXR-6000AX12SはデュアルバンドのWi-Fi6対応ルーター

最大10Gbps対応のWANポートとLANポートを搭載し、真の意味での10Gbps対応モデルを体現しています。

それからルーターの速度に大きく関係するストリーム数(=アンテナの本数)

ストリーム数
ストリーム数は「道の本数」がイメージしやすく、電波の通る道の数が多いほど、高速に通信することができます。つまり、ストリーム数と最大通信速度は比例します。

電波の通る道の数が多いほど、多数のデバイスをつないでも高速に通信することができます。

BUFFALOふくむ、主要なWi-Fi6ルーターの最大通信速度とストリーム数は以下のとおりです。

製品名 周波数 最大通信速度(理論値) ストリーム数(受信 x 送信) 推奨接続台数(メーカー公称) 価格
BUFFALO「WXR-6000AX12S
2.4GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】1147Mbps
【5.0GHz】4803Mbps
【2.4GHz】4 x 4
【5.0GHz】8 x 8
〜64台 38,000円前後
ASUS「RT-AX82U
2.4GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】574Mbps
【5.0GHz】4804Mbps
【2.4GHz】2 x 2
【5.0GHz】4 x 4
〜72台 19,000円前後
NETGEAR「Nighthawk RAX120
2.4GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】1200Mbps
【5.0GHz】4800Mbps
【2.4GHz】4 x 4
【5.0GHz】8 x 8
〜56台 29,000円前後
TP-Link「Archer AX73
2.4GHz + 5.0GHz 【2.4GHz】574Mbps
【5.0GHz】4804Mbps
【2.4GHz】2 x 2
【5.0GHz】4 x 4
〜80台 14,000円前後

周波数帯はいずれも2.4GHzと5.0GHz、2種類の電波をもつデュアルバンドで、最大通信速度もほぼ互角。

ストリーム数はBUFFALOとNETGEARが12本で、他2製品は6本です。

ただし、価格とストリーム数はトレードオフであるため、ご自身の予算に照らし合わせて考えるといいでしょう。

また、LANポート数でもBUFFALOは群を抜き、最大10Gbps対応のWANポート・LANポート(10GbEポート)を唯一搭載しています。

製品名 1Gbps対応WAN 2.5Gbps対応WAN 10Gbps対応WAN 1Gbps対応LAN 2.5Gbps対応LAN 10Gbps対応LAN USBポート
BUFFALO「WXR-6000AX12S
1 3 1 USB 3.1 x 1
ASUS「RT-AX82U
1 4 USB 3.1 x 1
NETGEAR「Nighthawk RAX120
1 4 1 USB 3.0 x 2
TP-Link「Archer AX73
1 4 USB 3.0 x 1

Wi-Fi6は元来、最大速度(理論値)9.6Gbpsを実現できる規格。

マクリン
つまり、バッファローとASUSだけがWi-Fi6を活かしきれるのです!

その実力をしっかり発揮するためには、光回線ならびにLANケーブルも10Gbps対応でないといけないので、その点だけ気をつけましょう。

  
価格を1万円台におさえるなら、TP-Link Archer AX73がおすすめです。

TP-Link Archer AX73はデュアルバンドのWi-Fi6ルーター

10Gbpsポートは搭載していないものの、1万円台前半で買えるモデルとしては、かなり良くまとまっています。

同社のWi-Fi6ルーターでも、6ストリームかつv6プラス対応はポイントが高く、最大通信速度も頭ひとつ抜けています。

製品
サイズ 273 × 147 × 49 mm 262 × 144 × 51 mm 260 × 135 × 39 mm 273 × 147 × 49 mm
ワイヤレス規格 2.4GHz:IEEE 802.11b/g/n/ax
5.0GHz:IEEE 802.11n/ac/ax
周波数 2.4GHz+5.0GHz
ストリーム 6本 4本
最大通信速度(理論値) 2.4GHz:574Mbps
5.0GHz:4,804Mbps
2.4GHz:574Mbps
5.0GHz:4,324Mbps
2.4GHz:574Mbps
5.0GHz:1,201Mbps
2.4GHz:574Mbps
5.0GHz:2,402Mbps
ワイヤレスセキュリティ WPA
WPA2
WPA3
WPA/WPA2-Enterprise(802.1x)
WPA
WPA2
WPA/WPA2-Enterprise(802.1x)
CPU 1.5GHzトリプルコアCPU 1.5GHzトリプルコアCPU 1.5GHzクアッドコアCPU デュアルコアCPU
インターフェース 1Gbps WANポート x 1
1Gbps LANポート x 4
プロトコル IPv4 / IPv6 IPv4
価格 13,600円前後 11,600円前後 8,700円前後 11,800円前後

ただ、価格にこだわる人は、最大通信速度が若干落ちるものの、同じくv6プラス対応のArcher AX4800もおすすめです。

1万円台前半と安いのにくわえ、Wi-Fi6・v6プラス・OneMesh対応と、現実的な路線では最強のルーターといえるのではないでしょうか。

おすすめのWi-Fi5ルーター

Wi-Fi5ルーターでは「TP-Link Archer C80」がコスパのすぐれた製品です。

TP-Link Archer C80の外箱
 
デュアルバンドであり、2.4GHz帯と5GHz帯、2種類の電波を提供しています。

Archer C80はデュアルバンドのWi-Fi5対応ルーター
 
通信速度は5.0GHzの下りで600Mbps以上観測でき、最大1GbpsのWANポートであることを考慮すると、最大速度の半分以上出ていました。

2.4GHz帯

5.0GHz帯

送受信の速度

  • 下り(ダウンロード) ネット閲覧・アプリダウンロード・動画鑑賞時の速度
  • 上り(アップロード) メール送信・データアップロードの速度

我が家の環境もありますが、Wi-Fi5にもかかわらず、Wi-Fi6のエントリーモデル並みの数値で驚きました。

この背景として、3ストリームのMU-MIMOに対応し、最大通信速度がそれぞれ2.4GHz帯:600Mbps / 5.0GHz帯:1,300Mbpsであることが大きいです。

MU-MIMOは複数本のアンテナで異なるネットワーク通信を行う仕組みですが、平たく書くとMU-MIMOでは同時通信することができます。

Archer C80はMU-MIMOをサポート

TP-Link Archer C80最大3ユーザーの同時通信に対応し、Wi-Fiデバイスが増えがちな家庭でも効力を発揮します。

 
Wi-Fi5ルーターでは、TP-Linkの「Archer A10」もかなり優秀です。

Wi-Fi5ルーターでは高めの4ストリームモデルであり、最大通信速度は1733Mbps(5.0GHz)+ 800Mbps(2.4GHz)をほこります。

また、全方位に安定した電波を供給する「ビームフォーミング機能」を搭載し、離れた位置でも速度低下が小さいというメリットがあります。

マクリン
スマホとの接続性が高いので、スマホを多用する人には特におすすめですよ!

おすすめのWi-Fiルーターまとめ

本記事は「【決定版】おすすめのWiFiルーターはどれだ!?タイプ別に選び方も紹介!」について書きました。

ホームルーター・メッシュルーター・WiFi6ルーターの特徴は異なり、自分に合ったタイプを選ぶためには、それぞれの強みをおさえることが大切です。

しかも、ルーターの性能進化は早いので、できればそのとき出ている最新モデルの導入をおすすめします。

マクリン
このたび紹介したWiFiルーターなら、いずれも満足できる1台となるはずですよ!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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