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原神がラグい・重い原因は?改善方法やおすすめの回線も紹介

爽快感あるバトルが人気のオープンワールドRPG「原神」。

原神のようなRPGゲームでも、さまざまな原因によりラグやカクつきを生じることがあります。

ラグいと「攻撃モーションがワンテンポ遅れる」「敵が一瞬止まったように見える」ということが起き、ゲームを純粋に楽しめません。

そこで本記事では、原神がラグい原因や改善方法、おすすめの回線について徹底解説します。

この記事の監修者
マクリン

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マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。ガジェット・家電のレビューサイト「マクリン」を運営しています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動。株式会社makuri代表。プロフィール詳細

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原神でラグいとどうなる?

ラグいと画面が一瞬止まったように見えるので、原神の醍醐味である戦闘を楽しめません

操作してから反映されるまでが遅れるため、コンボ技なども上手く当たりませんし、あまりにラグいとなにがなんだかわからない状況になります。

また、原神のミッションのなかには制限時間付きのものも多くあります。

ラグがひどいなか時間だけが進み、ミッションが完了できないなんてことも…

原神がラグい・カクつく原因

原神がラグい・カクつく原因について解説します。

Ping値(ms)が高い

Ping値とは「サーバーの送受信にかかる時間」を表したもので、単位にはms(ミリ秒)が使われます。

Ping値が低いほどタイムラグが少なく快適ということになり、ゲームをプレイする場合は30ms以下が理想。

原神だとゲーム画面の右上のほうに表示されているので、確認してみましょう。

Pingがあまりに高い場合、サーバーがアジア以外になっている可能性もあります。

原神のロビー画面(起動してから一番初めの画面)からチェックしてみてください。

スペック不足

PCやスマホ版はとくに、スペック不足によってラグが生じる可能性が考えられます。

それぞれの機種の必要スペックを記載しているので、確認してみましょう。

PCの必要スペック

CPUIntel Core i5(第4世代以上)
GPUNVIDIA GeForce GTX 1030
メモリ8GB
ストレージ30GB以上の空き容量
PCの必要スペック

iOSの必要スペック

対応機種iPhone 8 Plus以降の端末・iPhone SE(第2世代)・iPad Air(第3世代)・iPad mini(第5世代)・iPad Pro(第2世代以降)
OSiOS 9.0以降
ストレージ8GB以上の空き容量
iOSの必要スペック

Androidの必要スペック

CPUArm v8a 64ビット以上
メモリ3GB以上
OSAndroid 7.0以上
ストレージ8GB以上の空き容量
Androidの必要スペック

快適に原神を遊びたいなら、必要スペック以上の性能が必要です。

PC版は最低でもGTX 1650を搭載したゲーミングPCであれば、カクつくことなくプレイできるでしょう。

モバイル版は要求スペックが高く、アプリ自体が重いので、できるだけ新しい機種がおすすめです。

原神におすすめのPCは、こちらの記事で紹介しているのであわせて参考ください。

ストレージ容量不足(PS4・5やスマホの場合)

PS5やスマホで動作が重くなる場合、デバイスのストレージ容量不足が原因かもしれません。

原神はスマホだと約15GB、PS4/5は20〜30GBほどとかなりの容量をとり、アプデを重ねていくと新マップなどの影響でさらに増えていきます。

ストレージギリギリだとアプデすらできないことも……

遊んでいないゲームをアンインストールするか、 ストレージを増設して容量に余裕を持たせましょう

発熱している(スマホやノートの場合)

スマホは、小さい機器の中にパーツが密集しているので、長時間ゲームを遊んでいると熱がかなりこもります。

発熱の影響によって、冷却が間に合わなくなり、動作が重くなることがあるんです。

これは温度が高すぎるとパーツが故障してしまうため、わざと動作を遅くして熱を抑える働きがあるのが理由。

原神は負荷が高く、普通のゲームよりも発熱量が多めなので発熱対策をする必要があります。

原神のラグ改善方法

原神のラグ改善方法について解説します。

ルーターを再起動する

ゲームがラグい場合、ルーターを再起動してみましょう。

端末を長時間接続していると、ルーターに熱がこもってしまうのが理由です。

再起動方法はルーターの電源アダプターをコンセントから抜き、5〜10分待ってから再度差すだけでできます。

機種によってはスマホからでも再起動できますが、熱が放出されにくいので、できるだけ手動で行おう!

グラフィック設定を下げる

グラフィック設定が高いほど映像は綺麗ですが、負荷もその分かかってしまいます。

そのため、原神内のグラフィック設定を下げることでラグが解消する可能性があります。

オプション画面にあるグラフィックスの画質設定を「最低」にしましょう。

ただし、フレームレートは映像の滑らかさ、シーン細部は敵の描画距離に関係するため、こちらはできるだけ高く設定するがおすすめです。

有線接続に切り替える

Wi-Fiでインターネットに接続しているなら、有線接続に切り替えることで、ラグを解消できる可能性があります。

有線接続は障害物や他の機器の影響も受けにくく、回線速度の安定性が高いです。

家の構造の関係で配線が難しい場合は中継器を利用したり、壁に沿って使える長いLANケーブルを買うのをおすすめします。

有線接続なのにラグが生じるのは、以下の原因が考えられます。

  • 現在のWi-Fi規格に対応していない
  • LANケーブルの劣化
  • モデムやルーター自体に問題がある

買い替えなどを検討し、ネット環境を整えましょう。

どうしてもWi-Fiの環境でないとダメな人は、最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」対応のルーターを買うか、無線LANの子機をアップグレードしましょう。

発熱対策をする

熱がこもったままだと原神を快適に遊べないのにくわえ、パーツが故障する可能性があるので放置は禁物です。

対策としては下記があげられます。

  • 部屋を涼しくする
  • スマホカバーを外す
  • 冷却ファンや冷却シートを利用する
  • 排気口をエアダスターで掃除する(ノートパソコンの場合)

部屋を涼しくすることで、デバイスへの直接的な熱が発生しにくくなるため、発熱対策にはもっとも効果的です。

また、いくら熱かったとしても、保冷剤などを直接あてたりするのは絶対にやめましょう

急激に冷えるとスマホ内部に結露が生まれ、故障してしまいます。

他に開いているソフト・アプリを閉じる

動作のカクつきを感じたら、原神以外に開いているソフト・アプリを閉じてみましょう。

バックグラウンドで動いているものなどは「タスクマネージャー」から停止してください。

タスクマネージャーは「Ctrl + Shift + Esc」のショートカットキーで起動できます。

タスクマネージャーで見て、使用率が高いものから消していくとかなり軽くなります!

ただし、PCが動作する上で重要なシステムなどもあるため、閉じて良いかわからない場合は一度検索するようにしましょう。

原神の優先度を「高」にする

他アプリの起動をあわせて見直したいのがタスクの優先度

まずはタスクマネージャーを起動します。

それからアプリの項目で「GenshinImpact」を選択して右クリックし「詳細の表示」をクリックします。

すると「詳細」タブが表示されるので、再度右クリック。

メニューの中から「優先度の設定」が選べるので、そこにカーソルを合わせると優先度が選択できるようになります。

最後に「」を選べばOKです。

原神のラグが直らないときは光回線ごと変えるのもアリ

原神のラグ改善方法」を試しても難しい場合、大元の回線から変更するのがおすすめです。

原神を快適にプレイするためには、Ping値の低い光回線サービスが欠かせません。

ここからは「原神おすすめの光回線」を3つ紹介します。

光回線平均実測値月額料金初期費用契約期間契約解除料
enひかり
下り:337.95Mbps
上り:283.06Mbps
Ping:19.1ms
戸建て:4,620円
集合住宅:3,520円
事務手数料:3,300円
開通工事費:16,500円
なしなし
hi-hoひかり with games
下り:339.89Mbps
上り:323.03Mbps
Ping:6.5ms
戸建て:6,160円
集合住宅:4,840円
事務手数料:3,300円
開通工事費:16,500〜19,800円
2年間戸建て:5,600円
集合住宅:4,400円
auひかり
下り:470.43Mbps
上り:423.01Mbps
Ping:16.41ms
戸建て:5,390〜5,610円
集合住宅:3,740〜5,500円
事務手数料:3,300円
開通工事費:33,000〜41,250円
戸建て:3年間・2年間
集合住宅:2年間
戸建て:10,450〜16,500円+撤去工事費
集合住宅:2,290〜2,730円
※平均実測値は「みんなのネット回線速度」を参照

IPv6に対応しているのはもちろん、平均Ping値が低いうえに月額料金も安いサービスをピックアップしました。

enひかり

ゲーマーの人に一番おすすめしたい光回線は「enひかり」です。

  • NTTのフレッツ回線を利用する「光コラボ」のひとつ
  • フレッツ光やほかの光コラボを使っていれば格安で乗り換えられる
  • 契約期間の縛りがないうえに月額料金が圧倒的に安いことが特徴
  • 初期費用の割引特典がないのである程度の持ち出しが必要

enひかりは株式会社縁人が運営する光回線で、NTTのフレッツ回線を利用する「光コラボレーション」のひとつです。

いままで使っていたインターネット回線が「フレッツ光」や「その他の光コラボ」なら、転用・事業者変更で乗り換え費用を節約できます。

フレッツ回線は日本全国の幅広いエリアで利用できるので、引っ越しをする場合でも移転先で使い続けられる可能性が高いことが特徴です。

通常の光回線には契約期間の縛りがついていますが、enひかりは契約期間が設けられていないので、いつ解約しても違約金がかかりません

月額料金は光回線業界のなかでも最安レベルで、実測値をみても必要十分以上の速度が出ているので、安心してオンラインゲームを楽しめます。

また、ゲーマーにおすすめの最大10Gbpsの高速回線「enひかりクロス」に対応する数少ない光コラボでもあります。

数ある10G回線のなかで最安値であり、提供エリアもかなり広いです。

その一方、enひかりでは工事費割引キャンペーンが用意されていないので、総額19,800円は必ず支払う必要がある点には気をつけましょう。

住居タイプ戸建て集合住宅戸建て
(一部地域限定)
料金プランファミリー・ギガタイプマンション・ギガタイプenひかりクロス
通信速度最大1Gbps最大1Gbps最大10Gbps
月額料金4,620円3,520円2022年7月以前:6,270円
2022年8月以降:5,445円
初期費用3,300円3,300円3,300円
開通工事費16,500円16,500円16,500円
契約期間なしなしなし
契約解除料なしなしなし
平均実測値下り:337.95Mbps
上り:283.06Mbps
Ping:19.1ms
下り:2130.31Mbps
上り:2358.82Mbps
Ping:7.83ms
※平均実測値は「みんなのネット回線速度」を参照
CHECK NOW

hi-hoひかり with games

ゲーマーにおすすめの光回線、2つ目が「hi-hoひかり with games」です。

  • ゲーム専用帯域を用意した光回線サービス
  • 外部ユーザーの影響を受けず徹底的にラグの発生を防げる
  • オンラインゲーム・配信者向けだけに月額料金はやや高め

hi-hoひかり with gamesは、老舗プロバイダのハイホーが運営する光回線です。

最大の特徴は、オンラインゲーム仕様の光回線サービスという点で、回線混雑を避けるためのゲーム専用帯域を用意していることです。

普通の光回線は、ひとつの光ファイバーをほかのサービスの利用者とも共有しているため、利用者が増える時間帯になると回線内で混雑が発生してしまいます。

その混雑が通信速度の低下やラグを発生させる原因となっていますが、hi-hoひかり with games自社だけの専用帯域を使っているので、混雑の影響を受けずに快適にオンラインゲームをプレイできます。

ゲームの大型アップデートやアクセスが集中するイベントがあるときでも、hi-hoひかりならラグを気にすることなくゲームに集中できるでしょう。

もちろんIPv6対応なので、普通に使うときもサクサクとインターネットを利用できます。

NTTのフレッツ回線を利用する「光コラボレーション」のひとつなので、フレッツ光やほかの光コラボからの乗り換えも費用を節約できてお得です。

月額料金はほかの光回線よりもやや高めで、工事費の割引特典やキャッシュバックなどもありませんが、本気でゲームに取り組んでいる人には最適なサービスです。

住居タイプ戸建て集合住宅
料金プランファミリータイプマンションタイプ
通信速度最大1Gbps最大1Gbps
月額料金6,160円4,840円
初期費用3,300円3,300円
開通工事費19,800円16,500円
契約期間2年間2年間
契約解除料5,600円4,400円
平均実測値下り:339.89Mbps
上り:323.03Mbps
Ping:6.5ms
※平均実測値は「みんなのネット回線速度」を参照
CHECK NOW

auひかり

ゲーマーにおすすめの光回線、最後の3つ目は、KDDIの運営する「auひかり」です。

  • KDDIの独自回線で速度が早くてインターネット接続が安定している
  • 窓口によっては5万円以上の超高額キャッシュバックがもらえる
  • 基本的には日本全国で利用可能。ただし集合住宅に住んでいる場合は注意
  • 月額料金は光回線のなかで平均的な価格

通常の光回線はNTTのフレッツ回線を利用していますが、auひかりKDDIの独自回線を使っているので、インターネット接続が安定していることが特徴です。

実測値をみてもPing値が低いのにくわえ、通信速度もNURO光に次ぐスピードなので、快適にオンラインゲームを楽しめます。

ただ、NURO光は最近『ラグい』と聞くことが多く、ランキング外となりました…。

月額料金は光回線のなかで平均的な価格となっていますが、ほかに比べて申し込んだときのキャッシュバックが高額なことが特徴です。

なお、基本的には日本全国で利用できますが、戸建てプランは東海エリア・関西エリア・沖縄県では申し込みできません

これらの地域でauひかりが使えない理由は公表されていませんが、KDDIグループであったり、提携企業の光回線との競合を避けるためといわれています。

また、マンションプランはauひかりの回線が導入済みの物件でしか申し込みできないので注意が必要です。

住居タイプ戸建て集合住宅戸建て
(関東圏限定)
戸建て
(関東圏限定)
料金プランauひかりホーム1ギガauひかりマンションauひかりホーム10ギガauひかりホーム5ギガ
通信速度最大1Gbps最大1Gbps
※配線方式による
最大10Gbps最大5Gbps
月額料金1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目:5,390円
3,740〜5,500円
※配線方式による
1年目:6,468円
2年目:6,358円
3年目:6,248円
4年目以降:6,798円
1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目:5,390円
4年目以降:5,940円
初期費用3,300円3,300円3,300円3,300円
開通工事費41,250円33,000円41,250円41,250円
契約期間3年間または2年間2年間3年間または2年間3年間または2年間
契約解除料4,730円+撤去工事費31,680円2,290〜2,730円4,730円+撤去工事費31,680円4,730円+撤去工事費31,680円
平均実測値下り:470.43Mbps
上り:423.01Mbps
Ping:16.41ms
サービスエリア東海、関西、沖縄県を除く日本全国設備導入済み物件のみ東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のみ東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のみ
※平均実測値は「みんなのネット回線速度」を参照
CHECK NOW

原神のラグ対策まとめ

本記事では、原神がラグい原因と改善方法、おすすめの回線について徹底解説しました。

ラグさやカクつきが解消されると、敵に対して思うように攻撃でき、爽快なバトルを楽しめます。

また、原神をプレイする上でのストレスが無くなるので、モチベーションも向上し、一石二鳥です。

もし「ラグくてまともにプレイできない」と悩んでいる人は、本記事をぜひ参考にしてみてください。

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