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BenQ GS50をレビュー!アウトドアライクなデザインで防滴仕様のAndroid搭載モバイルプロジェクター

ゲームも動画もプロジェクターで堪能しマクリンまくり @Maku_ring)です。

バッテリー内蔵のモバイルプロジェクターなら、電源のない野外でも気軽に投影できます。

ただ、高級品でもあるプロジェクターは、外での取り扱いだとやや気を遣います。

多少ザツに扱っても大丈夫なタフな使用に耐えうるモデルが、このたび紹介するBenQベンキューの「GS50」です。

BenQ GS50の外箱

アウトドアライクデザインに約70cmの落下衝撃耐性、IPX2の防滴仕様と、まさに屋外使用にうってつけのプロジェクターに仕上がっています。

さらに解像度はフルHD、明るさは500ANSIルーメンと、モバイルプロジェクターでも上位クラスのスペックです。

音響面も抜かりなく、同社のGV30よりさらにパワフルな、20W出力の2.1chスピーカーを搭載してます。

マクリン
OSにAndroid TV 9.0を搭載し、Androidアプリを楽しめるなど、エンタメ性も抜群!

そこで本記事では、外観とスペックに触れた後に、プロジェクター機能・スピーカーモード・Android OSを紹介します。

ベンキュージャパン G50 発売記念 G シリーズ早得キャンペーン
10月30日〜11月30日の1ヶ月間限定で開催されます。キャンペーン期間中は、Amazon・楽天の公式ショップほかで「GS50」が10,000円引きで購入できます。
メリット
  • IPX2の防滴仕様
  • Android TV 9.0搭載
  • スピーカー出力が20Wでウーファー付き
  • USB-Cからの充電と映像出力に対応
デメリット
  • 水平方向の台形補正が手動
  • そこそこ重い
ご貸与品
本記事はベンキュージャパン様から商品を貸与いただき作成しています。
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マクリン

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

BenQ GS50の外観と付属品

BenQベンキュー社の「GS50」は、Android TV 9.0搭載のホームプロジェクターです。

BenQ GS50はAndroid TV 9.0搭載のモバイルプロジェクター

製品名 BenQ GS50
サイズ 約186 x 154 x 146 mm
重さ 約2.3kg
明るさ 500ANSIルーメン
解像度 フルHD(1920 x 1080画素)
スピーカー 5W x 2 + 10Wウーファー
ワイヤレス規格 2.4 / 5.0GHz(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)・Bluetooth 4.2
OS Android TV 9.0
価格 9万円前後

 
同クラスのモバイルプロジェクターで比べても、明るさはXGIMI Halo+に準ずるレベル、スピーカーにいたっては過去最高出力となっています。

左スライドで全表示

製品名 BenQ GS50
BenQ GV30
Nebula Vega Portable
XGIMI MoGo Pro+
XGIMI Halo+
サイズ 約186 x 154 x 146 mm 約185 x 195 x 85mm 約192 x 192 x 59mm 約105.5 x 94.5 x 146mm 約113.5 x 171.5 x 145mm
重さ 約2.3kg 約1.7kg 約1.4kg 約914g 約1.6kg
明るさ 500ANSIルーメン 300ANSIルーメン 500ANSIルーメン 300ANSIルーメン 900ANSIルーメン
解像度 フルHD(1920 x 1080画素) HD(1280 x 720画素) フルHD(1920 x 1080画素) フルHD(1920 x 1080画素) フルHD(1920 x 1080画素)
スピーカー 20W(5W x 2 + 10Wウーファー) 16W(4W x 2 + 8Wウーファー) 8W(4W x 2) 6W(3W x 2) 10W(5W x 2)
OS Android TV 9.0 Android TV 9.0 Android TV 9.0 Android TV 9.0 Android TV 10.0
価格 9万円前後 7万円前後 79,990円 80,080円 99,800円

また解像度もフルHDと、既存のモバイルプロジェクターではもっとも高精細を実現しています。

直方体形状にオリーブグリーンで、どことなくアーミーな雰囲気をまとい、アウトドアにもぴったりのデザインをしています。


BanQ GS50の側面はアーミーでアウトドアライクの雰囲気
 
BenQ GS50は実際アウトドア仕様であり、IPX2の防滴仕様となっています。

BanQ GS50はIPX2の防滴仕様

IPX2
垂直から左右15度の範囲で落下する水滴からの悪影響を受けないとされる防水規格です。
 
本革のレザーストラップもおしゃれでアクセントになっています。

BanQ GS50のレザーストラップ
 
本体上面には電源ボタンとBluetoothモード切替、音量調整がついています。

BanQ GS50上面のボタン類
 
本体底面には汎用の三脚穴が空いています。

BanQ GS50底面の汎用三脚穴
 
15度までの角度調整機能を持つヒンジもそなえ、投影角度はある程度変えられるようになっています。

BanQ GS50の角度調整スタンド

 
サイズは約186 x 154 x 146 mmと小さく感じ、高さと幅のサイズ感はNintendo Switchに近いです。

BanQ GS50のサイズはサイズは約186 x 154 x 146 mm
 
ファブリック調のキャリーケースも用意され、持ち運びに配慮されています。

BanQ GS50の専用ケース

 
中には間仕切りもつき、本体と周辺機器がぴったりおさまるようにできています。


 
重さは約2.3kgとそれなりの重量感です。

BanQ GS50の重量は約2.3kg
 
側面のカバーを外すと端子類がのぞき、電源端子とUSB-C、HDMIとUSB-Aとキーロック切り替えがついています。

BanQ GS50の端子類
 
キーロック切り替えでは、本体のパネルキーを効かないようにでき、誤操作を防いでくれます。

BanQ GS50のキーロック切り替え
 
USB-Aポートはリーダー機能を持ち、挿入したUSBメモリ内の動画・写真・ドキュメントなどを再生・閲覧できます。


 
BenQ GS50は元来、電源端子にゴツめのACアダプターを付けて充電しますが、PD対応USB-C充電器とPD対応USB-Cケーブルを使って、USB-Cポートからも充電可能です。

BanQ GS50はUSB-Cポートから充電可能

MEMO
30W以上の充電器と組み合わせるのが望ましいです。
 
バッテリー駆動は動画再生2.5時間と長くないものの、PD対応モバイルバッテリーからも充電でき、電源のないところでも安心して使えます。

BanQ GS50はモバイルバッテリーから充電可能
 
こちらのUSB-CはDisplay Portにも対応しているので、DP Alt Mode対応のケーブルとデバイスをつなげば、ケーブル一本で映像出力も可能です。

BanQ GS50のUSB-Cは映像出力にも対応
 
リモコンの操作性は良く、音声入力にも対応しています。

BanQ GS50のリモコン
 
あとは専用のスマホアプリ「BenQ Smart Control」からも操作可能です。

BanQ GS50のBenQ Smart Controlアプリ

BenQ Smart Control

BenQ Smart Control

BenQ無料posted withアプリーチ

 
付属品は本体と電源アダプター、電源コード、Android TV ドングル(QS01)、リモコン、キャリーバッグです。

BanQ GS50の付属品
 
本体上部のスライドカバーを外すことでAndroid TVドングルが挿入でき、これでAndroid TVを利用できるようになります。


 

BenQ GS50のレビュー

BenQ GS50の特徴を紹介します。

 

強力なスピーカーモードを搭載

本機の特色といえるのがスピーカー

左右に5Wスピーカー2機、真ん中には10Wのウーファーを搭載しています。

BenQ GS50の左右に5Wスピーカー
BenQ GS50の真ん中に10Wのウーファー
計20Wと強力で、これまでの最高だった同社のGV30をも上回り、過去最高を叩き出しています。

XGIMI Halo+ですら最大10Wなので、いかにすごいかが分かるでしょう。

本体のBluetoothボタンを2回押すことで、Bluetoothスピーカーモードに変わります。

BenQ GV30のBluetoothスピーカーモード
 
著作権フリーの音源を流したところ、余韻があってずっしり響く低音を鳴らしてくれ、内蔵スピーカーなのを忘れるほどの奥行きがありました。

モバイルプロジェクターで数少ないウーファー搭載というのもあり、音の重厚感という点で段違いのクオリティを感じることができました。
 

プロジェクターとしても多機能

GS50もGV30と同様、LED光源のプロジェクターでもあり、静音性にすぐれ、本体も熱くなりにくいです。

BenQ GS50はLED光源のプロジェクター
 
環境光センサー(明るさの自動調整)やオートアイプロテクション(30~50cm以内の物体検知で投射光オフ)も搭載し、目へのやさしさにも配慮されています。

BenQ GS50は環境光センサー搭載

マクリン
小さいお子様がいるご家庭でも安心して使えますね!

明瞭度は最大500ANSIルーメンとモバイル型トップクラスの明るさであり、昼すぎからでも視認できるレベル。

BenQ GS50は500ANSIルーメン
 
解像度もフルHDと充分で、文字の多いエリアでもつぶれずしっかり投影してくれます。

BenQ GS50の解像度はフルHD
 
100インチ投影時の距離は約2.68mと普通です。


 
HDMIの有線接続もできるので、Nintendo Switchなどのコンソール機も接続できます。

BenQ GS50はHDMI接続可能

また、前述のとおりUSB-Cからの映像出力にも対応し、プロジェクターではめずらしく、2種類の映像端子をそなえています。

スマホやPCからのミラーリング(Chromecast / AirPlay)にも対応し、出力方法はなかなか多彩。

BenQ GS50はミラーリングに対応

同一Wi-Fi環境下で「Wireless Projection」を選び、ChromecastならChromeブラウザを開いてメニュー(3点リーダー)から「キャスト」を選ぶのみです。




 
映像調整面では、オートフォーカスと2Dキーストーン(自動垂直補正、手動水平補正±40度)を搭載しています。

BenQ GS50はオートフォーカス搭載
BenQ GS50は2Dキーストーン搭載
 
台形自動補正機能の実用性も高く、歪みの検知を即座に補正してくれます。


 
本体底面のヒンジで15度の角度調節が可能なので、台形補正と合わせて使い勝手は抜群。

BenQ GS50は15度の角度調節可能

15度設定時

 
ペアレンタルコントロール機能も付き、お子様の利用時間を制限できるので、長時間の視聴も管理できます。

BenQ GS50のペアレンタルコントロール機能
 
画像調整は、6つの画像モードと輝度・コントラスト・色・シャープネスをひとつずつ変えられます。

BenQ GS50の画像調整
 
画像モードは「リビング」がおすすめですが、GV30にはなかった「キャンプファイヤー」もそなえ、より屋外での使用に特化しています。


画像モード
  • 明るく 輝度を最大にし、明るい室内での視聴に適しています。
  • リビング 周囲の明るさを抑えた環境での動画視聴に適しています。
  • ゲーム ゲームプレイに適した画像設定です。暗いシーンでは敵を見分けやすくディテールを強調します。
  • スポーツ 明るい部屋でスポーツ観戦をするときに最適な、彩度および輝度の高いモードです。
  • シネマ 照明を落とした薄暗い環境下での視聴に適しています。
  • 日中 画像の暗い部分を明るくすることで、明るい空間や明るい部屋での再生
    に適しています。
  • キャンプファイヤー シネマモードよりもやや明るく、夜間の外光が少ない屋外での動画再生に適しています。
 
また、サウンドモードも5つそなえています。

BenQ GS50のサウンドモード
 
モードによって音の方向性はけっこう異なり、臨場感の観点では「シネマ」がド迫力でおすすめです。

サウンドモード
  • 標準
  • シネマ ステレオサラウンドサウンド効果と低音がさらに向上。
  • 音楽 CDサウンド再生時に歌声と楽器の音を分離し、細部までバランスを調整します。
  • ゲーム 指向性のあるサウンドが向上。甲高い音を軽減。ささやきボイスを聞き取りやすく。
  • スポーツ 高音を処理し、観客の歓声が小さくなるのを防ぎます。コメンテーターの言葉がより明瞭に聞き取れるように。

Android TV 9.0を搭載

OSにはAndroid TV 9.0を搭載し、初めての操作でも使いやすい直感的なインターフェースです。

BenQ GS50はAndroid TV 9.0搭載
 
アプリストアはAndroid純正の「Google Play」を収録し、5千以上のAndroidアプリをそのまま閲覧できます。

BenQ GS50はGoogle Play収録

YouTubeやAmazonプライムビデオをはじめ、Hulu、ABEMA、TVer、DAZN、Paravi、dTVなど、主なアプリはすべて収録しています。

Netflixは、GV30と同様、以下の方法で視聴可能です。

STEP.1
Apps Managerアプリをインストール

「BenQ Apps Manager」アプリをインストールします。

BenQ GV30のApps Managerアプリ

STEP.2
Aptoide TVを開く

Apps Manager経由でサードパーティ製のアプリストア「Aptoide TV」を開きます。

BenQ GV30のAptoide TVアプリ

STEP.3
Aptoide TV内でNetflixを検索
Aptoide TV内でNetflixを検索してインストールします。



注意
Netflixのアプリは、先述したスマホアプリ「BenQ Smart Control」からの操作のみ可能です。付属のリモコンからは操作ができない仕様となっております。そのため「BenQ Smart Control」を必ず事前にインストールしてください。
BenQ Smart Control

BenQ Smart Control

BenQ無料posted withアプリーチ

 
ドローンさんのYouTubeチャンネルを再生したところ、海洋の水面の揺らぎが粒立って細かく表現でき、フルHDならではの再現性と2.1chスピーカーが映像をもり立ててくれます。


 

BenQ GS50はこんな人におすすめ

BenQ GS50は「外でもタフに使え、高音質かつ精細なプロジェクターが欲しい人」におすすめです。

本体は決して軽くないものの、明るさはXGIMI Halo+に次ぐレベルで投影調整やエンタメ性も充実し、モバイルプロジェクターとしてのレベルは高め。

携帯性重視ならNebula Vega Portable、音響重視なら本機がおすすめです。

 

BenQ GS50レビューまとめ

本記事は「BenQ GS50をレビュー!アウトドアライクなデザインで防滴仕様のAndroid搭載モバイルプロジェクター」について書きました。

BenQ GS50は、アウトドアライクデザインに約70cmの落下衝撃耐性、IPX2の防滴仕様と、屋外にうってつけのプロジェクターです。

フルHDの解像度に500ANSIルーメンと、モバイルプロジェクターでも上位クラスのスペックに仕上がっています。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

ベンキュージャパン G50 発売記念 G シリーズ早得キャンペーン
10月30日〜11月30日の1ヶ月間限定で開催されます。キャンペーン期間中は、Amazon・楽天の公式ショップほかで「GS50」が10,000円引きで購入できます。
メリット
  • IPX2の防滴仕様
  • Android TV 9.0搭載
  • スピーカー出力が20Wでウーファー付き
  • USB-Cからの充電と映像出力に対応
デメリット
  • 水平方向の台形補正が手動
  • そこそこ重い
YouTube
動画でも紹介しています。

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