どうも、モバイルバッテリー大好きマクリン( @Maku_ring)です。
モバイルバッテリーでちょっとでも良さそうなモデルが登場すると、すぐに買ってしまいます。
中でも高確率で心を揺さぶってくるのが、Anker(アンカー)のモバイルバッテリー群。
そんなわけで本記事は「【おすすめ】Ankerのモバイルバッテリーで今すぐ買うべき10モデル!」について書いていきます。
タップできるもくじ
Anker(アンカー)のおすすめモバイルバッテリー
ひとえにモバイルバッテリーといっても、バッテリー容量・サイズ・重量・USBポートで、さまざまなモデルがあります。
例えばバッテリー容量は「充電するデバイスが何なのか」によって、どのモデルを選ぶか分かれてきます。
サイズ・重量は基本的にバッテリー容量と依存するため、携帯性を重視するほど、バッテリー容量の小さいものを選ぶ必要があります。
USBポートは、手持ちの充電デバイスの数と端子で決めるといいでしょう。
それでは数あるAnkerの名作モバイルバッテリーでも、迷わず購入をおすすめする逸品にしぼって紹介いたします。
製品名 | バッテリー容量 | ポート | 重量 | タイプ | PD対応 |
---|---|---|---|---|---|
「Anker PowerCore III Fusion 5000」![]() |
4,850mAh | PD対応USB-C(18W出力) USB-A(12W出力) ※ポート合計15W出力 |
約181g | ハイブリッドタイプ | |
「Anker PowerCore 10000 Redux」![]() |
10,000mAh | Micro USB(10W入力) USB-A(12W出力) |
約183g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore 10000 PD Redux」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入出力) USB-A(12W出力) ※ポート合計18W出力 |
約193g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore III 10000 Wireless」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入出力) QC3.0対応USB-A(18W出力) ※ポート合計20W出力 |
約244g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入力) PD対応USB-C内蔵(18W出力) |
約200g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入力) PD対応USB-C内蔵(18W出力) |
約200g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入力) USB-A内蔵(12W出力) ※ポート合計18W出力 |
約208g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore Essential 20000 PD」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C(18W入出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計15W出力 |
約342g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore Speed 20000 PD」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C(30W入力/22W出力) USB-A(10W出力) ※ポート合計24W出力 |
約360g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore+ 19000 PD」![]() |
19,200mAh | PD対応USB-C(30W入力/27W出力) USB-A x 2(10W出力/15W出力) ※ポート合計52W出力 |
約422g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore+ 19000 PD」![]() |
19,200mAh | PD対応USB-C(30W入力/27W出力) USB-A x 2(10W出力/15W出力) ※ポート合計52W出力 |
約422g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore III Elite 25600 87W」![]() |
25,600mAh | PD対応USB-C x 2(100W入力/87W出力) USB-A x 2(18W出力) ※ポート合計78W出力 |
約564 | 通常タイプ |
Anker PowerCore III Fusion 5000
最初に紹介するのは、これ1台でUSB急速充電器とモバイルバッテリーの2役をこなす「Anker PowerCore III Fusion 5000」です。
バッテリー容量は4,850mAhで、iPhoneを約1.8回充電することができます。
前モデルのAnker PowerCore Fusion 5000がマットな表面だったのに対し、ツルッとした光沢感があり上質な造りとなっています。
本体には折りたたみ式のプラグを備え、USB充電器として使うこともできます。
最大18W出力のUSB-Cと最大12W出力のUSB-Aを搭載しています。
本体充電方法はコンセントに差すのみとなっています(約2時間40分で満充電)。
USB-CにAnker PowerLine+ II USB-C & ライトニング ケーブルを組み合わせることで、iPhone 11 Proならわずか30分間で約50%まで高速充電できちゃいます。
また高出力を活かし、iPad Proにも充電が可能となっています。
USB-Aには「低電流モード」も搭載し、イヤホンやスマートウォッチなど、入力電流が低い製品の充電にも配慮されているのでありがたいです。
2台接続時の出力は最大15Wに制限されるものの、USB-C側は10W出力を確認することができました。
一台二役にして高出力。
Anker PowerCore III Fusion 5000は、PD・QC対応USB-CとUSB-Aを搭載し、どんなデバイスにも効率的に充電できるUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。
PowerCore III Fusion 5000レビューはこちら
Anker PowerCore 10000 Redux
「Anker PowerCore 10000 Redux」は、10,000mAhのモバイルバッテリーです。
モデル名にReduxとあるとおり、Ankerがモバイルバッテリーの原点に立ち返り、「本当に使いやすい製品とは何か?」の観点で開発しています。
10,000mAhのバッテリー容量は、iPhone XSでも2.6回分、iPad Proも約1回充電できる充分な容量です。
人間工学に基づいた曲線デザインと滑りにくいストライプメッシュ加工を採用し、持ち運びやすい形状となっています。
5,000mAhクラスのベストセラーである「Anker PowerCore Fusion 5000」と比較しても、そのサイズはかなりコンパクト。
重量も軽く、PowerCore Fusion 5000が186gなのに対し、Anker PowerCore 10000 Reduxは倍の容量にかかわらず、ほぼ同じ183gです。
デバイス充電用にはPower IQ対応のUSBタイプA端子が付いています。
スマホ・タブレット充電時のアンペア数をUSB電流電圧テスターで確認したところ、充分すぎる電流量が供給されていました。
- スマホ 1.0A
- タブレット 1.5A
でもAnker PowerCore 10000 Reduxなら大丈夫。
電源ボタンを2秒長押しすることで「低電流モード(緑点灯)」に切り替わります。
低電流モードはBluetoothイヤホンやスマートウォッチなど、電流値を控えめにすべきデバイスの充電に重宝します。
Anker PowerCore 10000 Reduxは10,000mAhの大容量ながら、サイズとフォルム・機能面の配慮も抜かりなく、ベストパートナーになり得るモバイルバッテリーです。
Anker PowerCore 10000 Reduxレビューはこちら
Anker PowerCore 10000 PD Redux
「Anker PowerCore 10000 PD Redux」も10,000mAhのPD対応モバイルバッテリーです。
Ankerの中でReduxシリーズのひとつであり、Anker PowerCore 10000 Reduxに通ずる手なじみの良さに特徴があります。
Anker PowerCore 10000 PD Reduxは、人間工学に基づいた曲線デザインと滑りにくいストライプメッシュ加工を採用し、握りやすい形状となっています。
Anker PowerCore 10000 PD ReduxはPD対応にもかかわらず、手の平に充分おさまる超コンパクトサイズです。
これまでの同クラス世界最小・最軽量であった、PD対応モバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000 PD」と比べてもコンパクトで、幅は10mm近く小さくなっています。
重量も数グラム下回る約193gであり、最軽量をさらに更新した技術力の高さを感じました。
USB-C(PD)とUSB-A、2種類のポートを搭載しています。
このうちUSB-Cは18Wの入出力に対応し、本体充電とデバイス充電の双方が可能です。
18W以上のUSB PD対応急速充電器(Anker PowerPort III miniなど)と組み合わせて本体充電すれば、約3.5時間で満充電することができます。
「Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル」を使えばiPhoneも充電でき、iPhone XSがわずか30分で最大50%まで充電可能です。
タブレット・ノートPC充電時は最大18Wまでの出力ができ、MacBook Air充電時には最大値に迫る値を示していました。
USB-Cにくわえ、最大12W出力のPower IQ対応USB-Aが付いています。
スマホ・タブレットの出力アンペア数をUSB電流電圧テスターで計測したところ、急速充電に充分な電流量が供給されていました。
2ポート接続時は、安全のため最大18W出力に制限されます。
とはいえ、タブレットとスマホが2台同時に急速充電できましたので、まったく問題ない出力です。
低電流モードも搭載し、イヤホンなど電流値を低くすべきデバイスの充電時に活躍します。
世界最小・最軽量クラスで携帯性にすぐれ、PD対応でさまざまなデバイスに急速充電可能。
Anker PowerCore 10000 PD Reduxは機能性もさることながら、手に吸い付くようになじむ曲線フォルムをたたえ、新たなメイン使いにおすすめできるモバイルバッテリーです。
Anker PowerCore 10000 PD Reduxレビューはこちら
Anker PowerCore III 10000 Wireless
「Anker PowerCore III 10000 Wireless」は、PDとワイヤレス充電に対応する10,000mAhのモバイルバッテリーです。
ワイヤレス充電パッドの周囲にはラバーリングが付き、充電時のズレ動きを防ぐ配慮がなされています。
底面には最大18W出力のPD対応USB-CとQC3.0対応USB-Aをそなえています。
こちらを引っ張り出してスマホを掛ければ、動画鑑賞にぴったりの角度におさまります。
サイズはiPhoneやPixelシリーズとほぼ同じで、スマホの重ね持ちに配慮されています。
重量は約244gとスマホよりやや重い程度で、持ち運びに支障はありません。
USB-Cは最大18W出力に対応し、USB-C to Lightningケーブルを使えばiPhone、付属のUSB-CケーブルでGoogle PixelなどAndroidスマホの急速充電が可能です。
USB-A側も最大18W出力ですが、QC非対応スマホでは通常充電になります。
ワイヤレス充電の使い勝手も良く、Pixelシリーズは最大5W充電、iPhoneは最大7.5Wにおさまるものの、Pixel 5だと残り70%の充電が約1時間半で完了するとのことで、実用性は充分。
ワイヤレスふくめ3種類の充電方法に対応し、便利なスタンドまで内蔵。
Anker PowerCore III 10000 Wirelessは、ユーザーを選ばないオールマイティなモバイルバッテリーです。
PowerCore III 10000 Wirelessレビューはこちら
Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable
「Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」は、10,000mAhのケーブル内蔵型モバイルバッテリーです。
最大の特徴は、なんといってもUSB-Cケーブルを内蔵している点。
最大18Wまで出力できるPD対応であるため、スマホにくわえてiPad Proの急速充電も可能です。
本体表面にはストライプメッシュ加工が施され、指紋が付きづらいだけでなく見た目もクール。
サイズは約145 x 67 x 15mmで、iPhone 11 Proとほぼ同じサイズ(少しだけ長め)におさまっています。
同クラスのバッテリーで最薄(1.4cm)のAnker PowerCore Slim 10000 PDとくらべても、ほぼ変わらぬスリム設計(1.5cm)です。
重量は約200gであり、同クラスの最軽量(約192g)に迫る軽量性を実現しています。
スマホサイズかつ薄型設計なので、スマホと重ねても持ちやすく、ストライプメッシュのおかげで滑りにくいです。
側面にUSB-C PDを搭載し、最大18Wまでの入力に対応しています。
18W出力以上のUSB充電器を使用することで、約4時間20分でバッテリー本体の充電が完了します。
内蔵ケーブルのUSB-C PDは18W出力に対応し、iPad Proでも急速充電が可能です。
iPad Pro(11インチ)充電時のワット数(電流 x 電圧)を計測したところ、最大値に迫る値を示し、急速充電されていることが確認できました。
ケーブル内蔵かつ薄型設計で、PD対応であらゆるUSB-C機器に急速充電可能。
Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cableは、USB-Cデバイスをお持ちであれば、必須レベルでおすすめのモバイルバッテリーです。
PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cableレビューはこちら
Anker PowerCore Slim 10000 PD
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」は、10,000mAhのPD対応モバイルバッテリーではめずらしい薄型モデルです。
本体の表面には、グリップ性がありクールなストライプメッシュ加工が施されています。
本製品最大の特長は、なんといってもPD対応では最薄の1.4cm設計におさめていること。
これまでの最小最薄モデルであったAnker PowerCore 10000 PDとくらべても約1cmの薄型化を実現しています。
重量は約208gであり、スマホと同レベルの軽量性を有しています。
USB-C(PD)とUSB-A、2種類のポートを搭載しています。
このうちUSB-Cは18Wの入出力に対応し、本体充電とデバイス充電の双方が可能です。
「Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル」でiPhoneも充電でき、わずか30分で最大50%まで高速充電できます。
USB-Cにくわえ、最大12W出力のPower IQ対応USB-Aが付いています。
スマホ・タブレットの出力アンペア数をUSB電流電圧テスターで計測したところ、急速充電に充分な電流量が供給されていました。
- スマホ 1.0A
- タブレット 1.5A
2ポート接続時は、安全のため最大18W出力に制限されますが、タブレットとスマホが2台同時に急速充電できましたので、充分実用的な出力です。
低電流モードも搭載し、イヤホンなど電流値を低くすべきデバイスの充電時に活躍します。
世界最薄クラスで携帯性抜群かつ、PD対応であらゆるデバイスに急速充電可能。
Anker PowerCore Slim 10000 PDは大容量ながらスマホに重ねて持てる薄さで、長時間使用でも負担にならないモバイルバッテリーです。
Anker PowerCore Slim 10000 PDレビューはこちら
Anker PowerCore Essential 20000 PD
「Anker PowerCore Essential 20000 PD」は、20,000mAhのモバイルバッテリーです。
モデル名にEssentialとあるとおり、日常に取り入れやすい「必需品」をテーマに開発しています。
20,000mAhは、iPhoneなら5回以上、iPad Proも約2回充電できる充分すぎるバッテリー容量です。
サイズは約158 x 74 x 19mmと、バッテリー容量なりの大きさがあります。
とはいえ、他の20,000mAhクラスバッテリーが厚み20mmを超える中、Anker PowerCore Essential 20000 PDは19mmとひときわスリムで業界最薄。
重量は342gと20,000mAhクラスでも最軽量クラスにおさえています。
Anker PowerCore Essential 20000 PDは、Ankerの20,000mAh帯バッテリーとして初めて、PD対応USB-CとPowerIQ 2.0対応USB-Aの2種類をそなえたモデルです。
USB-Cは入出力の機能を持ち、本体充電にも対応しています。
「Anker PowerPort Atom III Slim」のようなPD対応USB充電器でバッテリー本体を充電することで、最大18Wまでの入力が可能であり、約6.5時間でフル充電が完了します。
またUSB-Cは最大18W出力のデバイス充電にも対応し、Anker PowerLine+ II USB-C & ライトニング ケーブルとの組み合わせでLightning端子のiPhoneにも充電できます。
フルスピード充電ではありませんが、ちょうど最大値である18.0W出力の通常充電を確認することができました。
デバイス充電用にはPower IQ 2.0対応のUSBタイプA端子が付いています。
Anker独自技術「PowerIQ 2.0」とは平たく書くと「Quick Charge 3.0対応品ふくめ、デバイスに応じて最大18Wまでの適切な電流値で充電する機能」です。
スマホ(iPhone 11 Pro)とタブレット(iPad)で確認したところ、急速充電に必要な電流量が供給されていました。
- スマホ 1.0A
- タブレット 1.5A
2ポート接続時は、安全のため最大15W出力に制限されるものの、スマホとタブレットの2台同時充電が可能です。
軽量スリムにして超大容量。
Anker PowerCore Essential 20000 PDは容量と使い勝手の両面ですぐれ、日常使いにも適したモバイルバッテリーです。
Anker PowerCore Essential 20000 PDレビューはこちら
Anker PowerCore Speed 20000 PD
ノートPCまで充電できる、20,000mAhクラスの超大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore Speed 20000 PD」です。
MacBook Proの容量(約22,000mAh)とほぼ同じ20,100mAhのバッテリー容量を備えながら、重さ約360gと同クラス最軽量に抑えています(それでもさすがにちと重いw)。
本製品のおすすめポイントは、バッテリー本体にくわえ、折りたたみプラグ式のUSBタイプC急速充電器(ACアダプター)が付いていることです。
こちらのUSB-C端子は30W出力対応のPD(Power Delivery)対応であるため、モバイルバッテリー本体が約4時間で満充電できちゃいます(この容量ではかなり早い方)。
本製品はUSBタイプAとタイプC、2種類の端子を備えています。
USBタイプCは入出力両方の機能を備えており、ひとつの端子でバッテリー本体の充電だけでなく、ノートPCへの充電も可能です。
USBタイプAは、AnkerおなじみのPowerIQ搭載で、デバイスに合わせて最適な電流値を自動で調整してくれます。
Anker x ガラケー(0.54A)
Anker x スマホ(1.02A)
Anker x タブレット(1.66A)
Anker PowerCore Speed 20000 PDはバッテリー容量・端子・付属品のいずれも死角のない、オールマイティのモバイルバッテリーです。
Anker PowerCore Speed 20000 PDレビューはこちら
Anker PowerCore+ 19000 PD
同じくノートPCも充電できる、20,000mAhクラスのモバイルバッテリー「Anker PowerCore+ 19000 PD」です。
表面はキズの目立ちにくいアルミ製のマット加工、裏面はすべりにくいゴム加工が施されています。
端子はUSB-A x 2とUSB-Cを搭載しています。
3つの端子を備えているだけあって、サイズはそれなりに大きいです(約169 x 77 x 22mm)。
手に持ったイメージは小型の長財布くらい。握った触感はしっとりしており、ホールド感もかなり良い感じです。
重量比較のために同クラスの「RAVPower RP-PB159」と「Anker PowerCore Speed 20000 PD」を並べてみました。
同クラスで唯一、USBハブ機能と3ポートを同時搭載している分、Anker PowerCore+ 19000 PDがもっとも重いです(約422g)。
特筆すべき点は急速充電器「Anker PowerPort Speed 1 PD30」が付いていること。
PD対応の充電器なので、モバイルバッテリー本体が約3.5時間で満充電できちゃいます。
Anker PowerCore+ 19000 PDは最大10W出力と15W出力、2種類のUSB-Aポートを備えています。
10W出力のUSBポートは「PowerIQ」、15W出力のポートは「PowerIQ 2.0」を搭載しています。
いずれも「デバイスに応じて最適な電流で急速充電する機能」ですが、PowerIQ 2.0はQuick Charge対応品までカバーするすぐれもの。
PowerIQ対応の10W出力USBポートは、スマホ・タブレットともそれぞれに合った電流値となっています。
PowerIQ 2.0対応の15W出力USBポートは、PowerIQにくらべて高出力であり、大きな値を示していました。
フル充電まで早めに持っていきたいデバイスやタブレットは、PowerIQ 2.0対応USBを使うのがベターでしょう。
USB-Cポートは入出力の機能を備えており、本体充電・デバイス充電の双方に対応しています。
出力は最大27Wであり、MacBook・MacBook Airなら急速充電できるワット数です。
MacBook Pro充電時のワット数(電流 x 電圧)を計測したところ、約22Wと最大値に迫る充分な値を示していました。
また3ポート合計で52Wの出力に対応しています。
52Wは、PowerIQ対応USB-A(最大10W)とPowerIQ 2.0対応USB-A(最大15W)、それからPD対応USB-C(最大27W)を合わせたワット数と同じ値。
Anker PowerCore+ 19000 PDのユニークな機能がUSBハブ。
電源ボタンを2秒間押すことで「USBハブモード」に切り替わります。
USBハブモードにした上で、USB-CポートをPCとつなぐことで、USB-Aをハブ用のUSBポートとして使うことができます。
今のところ、モバイルバッテリーでUSBハブ機能を備えているのは、Anker PowerCore+ 19000 PDとRAVPower RP-PB059のみです。
しかし、急速充電器付きとなると、Anker PowerCore+ 19000 PD一択。
20,000mAhクラスで多機能なモデルをお探しなら、現時点ではベストのモバイルバッテリーでしょう。
Anker PowerCore+ 19000 PDレビューはこちら
Anker PowerCore III Elite 25600 87W
「Anker PowerCore III Elite 25600 87W」は、25,600mAhのPD対応モバイルバッテリーです。
25,600mAhもあるので、iPad Proでも約4回、iPhone 12 Proなら約6回、MacBook Pro13インチでも1回以上充電できる、頼りになりマクリンのバッテリー容量となっています。
表面はアルミニウム仕上げで、削り跡のようなストライプも美しく、他のモバイルバッテリーとは一線を画す高級感をたたえています。
Anker PowerCore III Elite 25600 87WはUSB-CポートとUSB-Aポートを2つずつ搭載する4ポート構成となっています。
このうちUSB-CはAnker独自技術のPowerIQ 3.0を搭載し、1ポート使用で最大87Wを発揮する超高出力を実現しています。
PowerIQ 3.0 | |
---|---|
最大出力 | |
100W(本記事の製品は87W) |
|
互換性 | |
Quick Charge 3.0 |
USB-A側も最大18W出力であり、iPad Proをはじめ、タブレットまで急速充電が可能です。
4つのUSBポートと超高出力を備えているだけあり、サイズは長財布くらいあります(約169 x 77 x 22mm)。
重量はそれなりに重く、他の20,000mAhクラスが400g台までにおさまる中、約564gとダントツの鈍器感を発揮していますw
超大容量をそなえるだけに、本体フル充電に時間を要すると思われがちですが、USB-Cはなんと最大100Wの入力に対応しています。
例えば最大100WのUSB充電器、AUKEY「Omnia PA-B5」を組み合わせれば、約2時間で本体のフル充電が可能です。
出力面でも1ポート接続では最大87Wを発揮し、MacBook Pro16インチですら急速充電できるハイパワーで、もはや対応できないノートPCはないといえるレベル。
2ポート以上の使用だと最大78W出力に制限されるものの、それでもMacBook Pro13インチ(最大60W) + iPad Pro(最大18W)の組み合わせなら2台同時急速充電が可能です。
低電流モードもそなえ、イヤホンやスマートウォッチの充電に適した0.2〜0.5Aの電流を流してくれます。
4ポート全部使うことで、合計最大78W出力にしぼられるものの、最大4台同時の急速充電が可能です。
MacBook Pro13インチ + iPad Pro + スマホ2台の構成で充電したところ、USB-A側はテスターの干渉で計測できなかったですが、USB-C側ではしっかり充電されていることが確認できました。
4ポート対応・最大87W出力・バッテリー容量25,600mAhと、持ち運びできるバッテリーではまさに最強仕様。
ノートPCからイヤホンまで、あらゆるデバイスを複数充電できるモバイルバッテリーならAnker PowerCore III Elite 25600 87W一択です。
Anker PowerCore III Elite 25600 87Wレビューはこちら
Ankerのおすすめモバイルバッテリーまとめ
本記事は「【おすすめ】Ankerのモバイルバッテリーで今すぐ買うべき10モデル!」について書きました。
Ankerはモバイルバッテリーのトップメーカーというだけあり、容量・USBポート・サイズ・重量で実にさまざまな種類のモデルが揃っています。
このたび紹介したモバイルバッテリーはいずれも名作ですので、ぜひベストパートナーを見つけてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
製品名 | バッテリー容量 | ポート | 重量 | タイプ | PD対応 |
---|---|---|---|---|---|
「Anker PowerCore III Fusion 5000」![]() |
4,850mAh | PD対応USB-C(18W出力) USB-A(12W出力) ※ポート合計15W出力 |
約181g | ハイブリッドタイプ | |
「Anker PowerCore 10000 Redux」![]() |
10,000mAh | Micro USB(10W入力) USB-A(12W出力) |
約183g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore 10000 PD Redux」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入出力) USB-A(12W出力) ※ポート合計18W出力 |
約193g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore III 10000 Wireless」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入出力) QC3.0対応USB-A(18W出力) ※ポート合計20W出力 |
約244g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入力) PD対応USB-C内蔵(18W出力) |
約200g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(18W入力) USB-A内蔵(12W出力) ※ポート合計18W出力 |
約208g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore Essential 20000 PD」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C(18W入出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計15W出力 |
約342g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore Speed 20000 PD」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C(30W入力/22W出力) USB-A(10W出力) ※ポート合計24W出力 |
約360g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore+ 19000 PD」![]() |
19,200mAh | PD対応USB-C(30W入力/27W出力) USB-A x 2(10W出力/15W出力) ※ポート合計52W出力 |
約422g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore+ 19000 PD」![]() |
19,200mAh | PD対応USB-C(30W入力/27W出力) USB-A x 2(10W出力/15W出力) ※ポート合計52W出力 |
約422g | 通常タイプ | |
「Anker PowerCore III Elite 25600 87W」![]() |
25,600mAh | PD対応USB-C x 2(100W入力/87W出力) USB-A x 2(18W出力) ※ポート合計78W出力 |
約564 | 通常タイプ |