Anker(アンカー)にハマりマクリン( @Maku_ring)です。
どちらかというとモバイルバッテリーやUSB充電器で知られる同社ですが、実は完全ワイヤレスイヤホンも名機ぞろい。
ほとんどのモデルが1万円以下で購入できるにもかかわらず、外観・機能・音質ともにすぐれ、1万円以上の他社製品を凌駕する完成度をほこります。
そんなわけで本記事では「【徹底比較】Ankerのワイヤレスイヤホンで今すぐ買うべきおすすめ6モデル!」について書いていきます。
どれか1つ選べといわれたら「Soundcore Liberty Air 2 Pro」がおすすめです。
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Anker(アンカー)のおすすめワイヤレスイヤホン比較
Ankerのワイヤレスイヤホンは、モバイルバッテリーで培ったバッテリー技術を生かし、ロングバッテリーに仕上がっています。
またMicro USB充電のイヤホンが多い中、Anker製品のほとんどが、汎用性の高いUSBタイプC充電に対応しているのもポイント。
中には「置くだけ充電」のワイヤレス充電が可能なモデルもあります。
本記事で取り上げる6モデルには、それぞれ以下の特徴があるので、ひとつずつ紹介していきます。
製品名 | Bluetooth | 防水性能 | 対応コーデック | 重量(片耳/ケース込み) | 音楽再生時間 | 音楽再生時間(ケース併用) | ドライバー | 充電ポート | HearID | ANC |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
「【第2世代】Soundcore Liberty Neo」![]() |
Bluetooth 5.0 | IPX7 | AAC/SBC | 約5.5g/約51g | 最大5時間 | 最大20時間 | 6mmグラフェン採用ドライバー | Micro USB | – | – |
「Soundcore Liberty 2」 |
Bluetooth 5.0 | IPX5 | AAC/SBC/aptX | 約7g/約62g | 最大8時間 | 最大32時間 | 10mmダイヤモンドコーティングドライバー | USB-C | – | |
「Soundcore Liberty Air 2」 |
Bluetooth 5.0 | IPX5 | AAC/SBC/aptX | 約5g/約52g | 最大7時間 | 最大28時間 | 6mmダイヤモンドコーティングドライバー | USB-C・ワイヤレス | – | |
「Soundcore Liberty 2 Pro」 |
Bluetooth 5.0 | IPX4 | AAC/SBC/aptX | 約8g/約69g | 最大8時間 | 最大32時間 | 11mmダイナミックドライバー バランスドアーマチュアドライバー |
USB-C・ワイヤレス | – | |
「Soundcore Life A2 NC」![]() |
Bluetooth 5.0 | IPX5 | AAC/SBC | 約13g/約68g | 最大7時間(ANC:最大6時間) | 最大35時間(ANC:最大30時間) | 11mmダイナミックドライバー | USB-C | – | |
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」![]() |
Bluetooth 5.0 | IPX4 | AAC/SBC | 約10g/約61g | 最大7時間(ANC:最大6時間) | 最大26時間(ANC:最大21時間) | 11mmダイナミックドライバー | USB-C・ワイヤレス |
【第2世代】Soundcore Liberty Neo
Anker Libertyシリーズの軽量イヤホン「【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo」です。
前モデルSoundcore Liberty NeoがIPX5であったのに対し、第2世代はフルワイヤレス最高クラスの防水性能に高められています。
デザインは前モデルと同様、装着時に耳からイヤホン部分が飛び出して見えないよう、ミニマムサイズにまとめ、スマートさを追求しています。
AnkerのLibertyシリーズでも軽量モデルであり、両耳でわずか11gの重さしかありません。
ケース表面には、ダイヤモンド粒子を散りばめたようなメタリックコーティングが施され、高級感ある見た目となっています。
バッテリーはイヤホン単体で5時間(前は3.5時間)、ケース併用で20時間(前は12時間)の使用が可能と、前モデルより連続使用時間が大幅に伸びました。
【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neoは、飛び出しを抑えたスマートデザインに仕上がっており、少しひねるだけで抜群のフィット感を発揮します。
操作はボタン式かつ音量調整以外の操作がイヤホンだけで可能なので、そこそこ使いやすいです。
- (右/左)1回押す 再生/一時停止/受話/終話
- 右1秒押し 次の曲へ
- 左1秒押し 前の曲へ
- 着信中(右/左)1秒押し 通話拒否
- 通話中右1秒押し 通話切替
- (右/左)2回押す 音声操作起動(Siri/Googleアシスタント)
【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neoは中低音が得意であった前モデルをベースに、低音の量感がさらに強化された音設計となっています。
Anker独自のBassUPテクノロジーで、聴いている音楽の音域を即座に分析し、低音域を約43%増幅してくれるのです。
そのおかげもあって、ROCKだけでなくR&BやHIP HOP、EDMと組み合わせてもパフォーマンスを発揮するイヤホンとなっています。
また、iPhoneなどiOS端末から良い音で楽しめる、高音質コーデックのAACに対応しています。
ただし、apt-xコーデックには対応していませんので、Androidスマホでの動画やゲームプレイでは遅延が生じる旨ご承知おきください。
とはいえ、名作であった前モデルの性能をさらに向上しているため、トータルで見て隙のないモデルに仕上がっています。
Soundcore Liberty 2
「Soundcore Liberty 2」は完全防水仕様(IPX5)に仕上がっています。
イヤホンは両耳あわせて約14gとやや重めですが、装着時の重心バランスが良く、長時間付けても負担に感じませんでした。
ケースのフタはスライド式で、慣れれば従来のタイプより使いやすいです。
イヤホン単体で8時間、ケースをふくめると最大4回分(32時間)の充電が可能であり、Ankerの強みを生かしたロングバッテリーを実現しています。
イヤホン上部に付いている左右ボタンで操作可能です。
- (右/左)1回押す 再生/一時停止/受話/終話
- 右2回押す 曲送り(次の曲)
- 左2回押す 曲戻し(前の曲)
- (右/左)1秒押し 通話拒否/音声アシスタント
Soundcore Liberty 2の音を確認しました。
前モデルSoundcore Libertyの持つ量感ある中低音はそのままに、10mmダイヤモンドコーティングドライバーの恩恵で、高音の伸びがプラスされたイヤホンに仕上がっています。
イヤホンの特性自体は前作と似ており、タイトなロックとの組み合わせで、真価をより発揮するモデルといえます。
Soundcore Libertyが対応していた高音質の圧縮方式「AAC」にくわえ、今作は「apt-X」にも対応し、iPhoneとAndroidの双方で、質の高いサウンドを提供可能です。
CVC8.0ノイズキャンセリングも搭載し、通話の音質はとてもすぐれています。
Soundcore Liberty Air 2
「Soundcore Liberty Air 2」も同じく完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。
前モデル「Soundcore Liberty Air」と同様のうどん形状ですが、マットな質感にくわえ、グレーがかったデザインとオレンジのアクセントが入り、かなりおしゃれに仕上がっています。
こちらのケースもかなり軽く、これまで最軽量であった前作(約57g)をも更新する超軽量設計となっています。
ケースは軽いだけでなくスリムかつコンパクトで、こちらも前作よりひと回り小型化(約4.9 x 5.6 x 2.4 cm)を実現しています。
バッテリーも優秀で、イヤホン単体でも7時間、ケースをふくめると最大4回分(28時間)の充電が可能です。
Soundcore Liberty Air 2の大きな特徴が、2種類の充電方法を備えていることです。
ひとつはケース底面に備えているUSB-Cポートからの充電。
「Anker PowerWave 10 Pad」のようなパッド型ワイヤレス充電器を組み合わせることで、置くだけ充電が実現しちゃいます。
操作は前作と同じくタッチパッド式で、ボタンを押し込むことなくスマートに操作できます。
- 右2回タップ 再生/一時停止/受話/終話
- 右2秒押し 曲送り(次の曲)
- 左2秒押し 曲戻し(前の曲)
- 着信/通話中に右2秒押し 着信拒否/通話切替
- 通話中に右2回タップ キャッチホン
- 左2回タップ 音声アシスタント起動
Soundcore Liberty Air 2の音を確認したところ、全体のバランスに長けていたSoundcore Liberty Airを踏襲しつつ、高音のクリアさにさらに磨きがかかった印象です。
前述のHearIDや豊富なイコライザーもあるため、音楽ジャンルの得意不得意もほぼ無く、ポップス・R&B・ロックいずれも上手く響かせられる万能ぶりを発揮しています。
また、前作が対応していた高音質の圧縮方式「AAC」にくわえ、今作では「apt-X」にも対応し、iPhoneとAndroidの双方で、質の高いサウンドを提供可能です。
Soundcore Liberty Air 2は、名作であった前モデルの性能をさらに向上し、トータルで見て隙の少ないモデルに仕上がっています。
Soundcore Liberty Air 2レビューはこちら
Soundcore Liberty 2 Pro
「Soundcore Liberty 2 Pro」は生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホンは両耳あわせて約16gとやや重めですが、装着時の重心バランスが良いためか、長時間付けても負担に感じませんでした。
バッテリー内蔵の収納ケースはマットな質感で、手触りからして上質に仕上がっています。
イヤホン単体で8時間、ケースをふくめると最大4回分(32時間)の充電が可能となっています。
Soundcore Liberty 2 Proも2種類の充電方法を備えています。
ひとつはケース背面に備えているUSB-Cポートからの充電。
もうひとつはSoundcore Liberty Air 2と同じくワイヤレス充電です。
置くだけ充電を一度経験すると、ケーブルを抜き差しする従来の充電には戻れません。
イヤホン上部に付いている左右ボタンで操作可能です。
- (右/左)1回押す 再生/一時停止/受話/終話
- 右2回押す 曲送り(次の曲)
- 左2回押す 曲戻し(前の曲)
- (右/左)1秒押し 通話拒否/音声アシスタント
僕は数多くのワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、低価格帯(1万円台まで)の中ではSoundcore Liberty 2 Proがベストといえる完成度をもっています。
目を閉じて聴いていると、まさにライブ会場で聴いているような生の迫力と演奏の艶感をすくい取ることができるイヤホンです。
低音から高音まできれいにバランスがとれ、どの音域がムダに主張しすぎることもなく、見事に調和できています。
温かみがありつつ、クリアな音を響かせてくれるイヤホンに仕上がっています。
また、高音質の圧縮方式「apt-X」「AAC」に対応するため、iPhoneとAndroidスマホの双方で、質の高いサウンドを実現可能です。
Soundcore Liberty 2 Proレビューはこちら
Soundcore Life A2 NC
「Soundcore Life A2 NC」は完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホン単体で約13g、ケースふくめて約68gであり、軽量モデルの多い同社の中ではやや重め。
ケースはたまご型のマットな質感でパカッと開く機構です。
イヤホン単体で最大7時間(ANCで6時間)、ケースをふくめ最大35時間(ANCで30時間)使用可能です。
ケース背面には、使い勝手の良いUSB-Cポートを備えています。
また、10分の充電で1.5時間駆動する急速充電にも対応しています。
表面はタッチセンサー式で感度も高く、正確に操作できます。
- 右2回タップ 再生/一時停止
- 右2秒押し モード切り替え(ノイズキャンセリング / 外音取り込み / 通常)
- 左2回タップ 曲送り(次の曲)
- (右/左)2回タップ 受話/終話
- (右/左)2秒押し 着信拒否
ドンシャリ感が強めで、Ankerの中でもトップクラスの音質に仕上がり、アンダー1万円ではピカイチ。
高音域は刺さる感じが少しあるものの、クリアで爽快感があり、低音域には迫力があり臨場感も強いです。
中音域は、やや平坦な印象がありますが、表現力の面ではすぐれています。
ROCKやEDMにはぴったりで、ライブ感にあふれる派手なサウンドが楽しめます。
Anker初のANC搭載であるものの、その性能はアンダー1万円では最高クラス。
2万円台のモデルとも遜色なく、AirPods Proほどではないものの、近いレベルで外音を抑制してくれます。
外音取り込み機能も地味に優秀で、全ての周囲音を取り込む「全ての外音」と音声重視で取り込む「音声フォーカス」で切り替えられるようになっています。
Soundcore Liberty Air 2 Pro
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」は生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホンには装着センサーを搭載し、片方または両耳からイヤホンを外すと音楽が自動停止し、装着するとまた再生します。
イヤホン単体で約10g、ケースふくめて約61gと標準的な重量です。
ANC非搭載の最上位機種「Soundcore Liberty 2 Pro」と同様のスライドケース式で取り出しやすく、個人的には好きな機構です。
イヤホン単体で最大7時間(ANCで6時間)、ケースをふくめ最大26時間(ANCで21時間)使用可能です。
USB-C充電にくわえ、ワイヤレス充電にも対応し、ワイヤレス充電器に置くだけで充電できます。
表面はタッチセンサー式で感度も高く、正確に操作できます。
- 右2回タップ 再生/一時停止
- 右2秒押し モード切り替え(ノイズキャンセリング / 外音取り込み / 通常)
- 左2回タップ 曲送り(次の曲)
- (右/左)2回タップ 受話/終話
- (右/左)2秒押し 着信拒否
音質の系統は若干ドンシャリ系で、Anker製品の中ではトップクラスの高音質。
Soundcore Liberty Air 2 Proの解像感は、他とひと味違います。
高音域はクリアながらまろやかで、低音域には迫力があり臨場感も強いです。
中音域は、深みや力強さを求める人にはやや物足りないものの、音の空間認識や表現力では充分すぐれたものとなっています。
全体的な音質レベルは、個人的にはAirPods Proより好きな味付けです。
ROCK & POPSやJAZZを中心に幅広いジャンルを楽しめるイヤホンに仕上がっています。
また、良い意味で驚きだったのがノイキャン性能で、AirPods Proと同等レベルで外音を遮断してくれます。
外音取り込み機能は、Soundcore Life A2 NCと同様、「全ての外音」と「音声フォーカス」で切り替えられるようになっています。
Soundcore Liberty Air 2 Proレビューはこちら
Ankerのおすすめワイヤレスイヤホンまとめ
本記事は「【徹底比較】Ankerのワイヤレスイヤホンで今すぐ買うべきおすすめ6モデル!」について書きました。
Ankerのワイヤレスイヤホンは隠れた名作が多く、デザイン・機能・音質いずれも完成度が高いです。
このたび紹介したイヤホンはどれも名作ですので、ぜひベストパートナーを見つけてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
製品名 | Bluetooth | 防水性能 | 対応コーデック | 重量(片耳/ケース込み) | 音楽再生時間 | 音楽再生時間(ケース併用) | ドライバー | 充電ポート | HearID | ANC |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
「【第2世代】Soundcore Liberty Neo」![]() |
Bluetooth 5.0 | IPX7 | AAC/SBC | 約5.5g/約51g | 最大5時間 | 最大20時間 | 6mmグラフェン採用ドライバー | Micro USB | – | – |
「Soundcore Liberty 2」 |
Bluetooth 5.0 | IPX5 | AAC/SBC/aptX | 約7g/約62g | 最大8時間 | 最大32時間 | 10mmダイヤモンドコーティングドライバー | USB-C | – | |
「Soundcore Liberty Air 2」 |
Bluetooth 5.0 | IPX5 | AAC/SBC/aptX | 約5g/約52g | 最大7時間 | 最大28時間 | 6mmダイヤモンドコーティングドライバー | USB-C・ワイヤレス | – | |
「Soundcore Liberty 2 Pro」 |
Bluetooth 5.0 | IPX4 | AAC/SBC/aptX | 約8g/約69g | 最大8時間 | 最大32時間 | 11mmダイナミックドライバー バランスドアーマチュアドライバー |
USB-C・ワイヤレス | – | |
「Soundcore Life A2 NC」![]() |
Bluetooth 5.0 | IPX5 | AAC/SBC | 約13g/約68g | 最大7時間(ANC:最大6時間) | 最大35時間(ANC:最大30時間) | 11mmダイナミックドライバー | USB-C | – | |
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」![]() |
Bluetooth 5.0 | IPX4 | AAC/SBC | 約10g/約61g | 最大7時間(ANC:最大6時間) | 最大26時間(ANC:最大21時間) | 11mmダイナミックドライバー | USB-C・ワイヤレス |