どうも、iPhone 14 Pro・AirPods Pro 2ユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。
これらの機器ふくめ、多くのスマホやワイヤレスイヤホンはワイヤレス充電に対応し、Qiワイヤレス対応のモバイルバッテリーと組み合わせれば、くっつけるだけで本体充電できます。
ただ、自分に合ったモデルがどれなのか、なかなか決めかねる人も多いはず。
そこで本記事は「【くっつく】Qi対応のワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめ4選」について書いていきます。
先におすすめのモバイルバッテリーを知りたい場合は「おすすめのワイヤレス対応モバイルバッテリー」からチェックしてみてください。
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Qiワイヤレス対応モバイルバッテリーの選び方
ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーを選ぶ上で、気にすべきポイントを3つにしぼって紹介します。
携帯性重視なら5,000mAh、充電回数なら10,000mAhを選ぶべし
モバイルバッテリーの大事なスペックがバッテリー容量(mAh)です。
参考までに、スマホのバッテリー容量は約2,500mAh。
携帯性を重視するか充電回数を重視するかで、選ぶバッテリー容量が分かれてきます。
前者を重きに置くなら100g台前半の5,000mAhクラス、後者ならスマホを約4回充電できる10,000mAhクラスから選ぶことをおすすめします。
パススルー充電対応を選ぶべし
ワイヤレス対応のモバイルバッテリーでは、パススルー充電対応か否かという点に着目しましょう。
パススルー充電とは「バッテリー本体を充電しながら、デバイスを充電できる機能」のことをいいます。
この機能がなぜ大事なのかというと、パススルー充電に対応していることでワイヤレス充電器代わりにも使えるからです。
例えばイヤホンはこまめに充電する必要があり、パススルー充電対応だと手軽に充電できるのでかなり重宝します。
iPhone 12/13/14シリーズならMagSafe対応を選ぶべし
12シリーズ以降のiPhoneは、背面からマグネット吸着でワイヤレス充電できるMagSafeをそなえています。
MagSafe対応充電器を組み合わせれば、磁力でパチッと最適な位置にくっ付き、ワイヤレス充電が簡便にできます。
12/13/14シリーズでワイヤレスモバイルバッテリーをせっかく使うなら、MagSafe対応のモバイルバッテリーを選びたいところ。
MagSafe対応なら、背面にモバイルバッテリーが吸着した状態でiPhoneを持ち運べるので、重ね持ちの手間もなくなります。
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめ5選
それでは、僕が実際に使ってきたワイヤレス対応モバイルバッテリーの中から、おすすめ順に紹介していきます。
それぞれの機能は下記にて比較していますので参考ください。
左スライドで全表示
製品 | |||||
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh | 10,000mAh |
サイズ | 105 x 67 x 12mm | 94.7 x 64.4 x 16.6mm | 105 x 66 x 13 mm | 94 x 63 x 16 mm | 107 x 66 x 18mm |
重量 | 約125g | 約131g | 約144g | 約150g | 約219g |
MagSafe対応 | |||||
出力ポート数 | 2(USB-C/ワイヤレス) | 2(USB-C/ワイヤレス) | 2(USB-C/ワイヤレス) | 2(USB-C/ワイヤレス) | 3(USB-A/USB-C/ワイヤレス) |
USB PD対応 | |||||
ワイヤレス出力 | 7.5W / 5W | 7.5W / 5W | 7.5W / 5W | 7.5W / 5W | 7.5W / 5W |
USB出力 | 12W(USB-C) | 10W(USB-C) | 12W(USB-C) | 20W(USB-C) | 20W(USB-C) 18W(USB-A) |
Anker 621 Magnetic Battery
「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)」は、iPhone 14 Pro x 約1回分の充電に相当する、5,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。
ブルー以外に、ブラック・ホワイト・グリーン・パープルとバラエティ豊富で、男女問わずに使いやすいカラーも用意されています。
最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドは円で囲われ、その下には線が描かれています。
サイズは約105 x 67 x 12mmで、名刺ケース未満の超小型サイズを実現しています。
厚みはなんと11mm台(公称は12mm)で、Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)よりさらに1mm薄くできています。
本機はMagSafe対応であり、背面にモバイルバッテリーを吸着すると充電が開始します。
AirPods Pro 2をはじめ、Qi対応イヤホンのワイヤレス充電にも対応しています。
USB-Cポートも搭載し、こちらを使って最大12W出力までのデバイス充電が可能です。
ワイヤレス + USB-Cの2台同時充電は非対応で、両方行うとUSB-C充電のほうが優先されます。
パススルー充電にも対応し、本体充電しながらのワイヤレス充電もできます。

Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)は「iPhone用のワイヤレスモバイルバッテリーで携帯性を重視する人」におすすめです。
Belkin BOOST CHARGE Magnetic Wireless Battery 5000 + Stand
「Belkin BOOST CHARGE Magnetic Wireless Battery 5000 + Stand」は、5,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。
表面には最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。
カラーはブラック・ホワイトの2色があります。
サイズは約94.7 x 64.4 x 16.6mmと名刺ケースよりコンパクトで、重量は約131gでひときわ軽く仕上がっています。
充電パッドにMagSafe対応iPhone(12シリーズ以降)をもっていくだけで、マグネットでくっついて充電がスタートします。
Qi対応イヤホンでも充電可能で、AirPods Pro 2なら充電部にマグネットを搭載しているので、斜めにしてもピタッとくっつきます。
背面にはフリップ式のキックスタンドを搭載しています。
充電しながらのZOOMやSNSライブ・動画視聴など、用途に応じて縦横を使い分けられます。
また、バッテリー本体を縦置きしながらiPhoneを横置きできるフローティングモードでも使用でき、高さを出したいときに重宝します。
パススルー充電にも対応し、本体充電とデバイス充電(ワイヤレス)が同時に可能なので、充電器的にも使えます。
USB-Cは単ポートでも最大10W出力であり、ワイヤレス + USB-Cの2台同時充電(合計最大10W)もサポートしています。
Belkin BOOST CHARGE Magnetic Wireless Battery 5000 + Standは「iPhoneがワイヤレス充電できる、5,000mAhのワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker 622 Magnetic Battery
AnkerのMagSafe対応モバイルバッテリー「Anker 622 Magnetic Battery」です。
表面には、iPhone / Qi対応スマホ / ワイヤレスイヤホンの充電に対応するマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。
カラーはグリーン・パープル・ブラック・ホワイトの4色があり、無骨なモバイルバッテリーらしからぬ淡い色合いに仕上がっています。
サイズは約105 x 66 x 13 mmのハンディサイズ、重量は約144gとご飯1杯分くらいの軽さです。
サイズ感はProだと横にすこし余るくらい、miniだと若干はみ出るので注意ください。
充電パッドにMagSafe対応iPhoneをもっていくと、磁力でパチッとくっ付き、充電が開始します。
ケース越しであってもMOFT MagSafe対応ケースのようなマグネット搭載ケースなら、問題なくワイヤレス充電できます。
約900gの荷重に耐える強力マグネット搭載で、バッテリーで本体を持ち上げても外れる心配はありません。
ただし、ワイヤレス出力は最大7.5Wであり、高速ワイヤレス充電(15W)の半分の出力なので、カラからフル充電まで3時間以上かかります。
iPhoneだけでなく、Qi対応ワイヤレスイヤホンの充電にも使えます。
角度調整はできないものの、画面を視認しやすい60度の傾斜となっています。
最大12W出力できるUSB-Cポートもそなえ、iPhone 13シリーズの高速充電(20W必要)には足りないものの、スマホの急速充電は可能です。
ワイヤレス + USB-Cの同時充電は非対応ですが、本体充電とワイヤレス充電が両立できるパススルー充電に対応し、充電器代わりにも使えます。
Anker 622 Magnetic Batteryは「iPhoneが充電できる、スタンド搭載のワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
強力なマグネットと折りたたみ式スタンドも搭載しています。
ただし、Apple Watchも充電したい・2台同時充電したいのであれば、CIOハイブリッドワイヤレスバッテリーのほうがおすすめです。
CIO ハイブリッドワイヤレスバッテリー
「CIO ハイブリッドワイヤレスバッテリー」は、iPhone x 約0.8回分の充電に対応する、5,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。
本機最大の特徴が、マグネット式ワイヤレス充電パッドにQi規格用コイルとApple Watch用コイルを搭載し、両デバイスのワイヤレス充電に対応している点。
サイズは約94 x 63 x 16 mmの手のひらサイズであり、名刺ケース未満のコンパクト設計となっています。
重量は約150gと軽量におさまっています。
スタンドは引っ張り出して無段階調整でき、最大45°まで傾けられます。
電源ボタンを押した後、充電パッドにApple Watchをもっていくとワイヤレス充電が可能です。
ただし、ワイヤレス出力は最大2.5Wとやや低めです。
純正充電器だと約70分でフル充電できますが、本機だと同時間で30%程度の充電回復にとどまります。
同じ充電パッドを使って、MagSafe対応のiPhone(12シリーズ以降)のワイヤレス充電にも対応しています。
磁力は強力で、バッテリー起点に本体を持ち上げても外れることはありません。
ケース越しの使用であっても、MOFT MagSafe対応ケースのようにマグネット搭載タイプであれば、しっかりくっ付きます。
スタンドも当然使えるので、動画視聴やレシピチェックしながらの充電にも最適。
スマホだけでなく、AirPods ProやSoundcore Liberty 3 Proなど、Qi対応ワイヤレスイヤホンの充電にも使えます。
USB-Cは最大20W出力でき、iPhone 13シリーズの高速充電(30分で50%充電)に対応する高出力仕様のポートとなっています。
パススルー充電にも対応し、本体充電しながらのワイヤレス充電もできます。
ワイヤレス + USB-Cの同時充電もサポートし、合計最大27.5W(7.5W + 20W)の出力に対応しています。
マグネットタイプのモバイルバッテリーでApple Watch充電に唯一対応し、ユニーク性の高いアイテムです。
Anker 633 Magnetic Battery
「Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)」は、10,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。
カラーはブラックふくめ、ホワイト・ブルーの3色があり、男女問わずに使いやすいカラーも用意されています。
表面には最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。
充電パッドにMagSafe対応iPhone(12シリーズ以降)をもっていくと、磁力でパチッとくっ付き、充電が開始します。
Qi対応イヤホンやAndroidスマホはマグネット吸着しないものの、ワイヤレス充電自体は可能です。
ワイヤレス出力は最大7.5Wであり、高速ワイヤレス充電(15W)の半分の出力なので、フル充電まで4時間近く要します。
底面には電源ボタンとUSB-Aポート、側面にはUSB-Cポートをそなえています。
USB-Cは最大20W出力でき、iPhone 13シリーズの高速充電(30分で50%充電)にくわえ、Androidスマホの急速充電も可能です。
USB-A側は最大18W出力に対応し、通常のモバイルバッテリーとして考えてもかなり優秀。
パススルー充電にも対応し、本体充電しながらのワイヤレス充電にも対応しています。

ほかのモバイルバッテリーにない機能として、背面にフリップ式の折りたたみスタンドを格納しています。
ややチャチい感じはあるものの、引き出すだけで自立できるのは重宝します。
縦置き・横置きのいずれでも使えるので、ZOOM・インスタライブ・YouTube視聴など、シーンに応じて使い分けられます。
合計出力は最大18Wに制限されるものの、ワイヤレス + USB-C + USB-Aを用いた3台同時充電もカバーしています。
Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)は「iPhoneがワイヤレス充電できる、10,000mAhのワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Qi対応ワイヤレスモバイルバッテリーまとめ
本記事は「【くっつく】Qi対応のワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめ5選」について書きました。
最近のモバイルバッテリーはますます進化し、ワイヤレス充電にただ対応するだけでなく、プラスアルファの要素も盛り込まれています。
本記事を参考に、ベストパートナーのワイヤレスモバイルバッテリーをぜひ見つけてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。







