どうも、メッシュルーターで快適なWi-Fi生活を送るマクリン( @Maku_ring)です。
つい最近、妻愛用の古いMacBook Proが、Wi-Fiを急につかめなくなりました。
PC内蔵の無線LANアダプターが壊れたのです。
ヨメ
マクリン
ヨメ
無線LAN子機(無線LANアダプター)とは、パソコンなどに無線LAN(Wi-Fi)機能を追加する機器のことです。
USBポートに挿すタイプが多く、サイズもごく小さいものからアンテナ付きまでさまざま。
無線LAN子機が必要な場面
- PC内蔵の無線LANアダプターが壊れたとき
- PC内蔵の無線LANアダプターでは速度が物足りない時
- 5GHz帯のWi-FiにWi-Fiデバイスが対応していないとき
無線LAN子機は意外に種類があります。
よく理解しないまま家電量販店に行くと、どれを買うべきか迷うことも多いのです。
そこで本記事では、無線LAN子機を選ぶポイントとおすすめ商品を紹介します。
先におすすめの無線LAN子機を知りたい場合は「おすすめの最強の無線LAN子機」からチェックしてみてください。
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おすすめの無線LAN子機の選び方とは?
無線LAN子機を選んでいるときに妻から訊かれたのがこんな質問。

無線LAN子機はいずれも外観が似ている上、基本的に数値の比較となります。
中身がよく分からない人からしたら、子機選びは難しいのです。

- アンテナ内蔵タイプ 見た目にもスマートなアンテナ内蔵モデル
- デュアルバンド対応 2.4GHz帯と5.0GHz帯の2つのWi-Fi電波を受信
- 11ac対応 5.0GHz帯の高速規格「802.11ac」に対応
- 最大通信速度(理論値) スピードは重要
それではこの4つのポイントをもう少し詳しく見ていきます。
1. アンテナ内蔵タイプの無線LAN子機がおすすめ
無線LAN子機の外観は大きく2つに分かれます。
外付けアンテナの付いた外部アンテナタイプと、まるでUSBメモリのようなデザインのアンテナ内蔵タイプです。
一般的には、外部アンテナタイプがWi-Fi電波をつかみやすいと云われます。
ですが僕は、気にするほどの差ではないと考えています。

見た目にもスマートなアンテナ内蔵タイプのほうが持ち運びもしやすく、使い勝手にすぐれています。
外でも使うことを視野に入れるなら、こちらのタイプを選びましょう。
2. デュアルバンド対応の無線LAN子機がおすすめ
Wi-Fiは周波数帯によって2.4GHz帯と5.0GHz帯の2種類の電波があります。
両者の特徴はざっくり書くとこんな感じ。
Wi-Fi電波の特徴
- 2.4GHz帯 速度は遅いが、障害物に強い
- 5.0GHz帯 速度は早いが、障害物に弱い
つまり「打たれ強いけど鈍足」なのが2.4GHz、「繊細なスピードスター」が5.0GHzというイメージ。
通信速度の必要なデバイスをWi-Fiにつなぐ場合、スピードスターの5.0GHzに対応した無線LAN子機を選びたいところです。
だからといって、5.0GHz帯にしか対応していない無線LAN子機を買うのは考えもの。
繊細でもある5.0GHz帯は、場所によっては電波強度が弱いことも多く、打たれ強い2.4GHzのほうが速いケースも多々あるからです。
したがって、1つの無線LAN子機で2.4GHz帯と5.0GHz帯、2種類のWi-Fiを受信できるデュアルバンド対応子機をおすすめします。

3. 11ac対応の無線LAN子機がおすすめ
デュアルバンド対応の子機を選ぶ上で、もうひとつ考慮しなくてはならない事項があります。


2.4GHzと5.0GHzは周波数帯のことですが、Wi-Fiはさらに通信規格で分類されるのです。
表にまとめるとこんな感じ。
周波数帯 | 通信規格 | 最大速度 | 特徴 |
5GHz | IEEE802.11a | 54Mbps | 繊細だが電波干渉を受けにくい |
IEEE802.11n | 600Mbps | ||
IEEE802.11ac | 6.9Gbps | ||
2.4GHz | IEEE802.11b | 11Mbps | 打たれ強いが電波干渉を受けやすい |
IEEE802.11g | 54Mbps | ||
IEEE802.11n | 600Mbps |
5GHz帯の11acは最大速度6.9Gbps。
つまり「6900Mbps」ということで他の規格を圧倒する高速ぶりです。
あくまで最大理論値なので、この速度が実際に出ることはありませんが、許容速度が大きいと実測値が速いのも間違いないわけで。
ただ、ひとつだけ注意しなくてはならないのは、無線LANルーター自体も11acに対応している必要があるということです。
ルーターと子機双方が11acに対応することで、快適なWi-Fi環境を作ることが出来ます。

4. 最大通信速度の高い無線LAN子機がおすすめ
5GHz帯の11acが6.9Gbpsとはいえ、実際の通信速度は無線LAN子機の性能にゆだねられます。
つまり無線LAN子機の最大通信速度がめちゃ重要。

2019年現在リリースの無線LAN子機では、5GHz帯(11ac):867Mbps、2.4GHz帯:300Mbpsの仕様が最速モデルです。
なるべく通信速度の表記がこちらに近いモデルを選びましょう。
おすすめの最強の無線LAN子機
前章までの内容をまとめると、無線LAN子機を選ぶ上で大事なポイントは以下のとおりです。
- アンテナ内蔵タイプ
- デュアルバンド対応
- 5.0GHz帯の11ac対応
- 最大通信速度 5GHz帯:867Mbps、2.4GHz帯:300Mbps
進化の早い無線LAN子機ですので、その時点の最新モデルを選ぶことをおすすめします。
そんなわけで最新モデルの中から、これらの条件をなるべく満たす最強の無線LAN子機を集めました。

これら4製品の主なスペックを並べました。
モバイルは左スライドで全表示
製品名 | BUFFALO WI-U3-866DS | I-O DATA WN-AC867U | ELECOM WDC-867DU3S | PLANEX GW-900D-BK |
端子 | USB3.0/USB2.0 | USB3.0/USB2.0 | USB3.0/USB2.0 | USB3.0/USB2.0 |
通信規格 | 2.4GHz:11n/g/b 5GHz:11ac/n/a | 2.4GHz:11n/g/b 5GHz:11ac/n/a | 2.4GHz:11n/g/b 5GHz:11ac/n/a | 2.4GHz:11n/g/b 5GHz:11ac/n/a |
最大速度 | 2.4GHz:300Mbps 5GHz:866Mbps | 2.4GHz:300Mbps 5GHz:867Mbps | 2.4GHz:300Mbps 5GHz:867Mbps | 2.4GHz:300Mbps 5GHz:866Mbps |
サイズ | 74 x 27 x 14mm | 101 x 32 x 14mm | 34 x 16 x 8mm | 80 x 26 x 10.6mm |
質量 | 18g | 30g | 4g | 14.5g |

実際いずれもほぼ同じスペックなので、メーカーの好みで選んでいただいても問題ありません。
ですが、この中からあえて選ぶとすれば、エレコム WDC-867DU3SかPLANEX GW-900D-BKをおすすめします。
エレコム WDC-867DU3Sは他モデルに比べて圧倒的に軽量コンパクトであること、PLANEX GW-900D-BK
は実速度の高さに定評あるPLANEX製であるからです。
無線LAN子機は一度買ったら、そうそう壊れるものでもないため、長い付き合いになるものです。
自身の好みと照らし合わせ、最適のモデルを見つけましょう。
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おすすめの無線LAN子機の選び方まとめ
本記事は「【2019年】おすすめの最強の無線LAN子機とその選び方【USBタイプ】」について書きました。
無線LANルーターの進化とともに、無線LAN子機もひっそり進化を続けています。
デュアルバンド・11ac対応は当たり前で、各社が通信速度を上げるべく、しのぎを削っているのが無線LAN子機の世界です。
本記事で紹介した無線LAN子機はいずれもおすすめ。
どれを優先するのか好みと照らし合わせ、ベストパートナーを見つけてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。


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