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【Apple Watch 6比較レビュー】Series 3/4/5との違い・外観・機能まとめ【評判・口コミ】

評価:4.5

どうも、Apple Watch Series 5ユーザーだったマクリン( @Maku_ring)です。

これといった不満もなく、手元決済を中心にもはや生活の一部と化していました。

Apple Watch 5のSuica機能
 
しかし、そこはガジェットブロガーのさが

欲望がうずき、Apple Watch Series 6を買ってしまいました……。

マクリン

うーん、Series 6のブルーアルミはクールでかっこいい!
 
アンタ、それそもそも買う必要あったの !?

ヨメ

 

マクリン

(なかったかも……!)
 
妻の怒号を背に、僕は所有欲に満たされていました。

Series 5と比べると、その差は大きくありません。

しかし、血中酸素濃度センサー搭載・新CPU採用による高速化・急速充電など、あと一歩だった点も細かく改良され、まさに集大成とも呼ぶべきモデルに仕上がっています。

そんなわけで本記事は「【Apple Watch 6比較レビュー】Series 3/4/5との違い・外観・機能まとめ【評判・口コミ】」について書いていきます。

ちなみに、最新のApple Watch Series 7では、地味ながら着実な進化をとげているので、こちらの記事もぜひ参考ください。

 
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マクリン

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マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

Apple Watch 6とSeries 3・4・5の違いを比較

Apple Watch 6にはセルラーモデルとGPSモデルがあり、各仕様は下記のとおりです。

項目 Series 6 GPS + Cellularモデル Series 6 GPSモデル
本体価格 53,800円(税別)から 42,800円(税別)から
チップ 【CPUチップ】S6 SiP(64bitデュアルコアプロセッサ)
【ワイヤレスチップ】W3
本体容量 32GB
GPS 内蔵GPS、GLONASS、Galileo、QZSS
センサ 血中酸素濃度センサー、心拍センサー(電気・光学式)、気圧温度計、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー
Siri 話せるSiri搭載
防水 水深50mの耐水性能
ケース素材 アルミニウム・ステンレス・チタニウム アルミニウム
通信方式 LTE、Wi-Fi、Bluetooth 5.0 Wi-Fi、Bluetooth 5.0
ディスプレイ 感圧タッチ対応LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ
ディスプレイ解像度 【40mm】324 x 394ピクセル
【44mm】368 x 448ピクセル

 
セルラーとGPSモデルの大きな違いは価格・ケース素材・通信方式で、あとは本体側面のデジタルクラウンがGPSが本体色、セルラーは赤色となっています。

Apple Watch 6のGPSモデル
 
チタンやステンレスという素材の魅力は捨てがたいですが、僕はこのたびブルーアルミニウムのGPSモデル(44mm)を選びました。

セルラーとGPSのいずれにするかは誰しも迷う点かと思いますが、機能面での見劣りはほぼないので安価なGPSモデルがおすすめです。

 
ブルーとProduct REDがSeries 6から新たに追加された色ですが、こちらのブルーが光沢の帯び方で、ネイビーからライトブルーまで変化する魅力的なカラー。

Apple Watch 6 44mmのブルーアルミ

マクリン
個性を押し出したい人にはレッドもいいですね!

ベルトループは、一本型ループですっきりかつ伸びるシリコーン素材のディープネイビーソロループにしました。

Apple Watch 6 44mmのディープネイビーソロループ
 
同梱品は本体と磁気充電ケーブルです。

Apple Watch 6の付属品

MEMO
Series 5に付属していたUSB充電器(5W)は、Series 6ではカットされました。
 
Series 5とのハード面での大きな違いは、CPUがS5からS6 SiPにパワーアップしたのと、血中の酸素レベルを算出できる血中酸素濃度センサーを搭載した点です。

項目 Series 6 Series 5
センサ 血中酸素濃度センサー、心拍センサー(電気・光学式)、気圧温度計、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー 心拍センサー(電気・光学式)、気圧温度計、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー
チップ 【CPUチップ】S6 SiP(64bitデュアルコアプロセッサ)
【ワイヤレスチップ】W3
【CPUチップ】S5(64bitデュアルコアプロセッサ)
【ワイヤレスチップ】W3

 
前者のCPU性能は20%アップしているという触れ込みですが、違いはぶっちゃけ分かりませんでした……w


 
Apple Watchシリーズに共通していえるのは、冒頭でも触れたSuica機能の便利さ。

Apple Watch 6のSuica機能

これを使うためだけにApple Watchにすべきといえるほど、一度経験すれば手放せなくなる快適さをもっています。

「Suica機能を搭載していればいい」というユーザーは、Series 3が価格面でおすすめなので、この機会にぜひ検討ください。

 
 

常時表示Retinaディスプレイ採用

Apple Watch 6と5に共通する点がディスプレイ。

新たに「常時表示Retinaレティナディスプレイ」という有機ELディスプレイを搭載しています。


 
ちなみに輝度は、5に比べて6が約2.5倍明るくなっているとのことですが、どう見ても2.5倍もの差異は見受けられませんでした……。(よく見積もって、10〜20%くらいじゃないでしょうか)


 
さらに、Series 3・4にはなかった常時表示が実現可能となりました。

Apple Watch 6は常時表示Retinaディスプレイ採用

これまでならスリープ状態でディスプレイがオフになっていたところを、輝度とリフレッシュレートを落とした文字盤が表示されます。
 

マクリン
ますます腕時計っぽくなりましたね!

例えば文字盤を「メリディアン」にした場合、オン時は背景が白くなり、オフ時は背景が黒くなって省エネ化が図られるようになっています。

Apple Watch 6のメリディアン

この省電力化により、常時表示にもかかわらず、バッテリー駆動時間はSeries 4と同じ18時間をキープしています。

実際午前10時から午後7時まで付けっぱなしで活動しても、バッテリーは100% 70%までしか減っていませんでした。


 
この機能を実現たらしめている技術が、LTPO素材です。

LTPO
Low Temperature Polycrystalline Oxideの略称で「低温多結晶酸化物」のことを指します。ポリシリコンとIZGO(インジウム・ガリウム・亜鉛・酸素の化合物半導体)を組み合わせたトランジスタのことで、低電力のオンオフを可能としています。
マクリン
つまり、ディスプレイのオンオフに必要な電力を、極限まで下げられるってことですね!

Series 4から採用されていた技術ですが、ソフト面を改善することで常時表示ができるようになったのです。

さらにSeries 5/6はSeries 3とくらべ、ディスプレイの表示面積が30%以上大きくなっています。

Apple Watch 6と3のディスプレイ比較
 
そのわりに重さは数グラム差なので、手元の重量感はまったく変わりませんでした。

Apple Watch 6の重量

Series 6の重さ

Series 3の重さ

製品名 Apple Watch 6 Apple Watch 4 Apple Watch 3
ディスプレイ 感圧タッチ対応LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ 感圧タッチ対応LTPO OLED Retinaディスプレイ 第2世代の感圧タッチ対応OLED Retinaディスプレイ
バッテリー駆動時間 18時間
解像度 44mm:368 x 448ピクセル
40mm:324 x 394ピクセル
44mm:368 x 448ピクセル
40mm:324 x 394ピクセル
42mm:312 x 390ピクセル
38mm:272 x 340ピクセル
重さ
(GPSモデル)
44mm:36.5g
40mm:30.5g
44mm:36.7g
40mm:30.1g
42mm:32.3g
38mm:26.7g

 

血中酸素濃度センサー搭載

Apple Watch 6の大きなポイントは、血中の酸素レベルを確認できる血中酸素ウェルネスセンサーを搭載したことです。

Apple Watch 6は血中酸素ウェルネスセンサーを搭載
 
裏蓋のセンサーも、5に比べて数が明らかに増えています。

Apple Watch 6の裏蓋のセンサー部
 
計測自体は繊細で、デスクの上に腕を置いて静止した状態で15秒間待機することで測定できます。


 
血中酸素の正常値は96〜100%(ひと安心……)とのことで、この値に収まっているかどうかで日々の健康を確認しましょう。

心拍数アプリ収録

血中酸素レベルと合わせ、ヘルス管理に用いたいのが心拍数アプリです。

Apple Watch 6の心拍数アプリ

電気式と光学式の心拍センサーを内蔵しているので、平常時とワークアウト時の心拍数を計測でき、睡眠時間や運動量などと一緒に監視してくれます。

マクリン
まさに、未来の健康が手首の上で確認できる時代に!

電子コンパス内蔵

Apple Watch 6では5と同様、コンパスを新たに内蔵し、自分の位置と方向がより正確に分かるようになっています。

Apple Watch 6は電子コンパス内蔵

ディスプレイには方位だけでなく、高度・緯度・経度・傾斜を一緒に表示することができます。

コンパスを内蔵したことで、マップアプリで自分がいま向いている方向も表示できるようになりました。

マクリン
iPhoneでは前から可能でしたが、Apple Watchだと意外とできなかったことなんですよね!

5では高度計の使用はコンパスアプリ・ワークアウト起動時にとどまっていましたが、6では常時表示にも対応し、時計盤によっては文字盤に埋め込むことができます。

Apple Watch 6では高度計の常時表示に対応

ヨメ

海抜を気にする私には最適!
 
(そんな人多くないでしょ……!)

マクリン

Siriの検索機能が強化

Apple Watch 6は左側面にスピーカー穴をそなえ、Siriの音声もアップしています。

マクリン
おかげで通話も余裕ですよ!

Siriを使った機能は多彩で、たとえば近くに音楽が鳴っている状態で「この曲の名前は?」と問いかけると、Shazamアプリが中で起動し、曲名を見事に当ててくれます。


 
それからSiriを使ってWeb検索も可能です。


 
さらにApple WatchからApp Storeへのアクセスならびにアプリの直接インストールもできます。

今後はますます単独起動するApple Watchアプリが増えていきそうです。
 

充電時間の高速化

Apple Watch 6で地味に見逃せないのが充電時間が速くなった点です。

5までのApple Watchは、フル充電まで約2時間半かかっていました。

それが6では、Apple 5W USB電源アダプタと併用することで、1時間半以内でのフル充電が可能となりました。

Apple Watch 6は1.5時間以内のフル充電可能

マクリン
1時間も短縮できてるのはすごい!

Apple Watch 6はユーザーのヘルスサポート機能も充実化し、スマートウォッチとしていよいよ完成の域に達した感があります。

デビュー機としてはもちろん、Apple Watch 3や4からの買い替えなら迷わずGO!

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Apple Watch 6評判・口コミ

Apple Watch 6の評判や口コミを、Twitterから拾ってみました。

血中酸素濃度センサーや常時表示、バッテリーの持ちを中心に評価が高く、満足度が高いことがうかがえます。(ただ、血中酸素の使いどころは難しそう……w)

また、ソロループの使い心地が快適で、今までのベルトでベストといえる完成度だと感じました。


 

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Apple Watch 6比較レビューまとめ

本記事は「【Apple Watch 6比較レビュー】Series 3/4/5との違い・外観・機能まとめ【評判・口コミ】」について書きました。
 

Apple Watch 6の特長

  • 新CPUの採用で高速化
  • 最大2.5倍の明るさ
  • 血中酸素濃度センサー搭載
  • 常時表示Retinaディスプレイ
  • Siriの検索機能が強化
  • 充電時間の高速化

 
Apple Watch 5から買い替えた僕にとって、正直いって驚くほどの改良点はありませんでした。

しかし、細かい改善点が積み重ねられ、スマートウォッチとしてもはや完成形と呼ぶべきモデルに仕上がっています。

マクリン
Apple Watchの成熟度は6でさらに増したので、このモデルからのApple Watchデビューもおすすめ!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
 

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