評価:4.5

通勤・作業・運動時に重宝する、全ケーブルを廃した完全ワイヤレスイヤホン。
近ごろは1万円以下でも優秀なフルワイヤレスが出揃ってきています。
ところが多くのワイヤレスイヤホンは、充電方法がMicro USBのみ・連続再生時間が短いという弱点を抱えています。
これらの弱点を見事にリカバーしたモデルが、SoundPEATS社の「Truengine2」です。
Truengine2は、前モデル「Truengine」の音質・バッテリー・充電方法を、全面にわたって改良したアップグレードモデルに仕上がっています。
「AAC」「apt-X」のコーデックに対応し、iPhoneとAndroidのいずれでも高音質な音楽・動画再生を可能としています。
しかもQualcommのチップ「QCC3020」搭載で、イヤホン単体でも7時間再生できるロングバッテリーです。

そんなわけで本記事は「【SoundPEATS Truengine2レビュー】USB-C充電&AAC・aptX両対応の完全ワイヤレスイヤホン【QCC3020】」について書いていきます。
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SoundPEATS Truengine2の外観と付属品
SoundPEATSは、完全ワイヤレスイヤホンを中心に人気を集めており、Twitter( @SoundPEATS_JP)のフォロワーさんも20,000人以上抱えています。
「SOUNDPEATS Truengine 2」は完全防水仕様(IPX5)のBluetoothワイヤレスイヤホンです。
音を鳴らす機構をもつドライバー部分が、数少ない左右2基搭載のデュアルダイナミックドライバーとなっています。
左右それぞれに低音域と高音域が得意なドライバーを載せることで、シングルよりも幅広い音域をカバーすることができます。
ドライバーがある分、イヤホン自体の厚みは少しあります。
デュアルドライバーモデルにもかかわらず、両耳あわせて約12gの重量におさまっています。
ケースは約8.5 x 4.0 x 4.0cmと手のひらサイズです。
ケースはプラスチック製ですが、クールなブランドロゴがオンされており、所有欲を高めるデザインに仕上がっています。
ケース前面にはLEDインジケーターが付き、ケース充電完了時は4つのLEDが白点灯します。
ケース背面には、充電用のUSBタイプC(USB-C)ポートを備え、フル充電までは約1.5時間です。

クアルコムのチップ「QCC3020」搭載のおかげで大幅な低消費電力化を実現し、イヤホン単体でも7時間の長時間再生、ケース併用で最大30時間の使用が可能です。

同梱品はイヤホン本体にイヤーピース&イヤーチップ、充電用ケーブル(USB-C)、説明書です。
イヤーピース&イヤーチップは、本体装着済みのものをふくめると、S/M/Lの3種類があります。
SoundPEATS Truengine2のペアリング
SOUNDPEATS Truengine 2のペアリング方法(Bluetooth機器との接続)は、他のフルワイヤレスと同様、とても分かりやすくできています。
以上がペアリング方法です。
従来のイヤホンは、親機 子機へ伝送する「リレー伝送」が主流であるため、片耳モードのときは親機(右/左イヤホンいずれか)からしか接続できません。
しかしSoundPEATS Truengine2は、両イヤホンそれぞれが受信できるため、両方とも片耳モードに対応しています。

SoundPEATS Truengine2の装着感と音質
SOUNDPEATS Truengine 2は、イヤーフックが耳の骨格に合う形状をしており、抜群のフィット感でしっかりホールドしてくれます。
表面はタッチセンサーになっており、軽くタッチするだけで、音量調整ふくめ全ての操作が可能です。
- 右1回タップ 音量アップ
- 左1回タップ 音量ダウン
- (右/左)2回タップ 再生/一時停止/受話/終話
- (右/左)3回タップ 音声操作起動(Siri/Googleアシスタント)
- 右1.5秒タップ 曲送り(次の曲)
- 左1.5秒タップ 曲戻し(前の曲)
- (右/左)2秒タップ 通話切り替え
- (右/左)6秒タップ 手動ペアリング

前モデル「Truengine」はAACコーデックのみ対応でしたが、Truengine2はapt-X・AAC両方に対応し、iPhoneとAndroidスマホの双方で臨場感の高いサウンドをしっかり奏でることができます。
また、デュアルマイクノイズキャンセル機能を搭載し、相手の声がしっかり聴こえるだけなく、こちらの声もはっきり相手に届くようにできています。
前モデルがかなり重低音寄りの音設計でしたが、Truengine2はこちらも改善されています。
デュアルダイナミックドライバー搭載の恩恵で、中音から高音域にかけても磨きがかかり、ROCKやHIP HOP、EDMと組み合わせてもパフォーマンスを発揮できるイヤホンに仕上がっています。
クアルコムのチップ「QCC3020」搭載・AAC&aptX対応など、外観と音質の両面で完成度高いモデルに仕上がっています。
さらにUSB-C・ワイヤレス充電対応と実用性も高く、SoundPEATSの本気度が伺えるイヤホンです。
SoundPEATS Truengine2レビューまとめ
本記事は「【SoundPEATS Truengine2レビュー】USB-C充電&AAC・aptX両対応の完全ワイヤレスイヤホン【QCC3020】」について書きました。
SOUNDPEATS Truengine 2は、USB-C充電やタッチコントロール、イヤホン単体で7時間再生など、前モデルから全面的に改良したイヤホンに仕上がっています。
サウンド面も抜かりなく、コーデックは「AAC」「apt-X」に対応し、iPhoneとAndroidスマホ両方で高音質な音楽・動画再生を可能としています。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。






