プレゼンテーション発表の成功に大事な5つの要素とは?

 

どうも、マクリン( @Maku_ring)です。

実は僕、そんなに人前でのプレゼンが好きではありません。

 

マクリン
資料作成やら練習やらサンプル用意やらで準備に時間を取られるし、それなりに緊張するし……。

 

でもやはり「ここで注文を決めなきゃいけない!」という場面に差し掛かると、プレゼンの完成度が採用に大きく関わるのでやらざるを得ません。

社内でもそうです。なにかの企画を通そうと思ったとき、上層部に訴えかけるプレゼン力が問われます。

つまり社内外問わず、プレゼン力はビジネスマンが絶対に必要な能力なのです。

そんなわけで本記事は「プレゼンテーション発表の成功に大事な5つの要素とは?」について書いていきます。

 

プレゼン練習は自分を裏切らない

やはり練習あるのみです。

ある程度同じ内容のプレゼンに慣れてきたら、さほど練習しなくても大丈夫なのですが、それでも間隔が空くとその質は確実に落ちるので練習は必要です。

本番の環境はもしかすると、自分の実力が100だとしたら40しか出せないような、アウェイの環境かもしれません。

 

マクリン
アウェイの環境では往々にして自分の思ったとおりに行かないもの……。

 

そういった場合でも最低限の質を保つために、練習でしっかり地盤を固めておことが重要です。

ただやみくもにプレゼンの練習をするよりも、その方法を決めておいた方がいいです。練習のゴールが見えやすいですから。

ここでひとつ、僕の練習法をご紹介します。

まず、実際のプレゼンで話す内容を(パソコンの)メモ帳に書き出します。

このとき重要なのは、丁寧すぎる言葉ではなく実際に話す言葉(口語)で書くことです。

プレゼンではふだん使わないような文章や言葉、かしこまった表現は使わず、自然な会話・ふだん使っている言葉で話すことで、聴き手にも伝わります。

そして原稿が完成したら読み上げます。静止しながら読むのではなく、カラダを動かしながら読んで下さい。

 

マクリン
歩きながらでも、腹筋でもかまいません!

 

僕は時間がなかったので、運転しながら読んでいました(真似したら絶対ダメ)。

今まではなんとなく、「カラダを動かしながら読んだほうが頭に入りやすいなぁ」と思っていたのですが、実は明確な根拠がありました。

カラダを動かすことで脳の血行が良くなって、脳の機能が高まります。さらに脳が最大限の記憶力を発揮できる脳波が出ると云われています。

ということでカラダを動かしながら読み上げるんですが、読み上げる回数は7回で大丈夫です。

「なんで7回?」と云われると、実のところ何の根拠もありません。

これまでの経験上、記憶力のよくない僕でもカラダを動かしながら7回読み上げたら、今までおおよそ頭に入っていたからです。などと言いつつ、東大首席卒の弁護士さんも7回と書いているので、大丈夫そうです。

 

皆さんなら5回くらいの時点で「もう充分」と思うかもしれませんが、頑張ってもう2回やることで完全に頭に定着します。

また、最初の4回は原稿だけを読み、残りの3回はプレゼン資料を見ながら読み上げると、実際のペースを掴めるのでおすすめです。

読み上げていくうちに、この文章はいらないなとか逆に足したほうがいいなと思う部分が出てくるかもしれません。そのときは原稿に線を引いたり書き加えたりして、原稿をどんどんブラッシュアップしていってください。

 

マクリン
最終的には原稿の文章を自分のものにできるはず!

 

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プレゼンテーション発表に大事な5つの要素とは?

人がだれかにメッセージを伝えるとき、次の3要素でコミュニケーションすると云われています。

  1. 言葉(何を言うのか、話の内容)
  2. 話し方(声の調子、高低、声質など)
  3. ボディランゲージ(態度、姿勢、身振り、手振り、顔つき、外見、視線)
マクリン
これら3要素のうち、どれがどのくらい重要だと思いますか?

 

「もちろんプレゼンの内容でしょ!」と思われがちなんですが、実はボディランゲージが半分以上を占めており、話し方が約4割、言葉の要素は10%未満なのだそうです。

すなわち人から見たプレゼンの印象値は、ほとんど非言語コミュニケーションの部分で決まってしまうのです。

つまり、内容がしょぼくても非言語で補えるということですし、内容が良くても非言語がイマイチなら、そのプレゼンもイマイチに映ってしまいます。

これは、アメリカのUCLAのコミュニケーションの先生、アルバート・メラビアンの実験によるもので「メラビアンの法則」と呼ばれています。

とても興味深い結果です。

プレゼンを鍛えるということは「非言語コミュニケーションの部分をいかに鍛えるか」にかかっています。

では、人前でプレゼンするときの非言語コミュニケーションのポイントについて整理していきます。

  1. レーザーポインター
  2. アイコンタクト
  3. 声の大きさ、抑揚
  4. 顔の表情
  5. ジェスチャー

 

1. レーザーポインター

まず1点目、レーザーポインターの扱い方です。

レーザー光を人に向けてはいけません(当たり前ですが)。あと図とか表を指し示すとき、ぐるぐる回す人をよく見かけるのですが、これも良くありません。

 

マクリン
光がちらついて聴き手に不快な気持ちを与えることが多いからです。

 

基本的にはポインターの動きを止めて指し示すか、一周だけゆっくりとなぞる、いずれかの指し方がいいでしょう。

あと点で示すよりは、円や線、指マークや矢印マークで指し示したほうが、聴き手にとって見やすくて好印象です。

ポインターはこちらの記事でも紹介しているコクヨ ツインプレゼンポインター 二灯流 ELA-TP1がおすすめです。

 

 

2. アイコンタクト

これは日本人こそ苦手なことです。

 

マクリン
理想形は、後ろから前の列の人に向かってジグザグにアイコンタクトをとっていく『ジグザグ法』だと云われていますが、そんなん絶対無理!

 

ましてや緊張する状況でそんな芸当できる人いるのでしょうか。

ということで、僕のおすすめはグループ全体に話しかけることはせず、まず後ろのほうに話しかける感じで視線を送ることです。

そぞろに眺めていると、聴き手のうち、一人は必ずこちらの話にうなづいてくれる「コックリさん」がいるはずです。

ここでコックリさんの目を見ると若干恥ずかしいので、おでこの辺りを見るようにしましょう。しばらくおでこの辺りを見たら、次のコックリさんを見つけて、その人のおでこを見る、というのを繰り返していきます。

コックリさんたちに話しかけていくうちに自信がわいて、その後のプレゼンが進めやすくなるのです。

 

3. 声の大きさ、抑揚

最初に後ろの人に話しかけることで、充分に大きな声を出さなければならず、必然的に声の大きさが決まります。

大きな声は自信の表れという風に映るため、聴き手にとっては印象値が上がります。

一般的にプレゼンターは、前列の人たちに話しかけがちですが、後ろの人に話しかけることで、そちらにも気を遣っているというハートフルアピールにつながります。

また、声の出し方の一つに「怒涛波返しの術」というものがあります。

あるときは怒涛のように大きな声で迫力をもって話し、あるときは波が引くようにささやくように話すという手法です。この2つの変化が大きいほど、雄弁家であると云われています。

なかなか難しいですが、少しでも意識するだけでも全然ちがうので心に留めておきましょう。

 

4. 顔の表情

これはずばり「柔和な笑顔」を心がけてください。

プレゼンのキモとなる部分では、真面目で率直な目・真剣で力強い目をすることで、プレゼンにメリハリが生まれ、聴き手を惹きつけやすくなります。

 

5. ジェスチャー

日本人はジェスチャー文化ではないので難しい部分もあります。

ですが、これを意識することでプレゼンの見栄えがグッと良くなるので、少しずつ取り入れてみましょう。

例えば「売り上げが伸びています」というときは、右手を伸びるように挙げると効果的。「経費を削減しましょう」というときは、両手で下を押さえるようなジェスチャーをすると、聴き手にはすぐ伝わります。

ちなみに手の動きは、手先でちょこちょこ動かすのではなく、できるだけ大きな動作をした方がいいです。

 

マクリン
自然に大きく動かす方が、ダイナミックで自信にあふれているように見えるからですね。
 

あと大事なときは、一歩前へ踏み出す前後の動きが重要です。

 

以上5点が、非言語コミュニケーションのポイントです。

全てを一気に取り入れるのはなかなか難しいですが、毎回自分のプレゼンを振り返りながら少しずつ導入していくことで、より良いプレゼンへと成長していきます。

 

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「プレゼン発表の成功要素」まとめ

本記事では、「プレゼンテーション発表の成功に大事な5つの要素とは?」について書きました。

今までの経験から、気をつけるべきポイントを書き連ねていたら、思わぬ長文になってしまいました。意外にいろいろ気をつけていたということです。

あと本文中では触れなかったですが、最初の雰囲気づくりもかなり大事です。

僕は導入部分にアイスブレイク的な資料を入れたり、自社製品のお菓子を配って「気軽に食べながら聴いてくださいね」とお声掛けすることで、最初からホーム感を出せるように気をつけています。

お互いがんばっていきましょう。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

 

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