どうも、ノマドワーカーのマクリン( @Maku_ring)です。
内でも外でも作業する人におすすめなのが、タブレットとしても使える2in1・タブレットPC。
数ある2in1ノートPCの中で代表格ともいえるモデルが、Microsoftの「Surface Pro 7」です。
Surface Pro 7は、第10世代のIntel Coreプロセッサー搭載の12.3型タブレットPCで、i5・i7モデルではIntel UHDグラフィックスより描画性能の高いIris Plusグラフィックスを採用しています。
Surface Pro XのようにLTE対応ではないもののUSBタイプC充電が可能で、汎用性高いモデルに進化しています。
ボディにはアルミより高剛性のマグネシウム合金ボディを採用し、わずか700g台の軽量性と丈夫さを兼ね備えたPCに仕上がっています。

そんなわけで本記事は「【Surface Pro 7レビュー】ノートPCでもタブレットでも完成度高い2in1の決定版!」について書いていきます。
タップできるもくじ
Surface Pro 7のスペック
Microsoft社の「Surface Pro 7」は、12.3インチの2in1・タブレットノートPCです。
キーボードのSurface Pro Signature Type CoverとタッチペンのSurface ペンは、必須レベルの付属品なので、本体と同時購入しましょう。
Surface Pro Signature Type Coverは、ポピーレッドをふくめ、全4色あります。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示
製品名 | Microsoft「Surface Pro 7」 |
CPU | Intel Core i3-1005G1/Core i5-1035G4/Core i7-1065G7(1.1GHz) |
GPU | Intel UHD グラフィックス(i3)/Iris Plus グラフィックス(i5、 i7) |
液晶 | 12.3インチ(光沢) |
解像度 | 267 PPI(2736 x 1824) |
メモリ | 4GB/8GB/16GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB/1TB(PCIe SSD) |
生体認証 | 顔認証 |
端子 | USB-C x 1(Power Delivery・DisplayPort Alt Mode) x 1/USB-A x 1(USB3.1)/microSDカードリーダー |
バッテリー | 約10.5時間 |
質量 | 約775g(i3、i5)/約780g(i7) |
Surface Pro 7は最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」に対応しています。
- 最大速度(理論値):6.9Gbps
- 周波数帯:5.0GHz
- MU-MIMO:最大4ユーザー
- 最大速度(理論値):9.6Gbps
- 周波数帯:2.4GHz/5.0GHz
- MU-MIMO:最大8ユーザー
Surface Pro XはWi-Fi6非対応なので、この点では7が秀でています。
Wi-Fi6対応のルーターと組み合わせることで、超高速のインターネット環境を体感できます。
また「Office Home & Business 2019」が標準で付属していますので、Word・Excel・PowerPointなどが使用可能です。

外観
外装はマグネシウム合金で品質・強度ともに高く、カラーは上品なプラチナです。
同社の中でもSurface Pro Xはアルミニウム合金ですが、Surface Book 3も採用するマグネシウムのほうが高剛性かつ軽くて優秀な素材といえます。
ボディカラーはプラチナ以外に、クールなブラックも取り揃えています。
直角に近いところからフラットに迫る角度まで、無段階で調整可能です。
サイズ・重量
Surface Pro 7のサイズは292 x 201 mmで、A4と同じ大きさです。
厚みはわずか8.5mmで、バッグに入れても全くかさばらない、かなりの薄型設計となっています。
重さは約772gと軽量ですが、タイプカバーをふくめると約1.08kgであり、モバイルノートPCとしてやや軽めの部類に入ってきます。
付属のACアダプターは約290gと少し重めで、ポート形状もSurface専用の仕様です。
こちらのアダプターには、充電用のUSBタイプAポートが付いています。
側面にあるUSBタイプCがPD対応であり、公式推奨ではないものの、実はこちらからUSB-C充電器やモバイルバッテリーを使って給電可能となっています。
ためしにcheeroの18W・RAVPowerの30W・ANKERの60W充電器とPD対応USB-Cケーブルを組み合わせたところ、いずれも問題なく充電できていました。

ディスプレイ・スピーカー
Surface Pro 7のディスプレイは2736 x 1824ドットであり、よくあるフルHD(1920 x 1080ドット)の液晶にくらべて約2.4倍の解像度であり、その分精細できめ細やかな表現が可能となっています。
ただしベゼルは太く、近年ナローベゼルのノートPCが多く出ている現状なので、その点は少々気になるところです。
タイプカバーを外すと、ディスプレイが自由回転でき、タブレットとしても使用できます。
それからなんといっても秀逸なのが、こちらのSurfaceペン。
タッチ対応液晶をそなえるノートPCにありがちな、ラフスケッチやメモ書き程度のレベルではありません。
マクリン
ヨメ
Surfaceペンは側面にマグネットでくっ付けることができます。
上枠には約500万画素のフルHDビデオ対応カメラが付いています。
背面にも約800万画素のオートフォーカス付きカメラ(フルHDビデオ対応)を搭載しています。
上部の左右角にデュアルスピーカーを搭載し、スピーカー穴はないものの、音質は存外良かったですw
キーボード
Surface Pro 7のキーボードの打鍵感は普通ですが、タイプ音は少し響きます。
Alcantara素材は手触りが心地よく、熱も伝わりにくくて使いやすいです。
タッチパッドの横幅は約10cmと一般的ですが、クリックするのに力が少し必要でした。
インターフェース
Surface Pro 7のインターフェースは、PD対応USB-Cを搭載しているものの、ポート数は必要最低限です。
右側面にはSurface Connect ポート、USB-A x 1(USB3.1)、PD対応USB-Cがあります。
Kickstandの裏にはmicroSDカードリーダーがあります。
Surface Pro 7のSSD・CPU・ベンチマーク
Surface Pro 7のストレージはHDDでなく、読み書きの速いSSD(PCIe )を採用しています。
- HDD(Hard Disc Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disc Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、速い値を示していました。
CPUには「Ice Lake」と呼ばれる、第10世代のIntel Coreプロセッサー(Core i5-1035G4)を搭載しています。
「PCMark 10」の結果は3,500以上あり、Web閲覧やオフィスソフトのビジネス用途なら、まったく問題ないスコアでした。
CINEBENCH R20の結果は1,267であり、Core i7-8565Uと同等のスコアです。
ゲーミングモデルではありませんが、GPUに描画性能の高いIris Plusグラフィックスを内蔵しているので、ゲームのベンチマークスコアを確認しました。
軽いゲームの「ドラゴンクエストX」では、最高品質で「普通」、標準品質で「快適」という評価でした。
中程度の「ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズ」では、標準品質で「快適」、高品質で「やや快適」であり、オフィスモデルとしてはなかなか健闘していました。

Sponsored Links
Surface Pro 7レビューまとめ
本記事は「【Surface Pro 7レビュー】ノートPCでもタブレットでも完成度高い2in1の決定版!」について書きました。
Surface Pro 7は、第10世代のIntel CoreプロセッサーとIris Plusグラフィックスを搭載し、通常用途では充分すぎるスペックをそなえるタブレットPCです。
USBタイプC充電にも対応し、汎用性の高いモデルに仕上がっています。
Surface Pro Xとどちらを選ぶか迷いどころですが、LTE対応にこだわるならX、Wi-Fi6対応や外装の高級感なら7、といった分かれ目になるのではないでしょうか。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。






コメントを残す