ノートPCでガッツリ作業するなら15インチノート派のマクリン( @Maku_ring)です。
とはいえ、15インチともなると重量もそれなりに増し、外で使うには携帯性がどうしても劣ってしまいます。
また、長時間作業にいそしむなら、見た目がカッコよくて剛性の高いモデルだと所有欲が満たされます。
Microsoftから出ている、軽量の高品質ノートが「Surface Laptop 4 15インチ」です。
CPUは高性能のRyzen 7 4980Uと第11世代Inte Core i7から選べ、ディスプレイもフルHDの約2倍の解像度と精細につくられています。
ボディには品質が高くて高剛性のアルミニウムを採用し、シリーズ共通の美しい外観に仕上がっています。
そんなわけで本記事は「【Surface Laptop 4 15インチレビュー】モビリティにすぐれる薄型の高品質ノートPC」について書いていきます。
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Surface Laptop 4 15インチのスペック
Microsoft社の「Surface Laptop 4 15インチ」は、15インチのノートPCです。
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製品名 | Microsoft「Surface Laptop 4 15インチ」 |
CPU | Ryzen 7 4980U / Intel Core i7-1185G7 |
GPU | Radeon Graphics / Iris Xe Graphics |
液晶 | 15インチ(光沢) |
解像度 | 201 PPI(2496 x 1664) |
メモリ | 8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB(PCIe SSD) |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
端子 | USB-C x 1(Power Delivery・DisplayPort Alt Mode) x 1 / USB-A x 1(USB3.1) |
バッテリー | 約16.5時間(Intel)/ 約17.5時間(Ryzen) |
質量 | 約1,542g |
Surface Laptop 4 15インチは最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」に対応し、Wi-Fi6対応ルーターと組み合わせることで、超高速のインターネット環境を体感できます。
- 最大速度(理論値):6.9Gbps
- 周波数帯:5.0GHz
- MU-MIMO:最大4ユーザー
- 最大速度(理論値):9.6Gbps
- 周波数帯:2.4GHz/5.0GHz
- MU-MIMO:最大8ユーザー
また、Microsoft製だけあって「Office Home & Business 2019」が標準で付属しているので、Word・Excel・PowerPointなどが使用可能です。
外観
外装はSurface Laptop 3と同様、アルミニウムで品質が高く、シックなマットブラックと清潔感あるプラチナというカラーラインナップです。
削り出しボディなので精度が高く、たわみや歪みも生じにくいので、長期間愛用できる素材といえます。
ヒンジ部は130°くらいまで開く仕様となっています。
サイズ・重量
Surface Laptop 4 15インチのサイズは339.5 x 244 mmで、A4サイズよりひと回り大きいものの、一般的なスタンダードノートPC(15.6インチ)より小さい仕上がりとなっています。
厚みはわずか14.7mmで、収納ポケットにも余裕で入る、かなりのスリム設計となっています。
重さは約1.56kgであり、2kgに迫る同クラスもある中で、かなり軽量の部類に入ります。
ただし、本体充電はSurface Connectポート以外にPD対応USBタイプCからもでき、最大18W出力以上のUSB-C充電器との組み合わせでも充電可能。
ディスプレイ・スピーカー
Surface Laptop 4 15インチのディスプレイは2496 x 1664ドットであり、一般的なフルHD(1920 x 1080ドット)にくらべて約2倍の解像度なので、高精細かつきめ細やかな表現が可能です。
タッチ対応かつSurfaceペンによる操作もでき、ディスプレイの品質・機能面ともに高いものに仕上がっています。
ただし、グレア(光沢)液晶なので映り込みはそれなりにします。
あとベゼルも最近のモデルとしては太めです(剛性キープのためなのかも)。
上枠には720p HD f2.0 カメラが付き、内蔵カメラとしては質の良いものを搭載しています。
両サイド内部にデュアルスピーカーを搭載し、スピーカー穴はないものの、音質はかなり優秀です。
キーボード
Surface Laptop 4 15インチのキーボード面もアルミニウムで強度が高いものの、右上が電源ボタンでなく、その点は注意ください。
タッチパッドはさらりとしていて心地よく、エリアも広めなので操作性にすぐれています。
インターフェース
Surface Laptop 4 15インチのインターフェースは、PD対応USB-Cを搭載しているものの、ポート数はかなり控えめな印象です。
右側面にはSurface Connect ポートがあります。
左側面はUSB-AとPD対応USB-C(DisplayPort Alt Modeにも対応)、3.5mmヘッドフォンジャックをそなえています。
Surface Laptop 4 15インチのSSD・CPU・ベンチマーク
Surface Laptop 4 15インチのストレージはHDDでなく、読み書きの速いSSD(PCIe)を採用しています。
- HDD(Hard Disk Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、速い値を示していました。
CPUは、高性能でマルチ処理にすぐれるRyzen 7 4980UとvProプラットフォームにも対応するIntel Core i7-1185G7から選べます。
Ryzenモデルは8〜16GBのメモリでストレージは512GBまで、Intelモデルは16〜32GBメモリでストレージは1TBまで選択でき、価格も後者のほうが高め。
しかし、CPUのトータル的な性能はRyzenのほうが優秀なので、vProや大容量メモリによほどこだわりがない限り、Ryzenモデルがおすすめです。
CPU性能を測る「CINEBENCH R20」では3,500近くあり、動画編集など負荷のかかる作業もこなせるスコアとなっています。
GPUにはRadeon Graphicsを搭載し、Iris PlusグラフィックスやUHDグラフィックスは格段に上回る描画性能でした。
軽いゲームの「ドラゴンクエストX」では、最高品質・標準品質のいずれも「とても快適」という評価でした。
中程度の「ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズ」では高品質・標準品質ともに「快適」という評価。
重い部類の「ファイナルファンタジー15」ではさすがに動作困難でした。
価格はやや高めではあるものの、素材の品質は高く外観も洗練され、ディスプレイも優秀。
トータルバランスにすぐれたモデルに仕上がっています。
Surface Laptop 4 15インチレビューまとめ
本記事は「【Surface Laptop 4 15インチレビュー】モビリティにすぐれる薄型の高品質ノートPC」について書きました。
Surface Laptop 4 15インチは、CPUがRyzen 7 4980Uと第11世代Inte Core i7から選べ、ディスプレイもフルHDの約2倍の解像度と高精細です。
ボディのクオリティも高く、シリーズ共通の流麗なデザインに仕上がっています。
13.5インチモデルもあるので、自身の使い方に合わせて選びましょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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