スマホのデータ復旧方法と注意点を解説

突然「スマホのデータが消えてしまった」ということはありませんか？

日頃から様々な場面で使用することが多いスマホには大切なデータが多く保存されていると思います。

しかし、スマホの不具合の際に対処法を間違えてしまうと、データが消失してしまうことがあるのです。

ではこのような場合はどうすれば良いのでしょうか？

本記事は、スマホが故障したときのデータ復旧方法について解説します。
 

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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細／レビューガイドライン・理念

スマホのデータを復旧できるケース

スマホのデータを復旧できるケースは下記のとおりです。

ディスプレイ破損・機器破損などの障害

「スマホを落とす」「スマホをぶつける」などにより画面が割れてしまうことがありますが、この場合は復旧できる可能性があります。

データの上書きを防ぎ、少しでも復旧率を上げるためにも、通電や操作しないようにしましょう。
 

水没による障害

「うっかりトイレに落としてしまった」「飲み物をこぼしてしまった」という経験はありませんか？

スマホは普段から身に着ける機会が多いからこそ、水没の被害に遭いやすいです。

水没したときドライヤーの熱で乾かすことは絶対にやめてください。

精密機器であるスマホは熱に大変弱く、データ復旧できなくなる恐れがあります。

電源が入らない・画面に何も表示されない

「電源が入らず起動しない」「フリーズして画面に何も表示されない」といった症状も多いですが、このケースでもデータを復旧できる可能性があります。

ただし、電源を入れようとしたり、通電しようとしたりするのはやめましょう。

データの上書きが進み、データの復旧率が下がってしまう恐れがあります。
 

削除

「写真やメールを誤って削除してしまった」という経験はありませんか？

うっかり大事なデータを消してしまってもデータを復旧させることは可能です。

しかし、データの復旧率が最も高いのはデータ削除の直後であり、時間が経つにつれてデータの復旧率は下がってしまいます。

そのため、データを誤って削除してしまった場合は、早急にデータ復旧業者に相談しましょう。

リンゴループ・フリーズ障害

「ロゴマークが表示されたまま画面が変わらない」「再起動したら画面が動かなくなってしまった」という重度の障害が発生することがあります。

この状態で復旧ソフトを使用してしまうと症状を悪化させる危険性があるため、使用するのはやめてください。

これは非常に復旧難易度が高いのですが、データを取り戻せる可能性は十分にあります。

スマホのデータが消失する原因

スマホのデータが消失する原因は主に3つあります。

論理障害

論理障害とは、スマホのデータやシステムファイルが破損することによって生じるデータ障害のことです。

データの読み込み中に強制終了したり、誤操作によってデータを破損したりすることで発生します。

論理障害が疑われる場合は、下記のような症状が発生することがあるため、確認してみましょう。

軽度の論理障害は個人で復元できることもあるのですが、重度の場合は復元が難しく、データが消失してしまうことがあります。

したがって、論理障害が疑われる場合はデータ専門復旧業者へ依頼することをおすすめします。

物理障害

物理障害とは、スマホのデータを保存しているストレージが、熱劣化や経年劣化、衝撃などによって物理的に破損していることを指します。

経年劣化や物理的破損が原因でスマホが故障する可能性があります。

物理障害が疑われる場合は、下記のような症状が発生することがあるため確認してみましょう。

物理障害は専門業者でも対応するのが難しく、復旧難易度が高いといわれています。

そのため、個人での復旧は極めて困難であり、最悪の場合データが全て消えてしまう可能性も考えられるのです。

そのため、データを確実に取り出したいのであれば、データ専門復旧業者へ相談しましょう。

筐体破損

スマホを落下させてしまうなどして強い衝撃が加わった場合、ディスプレイや内部の部品が故障することがあります。

しかし、データを保存する部分にまで衝撃が及んでいないケースも多く復旧率も比較的高いと言われています。

むやみに個人で操作しようとせず、早急に復旧業者に相談しましょう。

スマホのデータを復旧させるときの注意点

スマホのデータを復旧させるときの注意点は下記のとおりです。

電源を入れない・通電しない

スマホに不具合が生じた際、何度も電源のON/OFFを繰り返したり、通電したままにしたりするケースが意外と多いです。

しかし、これらの行為をすることで機器に大きな負担がかかり症状が悪化する危険性があります。

スマホのデータ復旧率を高めるためにも「電源を入れる」「通電する」ことはやめましょう。

個人で復旧ソフトを使用しない

復旧ソフトは比較的安価にデータ復旧できるというメリットがありますが、データ復旧の範囲は狭く、軽度の論理障害しか対応できません。

また、操作するには専門的な知識が必要なため、あまり知識のない人が復旧ソフトを使用してもデータ復旧させるのは難しいと考えられます。

さらに、復旧ソフトを使用することで、症状が悪化してしまう危険性もあります。

スマホのデータ復旧方法

スマホのデータを復旧する方法は主に6つあります。

充電する

「単に充電が切れてることが原因で電源がつかない」ということがあります。

そのため、まずはしっかり充電されているか確認しましょう。

ケーブルを変える

ケーブルの劣化や破損が原因で接続不良を起こしている可能性があります。

そのため、ケーブルに不具合がないか確認し、何かしらの不具合があった場合は新しいものに交換しましょう。

スマホを強制終了する

スマホ自体が故障しているのではなく「アプリに問題が生じている」「OS（オペレーティングシステム）に不具合が発生している」可能性があります。

この場合、アプリを強制終了して再起動することでデータの復旧が期待できます。

ただし、電源のON/OFFを繰り返してしまうと機器に大きな負担がかかり、復旧が困難になる恐れがあるため注意しましょう。

SDカードを取り出す

SDカードが差し込めるタイプのスマホは、写真や動画・音楽ファイルなどのデータをSDカードに保存するよう設定することが可能です。

設定していれば、スマホに物理障害が発生している場合でもSDカードを抜くことでデータの復旧が期待できます。

そのため、まずはPCに接続させてデータが無事かどうか確認してみましょう。

万が一、SDカードのデータが破損しているときはデータ専門復旧業者に相談することをおすすめします。

クラウドサービスから取り出す

iCloudやGoogleドライブ・Dropboxなどのクラウドにデータが保存されていることがあります。

この場合、他の筐体から各クラウドにログインしてデータを取り出すことが可能です。

不具合が発生しているスマホではなく、他の媒体からアクセスしてデータが無事かどうか確認しましょう。

データ専門復旧業者に依頼する

スマホのデータを復旧できる確率が最も高いのはデータ専門の復旧業者へ依頼することです。

個人で対処するのが難しい物理障害や重度の論理障害が発生している場合でも、正確に原因を見極め、適切に対処することができます。

また、高い技術力と専門設備が備わっている業者であれば、安心してデータ復旧を任せることが可能です。

そのため、安全かつ確実にデータを復旧したい方は、データ専門復旧業者へ相談しましょう。

おすすめのデータ復旧業者

専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。

本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。

選定基準は以下のとおりです。

それでは、くわしく見ていきましょう。

復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。

また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80％が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。

相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。

SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。

復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。
— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020

デジタルデータリカバリー(@DDR_Japan)さんにお願いして突然壊れたUSB内のデータ復旧してもらいました…………！！！！
おかえり原稿…………！！！！
(原稿は今書いてるやつなので写せないけど ※写ってるのはセリフ起こししたやつと前作の原稿) pic.twitter.com/she69CT2Zc
— みー。*あいくるし。@7/7新刊 (@youme_neko) April 23, 2020

デジタルデータリカバリーさん(@DDR_Japan )に10年以上のデータ復旧してもらえたよ😂大切な思い出だったので嬉しい！ pic.twitter.com/d03MMf9Ddx
— もか/うた@一週間分のリプしてる (@tarotantora2) April 8, 2020

対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。https://t.co/VdIxFRJC4R
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔「パッカ」1巻発売中 (@dice_k_imai) March 6, 2020

まとめ

今回は、スマホが故障したときのデータ復旧方法について解説しました。

スマホのデータを自力で取り出すためにむやみに復旧ソフトを使用したり、電源のON/OFFを繰り返すのはやめましょう。

症状が悪化し、データの復旧が不可能になる恐れがあります。

スマホのデータ復旧率を上げるためには、機器の取り扱いに十分注意し、迅速に対処することが大切です。