HDDデータ復旧業者のおすすめ

パソコンから削除した・消えたデータの復元方法を解説[Windows10]

HDD 復元
マクリン
誤って削除してしまったデータを復元するためには、どうすればいいのだろう…?

PCを操作していると、誤った操作でHDDに保存しているデータを削除したり、気づいたらデータが消えているといったトラブルが発生します。

データを削除してしまった時は、すぐに対処すればデータを復元できますが、時間を置いてしまうと手遅れになってしまう可能性があります。

本記事では、PCやHDDのデータを消してしまったときの注意点やデータの復元方法を解説します。

自力で復元できなかった時の為に、おすすめのデータ復旧業者も紹介しています。

おすすめの復旧業者を知りたい場合には「おすすめデータ復旧・復元サービス業者」から読んでください。

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

消えたデータは復元できるのか?

データを削除した場合、データは消えてしまうのでしょうか?

画面上では削除されているように見えますが、実は削除を行ったデータは、上書き可能なデータとして処理されている可能性が高いです。

つまり、次に上書きされるまではデータが残っており、復元できる可能性があるということです。

しかし、削除データは比較的にすぐに上書きされてしまうため、「データ復旧業者に相談する」「データ復元ソフトを使用する」など早急な対応が必要です。

 

データを自力で復元する際の注意点

自力で復元作業をする場合に誤った対処をすると、データが復元できなくなってしまうリスクがあります。

そうならないためにも、データを自力で復元するときには、以下の点に注意して対処しましょう。

通電はなるべくしない

HDDに通電するとデータが上書きされてしまう可能性があるため、なるべくしないようにしましょう。

HDDのデータを復元したいときは、接続しているものをすべて取り外し、通電をしていない状態で対処するのが一番です。

回復しなければデータを取り出すための対処をしましょう。

データの上書き・フォーマットをしない

上書・フォーマットしてしまったデータは、PCやHDDで読み込めなくなってしまいます。

データ復旧業者に依頼すれば、データの上書きやフォーマットをしてしまった直後であればデータを復元できる可能性が高いです。

しかし、上書・フォーマットしたデータの復元作業は難易度が高く、自力での復元はほとんど不可能です。

上書き・フォーマットしたデータを復元したい場合には、自力での対処はせず、早急にデータ復旧業者に依頼しましょう。

時間が経っている場合は自力での復元はしない

データを削除してしまってから時間が経っている場合、自力での復元は避けましょう。

削除してしまったデータは表面上は見えていなくても、内部的には保存されていることがあるため、削除後すぐであれば復元できる可能性があります。

しかし、その後に使用し続けたり、対処するまでに時間を空けてしまった結果、内部的にも上書きされてしまうと、データが復元できなくなってしまいます。

完全に削除してしまう前に、できるだけ早く復元することが重要です。

PCを強制終了させない

強制終了は、パソコンや記憶メディアに重大な負荷を与え、データが破損する原因になります。

特にデータを記憶メディアに書き込んでいる、システムを変更している最中に強制終了をしないようにしましょう。

 

パソコンのデータを復元する方法

PC/HDDのデータを誤って消したときには、なるべく早い段階でデータ復元作業をすることが肝心です。

早急に対処しなければ、簡単に取り出せたはずのデータが取り出せなくなってしまうかもしれません。

データを復元する方法として、以下のようなものがあります。

ごみ箱から復元する

削除してからすぐであれば、データがゴミ箱の中に残っている可能性があります。

この場合はゴミ箱からデータを復元するだけなので、簡単に復元することが可能です。

STEP.1
デスクトップからゴミ箱をクリックする
STEP.2
ゴミ箱の中にある復元したいデータ右クリックし、「元に戻す」を選択する

注意点として、以下の場合にはゴミ箱にデータが保存されない可能性があります。

  • ゴミ箱の中身を消してしまった
  • 定期的に自動削除を行うように設定している
  • 設定が「ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する」になっている

ファイル履歴から復元する

ファイル履歴の設定をオンにしていると、削除されたファイルが履歴に残っているため、簡単に復元することが可能です。

STEP.1
「スタートボタン」から、「Windowsシステムツール」を選択する
STEP.2
「コントロールパネル」から「ファイル履歴」を選択
STEP.3
「ドライブの選択」から、利用できるドライブを選択し、オンにするを選択する
STEP.4
「コントロールパネルホーム」の「個人用ファイルの復元」を選択する
STEP.5
復元したいファイルを右クリックし、「復元」を選択する
STEP.6
「ファイルを置き換える」を選択するとファイルが復元される

復元したいファイルが見つからない場合には、別の対処法で復元する必要があります。

以前のバージョンから復元する

この方法では、削除されたファイルの削除した日付やファイル名が分からなかったとしても、データを復元できる可能性があります。

STEP.1
「デスクトップ」のファイルを右クリックして「以前のバージョンの復元」を選択
STEP.2
復元したい時間を選択し、「復元」を選択
STEP.3
復元が可能であれば、データが正常に復元される

注意点として、以前のバージョンに戻して復元する場合には、「システムの保護」が有効になっていることと、「Volume Shadow Copy」サービスが有効になっている必要があります。

復元したいデータが表示されない場合には、その他の対処法を試しましょう。

シャドウコピー機能を利用する

シャドウコピー機能は、Windowsに搭載されている標準機能で指定したフォルダに対してある時点のデータをまるっと複製し、一定期間保存しておくことで、保存履歴からその時点のデータに復元することができる機能です。

しかし、Windowsの設定で機能を有効にしていたことが必要条件になります。

シャドウコピーでデータを復元する手順は以下です。

STEP.1
復元するフォルダを右クリックし、「以前のバージョンを復元」をクリック
STEP.2
復元させたいバージョンを選択し、「復元」をクリック
STEP.3
「復元」をクリック

 

システムの復元機能を使う

システム復元機能とは、以前PCのシステムを保存したポイントに戻すことができる機能です。

Windows10に搭載されているシステムの復元機能を使って、消してしまったデータを復元することができます。

STEP.1
「スタートボタン」を選択し、「設定」を選択
STEP.2
「システム保護」の「システム復元」を選択
STEP.3
復元したいポイントを選択し、「次へ」を選択
STEP.4
「いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?」と表示されたら、「はい」を選択
STEP.5
パソコンが再起動されたら、復元完了

注意点として、以前の復元ポイントを復元すると、それ以降に更新したデータが削除されてしまいます。

システムの復元機能で復元する場合には、事前にバックアップを取ってから復元しましょう。

バックアップから復元する

うっかり消してしまったファイルでも、別のフォルダやクラウドなどにバックアップを保存している場合には、データが復元できる可能性があります。

以下の箇所にバックアップが保存されていないかどうかを確認しましょう。

バックアップの確認場所
  • 別のフォルダの中に消したデータを保存していないか
  • 別のストレージ(HDDやUSBなど)に保存していないか
  • クラウドに自動保存されていないか
  • 社内の共有サーバー等に同じファイルを保存していないか
  • ExcelやWordなどのアプリケーションの履歴に保存されていないか

バックアップは種類によっては短期間しか保存できない場合もあるため、なるべく早く確認しましょう。

Time Machineを利用する(MacBook)

MacBookには「Time Machine(タイムマシーン)」という自動バックアップ機能が備わっています。

Time Machineの大きな特徴の1つが、MacBookに保存してあるファイルはもちろん、システムも丸ごとバックアップできるところです。

大変便利なTime Machineですが、バックアップを実行するにあたって「外付けHDD・外付けSSD(1TB~)」のどちらかを準備する必要があります。

Time Machineを利用してバックアップを行う手順は以下です。

STEP.1
Mac の電源を入れた直後に「command + R」キーを押して macOS 復元から起動
STEP.2
macOS ユーティリティのウインドウで「Time Machine バックアップから復元」を選択
STEP.3
「続ける」をクリックし復元元を選択する画面が表示されたら「Time Machine バックアップディスク」をクリック
STEP.4
バックアップを選択後、「続ける」をクリック
STEP.5
復元先のディスクを選択し「復元」または「続ける」をクリック

データ復元ソフトを利用する

復元ソフトを使うことで、消してしまってすぐであれば、データを復元できる可能性があります。

復元ソフトのメリットとして手軽に復元作業を実行でき、WEB上で簡単にダウンロードすることが可能なことがあります。

データ復元ソフト利用時の注意点

データを復元できる可能性がある「データ復旧ソフト」ですが、以下のことに注意してください。

  • PCに物理的な障害が発生しているときには使用できない
  • 復元に失敗した場合に、間違えて上書きしてしまう可能性がある
  • 復元ソフトによって復旧できるデータ量に差がある
  • ソフトの使用や機能に制限がある場合がある

データ復元ソフトでもすべてのデータを確実に復元できるわけではないので、確実にデータを復旧したい人や自力での作業が不安な人はデータ復旧業者に依頼しましょう。

無料のデータ復元ソフト

無料のデータ復元ソフトには次のようなものがあります。

  • DataRecovery
  • USBメモリ復旧
  • Recuva

無料のデータ復元ソフトは、操作も直感的でコストをかけることなく、データ復旧作業を行うことができます。

しかし、診断を行うまでは無料でも、復元するためには別途費用を請求される場合がほとんどです。

また、備わっている機能も少ないものが多く、その場合はデータ復旧率が低くなってしまいます。

有料のデータ復元ソフトには次のようなものがあります。

  • ファイナルデータ
  • Wondershare Recoverit
有料ソフトは無料ソフトに比べて多くの機能が備わっており、動画データの復元に対応していたりと対応範囲が広いです。

しかし、有料のデータ復旧ソフトでもすべての症状に対応できるわけではありません。

PCやHDDの破損や劣化によって、データが消えてしまった(物理障害)や重度の不具合に対応することはできないばかりか、データを上書きしてしまいデータを消失してしまう可能性もあります。

確実にデータを復旧したい場合は「データ復旧業者」に相談することをオススメします。

データ復旧の専門業者に相談する

データを確実に復旧したい人はデータ復旧業者に依頼しましょう。

データ復旧業者に依頼するのは、自力で復元するよりもより確実に復元することができます。

データの誤削除だけでなく、場合によっては「削除した覚えがないのに消えた」「見えなくなった」など、さまざまな症状が発生します。

その点データ復旧業者は、過去の対応実績から対応できる症状の幅が広いため、各症状に合わせた復旧作業ができます。

データ復旧業者に依頼するのが、データ復旧方法の中で一番復旧率が高い方法です。

しかし、データ復旧業者によって技術力に大きな差があるため、技術力の低い業者に依頼してしまうとデータが復旧できない可能性があります。

データ復旧業者に依頼する際には、技術力の高いデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。

データ復旧業者の選び方はこちらの記事を参照ください。

 

おすすめのデータ復旧業者:デジタルデータリカバリー

専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。

本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。

選定基準は以下のとおりです。

Point
  • クリーンルームなどの設備が整っているか
  • セキュリティ管理が徹底されているか
  • 高い技術力・実績があるか

それでは、くわしく見ていきましょう。

デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。

復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。

また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。

相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。

SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。

 

CHECK NOW

データ復元でよくある質問

データを復元するときによくある質問をまとめました。

上記について詳しく解説します。

ゴミ箱ってどこにある?

デスクトップ上にゴミ箱のアイコンがあれば、ダブルクリックすることで削除したデータの一覧が表示されます。

ゴミ箱を表示させる手順
  1. 「スタートボタン」から、「設定」を選択
  2. 「個人用設定」から「テーマ」を選択する
  3. 「デスクトップアイコンの設定」を選択する
  4. 「ゴミ箱」にチェックを入れると、表示されるようになる

自力でデータ復元できる場合とは?

自力でのデータ復元が可能な場合は以下のようなものがあります。

自力でデータ復元できる場合
  • データがゴミ箱に入っていたり、ゴミ箱を空にしてしまってすぐの時
  • データをフォーマット・上書してしまってすぐの時
  • データが認識しなくなってしまった場合
  • デバイスがパソコンに認識しない場合

しかし上記のような状態でも、他の症状がHDDで併発していると、自力で対処して状態が悪化してしまう可能性があります。

確実にデータを復元したい人や不安な人は、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。

復元ソフトとデータ復旧業者はどっちがいいのか?

復元ソフトとデータ復旧業者を比較すると、各メリットは以下のようになります。

復元ソフトで復元するメリット
  • 簡単にダウンロードができる
  • 比較的安価に復元できる可能性がある
データ復旧業者で復元するメリット
  • データ復旧率が高い
  • 復旧できる症状が広い
  • 復旧できる機器が多い
  • 症状の診断が正確
  • 削除・フォーマットしたデータも復元できる
復元ソフトとデータ復旧業者を比較すると、軽度の論理障害であれば復元ソフトで復旧するのが効果的ですが、症状が正確に診断駅ない状況では、データ復旧業者に依頼したほうが確実にデータが取り出せます。

データ復元ソフトで復元すると、取り出したデータが文字化けしたり、一部欠けてしまっている可能性もあるため、正確にデータが取り出したい場合にはデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

本記事は、削除してしまったデータを復元する際の注意点や復元方法について解説しました。

データを削除したり上書きしてしまった場合には、すぐに対処すればデータを復元できるか塗制が高いです。

しかしそのままの状態で使用し続けたり時間が空いてしまってから復元しようとしても、復元できなくなっている可能性があります。

大切なデータを確実に復元したい場合には、早急にデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。

デジタルデータリカバリー公式ページ

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