どうも、家でも外でもノートPCのマクリン（ @Maku_ring）です。
ノートPCの中でも、ノートスタイルでもタブレットスタイルでも使える2in1ノートPCは、自由度が高くてやっぱ便利。
ただ、仕事で使うなら、スペックはもちろん、本体の堅牢性やディスプレイの発色も大事な要素といえます。
質感が高くて剛性にすぐれ、性能も優秀な2in1ノートPCが、MSIの「Summit E13 Flip Evo」です。
ミルスペック準拠のアルミニウム削り出し採用でタフボディを実現し、同時に美しさもたたえています。
第11世代Inte Core i5/7とIris Xe Graphicsを搭載する上、ディスプレイの品質も高く、作業性も抜群。
コンバーチブル型の2in1ノートPCなので、さまざまなスタイルで使える汎用性ももちろんそなえています。
マクリンそんなわけで本記事は「【MSI Summit E13 Flip Evoレビュー】性能・質感ともに高い同社初のコンバーチブル型2in1ノートPC」について書いていきます。
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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細／レビューガイドライン・理念
MSI Summit E13 Flip Evoのスペック
MSIの「Summit E13 Flip Evo」は、13.4インチの2in1・タブレットノートPCです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示
| 製品名 | MSI「Summit E13 Flip Evo」 |
| CPU | Intel Core i5-1135G7（2.4GHz）/ Core i7-1185G7（3.0GHz） |
| GPU | Intel Iris Xe Graphics |
| 液晶 | 13.4インチ（光沢） |
| 解像度 | WUXGA（1920 x 1200） |
| メモリ | 16GB / 32GB |
| ストレージ | 512GB（M.2 NVMe SSD） |
| 生体認証 | 指紋認証 / 顔認証 |
| 端子 | USB Type-C（Thunderbolt 4・USB PD対応）/ USB3.2 Gen2 Type-C ×1 / USB3.2 Gen1 Type-A x 1 / HDMI / microSDカードスロット |
| バッテリー | 約18時間 |
| 質量 | 約1.35kg |
MSI Summit E13 Flip Evoは最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」に対応し、Wi-Fi6対応ルーターと組み合わせることで、超高速のインターネット環境を体感できます。
- 最大速度（理論値）：6.9Gbps
- 周波数帯：5.0GHz
- MU-MIMO：最大4ユーザー
- 最大速度（理論値）：9.6Gbps
- 周波数帯：2.4GHz/5.0GHz
- MU-MIMO：最大8ユーザー
コンバーチブル型の2in1ノートなので、シーンに合わせてさまざまなスタイルに変形できます。
ノートPCモード
テントモード
スタンドモード
タブレットモード
外観
カラーは重厚なインクブラックと清潔感あるピュアホワイトで、ビジネスでもプライベートでも使いやすい色です。
側面にはゴールドがあしらわれ、ブラックとのアクセントで華麗な雰囲気の演出に一役買っています。
アルミ合金を採用する筐体は見た目・触感ともに質感にすぐれ、ミルスペックに準拠（MIL-STD 810G）し、耐久性も高いです。
ヒンジ部はフラット（180°）に開く仕様となっています。
サイズ・重量
サイズは幅300.2 x 奥行222.25mmで、A4とほぼ同じ大きさです。
厚みは最厚部14.9mmで、バッグの収納ポケットにも余裕で入るスリム設計。
重量も約1.31kgでありモバイルノートではやや重め。
付属のACアダプターは約314gです。
充電ポートはPD対応USBタイプCなので、最大30W出力以上のUSB-C充電器との組み合わせでも充電可能。
ディスプレイ・スピーカー
ディスプレイはWUXGA（1920 x 1200ドット）で、一般的なフルHD（1920 x 1080ドット）よりややワイドになっており、その分視認性にすぐれています。
色域・視野角ともに広く、輝度も高めで高品質の液晶に仕上がっています。
ただし、光沢液晶なので映り込みはそれなりにします。
なお、MSI Summit E13 Flip EvoにはMSI Penという、手書き認識でテキスト入力できるタッチペンが付属しています。
USB-C充電に対応し、最大65時間のバッテリー駆動が可能です。
4,096段階の筆圧感度に対応し、筆者のレベルでは試しきれなかったものの、繊細なイラスト描写まで使えるレベルのものとなっています。
ペンは本体側面にマグネットでくっ付けられ、持ち運びにも配慮されています。
ディスプレイの上枠には約92万画素のカメラを搭載し、側面のスイッチでハードウェアから遮断することも可能です。
マクリン背面左右に2機搭載するデュアルスピーカーであり、音質はふつうです。
キーボード
キーボードの配列のクセもなく、方向キーがやや窮屈である以外、標準的なものに仕上がっています。
キーピッチ・キーストロークともに一般的な値です。
キーボードには3段階のバックライトを搭載しています。
ダイヤモンドカットが施されたタッチパッドは広め（横幅12cm）で、操作性はかなり良好。
パームレストには指紋認証リーダーを搭載し、Windowsに安全かつクイックにログインできます。
インターフェース
MSI Summit E13 Flip Evoのポート数は平均的ですが、数少ないThunderbolt 4をそなえるなど、強力な布陣となっています。
右側面には左からカメラスイッチとUSB-C（USB3.2 Gen2）、microSDカードリーダーとヘッドホン出力 （Hi-Res対応）/ マイク入力コンボジャックを搭載しています。
左側面にはUSB-A（USB3.2 Gen1）と電源端子も兼ねるUSB-C（Thunderbolt 4・USB PD・DisplayPort Alt Mode対応）x 2があります。
MSI Summit E13 Flip EvoのCPU・SSD性能
MSI Summit E13 Flip EvoのストレージはHDDでなく、読み書き速度にすぐれるPCIeベースのSSDを採用しています。
- HDD（Hard Disk Drive） ディスク型の記録デバイス
- SSD（Solid State Drive） フラッシュメモリ（USBメモリの中身）の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、そこそこの速さでした。
CPUは第11世代のIntel Coreプロセッサ（Core i5-1135G7 / i7-1165G7）を搭載しています。
CPU性能を測る「CINEBENCH R20」で2,000程度あり、第10世代Intel Core i7より30%近く高い値を示していました。
GPUには「Iris Xe Graphics」を搭載し、性能を測る「3DMARK Fire Strike」では、Iris Plus GraphicsやRadeon Graphicsを格段に上回る描画性能でした。
ビジネスノートとして申し分ないどころか、ライトなゲームまでこなせるスコアといえるでしょう。
軽いゲームの「ドラゴンクエストX」では最高品質で「とても快適」、標準品質で「すごく快適」という評価でした。
中程度の「ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズ」は高品質で「快適」、標準品質で「とても快適」でした。
重い部類の「ファイナルファンタジー15」ではさすがに動作困難でした。
MSI Summit E13 Flip Evoは、MSI Summit B14 A11と並んで、タフなビジネスユーザーにふさわしい外観と性能をもつPCです。
MSI Summit E13 Flip Evoレビューまとめ
本記事は「【MSI Summit E13 Flip Evoレビュー】性能・質感ともに高い同社初のコンバーチブル型2in1ノートPC」について書きました。
MSI Summit E13 Flip Evoは、高耐久・高品質のアルミ合金を採用し、ビジネスパーソンに最適な2in1ノートPCです。
第11世代Inte Core i5/7とIris Xe Graphicsを搭載する上、ディスプレイの品質も高く、作業性も抜群。
どうも、マクリン（ @Maku_ring）でした。
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