家で作業するなら15.6インチのスタンダードノートPCがおすすめのマクリン( @Maku_ring)です。
オフィス作業中心で編集作業も時々こなすのであれば、光学ドライブと最新の第10世代Intel Coreプロセッサーを搭載するモデルを選ぶべし。
これらの条件を満たしつつ、8万円台(税抜)から購入できるオトクなノートPCが、mouseの「mouse F5シリーズ」です。
mouse F5シリーズは、CPU・メモリ・ストレージ・ドライブ・無線LAN・LTE有無と細かく拡張でき、上位モデルでも10万円以下と大変リーズナブルなノートPCに仕上がっています。
そんなわけで「【マウスmouse F5レビュー】拡張性バツグンの光学ドライブ内蔵15.6インチノートPC」について書いていきます。
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マウスmouse F5のスペック
マウス社の「mouse F5シリーズ」は15.6型のノートPCです。
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製品名 | マウス「mouse F5シリーズ」 |
CPU | Intel Celeron 4205U(1.80GHz)/ Core i3-10110U(2.10GHz)/ Core i3-8145U(2.10GHz)/ Core i5-10210U(1.60GHz)/ Core i5-8265U(1.60GHz)/ Core i7-8565U(1.80GHz) |
GPU | Intel UHD グラフィックス 620 |
液晶 | 15.6インチ(非光沢) |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB(SATA SSD) |
生体認証 | なし |
端子 | USB-A x 3(USB3.0 x 1/USB2.0 x 2)/USB-C x 1(USB3.0)/HDMI x 1 |
バッテリー | 7.2時間 |
質量 | 約2.1kg |
mouse F5シリーズの拡張性はかなり高いです。
CPUがCeleronから第10世代Intel Core5まで幅広く選べるのにくわえ、メモリ・ストレージ・無線LANのWi-Fi6対応有無・LTE対応有無など、まさにかゆいところに手が届くカスタマイズ性を有しています。
外観
本体カラーはブラックで、ロゴが一箇所オンしているのみのシンプルデザインです。
外装はプラスティック(樹脂)素材ですが、このスペックで低価格におさめたことを踏まえると致し方ないところ。
サイズ・重量
mouse F5シリーズのサイズは幅361 x 奥行256mmで、同クラスの標準といったところです。
最厚部は24.1mmとそれなりに分厚め。
重量は約2kgと標準的ですが、屋内の移動ならぜんぜん問題ありません。
バッテリー駆動時間は7.2時間とそこまで長いわけではありませんので、ACアダプター接続が基本的にはベターでしょう。
液晶ディスプレイ
mouse F5シリーズのディスプレイは1920 x 1080ドットのフルHD液晶で充分な解像度を備えています。
ノングレアで映り込みもありませんが、おそらくTN液晶であるため、色の表現力が豊かでなく視野角も狭めでした。
ディスプレイの上枠には、約100万画素のWebカメラが付いています。
キーボード
mouse F5シリーズのキーボード配列はクセなく使いやすいですが、バックライトは搭載してほしかったところです。
キーピッチ・キーストロークともに充分で、押し込み深さの充分あるキーボードに仕上がっています。
タッチパッドは横幅11cmとそこそこで、使いやすい左右独立ボタンを備えています。
インターフェース
mouse F5シリーズのインターフェースはそれなりに揃っています。
右側面にはマイク端子とヘッドホン端子、USB-A x 2(USB2.0)とDVDスーパーマルチドライブがあります。
最近は光学ドライブ非搭載のモデルも増えていますが、ソフトを起動したりデータを書き込んだりする際になにかと重宝します。
左側面には電源端子とLANポートとVGA端子、USB-C(USB3.0)とHDMIとUSB-A(USB3.0)があります。
フロント底面にはSDカードスロットも付いています。
マウスmouse F5のSSD・CPU性能
mouse F5シリーズのストレージは標準だとSSD(SATA)ですが、容量アップやPCIeへの変更、はたまたHDDとSSDのデュアルストレージにもできるなど、オプションの選択肢はかなり広いです。
- HDD(Hard Disc Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
本記事でレビューしたのは、SATAのSSD256GBモデルです。
ベンチマークソフト「Crystal Disc Mark」で読み込み/書き込み速度を測定したところ、そこそこの値を示していました。
CPUの選択肢もCeleron・第8世代Core i3/5/7・第10世代Core i3/5と幅広く、本記事ではCore i5-10210Uを評価しました。
CPU性能を測るCINEBENCH R20の結果は1,200以上あり、ビジネス用途なら充分すぎるスコアです。
グラフィック性能を見たところ、1,000程度とそれなり(UHDグラフィックスの平均値くらい)で、ゲーム用途に期待するモデルではありません。
参考までにゲームのベンチマークスコアを確認してみました。
軽いゲームの「ドラゴンクエストX」では、最高品質「普通」・標準品質「快適」という評価で、これより重いゲームをする場合は素直にゲーミングノートから選びましょう。
マウスmouse F5レビューまとめ
本記事は「【マウスmouse F5レビュー】拡張性バツグンの光学ドライブ内蔵15.6インチノートPC」について書きました。
mouse F5シリーズはカスタマイズ性が優秀で、CPU・メモリ・ストレージ・ドライブ・無線LAN・LTEと細かく拡張でき、上位モデルでも10万円以下とリーズナブルなノートPCです。
ディスプレイの品質は少々残念ですが、それ以外はバランス良くまとまっており、ビジネス用途で安いモデルをお探しならかなりおすすめできます。
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