最終更新日 2023年6月1日
どうも、Apexにドはまり中のマクリン( @Maku_ring)です。
PCへの負荷が重いゲームでも遊べるノートパソコンが、いわゆるゲーミングノートパソコン。
PCの性能が上がるほど、ゲームの快適性も上がるため、高性能なゲーミングノートPCを求めがち。
しかし、そうなると価格はいくらでも高くなっていきます。
そこそこの性能のゲーミングノートPCにおさめることで、ゲームの快適性を維持しつつ、価格を抑えることが可能です。
そこで本記事では、ユーザー別におすすめのゲーミングノートPCを紹介します。
タップできるもくじ
「ゲーミングノートPCはやめとけ」とか「おすすめしない」といわれるが実際どう?
ゲーミングノートPCは、ネット上でも「絶対にやめとけ」や「デスクトップのほうが良い」などの意見を見かけたことはないでしょうか?
これからゲーミングノートPCを購入する人にとって、実際どうなのか気になるところですよね。
そこでゲーミングノートのデメリットについてくわしく解説していきます。
コスパが悪い
ゲーミングノートPCはデスクトップPCと比較し、コスパ面では正直劣ります。
ノートPCはパーツを搭載する際に小型化する必要があり、同じグレードのパーツでも割高になってしまうからです。

たとえ同じ性能でも、デスクトップとゲーミングノートでは「デスクトップのほうが安い」ということが多く、費用をできるだけ抑えたい方には結構ネックです。
しかし、現在はコスパの良いモデルも増え「コスパが悪い」という理由でゲーミングノートPCを購入しない方は減ってきています。
拡張性やカスタマイズ性が低い
ゲーミングノートはデスクトップとくらべ、拡張性・カスタマイズ性が低いです。
パーツなどになにか不具合が起こった際、ノートPCは分解が難しいためにパーツ交換などの難易度も高く、故障した際は必然的に買い替えることになります。

また、液晶パネルやキーボードなども自由に選べなかったり、後から外付けするにしても、端子が無搭載の場合は変換アダプタを買う必要があったりします。
正直そこまでするならゲーミングノートよりもデスクトップを買うほうがいいと思うので、これは本当に好みの問題です。
とはいえ、ノートPCはガチガチにカスタマイズして使うものでもないので「出先でサクッとゲームや作業をしたい」という人は気にならないと思います。

排熱性・冷却性が悪い(ファンがうるさい)
ゲーミングPCにおいて「排熱性・冷却性」は性能や動作に直結する部分なので、かなり重要です。
しかし、ゲーミングノートはファンが小さく、排熱の効率が悪いので、内部に熱がすぐこもり本体が熱くなってしまいます。
「ゲーミングノートは寿命が短い」などいわれているのもそれが原因です。
また、ゲームなど負荷がかかる場面ではファンの音がけっこう鳴り、夏場はとくに気になります。
ただ、これに関してはエアコンを付けたり、温度の高い場所に置かないなど、多少対策できることではあるので、そこまで問題はありません。
ゲーミングノートPCの選び方
数あるゲーミングノートPCから、fpsをある程度出しつつ価格がそこそこ安いという、コストパフォーマンスにすぐれるモデルを選ぶポイントは大きく5つあります。
それではこれらのポイントを具体的に紹介していきます。
CPUはCore i5 H / Ryzen 5 H以上がおすすめ
PCの性能を決めるうえで、もっとも大事なポイントが「CPU」です。
CPUは人間にたとえると「脳みそ」の役割をはたし、CPUによってパソコン全体の性能が決まります。
CPUはコア数やスレッド数によって性能が変わりますが、基本的にはこの3つさえおさえておけば問題ありません。
- 種類 AMD RyzenやIntel Coreなど
- 世代 数字列の一番前につく数字(Core i7 11700だとIntel第11世代のこと)
- シリーズ 一番最後につくUやFなどのアルファベットのこと
ちなみにGPUの性能はCPUにも依存するので、2つのパーツのバランスがとれたモデルを選ぶと良いでしょう。
ノートPCのCPU
- Atom・Celeron 問題外
- Core i3・Pentium 物足りない
- Core i5 U ちょっと厳しい
- Core i7 U これくらいは欲しい
- Core i5 H・i7 H / Ryzen 5 H・7 H 快適に楽しめる
- Core i9 H / Ryzen 9 H かなり快適に楽しめる
快適にゲームすることを考えた場合、Core i5 H / Ryzen 5 H以上がベターです。

GPUはGeForce RTX 3050以上がおすすめ
ゲームをプレーするにあたって一番重要なのがGPU性能です。
多くのノートPCで採用されている、CPUにGPUが統合された形式の内蔵GPUは描画性能が低いため、3Dゲームの動作自体が困難になります。
一方、外付けGPUはGPU専用のメモリーを載せるなどし、負荷の重い処理でも軽快にこなせるのが特長。
ゲーミングノートPCは、性能の高い外付けGPUのPCが必須になってきます。
ということで、主要なGPUと3Dゲームの対応度は、おおよそこういうイメージです。
ノートPCのGPU
- GeForce MX250 ライトなゲームなら大丈夫
- GeForce GTX1650/1660Ti 最低限欲しい
- GeForce RTX2060/2070/2080/3050/3050Ti 快適に楽しめる
- GeForce RTX3060/3070/3080 さらに快適に楽しめる
GPUの妥協は禁物。
重いゲームやFPS値を高く保ちたいFPSタイトルなどは、最低でもGeForceの上位グレードであるRTXシリーズは欲しいところ。
光の反射など細かい描写も再現できるようになります。
MMOなどでもグラフィックをより楽しみたい方も、RTXシリーズを搭載したモデルがおすすめです。
ディスプレイは144Hz以上/フルHD以上がおすすめ
ゲーミングノートPCのディスプレイは後から替えが効きませんので、性能やサイズも事前にきちんと確認しておきましょう。
快適にゲームをプレーしたい場合、60Hzだと物足りない可能性が高いため、リフレッシュレートは144Hzまたは240Hzモデルがおすすめ。
つづいて解像度はフルHDが一般的で、ゲームをプレーする際にもそれで十分です。
ただ「映像の鮮明さ」にもこだわりたい場合、WQHD(2560 x 1440)や4K(3840 x 2160)だとゲームをさらに楽しめます。
また、ディスプレイのサイズも重要です。
13〜15インチが一般的で持ち運びもしやすいですが、17インチだと迫力があり見やすいので、サイズは完全に好みで選んで問題ありません。
メモリ16GB以上がおすすめ
PCの動作の快適さに関わるのがメモリ容量です。
簡単にたとえると「デスクの広さ」みたいなもので、デスクが広ければ広いほど同時にいろいろな作業をこなすことができますよね。
それと同じで、メモリも大きければ大きいほどいろいろな処理を同時に行えます。
ゲームは負荷が重く、メモリ消費量も大きいため、4GBや8GBでは動作自体が難しいです。
ほとんどのゲームの推奨スペックは8GBですが、通話アプリを開きながらゲームをしたりする場合は8GBでは足りません。
本当に軽いゲームなら8GBでこと足りますが、MMOやFPSゲームだとまず足りないといっていいでしょう。
ゲームの快適性など考慮すると、最低でも16GB以上のメモリを搭載しているモデルをおすすめします。
SSDは512GB以上がおすすめ
PCの起動や読み書きの速度を左右するストレージ。
ストレージはおもに「SSD」と「HDD」の2種類があります。
- SSD(Solid State Drive) 読み書きの速度が速く、衝撃にも強いが価格が高い
- HDD(Hard Disk Drive) 保存データ量が多く、価格も安いが、衝撃に弱く速度も劣る
ゲームはSSDにダウンロード・保存する形となり、そちらの方が起動なども速く、ゲームを快適に遊ぶことができます。
ゲーミングノートは、スペースなどの関係でSSDしか搭載できないことが多いので、SSDは余裕を持って多めの容量を積んでおくのがおすすめです。
最低でも512GBは欲しいところですが、ゲームをたくさんダウンロードする場合は1TBくらいは必要になります。
動画などの保存先は基本的にHDDとなるので、もし動画編集をする場合は外付けのHDDを用意しておくといいでしょう。
初心者におすすめの安いゲーミングノートPC
まずはデビュー機や入門用としておすすめの初心者向けゲーミングノートPCを紹介します。
価格優先のため、スペックはやや下回るものが多いですが、その点あらかじめ留意ください。
製品名 | GALLERIA XL7C-R45![]() |
G-Tune P6-I7G50BK-A![]() |
HP Victus 16![]() |
---|---|---|---|
CPU | Core i7-13700H | Core i7-12650H | Ryzen 5 7640HS |
GPU | RTX 4050 | RTX 4050 | RTX 4050 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD | 500GB NVMe | 500GB NVMe | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
バッテリー駆動時間 | 約6.6時間 | 約8時間 | 約8.5時間 |
重量 | 約1.43kg | 約2.34kg | 約2.30kg |
ディスプレイサイズ | 14インチ | 16インチ | 16.1インチ |
価格 | 159,980円 | 199,800円 | 175,780円 |
GALLERIA XL7C-R45
製品名 | GALLERIA「XL7C-R45」 |
---|---|
CPU | Core i7-13700H |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約6.4時間 |
質量 | 2.2kg |
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
解像度 | FHD(1920 x 1080) |
価格 | 159,980円 |
- エントリー向けだが144Hzパネル搭載
- スペックバランスが良い
- 最新FPS/TPSゲームなども画質を落とせば十分にプレイできる
「安くてそこそこゲームが遊べるノートPCが欲しい」という方におすすめなのが「GALLERIA XL7C-R45」です。
CPUにインテル第13世代のCore i7、GPUにRTX 4050を搭載し、スペックバランスにすぐれています。
リフレッシュレートは144Hzなので、LoLやFF14・マイクラはもちろん、FPSゲームも問題なく楽しめます。
G-Tune P6-I7G50BK-A
製品名 | マウスコンピューター「G-Tune P6-I7G50BK-A」 |
---|---|
CPU | Core i7-12650H |
GPU | RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約8時間 |
質量 | 2.34kg |
ディスプレイサイズ | 16インチ |
解像度 | WUXGA(1920 x 1200) |
価格 | 199,800円 |
- エントリー向けだけど比較的高性能
- 165Hzパネルを搭載しているため、優位な環境でゲームができる
- RTX40シリーズのグラフィックス搭載
- パネルの色域が広く、動画編集にも適している
初めてゲーミングノートPCを購入する人にもぴったりなのが「G-Tune P6-I7G50BK-A」です。
エントリー向けではあるものの、インテル第12世代のCore i7にRTX 4050、165Hzの液晶パネルを搭載し、フォートナイトやAPEXなども遊べる性能をそなえています。

解像度はWUXGAとフルHDよりやや大きく、視認性にすぐれるので、クリエイティブな作業にも適しています。
HP Victus 16
製品名 | HP「Victus 16」 |
---|---|
CPU | Ryzen 5 7640HS |
GPU | RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約8.5時間 |
質量 | 2.30kg |
ディスプレイサイズ | 16.1インチ |
解像度 | FHD(1920 x 1080) |
価格 | 175,780円 |
- シンプルですっきりしたデザイン
- 144Hzパネル対応だが色域は広くない
- グラフィックスはRTX 4050で税込み17万円台と安い
「HP Victus 16」は、グラボ性能があまり高くないものの、価格がその分かなり抑えられたゲーミングPCです。
エントリーモデルながら144Hz対応のパネルを搭載し、ゲームプレイ時にフレームレート上限にかかりにくいのもありがたいです。
ディスプレイサイズも16.1インチと若干ゆとりがあるので、視認性高くプレイできます。
白筐体のスマートな外観なので、動画編集などクリエイティブ用途にもおすすめです。
普段使いにもおすすめのゲーミングノートPC
ゲームだけでなく、動画編集やビジネスにも使いやすいゲーミングノートPCを紹介します。
ゲーミング感をおさえ、普段使いに適したモデルにしぼっています。
製品名 | G-Tune P6-I7G60BK-A![]() |
HP OMEN 16![]() |
ASUS TUF Gaming A15 FA507XV![]() |
---|---|---|---|
CPU | Core i7-13700H | Core i7-13700HX | Ryzen 9 7940HS |
GPU | RTX 4060 | RTX 4060 | RTX 4060 |
メモリ | 32GB | 16GB | 16GB |
SSD | 1TB NVMe | 1TB NVMe | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
バッテリー駆動時間 | 約7.5時間 | 約4.75時間 | 約10.4時間 |
重量 | 約2.34kg | 約2.44kg | 約2.2kg |
ディスプレイサイズ | 16インチ | 16.1インチ | 15.6インチ |
価格 | 245,800円 | 272,800円〜 | 259,800円 |
G-Tune P6-I7G60BK-A
製品名 | マウスコンピューター「G-Tune P6-I7G60BK-A」 |
---|---|
CPU | Core i7-13700H |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約7.5時間 |
質量 | 2.34kg |
ディスプレイサイズ | 16インチ |
解像度 | WUXGA(1920 x 1200) |
価格 | 245,800円 |
- Core i7-13700Hの高性能CPUを搭載
- リフレッシュレートは165Hzに対応し、優位な環境でゲームができる
- 液体金属グリス採用により、薄型形状を維持しつつ冷却性能が上がっている
ゲーマーやクリエイターなど、幅広いユーザーにおすすめできる一台が「G-Tune P6-I7G60BK-A」です。
インテル第13世代のCore i7とグラボにRTX 4060を搭載しているため、ゲームはもちろん、高負荷の動画作業も難なくこなせます。
ディスプレイのリフレッシュレートは165Hz対応かつ超狭額ベゼルなので、圧倒的な没入感でゲームに集中することが可能です。

HP OMEN 16
製品名 | HP「OMEN 16」 |
---|---|
CPU | Core i7-13700HX |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約4.75時間 |
質量 | 2.44kg |
ディスプレイサイズ | 16.1インチ |
解像度 | QHD(2560 x 1440) |
価格 | 272,800円〜 |
- 薄型で使いやすいシンプルなデザイン
- CPUとGPUの組み合わせが良い
- 重めのゲームでもプレイ可能
「HP OMEN 16」は、重めのゲームでもプレイ可能な水準のスペックをそなえ、ゲーム以外にもメインで使うPCとして幅広く活躍します。
ディスプレイの色域も広く、動画編集などのクリエイティブ作業にもおすすめできる1台です。
大抵のゲームで中以上の設定で100FPSを出すことができ、快適に遊べる印象です。
FF15スコアも高く、BFなど重いとされているゲームは低めのグラフィック設定をおすすめします。

ASUS TUF Gaming A15 FA507XV
製品名 | ASUS「TUF Gaming A15 FA507XV」 |
---|---|
CPU | Ryzen 9 7940HS |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TGB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約10.4時間 |
質量 | 2.2kg |
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
解像度 | WQHD(2560 x 1440) |
価格 | 259,800円 |
- ミドルクラスの性能を備えつつ、25万円台と健闘
- Ryzen Hシリーズ採用によりマルチタスクもこなせる
- MILスペック準拠の高い堅牢性
「ASUS TUF Gaming A15 FA507XV」は、MILスペック準拠のタフボディで激しいゲームプレイでも安心して使えるゲーミングノートPCです。
WQHD(2560 x 1440)の高解像にくわえ、リフレッシュレートも165Hzなので、他のノートPCよりなめらかな画面表示が可能です。
GPUにはRTX 4060を搭載し、CPUもRyzen 9 7940HSとパワフルなので、ゲーマーの求めるスペックをしっかりおさえています。
ApexやフォートナイトにおすすめのゲーミングノートPC
人気ゲームのApex Legendsやフォートナイトを快適にプレイできる、おすすめのゲーミングノートを紹介します。
なお、ApexやフォートナイトにおすすめのゲーミングノートPCは、以下の記事でも特集しているので参考ください。
製品名 | Legion Pro 5i Gen 8![]() |
GALLERIA XL7C-R46![]() |
Dell G15 Special Edition![]() |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-13500HX | Core i7-13700H | Core i9-12900H |
GPU | RTX 4050 | RTX 4060 | RTX 3070 Ti |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 500GB NVMe | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
バッテリー駆動時間 | 約5.0時間 | 約6.1時間 | 非公開 |
重量 | 約2.5kg | 約2.2kg | 約2.65kg |
ディスプレイサイズ | 16インチ | 15.6インチ | 15.6インチ |
価格 | 190,877円 | 179,980円 | 192,083円 |
RTX40シリーズで安く抑えるなら「Legion Pro 5i Gen 8」
製品名 | Lenovo「Legion Pro 5i Gen 8」 |
---|---|
CPU | Core i5-13500HX |
GPU | RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約5.0時間 |
質量 | 2.5kg |
ディスプレイサイズ | 16インチ |
解像度 | WQXGA(2560 x 1600) |
価格 | 190,877円 |
- フォートナイトやApexでは144fps以上を叩き出す性能をほこる
- スリムデザインだけど妥協のないパフォーマンス
- Legion TrueStrikeキーボードは快適な入力体験が可能
「価格を抑えつつ、フォトナやApexが遊べるゲーミングノートが欲しい」という人におすすめなのが「Legion Pro 5i Gen 8」です。
19万円台という価格設定を実現し、フォートナイトやApexなどでは設定次第で144fps以上をたたき出します。
本気でゲームに打ち込みたい場合は少し物足りないかもしれませんが、入門用で購入する分には満足できるPCです。
Pro 5iシリーズの中でも最廉価の構成を記載していますが、他に違う構成のものもあるので、自分に一番合ったカスタマイズのPCを選びましょう。
144fps出すなら「GALLERIA XL7C-R46」
製品名 | GALLERIA「XL7C-R46」 |
---|---|
CPU | Core i7-13700H |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約6.1時間 |
質量 | 2.2kg |
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
解像度 | FHD(1920 x 1080) |
価格 | 179,980円 |
- デスクトップPC並みの性能をほこる
- 液晶パネルは144Hz対応
- 設定次第では144fps以上も十分に狙える
「GALLERIA XL7C-R46」は、CPU・GPUともにデスクトップPC並みの性能をもつゲーミングノートPCです。
フォートナイトやAPEXでも、設定次第では144fps以上を十分に狙えます。
ゲーミングノートPCでハイエンド級の性能を備えながら、約18万円で購入できるモデルはそうそうないので、ぜひチェックしてみてください。
240fps出すなら「Dell G15 Special Edition」
製品名 | Dell「G15 Special Edition」 |
---|---|
CPU | Core i9-12900H |
GPU | RTX 3070 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 非公開 |
質量 | 2.65kg |
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
解像度 | QHD(2560 x 1440) |
価格 | 192,083円 |
- 240Hz対応の超高リフレッシュレートパネルを搭載
- 全体的な性能が高いため、ゲーマーはもちろんクリエイターにも適している
- Dolby Vision・Atmos対応
ゲーミングノートPCながら「RTX3070 Ti」や「高リフレッシュレートパネル」を実現しているのが「G15 Special Edition」です。
CPUに「Core i9-12900H」を搭載し、これだけの高性能CPUだと発熱が心配ですが、グリスにリキッドメタルを採用しているので高い熱伝導率をほこります。
ディスプレイも240Hzのリフレッシュレートに対応し、フォートナイトやApexで240fpsを出しながら快適にプレイできます。

高性能をもつハイエンドのゲーミングノートPC
「配信や録画をしながらゲームも快適にプレイしたい」という人に適した高スペックのゲーミングノートPCを紹介します。
製品名 | GALLERIA ZL7C-R37TH![]() |
Legion Pro 7i Gen 8![]() |
ROG Strix SCAR 17 G733PY![]() |
---|---|---|---|
CPU | Core i7-12700H | Core i9-13900HX | AMD Ryzen 9 7945HX |
GPU | RTX 3070 Ti | RTX 4080 | RTX 4090 |
メモリ | 32GB | 32GB | 32GB |
SSD | 1TB NVMe | 1TB NVMe | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
バッテリー駆動時間 | 約6.8時間 | 約5.0時間 | 約5.1時間 |
重量 | 約2.15kg | 約2.8kg | 約3kg |
ディスプレイサイズ | 16インチ | 16インチ | 17.3インチ |
価格 | 295,980円 | 399,850円 | 549,800円 |
GALLERIA ZL7C-R37TH
製品名 | GALLERIA「ZL7C-R37TH」 |
---|---|
CPU | Core i7-12700H |
GPU | RTX 3070 Ti |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約6.8時間 |
質量 | 2.15kg |
ディスプレイサイズ | 16インチ |
解像度 | WUXGA(1920 x 1200) |
価格 | 295,980円 |
- デスクトップPC以上の性能
- フォトナやApexでも240fps出せる
- バトルが白熱する場面でも液体金属グリスで常にクールを保つ
「GALLERIA ZL7C-R37TH」は、ミドルハイクラスにあたるゲーミングノートPCです。
GPUには「RTX3070 Ti」、メモリは「32GB」積まれているので、ゲーマーだけでなくクリエイターにもとても適しています。
ノートでこれだけ性能が高いと冷却性能が心配ですが、本モデルは液体金属のCPUグリスを採用しているので、バトルが白熱する場面でもクールを常に保てます。
Legion Pro 7i Gen 8
製品名 | Lenovo「Legion Pro 7i Gen 8」 |
---|---|
CPU | Core i9-13900HX |
GPU | RTX 4080 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約5.0時間 |
質量 | 2.8kg |
ディスプレイサイズ | 16インチ |
解像度 | WQXGA(2560 x 1600) |
価格 | 399,850円 |
- コスパが圧倒的に高いハイエンドゲーミングノートPC
- グラフィックパワーが高く、パーツの性能を最大限に引き出してくれる
- スペックを妥協してないため、さまざまな用途で使いたい人におすすめ
「Legion Pro 7i Gen 8」は、機能性の非常に高いハイエンドゲーミングノートPCです。
16インチ240Hzのモニターに「Core i9-13900HX」「RTX 4080」を搭載し、CPU・グラフィックパワーともに高いので、バトロワゲームでもパーツの性能を十分に引き出してくれます。
「ゲームやクリエイティブ用途に使いたいけどスペックは妥協したくない」そんな人にはとてもおすすめできるPCです。
ROG Strix SCAR 17 G733PY
製品名 | ASUS「ROG Strix SCAR 17 G733PY」 |
---|---|
CPU | Ryzen 9 7945HX |
GPU | RTX 4090 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB PCI Express 4.0 x4接続 |
HDD | 非搭載 |
バッテリー | 約5.1時間 |
質量 | 3kg |
ディスプレイサイズ | 17.3インチ |
解像度 | WQHD(2560 x 1440) |
価格 | 549,800円 |
- デスクトップにより近いゲーム環境を実現
- 高級感のある質感が魅力
- 一番高い構成だと、重いゲームでも余裕で対応できる性能を誇る
- ASUS自慢の冷却システムは高負荷な場面でも安定した動作を維持
デスクトップPCにより近いゲーム環境を実現しているのが「ROG Strix SCAR 17 G733PY」です。
高級感のある質感も特徴的で、最大「Ryzen 9 7945HX/RTX 4090/32GB」と、重いゲームでも余裕で対応できる性能をほこります。
また、ASUS自慢の冷却システムは心強く、負荷がかかる場面でも安定した動作を維持することが可能です。
コスパが特別良いわけではありませんが、この冷却システムと妥協のない機能性は価格と相応の価値があると思います。
ゲーミングノートPCのおすすめメーカー・ブランド
ここからはゲーミングノートPCおすすめのメーカー・ブランドを5選紹介していきます。
なお以下の記事では、BTOメーカーごとの特徴をくわしく紹介しています。
また、各BTOメーカーでセールも定期的に行っているので、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
ドスパラの「ガレリア」
- 出荷スピードは最速
- 初心者〜中級者に強いモデルを扱っている
- サイトがかなり見やすい
- カスタマイズ性が高い
- 電話受付は24時間年中無休
「ガレリア」は、パソコン専門店ドスパラが手掛ける有名なブランドで、ゲーミングノートPCだと初心者〜中級者におすすめのモデルを扱っています。
最近では240Hzパネルを搭載したモデルなど、上級者向けのモデルも発売され、年々進化しています。
カスタマイズ性も高く、電話受付も24時間年中無休とサポート面も充実しているので、筆者的にはもっともおすすめのメーカーです。

マウスコンピューターの「G-Tune」
- 初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめできる
- 全体的に高性能なモデルが多い
- 安定性と使い勝手が良い
- 24時間対応サポート・72時間以内に修理
マウスコンピューターが手掛けるゲーミングブランド「G-Tune」は、初心者〜上級者までおすすめできるゲーミングノートPCを販売しています。
240Hzパネル搭載モデルなど全体的に高性能なモデルが多く、国産であるがゆえに若干高めですが、その分安心感はあります。
安定性と使い勝手に関してはかなり良いため、必ずチェックしておきたいブランドとなっています。

レノボの「Legion」
- コスパの高さが圧倒的
- 狭額縁パネル採用で視認性が高い
- 海外ブランドらしいデザインが魅力
- 性能と軽さの両立に成功している
「Legion」はLenovoが手掛けるブランドで、扱っているゲーミングノートPCは「圧倒的なコスパ」で有名です。

狭額縁パネルを採用していることで視認性が高く、デザインも日本にないようなユニークさが特徴的。
性能と軽さの両立を実現し、ある種ゲーミングノートPCの常識を覆しているといえます。
デルの「ALIENWARE」
- 独自性が強い
- 常に最先端を行くようなPCを発売
- 300Hz液晶パネルを選択可能
- 近未来感あふれるデザインも魅力
「ALIENWARE」は、家庭用PCでも有名なDellが展開している、世界シェア率が高いブランドです。
常に最先端を行くようなゲーミングノートPCを発売し、なんと300Hzディスプレイを選択することができます。
また、スペースシャトルをイメージした近未来感あふれるデザインも魅力的。
独自の優れた冷却システムを一部モデルに搭載していたりと「独自性」の点でかなり強いブランドです。
ASUSの「ROG」
- 国内ゲーミングノートPC市場でシェア1位
- 長いバッテリー駆動時間と軽量性を兼ね備えている
- 液体金属グリスにより冷却性能も抜群
- 本当に勝ちにこだわりたい方におすすめのメーカー
ASUSの「ROG」は、国内のゲーミングノートPC市場でシェア1位をほこる台湾のメーカーになります。
ROGシリーズは長いバッテリー駆動時間と軽量性をかねそなえ、冷却性能に関しても抜群。
モデル一つ一つが細部までこだわりを感じ、本当に「ゲームで勝ちたい」方向けのメーカーといえます。
また、キーボードを取り外してタブレット形状でもプレイできる「ROG Flow Z13」に代表されるように、独創的なゲーミングPCも数多くリリースしています。

HPの「OMEN」
- デザインが個性的でかっこいい
- コスパの高いモデルが多い
- モデル1つ1つの構成が充実している
- サポートスタッフ全員がゲームに熟練している
HPのOMENは、ヒューレット・パッカード社のゲーミングブランドで、ノートPCやデスクトップPC、ディスプレイなどを展開しています。
ガレリアやマウスコンピューターと比べ、値段は高いですが、その分デザインや独自ソフトウェアに力を入れています。
ゲーミングブランドのHyperXも買収し、ゲーマーのニーズに沿った製品づくりをしています。
ゲーミングノートPCに関するよくある質問
ゲーミングノートPCに関するよくある質問に回答していきます。
5万以下でゲーミングノートPCは買えるのか?
結論からいうと、5万円以下では、ゲーミングノートを買うこともゲームを快適にプレイすることも難しいです。
例えばドスパラでは「THIRDWAVE VF-AD5」が約5万円のノートPCです。
こちらはCPUがCeleron N5100に内蔵グラフィックスのUHD Graphicsと、性能も不十分で、せいぜいオフィス作業など負荷の軽い作業が限界。
自作でGTXシリーズなどのグラボを使えば、なんとか5万円で最低限のゲームがプレイできるデスクトップPCが作れるかもしれません。
しかし、それでもどこか絶対に妥協しなければならない点が出てきたりするので、自作ですら5万円の予算設定はおすすめできません。

おすすめのゲーミングノートPCまとめ
本記事は「【2023年】コスパ最強のおすすめのゲーミングノートPC」について書きました。
ゲーミングノートPCは、性能を気にしすぎると、価格が高くなってしまいます。
各部位の機能を理解し、中位クラスのスペックに納めることで、ゲームの快適性と価格を両立することが可能です。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。


