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Anker Nebula Novaをレビュー!popIn Aladdin 2や2 Plusとの違いも比較してみた

評価:4.5

新居でもプロジェクターをTV代わりに使うことになったマクリン( @Maku_ring)です。

壁面がそのまま画面になるのでスペースを有効活用でき、TV以上の大画面に投影できるので、我が家はこのスタイルでかれこれ5年以上過ごしています。

マクリン家の相棒が、シーリングライト内蔵プロジェクターのベストセラーモデルでもある「popIn Aladdin 2」。

popIn Aladdin 2を設置した様子

他にはないユニーク性と充実したアプリ機能で長年愛用してきたわけですが、唯一の不満が焦点距離の長さ

壁から引掛シーリングまでの距離が短い我が家だと、投影距離に無理があり、まともに投影するために相当な補正をかけなくはいけませんでした。

そのことで、投影画面全体に焦点がかからず、一部はくっきり、別の一部はぼやけるといった表示になっていました。

マクリン
日本の狭い居住スペースだと、我が家と同じようなことになってる家も多いはず……。

「どこかにもっと短焦点モデルはないものか」と探していた矢先、なんと我らがアンカーさんより、新たなシーリングプロジェクター「Nebulaネビュラ Novaノバ」が爆誕していました。

Anker Nebula Novaの外箱

見た目はぶっちゃけ「popIn Aladdinのパクリ?」といわれても仕方がないほど似ている両者ですが、その中身は隔絶かくぜつたる差がありました。

なかでも投影距離の違いは一目瞭然で、壁から引掛シーリングまで1.5mしかない我が家でも、なんと80インチの大画面で楽しめるようになりました。

解像度こそ変わらないものの、画面全体に焦点が定まるようになったことで、抜群にくっきり明るく映るようになりました。

ほかにも搭載OSがAndroid TV 9.0であったり、アプリストアも純正のGoogle Playであることから、じつに多くのアプリを収録しています。

マクリン
スピーカーの出力も20Wとパワフル!

一定の弱点もないわけではないですが、それを補ってあまりあるメリットで、間違いなく買ってよかった一品でした。

そこで本記事は外観と付属品、popIn Aladdin 2との比較から実際のレビューまで紹介していきます。

メリット
  • 同タイプのプロジェクターでもっとも明るい
  • スピーカー出力が20Wともっとも高い
  • Google PlayからAndroidアプリをそのまま楽しめる
  • popIn Aladdin 2より短焦点
デメリット
  • ワイヤレスHDMIアダプターは無い
  • 約10万円と高い
この記事の著者
マクリン

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マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

Nebula Nova(ネビュラノバ)の外観と付属品

Nebula Nova」は、LEDシーリングライトとスピーカー機能を内蔵するプロジェクターです。

Nebula NovaはLEDシーリングライト内蔵プロジェクター

Anker「Nebula Nova
本体サイズ 直径478 x 高さ170mm
重量 約4.7kg
解像度 1920 x 1080(フルHD)
投影サイズ 最大120インチ
明るさ 800ANSIルーメン
スピーカー出力 10W x 2(20W)
ワイヤレス Bluetooth・Wi-Fi・Miracast・AirPlay
価格 99,990円

 
プロジェクターでも使えるだけに、直径478 x 高さ170mmとなかなかのサイズ感です。

ただ、天井に設置するので、このサイズがネックになることはほぼありません。

背面の左右に10Wスピーカーを2機搭載し、Dolbyオーディオにも対応しているので、音響面の強力ぶりは本機の特徴のひとつです。

Nebula NovaはDolbyオーディオに対応
 
背面の電源ボタン横には、フラッシュメモリ用のUSB-Aポートが付き、メモリに入っている動画や画像の再生に対応しています(ただ、天井の高い位置にフラッシュメモリを挿すのは現実的でないような……)

Nebula Novaの背面にUSB-Aポート搭載
 
付属品は、Nebula Nova本体にランプシェード、引掛シーリング用専用アダプタ、リモコン(単4形電池 x 2付属)です。

Nebula Novaの付属品

MEMO
ランプシェードを撮り忘れましたが、ちゃんと付いています。
 
本機はリモコン操作だけでなく「Nebula Connect」によるアプリ操作にも対応しています。

Nebula Connect(CapsuleControl)

Nebula Connect(CapsuleControl)

Power Mobile Life LLC無料posted withアプリーチ

 

popIn Aladdin 2との違いを比較

誰しも気になるであろう「popIn Aladdin 2」との違いを比較してみました。

Nebula NovaとpopIn Aladdin 2を比較

(左)Nebula Nova /(右)popIn Aladdin 2

製品名 Nebula Nova popIn Aladdin 2
サイズ 直径476 x 高さ169mm 直径476 x 高さ145mm
解像度 1920 x 1080(フルHD) 1920 x 1080(フルHD)
明るさ 800ANSIルーメン 700ANSIルーメン
投影距離(公称) 1.5m = 80インチ / 1.8m = 100インチ 1.47m = 80インチ / 1.78m = 100インチ
上下可動域 0〜32.7° 0〜32°
スピーカー 10W + 10W 8W + 8W(Harman Kardon製)
LEDの調光・調色 10,000通り 10,000通り
OS Android TV 9.0 Aladdin OS 2.0

解像度はいずれもフルHDであるものの、明るさがpopInの700ANSIルーメンに対し、Nebulaは800ANSIルーメンと明るくなっています。

100ANSIルーメンの違いではありますが、12時台の比較的明るい時間帯でもNebulaなら視認性高く観れたので、この差は意外と大きいと感じました。


 
メーカー公称では変わらないものの、両者で大きな違いを感じたのが投影距離です。

いずれも約1.5mで80インチをうたっていますが、Nebulaのほうが大きく(popInでは60インチくらい)、公称どおり、我が家の距離(1.5m)で約80インチの投影が確認できました。

これは投影距離の測定方法の違いによるものと思われ、実際はNebulaのほうがより短焦点でした。

LEDライトの調光・調色パターン数は変わらず、いずれも100段階ずつの計10,000通りのパターンに対応しています。


 
スピーカー出力はpopInの16Wに対し、Nebulaは20Wにパワーアップしています。

popIn Aladdinのスピーカーはハーマンカードン製
Nebula Novaのスピーカーはドルビー製

4Wの差以上に実際の聴こえ方に違いを感じ、臨場感はNebulaのほうがかなりすぐれていました。

マクリン
これがDolbyオーディオの恩恵か……!

スピーカーと同様に差異を感じたのがソフト面

popInがAladdin向けにチューニングされたアプリのみ収録なのに対し、NebulaはGoogle Playから直接ダウンロードできるため、Androidアプリをそのまま楽しめるようになっています。

Nebula NovaはAndroid TV 9.0

これは、Nebula NovaがAndroid TV 9.0に対応していることの強みだと思いますが、アプリが制限されないのはやはりありがたいです。

一部、popInに収録していたradikoラジコやNetflixがNebulaだと入っていないなどありますが、前者は「OK Google、J-WAVEを流して」と音声入力すると、radikoからストリーミング再生してくれるので、実用上の不満はありません。

popIn Aladdin 2はAndroid OS搭載

NetflixもNebula Manager経由でダウンロードして使えるので、こちらは後述します。

ただし、ワイヤレスでHDMIに接続できる「Aladdin Connector」は、Nebulaだとオプション品にもないので、ゲーム機と接続する機会が多い人はpopIn優勢といったところ。

とはいえ、それ以外は全方位にわたって、popInよりNebulaのほうが優秀だと感じたので、現時点ではNebula Novaのほうが買いかなと思います。
 

popIn Aladdin 2 Plusと比較

つづいて「popIn Aladdin 2 Plus」と比較してみました。

製品名 Nebula Nova
popIn Aladdin 2 Plus
サイズ 直径476 x 高さ169mm 直径476 x 高さ145mm
解像度 1920 x 1080(フルHD) 1920 x 1080(フルHD)
明るさ 800ANSIルーメン 900ANSIルーメン
投影距離(公称) 1.5m = 80インチ / 1.8m = 100インチ 1.47m = 80インチ / 1.78m = 100インチ
上下可動域 0〜32.7° 0〜32°
スピーカー 10W + 10W(Dolby Audio) 8W + 8W(Dolby Audio・Harman Kardon製)
LEDの調光・調色 10,000通り 10,000通り
Bluetooth Bluetooth 4.2 Bluetooth 5.0
Wi-Fi 6対応 (Wi-Fi 5)
OS Android TV 9.0 Aladdin OS 2.0

popIn Aladdin 2 PlusはpopIn Aladdin 2の後継機種であるものの、解像度やスピーカー出力・LED機能は変わりません。

しかし、Nebula Novaと同じDolby Audioに対応していたり、明るさも900ANSIルーメンにアップするなど、一定の進化を遂げています。

あと「これはNebula Novaにも欲しいな」と感じたのが、現時点で最新の無線LAN規格である「Wi-Fi6」に対応している点。

ルーター側もWi-Fi6対応である必要はありますが、従来のWi-Fiに比べ、高速のワイヤレスネットワーク(理論値の比較ではWi-Fi5の10倍)が実現可能です。

大容量データをあつかう動画を観る機会が多いからこそ、Wi-Fi6対応は理にかなっていると感じました。

約7秒の高速起動モードを搭載するのもpopIn Aladdin 2 Plusのみの特徴ですが、プロジェクターをBGM代わりに常に使っているなら、それほど気にならない差です(ただし、Nebula Novaの起動は体感で2倍程度かかります)

以上をまとめると、アプリの収録数やスピーカーにこだわるならNebula Nova、明るさや接続性(Wi-Fi・Bluetooth)を重視するならpopIn Aladdin 2 Plusといったところです。

Nebula Novaのレビュー

Nebula Novaの使用感を紹介します。

取り付け方法

Nebula Novaは、天井のシーリング用アダプタから給電するタイプであるため、脚立などを用い、本体を持ち上げて設置しなくてはなりません。

マクリン
取り付け時は憂うつになりますが、意外とカンタンですよ!

引掛シーリングなら角型・丸型・丸形フル・フル引掛いずれのタイプでも取り付けできます。


 
引掛シーリング用アダプタの両サイドの爪を押しながら時計回りにまわすと「カチッ」と鳴るので、これで固定されます。


 
あとは本体をアダプタに対して水平に押し上げるだけです。


 
取り付け時はアダプタのコネクタを巻き込んでいないことと、アダプタ両サイドのレバーが本体にきっちり引っかかっていることを確認してください。


 
コネクタ同士をつなげば接続完了です。


 
最後に、ランプシェードを本体の受け具に合わせ、時計回りにまわすとシェードが固定されて取り付け完了です。

Nebula Novaにランプシェードを取り付けている様子

 

10,000通りの調光・調色に対応

Nebula NovapopIn Aladdin 2と同様、LEDライトとしての使い勝手にもすぐれています。

Nebula NovaのLEDライト機能
 
調光(明るさ)・調色(色温度)が無段階でなめらかに100段階ずつ、合計なんと10,000通りもの調整パターンに対応しています。

Nebula NovaのLEDライトは10,000通りの調光・調色に対応
 
映像だとやや分かりにくいかもしれませんが、これだけ変えられれば、自分好みの明るさ・色にぴったり合わせられます。


 
カスタマイズした明るさを起点に、リモコン操作で「昼光色・昼白色・電球色・消灯」の4パターンに切り替えられるので、実用性も高いです。




20W出力のデュアルスピーカーは臨場感たっぷり

Nebula Novaのスピーカー出力は、同タイプのプロジェクターでもっともパワフルであり、10W x 2機の20W出力に対応しています。

Nebula Novaのスピーカーは10W x 2機の20W出力
 
電源ボタンを押してメニューから「Bluetoothスピーカーモード」を選び、スマホやPCとBluetooth接続すれば使えます。

Nebula Novaのスピーカーモード
 
音楽を一度流すと、部屋全体にシャワーのように音がふりそそぎ、Dolbyオーディオの恩恵で包まれるようなサラウンド感・臨場感もしっかりあります。


 

明るさ・解像度ともに実用レベル

近年、超高解像の4K対応プロジェクターも登場し、映像によってはフルHDだとやや物足りないものもあります。

とはいえ、実際に使っている身としては、フルHDで実用上不足を感じることはほとんどないです。

こちらは僕のYouTube動画を投影したものですが、これだけくっきり精細に見えるので、フルHDだからといってにじみやボヤけはほぼありません。


 
Nebula Novaは起動するたびにオートフォーカスがはたらくため、毎回焦点がぴったり合った状態で鑑賞できるようになっています。

Nebula Novaはオートフォーカス搭載
 
台形補正は手動ですが、投影位置は基本変わらないので、一回合わせればほぼ使う機会はないでしょう。

Nebula Novaの台形補正は手動
 
あとは800ANSIルーメンの明るさが、明るい時間帯でも視聴にどれほど耐えうるのか気になるところ。

こちらは、12時台に僕の動画を映している様子ですが、カーテンで遮光しゃこうしていないにもかかわらず、視認性高く投影できています。


 
映像美を楽しむタイプの動画でも、水面のゆらぎや波打つ様子といった細かい映像表現も、しっかり再現できているのが分かります。


ミラーリング
AirPlay(iOS)・Miracast(Android)に対応しています。

Android TV 9.0搭載でGoogle Playからアプリ利用可能

本機の大きな特徴が、Android TV 9.0を搭載し、アプリストアもGoogle純正のGoogle Playをそのまま使えることです。

Nebula NovaはAndroid TV 9.0搭載
 
popInのようにAladdin用にチューニングされたアプリのみという制限もなく、ふだんから使っている動画アプリがそのまま利用できるのはかなりの強み。



 
NetflixはGoogle Playからだと直接ダウンロードできませんが、Nebula Manager経由でダウンロードできるようになっています。


Nebula NovaのNetflixはNebula Manager経由でダウンロード可能
 
また、我が家のようにテレビ使いしたい場合、nasneを設置したうえで「torne mobile」アプリで連携すれば、据え置きテレビのようにリアルタイム視聴や録画を楽しむことができます。



マクリン
W録画したいときは、nasneを複数台設置すればOK!

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Nebula Novaはこんな人におすすめ

Nebula Novaは「天井投影でLEDライト 兼 プロジェクターを使いたい人」におすすめです。

同タイプはこれまでpopIn Aladdin一強でしたが、Ankerが本気で殴り込んできただけあり、明るさ・投影距離・スピーカー・OS各方面にわたってブラッシュアップしたモデルに仕上がっています。

ただし、ワイヤレスHDMIアダプターはないので、コンソールゲーム機との接続を重視する人はpopIn Aladdin 2がおすすめです。

我が家のようにテレビと動画利用の多い家庭であれば、Nebula Novaでまったく問題ないでしょう。

Nebula Novaレビューまとめ

本記事は「Anker Nebula Novaをレビュー!popIn Aladdin 2や2 Plusとの違いも比較してみた」について書きました。

Nebula Nova10万円近くするので、気軽に買えるプロジェクターとはいえません。

とはいえ、テレビ要らずでスピーカーやライト代わりにも使え、複数の家電の役割をコレ一台に集約できます。

そう考えれば安い買い物だと思いませんか?

しかも、その使い勝手は同タイプをいくつも使ってきた僕が保障します。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 同タイプのプロジェクターでもっとも明るい
  • スピーカー出力が20Wともっとも高い
  • Google PlayからAndroidアプリをそのまま楽しめる
  • popIn Aladdin 2より短焦点
デメリット
  • ワイヤレスHDMIアダプターは無い
  • 約10万円と高い
音声配信
Voicyでも語りました。

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