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【Anker Nano II 45Wレビュー】さらなる超小型化に磨きをかけた最大45W出力のUSB-C充電器

外作業にノートPCとUSB充電器が欠かせないマクリン( @Maku_ring)です。

さまざまなポート数の充電器が出ていますが、3台以上の機器を一気に充電する機会は少なく、持ち出しに重宝するのは1ポート2ポートタイプ

携帯性と利便性を考慮するなら、あらゆるデバイスをまかなえる1ポートの高出力タイプです。

近年、スイッチング素子に窒化ガリウム(GaN)を搭載する充電器がリリースされ、従来より小型でハイパワーのモデルが主流となりつつあります。

先陣を切ってGaNモデルを出したAnkerですが、各社こぞって出している背景もあり、GaN搭載だけでは目新しさがなくなってきました。

そんな中、AnkerはGaNに新たな技術を投入し、GaNのもつ性能をさらに引き出すことに成功しました。

Anker GaN IIの発表

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その名も「Anker GaN II」!
具体的には、オンオフのスイッチング周波数を従来より高め、1回あたりの電力を減らして周辺パーツを小さくおさえました。

Anker GaN IIではスイッチング周波数を⾼めて電⼦部品を省サイズ化
 
さらに、内部基板の分割&⽴体配置によるデッドスペースの抑制や回路構造の最適化、高周波化にともなう部品ならびに空気の振動を抑えることで、さらなる小型化を実現しました。

Anker GaN IIのPCBA 3D スタッキングの説明

 
これらの技術を結集した充電器群が「Anker Nano IIシリーズ」です!


 
本記事ではその第一弾である「Anker Nano II 45W」をレビューしました。

Anker Nano II 45Wの外箱

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これがまた4cm角と、とにかくちっさい……!

最大45W出力に対応し、MacBook Airなら急速充電、MacBook Pro(13インチ)でも通常充電できる高出力です。

第二弾は30W仕様の「Anker Nano II 30W」、第三弾は65W仕様の「Anker Nano II 65W」、第四弾は65W仕様の2ポート「PowerPort III 2-Port 65W」と続いています。

そんなわけで「【Anker Nano II 45Wレビュー】さらなる超小型化に磨きをかけた最大45W出力のUSB-C充電器」について書いていきます。

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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

Anker Nano II 45Wの外観と付属品

Anker Nano II 45W」は、1ポートタイプの45W充電器です。

Anker Nano II 45Wは1ポートタイプのUSB-C充電器

製品名 Anker Nano II 45W
サイズ 約35 × 38 × 41 mm
重さ 約68g
出力ポート数 1(USB Type-C x 1)
USB-C 出力 5V 3A / 9V 3.0A / 15V 3.0A / 20V 2.25A(最大45W)
最大出力 45W

 
Nano II 30WNano II 65Wに挟まれたシリーズの次男的な立ち位置で、サイズ・ワット数ともにちょうどいいところにおさまっています。

Anker Nano IIシリーズの充電器

製品名 Nano II 30W
Nano II 45W
Nano II 65W
サイズ 約32 × 30 × 38 mm 約35 × 38 × 41 mm 約44 × 42 × 36 mm
重さ 約47g 約68g 約112g
USB Power Delivery対応
Programmable Power Supply対応
出力ポート数 1(USB Type-C x 1) 1(USB Type-C x 1) 1(USB Type-C x 1)
最大出力 30W 45W 65W

また、65Wでは非対応のProgrammable Power Supply(PPS)規格に対応しているのがポイント。

PPS規格
USB PD 3.0のオプション機能であり、充電時に最適な電力にコントロールすることで、対応スマホで高速充電を可能とする技術。ただし、現状の対応スマホは、Samsung Galaxyの一部シリーズのみと限定的である。
 
元来の白あるいは黒一色のデザインから一新され、シルバーとブラックグレーのツートーンで洗練された雰囲気に仕上がっています。

さらりとしていて指紋も付きづらく、側面には所有欲を高める「Nano II 45W」の文字。


 
特筆すべきは、GaN充電器にしてさらに小型化を追求したそのサイズ(約35 x 38 x 41mm)

Anker Nano II 45Wのサイズは約35 x 38 x 41mm
 
驚くべきことに、GaN第一弾で30Wながらその小ささで反響を呼んだ「Anker PowerPort Atom PD 1」とほぼ同サイズです。

Anker Nano II 45WとAnker PowerPort Atom PD 1のサイズ比較

かたや30W、こちらは45Wにもかかわらず、同じ大きさなのは驚異的。

しかも、PowerPort Atom PD 1がプラグむき出しなのに対し、Anker Nano II 45Wプラグが格納できちゃいます。


 
MacBook Airの30W純正アダプターと比較しても、その差は歴然です。

Anker Nano II 45WとMacBook Air純正充電器のサイズ比較

重量も、同出力のGaN充電器である「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」より15g以上軽い、約68gにまでおさえられています。

Anker Nano II 45Wの重量は約68g

Anker Nano II 45W

Anker PowerPort Atom III 45W Slimの重量

Anker PowerPort Atom III 45W Slim

マクリン
技術の進化おそろしや……!

付属品は無く本体のみですので、PD対応USB-Cケーブルが別途必要です。

USB-Cケーブル

USB-C to Lightningケーブル

 

Anker Nano II 45Wは45W出力でノートPC急速充電可能

Anker Nano II 45Wは、最大45W出力のPD対応USB-Cをそなえ、MacBook Airなら急速充電、MacBook Pro 13″でも通常充電が可能です。

Anker Nano II 45WはMacBook Pro13インチも通常充電可能

MacBook Pro(43.7W)

iPad ProやiPhone 12シリーズの高速充電(30分で最大50%)にももちろん対応しています。


iPhone 12 Pro(18.8W)

サイコロサイズの超小型設計で、あらゆるデジタル機器に高出力充電。

Anker Nano II 45Wは、スマホ充電器でもノートPC充電器でも使える45Wタイプでベストの完成度をもつ逸品です。

 

Anker Nano II 45Wはこんな人におすすめ

Anker Nano II 45Wは最大45W出力に対応し、MacBook Airなら急速充電、MacBook Proでも通常充電できるUSB-C充電器です。

汎用性が高く、ほぼ全てのガジェットに適用できる出力なので重宝します。

フラットな形状の充電器を好む人は、フリスク型のAnker PowerPort Atom III 45W Slimがおすすめです。

 

Anker Nano II 45Wレビューまとめ

本記事は「【Anker Nano II 45Wレビュー】さらなる超小型化に磨きをかけた最大45W出力のUSB-C充電器」について書きました。

Anker Nano II 45Wは、最大45W出力のUSB-Cをそなえつつ驚くべき小型・軽量化を実現し、新たな高みに到達したUSB-C充電器です。

これだけ小さいにもかかわらず、プラグも格納できるので、持ち運びにも適しています。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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