どうも、ノイキャン搭載ワイヤレスイヤホン好きのマクリン( @Maku_ring)です。
AirPods Proをはじめ、アクティブノイズキャンリング付きのモデルは、周りの雑音をおさえて音楽への没入感も上がるため、一度使うと離れられないすぐれもの。
とはいえ高性能な分お値段も高く、1万円以下のワイヤレスイヤホンではこの機能をあきらめざるを得ないのが現状でした。
しかし、コスパの良いイヤホンを出し続けるMPOWがこの壁を破り、税抜1万円以下でアクティブノイキャン(ANC)を搭載するフルワイヤレス「Mpow X3 ANC」を出してきました。
格安設定ながらハード面も抜かりなく、イヤホン単体で6時間のロングバッテリーにくわえ、USB-C充電対応となっています。
しかも、10mmのダイナミック型ドライバーを搭載し、低音域に深みのあるサウンドに仕上がっています。
そんなわけで本記事は「【MPOW X3 ANCレビュー】ノイキャン&10mmドライバー搭載で1万円以下の完全ワイヤレスイヤホン」について書いていきます。
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MPOW X3 ANCの外観と付属品
Mpow X3 ANCは生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。
AirPods Proに通ずる、軸の突き出たうどん形状となっています。
本体表面はタッチセンサーになっており、その横にはANC用のマイク穴があります。
イヤホン重量はケースふくめ約44g、イヤホン単体では約10gであり、ノイキャンならびに10mmドライバー搭載ではかなり軽くおさえられています。
ケースの大きさは約53 x 48 x 32mmであり、女性の手にも充分おさまるコンパクトサイズとなっています。
同梱品は本体とUSB-Cケーブル、イヤピース(S/M/L)、ソフトイヤピース(S/M/L)です。
バッテリーはなかなか優秀
Mpow X3 ANCは、ANCモデルでは比較的長時間の部類に入ります。
ANCオン時でもイヤホンだけで最大6時間、ケースふくめ最大24時間(4回分)使用することができます。
ケースには4段階のLEDインジケーターをそなえ、フタを開くことでケースのバッテリー残量が分かります。
LED2個点灯 〜50%
LED3個点灯 〜75%
LED4個点灯 〜100%
低価格帯のANCモデルにも関わらず、汎用性の高いUSBタイプC充電対応であり、この点は大変ありがたいです。
残念ながらリレー伝送方式
Mpow X3 ANCの少々残念な点(価格帯を踏まえるとしょうがない)が、リレー伝送方式であるということです。
親機(右イヤホン) 子機(左イヤホン)へ飛ばす仕組みなので、構造上どうしても遅延や音飛びがどうしても生じやすくなります。
視聴しているときに遅延や途切れは特に感じませんでしたが、片耳モードが右イヤホンのみ対応なのは注意ください。
Mpow X3 ANCの音質とノイズキャンセリング性能
Mpow X3 ANCは、コンパクト設計であり耳への装着感もスムーズです。
イヤーチップだけでなく、ボディ部分でも耳を支える構造になっているので、長時間付けても気だるくなりませんでした。
表面はタッチセンサーであり、音量調整ふくめて全操作が可能です。
- 右1回押す 音量上げ / 受話
- 左1回押す 音量下げ / 受話
- 右/左2回押す 再生 / 一時停止 / 終話
- 右3回押す 曲送り(次の曲)
- 左3回押す 曲戻し(前の曲)
- 右/左2秒押す ANCオン・オフ / Siri起動 / 着信拒否
音質は低音重視の設計です。
低音のボリュームがあるものの、重低音というほどではなく、余韻の響く仕上がりとなっています。
高音もシャキシャキッとした感じでなく柔らかいので、長時間でも聴き疲れしにくいのはありがたいです。
音質コーデックはSBCとAACのみですが、Androidスマホで動画を観ても、遅延はほぼ感じませんでした。
ANC機能も周囲のノイズを自然に減らしており、圧迫感はそこまで感じませんでした。
その分、ノイキャン特有の閉塞感が苦手な人でも使いやすいイヤホンといえます。
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Mpow X3 ANCレビューまとめ
本記事は「【MPOW X3 ANCレビュー】ノイキャン&10mmドライバー搭載で1万円以下の完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
Mpow X3 ANCはANC搭載ながら低価格におさえたフルワイヤレスです。
生活防水・10mmダイナミックドライバー・6時間再生・USB-C充電対応など、機能面も妥協のない仕上がりとなっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。