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【Linksys Velopトライバンド比較レビュー】おすすめのメッシュWi-Fiルーター【デュアルバンドとの違い】

どうも、部屋にWi-Fiデバイスがあふれマクリン( @Maku_ring)です。

デバイス増加にともなうインターネット速度の低下に対応すべく、メッシュWi-Fi対応のルーター(メッシュルーター)「LINKSYS VELOP」を使っていました。

LINKSYS VELOPは、Appleストアで販売している唯一のルーターにして、今はなきAirMacシリーズの後継機とも称される逸品です。

メッシュWi-FiルーターLINKSYS VELOP
 

メッシュWi-Fiとは「網目状あみめじょうに張り巡らされたWi-Fiネットワーク」のことで、複数のメッシュルーターで、安定したネットワーク通信を供給してくれる方式です。

メッシュWi-Fiとはなにか

メッシュルーターのおかげで快適なネット生活を送れていますが、ひとつだけ気になっていることがありました。

それは、我が家のメッシュルーターがデュアルバンドであることです。

デュアルバンドとは1台に2.4GHzと5.0GHz、2種類のWi-Fi電波(2つの周波数帯)を持つルーターのことです。
 

マクリン
我が家のデバイス接続数(16台)が、デュアルバンドのルーターには多すぎるんじゃないかと思えてきたんですよね……。

LINKSYS VELOPにはデュアルバンドだけでなく、ハイエンドのトライバンドモデルも存在します。

トライバンド
3種類のWi-Fi電波(3つの周波数帯)を同時に利用できるタイプ
 
こうなったら試してみたくなるのがガジェットブロガーのサガ
 

ヨメ

え !? アンタまさか……。
 
実はトライバンドモデルを入手しちゃいました!

マクリン

Linksys Velopトライバンド

ヨメ
あきれて言葉が出ないわ……。

そんなわけで本記事では、LINKSYS VELOPのデュアルバンドトライバンドを用い、両者の違いを比較しました。
 

マクリン
いずれも、高いデザイン性とスマホだけの簡単接続、さらにスピードも兼ね備えた万能ルーターですよ!
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この記事の著者
マクリン

ガジェットブロガー

マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。 プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

LINKSYS VELOPデュアルバンドとトライバンドのスペック比較

LINKSYS VELOPのデュアルバンドトライバンド、両者のスペックを並べてみました。



モバイルは左スライドで全表示

項目 デュアルバンド トライバンド
ワイヤレス規格 【2.4GHz】IEEE 802.11b/g/n
【5.0GHz】IEEE 802.11n/ac
周波数 2.4GHz+5.0GHz 2.4GHz+5.0GHz+5.0GHz
最大通信速度(理論値) 【2.4GHz】400Mbps
【5.0GHz】867Mbps
【2.4GHz】400Mbps
【5.0GHz】867Mbps
【5.0GHz】867Mbps
適用範囲 280平米 360平米
ワイヤレスセキュリティ WPA2 パーソナル暗号化
CPU 716MHz クアッドコアCPU
インターフェース ギガビット対応LAN/WAN互換ポート x 2
マクリン
2つの大きな違いは周波数帯の数ですね!

デュアルバンドの2.4GHzと5.0GHzにくわえ、トライバンドはもう一つ別の5.0GHz帯の電波も使えるのです。

LINKSYS VELOPデュアルバンドとトライバンド比較
 
Wi-Fi電波が3つになることで、接続台数を増やしても安定したWi-Fiを供給できるとされています。

LINKSYS VELOPトライバンドのメリット

マクリン
ネットワークの安定性がそもそも高いメッシュルーターがトライバンド対応となると、まさに鬼に金棒という感じですね!
MEMO
1LDK〜2LDKは2個、3LDK以上は3個セットをおすすめします。

LINKSYS VELOPデュアルバンドとトライバンドの外観比較

LINKSYS VELOPはデュアルバンドトライバンドともに四角柱のスマートなフォルムで、おおよそルーターには見えません。

LINKSYS VELOPデュアルバンドとトライバンドの外観比較

マクリン
デザインの審査に厳しいAppleに選ばれるだけありますね!
 
サイズはデュアルバンドの78 x 78 x 143mmに対し、トライバンドは78 x 78 x 185mmとやや大きめですが、いずれも細長い形状なので、部屋のどこに置いても邪魔になりません。

LINKSYS VELOPデュアルバンドのサイズ
LINKSYS VELOPデュアルバンドのサイズ
 
重さはデュアルの約300gと比べ、トライバンドはその約1.5倍と、アンテナが追加された分、重量に乗ってきます(とはいえ大容量のモバイルバッテリーくらい)。

LINKSYS VELOPデュアルバンドの重さは約300g
LINKSYS VELOPデュアルバンドの重さは約456g
 
同梱品はいずれもVELOP本体 x 2、電源アダプタ x 2、LANケーブルのみのシンプル構成です。

LINKSYS VELOPデュアルバンドの付属品
LINKSYS VELOPトライバンドの付属品

本体のデザインは若干異なり、デュアルがフラット面なのに対し、トライはメッシュ加工が施され、排熱はいねつに配慮した外装となっています。

LINKSYS VELOPデュアルとトライの表面デザイン
 
またトライバンドのみ、底面に空洞、サイドに切り込みが設けられ、ケーブルのコネクターが出っぱらないように考えられたデザインとなっています。



マクリン
ケーブル類の引き出しがスマートにできますね!

両者ともにひとつ注意点があります。

それはLANポートが少なすぎることです。

LINKSYS VELOPデュアルバンドのLANポートは2つ

このうちひとつはモデムとの接続で使ってしまうため実質1つ

我が家のように、有線LANオンリーのデバイスが多い場合、スイッチングハブの使用をおすすめします。

これが無ければメッシュルーター自体をあきらめるところでしたw

LINKSYS VELOPデュアルバンドとトライバンドの通信速度を比較

LINKSYS VELOPのデュアルバンドトライバンド、両者の通信速度を見ていきます。

公平性を喫すべく、いずれもデバイス接続数16台の環境下で比較しました。


 

我が家のプロバイダーはSo-net 光コラボレーションで、最大1GMbps対応の光ファイバー回線です。

まずはリビングに設置した1台目(モデムと接続)から測定しました。

リビングに設置したLINKSYS VELOPトライバンド
 
上下いずれの速度もトライバンドがデュアルバンドを上回る値が出ていました。

LINKSYS VELOPデュアルバンドの通信速度

デュアルバンドの通信速度(1台目)

LINKSYS VELOPトライバンドの通信速度

トライバンドの通信速度(1台目)

マクリン
トライバンドは上下ともにそこそこのスピードが出てます!
 
寝室に設置した2台目も計測しました。

LINKSYS VELOPデュアルバンドの通信速度

デュアルバンドの通信速度(2台目)

LINKSYS VELOPトライバンドの通信速度

トライバンドの通信速度(2台目)

こちらもトライバンドがデュアルより速い結果となりました。

トライバンド2台目は、デュアルバンド1台目とほぼ変わらない速度を示しており、このことからもトライバンドのパフォーマンスの高さが伝わります。

とはいえ、デュアルバンド自体の性能も高く、数値上そこまで大きな差はありませんでした。
 

マクリン
ですが、ページ遷移せんいにともなう引っかかりのようなものが、トライバンドに変えてからほぼ無くなったと感じています!
 
デュアルバンドでも快適なインターネット環境は得られます。

しかし、我が家のように10数台のWi-Fiデバイスを抱える環境では、周波数帯の数で有利なトライバンドモデルの恩恵を受けやすいです。

LINKSYS VELOPトライバンドだけの機能”Lynksys Shield”

VELOPトライバンドだけの機能として「Linksys Shieldリンクシスシールド」があります。

デュアルバンドトライバンドいずれにも、保護者による保護機能「ペアレンタルコントロール」が搭載されていますが、Linksys Shieldはそれをさらに強化したものです。

LINKSYS VELOPのペアレンタルコントロール
 
Lynksys Shieldは月額550円もしくは年額5,600円の有料制(いずれも30日間無料)となっています。

Linksys Shieldは月額550円もしくは年額5,600円の有料制

ウィルスバスターをはじめとするセキュリティ製品のリーディングカンパニー、トレンドマイクロ社と協業したサービスであり、ひときわ高いレベルの保護機能を備えています。

Lynksys Shieldの大きな特長は、下記の機能を搭載していることです。
 

Lynksys Shieldの特長

  • 年齢ごとにコンテンツの制限がかけられる
  • カテゴリーを選んで、制限するコンテンツのカスタマイズができる


 
マクリン
しかもデバイスごとの制御が可能ですよ!

Linksys Shieldはデバイスごとの制御が可能
 
制御するデバイスを選ぶと、4種類の操作メニューから選ぶことができます。

Linksys Shieldの操作メニュー

Lynksys Shieldの操作メニュー

  • インターネットアクセスを一時停止
  • 一時停止をスケジュール
  • カテゴリ別に禁止
  • 特定のwebサイトを禁止

 
「インターネットアクセスを一時停止」は、メニューを押した瞬間にネットワーク通信が一時中断されるものです。

「一時停止をスケジュール」では、アクセス一時停止/再開の曜日と時間を設定することができます。

Linksys Shieldの「一時停止をスケジュール」
 
「特定のWebサイトを禁止」では、閲覧をブロックしたいサイトをURLから指定することが可能です。


 
Linksys Shieldの目玉ともいえる機能が「カテゴリ別に禁止」。


 
子供(8才以下)・プレティーン(8〜12才)・ティーン(13〜17才)・大人(18才以上)と、プリセットされた4つの年齢ゾーンから選び、さらにその閲覧禁止項目をカスタマイズできるすぐれものです。





これにより、既存のセキュリティよりも格段に細かい設定が可能となり、家族をインターネットに潜む危険から守ることができます。

LINKSYS VELOPはこのように、機能とデザインを兼ね備えつつ、デバイスの状況に応じてバンドタイプを選べるユーティリティも持ち合わせています。

Wi-Fi機器の多い家庭でも安定したインターネット接続を得たい人にこそ、おすすめするルーターです。

LINKSYS VELOP比較レビューまとめ

本記事は「【Linksys Velopトライバンド比較レビュー】おすすめのメッシュWi-Fiルーター【デュアルバンドとの違い】」について書きました。

LINKSYS VELOPのデュアルバンドトライバンドは、いずれも高いパフォーマンスを発揮します。

ですが、10数台のWi-Fiデバイスを抱える状況では、トライバンドの方がより快適なインターネット環境を得られることが分かりました。

スマホから簡単にネットワーク設定もでき、ユーザビリティにすぐれた製品に仕上がっています。

マクリン
安い買い物ではありませんが、メッシュルーターなら快適サクサクのネット生活を送れますよ!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
 

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