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enひかりの解約方法は?注意点や違約金をわかりやすく解説

どうも、enひかりユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。

解約料のかからない縛りなし回線かつ月額料金も安い「enひかり」。

しかし、なかには「回線の速度が遅い」や「引っ越しをするから」という理由から、光回線の解約を検討している人もいるでしょう。

そこで本記事では、enひかりの解約方法と注意点を解説します。

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マクリン

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Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。 プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

enひかりを解約するための3ステップ

enひかりの解約手順を3ステップにわけて解説します。

 

1. カスタマーセンターに連絡

まずはじめに、enひかりのカスタマーセンターに解約の電話をします。

インターネットからの解約はできないので注意しましょう。

解約方法
  • 電話番号:03-5534-9997(10時〜18時30分)
  • 年中無休・土日祝営業(年末年始12/28〜1/7除く)

enひかりをその月中に解約したいときは、締日の20日までに行いましょう。

21日以降に解約すると、次月の解約受付となってしまいます。
 

2.(必要時のみ)回線の撤去工事を予約

カスタマーセンターに連絡後、必要なときのみ回線の撤去工事の申請を行います。

賃貸物件でも大家さんや管理会社によっては、回線の撤去工事をしないと部屋の引き渡しのとき、原状回復のために追加請求されることも。

アパートやマンションの共有部分にNTT回線設備がもともと導入済みの場合、撤去工事は不要です。

また、他の光コラボやフレッツ光に乗り換える場合も撤去工事は必要ありません。

3. レンタル機器の返却 

enひかりを解約した後、レンタルしていた機器を返却しなければなりません。

契約内容によって返却しなければならない機器は異なります。

主な返却機器は以下のとおりです。

  • 回線終端装置(ONU)もしくはホームゲートウェイ
  • ホームゲートウェイに挿す無線LANカード
  • ケーブル
  • フレッツ・テレビ専用チューナー

カスタマーセンターに解約連絡をして手続きが完了すると、NTTより「レンタル機器回収キット」が追って送られてきます。

レンタル機器の返却時に、ヤマト宅急便の着払い伝票を忘れず貼りましょう。

マクリン
購入した機器を間違えて送らないように注意ください…!

enひかり解約時にかかる費用はある?

解約時に本来想定しないといけない費用は以下の4つです。

enひかりは、月額が日割り計算でないこと以外、どの費用もかかりません

マクリン
じつに良心的!

違約金(解約金)は発生しない

enひかりでは解約時の違約金は発生しません。

enひかりには契約期間の縛り(2年契約等)はありません。また、解約手数料もありませんので、気に入らなければいつでも解約いただけます。
enひかり公式サイトより引用

 

月額は日割りで計算されない 

enひかりは残念ながら月額料金で計算されます。

そのため、日割りで解約できません。

注意
当月末での解約は毎月20日が締日となります。

工事の残債は発生しない

他の光回線だと、契約期間に応じた分割払いであることが多く、期間途中の解約は、その時点での残債を一括請求されます。

しかし、enひかりは解約金同様、工事費用の残債も発生しません。

というのも、開通工事費は基本的に一括払いのみだからです。

マクリン
最初に1万円以上の工事費がかかるのはイタいけど、残債がないのはありがたいですね!

撤去費用も無料

enひかりでは、撤去費用も無料です。

工事の立ち会いも30~1時間程度で完了します。

引っ越しをするときは、作業のお願いを早めに伝えておくと、スムーズに部屋を明け渡せます。

enひかりの解約についての注意点

enひかり解約時の注意点を紹介します。

 

オプションは自動的に解約される

enひかりを解約するときは、契約時もしくは契約途中で利用したオプションは自動で解約されます。

enひかりで展開されているオプションは以下のとおりです。

オプション
  • enひかり電話
  • enひかりサポート
  • enひかり電気
  • enひかりテレビ
  • enひかり固定IP
  • enひかり「v6プラス」
  • enひかり「transix」
  • enひかり「Xpass」
  • enひかりVPN
  • enひかりWi2 300
  • enひかりforBiz
  • NTTでも展開されているサービス

ただし、enひかり電話で利用している電話番号だけは、他の光コラボ回線やフレッツ光への乗り換え時に番号ポータビリティを使って継続利用できます。

番号ポータビリティの申し込み前にenひかりを解約すると、その電話番号は当然使えなくなるので、乗り換え手続き時に番号移行の申し込みを必ず行いましょう。

注意
独自回線のIP電話に番号ポータビリティを行う際、NTTアナログへの移行が必要となります。その際、無派遣工事時では2,200円程度、派遣工事時では11,000円程度の工事費がかかります。

公衆無線LANサービス「enひかりWi2 300」やVPNサービス「enひかりVPN」、電気サービス「enひかり電気」は、それ単体で見てもかなり魅力的なサービスなので、本当に解約が必要かふくめ、よく検討しましょう。
 

レンタルルーターを返却しないと追加徴収される

enひかりはルーターを有料レンタル可能で、レンタル料は以下のとおりです。

ひかり電話対応ルータ(ホームゲートウェイ):月220円
ひかり電話対応ルータ(無線LAN機能付き):月330円
1Gbps対応無線LANルータ:月330円
10Gbps対応無線LANルータ:月550円

1ヶ月以内に返却されなかった場合や故障時は、機器相当の額が追加請求されるので注意ください。

20日までに解約しないと、もうひと月の料金が発生する  

enひかりは日割りにはできません。

利用の支払いは20日に決まるため、20日までに解約手続きを行わないと余分にひと月請求されます。
 

引越し先でもenひかりを使うなら解約は不要

引越し先でもenひかりを使うときは、再契約する必要はありません。

enひかりの対応エリアであれば、移転手続きを行うことで回線の引越しが可能です。

移転の流れは以下のとおりです。

移転手続きの流れ
  1. 引越し先でenひかりが使えるか確認
  2. enひかりの移転を申し込む
  3. 移転日を決める
  4. 引越し前の家で撤去工事を行う
  5. 引越し先の家で開通工事をする
  6. ルーターの設定をする
転居先の開通工事の希望日程を前もって伝えないと引越し日と合わせられず、開通するまでの間、光回線が使えません

繁忙期にはひと月先まで工事できないこともあるので注意しましょう。

enひかり電気が使えなくなると電気料金があがる可能性も

enひかり電気の基本料金は月額390円で利用可能です。

東京電力の料金単価は20Aで572円、九州電力の料金単価は30Aで891円のため、enひかり電気のほうが安いです。

電気量料金は関東エリアが25.5円、関西エリアが22.2円であり、東京電力と比較した場合、平均電気量料金はenひかり電気だと年間約25,000円が節約できる計算。

マクリン
enひかり電気を契約してる人はとくに、解約するかどうかはよく考えたほうがいいです…!

電気量料金のみ2023年8月1日より下記のとおり改定されますが、enひかり電気は燃料調整費や電源開発費等の名称のその他費用がかからない分、それでも安いです。

enひかり電気 2023年7月31日まで
(値引き後)
2023年8月1日から
(値引き後)
エリア 基本料金 電気量料金 電気量料金
北海道電力 390円 32円/kwh 29.5円/kwh
東北電力 31円/kwh 28.5円/kwh
東京電力 32円/kwh 29.5円/kwh
中部電力 29.8円/kwh 27.3円/kwh
北陸電力 27.7円/kwh 25.2円/kwh
関西電力 27.6円/kwh 25.1円/kwh
中国電力 27.8円/kwh 25.3円/kwh
四国電力 28.6円/kwh 26.1円/kwh
九州電力 24.2円/kwh 21.7円/kwh

enひかりから他の光コラボへの乗り換えは事業者変更で可能

enひかりから他社の光コラボに乗り換える際は「事業者変更」という手続きで行います。

回線設備をそのまま使うため、工事不要で間を置かずにスムーズな乗り換えができるというメリットがあります。

事業者変更手続きの流れは以下のとおりです。

事業者変更の流れ
  1. enひかりから事業者変更承諾番号を取得する
  2. 乗り換え先の光コラボに事業者変更申し込みをする
  3. 光コラボに切り替わる
  4. 以前のenひかりは乗り換え先の光コラボ開通時点で解約となる
 
enひかりからNURO光やauひかりといった「独自回線」やeo光やコミュファ光などの「地方回線」へ乗り換える場合は「enひかり解約 乗り換え先回線の新規申し込み」が必要なので注意しましょう。

乗り換えの流れ
  1. 独自回線 or 地方回線を新規申し込みする
  2. 開通工事が決定したら、現在利用中のenひかりを解約する
 
こちらの記事は「他の光回線からenひかりへ乗り換える手順」を解説したものですが、乗り換え手続きの参考になるのであわせてお読みください。

enひかりからの乗り換え回線はこちらがおすすめ

enひかりを解約して、他の光回線を検討している人は以下の2回線がおすすめです。

乗り換えにおすすめの光回線
  1. ドコモ光
  2. NURO光
  3. おてがる光
 

ドコモ光

ドコモ光」は光コラボのうちのひとつで、NTTドコモの運営する光回線です。

 
ドコモスマホとのセット割で毎月1,100円の割引が受けられるほか、dカード/dカードGOLDで料金を支払えば、その金額に応じたdポイントが貯められます。

さらに、ドコモ光の開通工事費は「一括0円」で割引されるので、いつ解約しても工事費があとから請求されることがないのも魅力です。

なお、ドコモ光では全23社からプロバイダを選べますが、選んだプロバイダによって月額料金が変わるので気をつけましょう。

光回線 ドコモ光
タイプ 戸建てタイプ マンションタイプ
月額料金 タイプA:5,720円
タイプB:4,400円
タイプC:5.720円
単独:5,500円+プロバイダ利用料
ドコモ光ミニ:2,970〜6,270円+プロバイダ利用料
タイプA:4,400円
タイプB:4,620円
単独:4,180円+プロバイダ利用料
開通工事費 19,800円 16,500円
初期費用 3,300円 3,300円
セット割 ドコモ光セット割:-1,100円 ドコモ光セット割:-1,100円
契約期間 2年間 2年間
違約金 5,500円 4,180円

料金が高いプロバイダを選んだからといって、通信品質が良くなるというわけではないので、料金が安いタイプAからプロバイダを選ぶのがおすすめです。

プロバイダの数が多いのでどれにすべきか迷ってしまいますが、基本的には「ドコモ光×GMOとくとくBB」一択。

マクリン
GMOとくとくBBならドコモ光のマンションタイプを最安値で利用できますよ!
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NURO光

NURO光」は、ソニーネットワークコミュニケーションズが運営する光回線です。

NURO光
 
NURO光は国内最速の2Gbpsの速度で使え、かつ月額料金が安いことでおすすめの光回線といえます。

また、ソフトバンクとのセット割「おうち割」が使えるので、毎月1,100円の割引まで受けられます。

公式サイトで申し込みをすれば、最大45,000円の高額キャッシュバックまでもらえるので、特典面でも優秀です。

欠点として「使えるエリアが限られている」「開通工事を2回行う必要がある」の2点が挙げられます。

NURO光のサービスエリア内に住んでいて、スケジュールに余裕のあるソフトバンクユーザーには本当におすすめのサービスです。

光回線 NURO光
タイプ 戸建て・マンション共通 NURO光 for マンション
月額料金 G2T:5,200円
G2D:5,700円
M2T:2,090〜2,750円
M2D:2,530〜3,190円
※物件内の利用人数によって異なる
開通工事費 44,000円 44,000円
初期費用 3,300円 3,300円
セット割 おうち割 光セット(SB):-1,100円 おうち割 光セット(SB):-1,100円
契約期間 G2T:3年間
G2D:2年間
M2T:3年間
M2D:2年間
違約金 G2T:3,850円
G2D:3,740円
G2T:528円
G2D:363円
マクリン
契約期間は3年間と2年間の好きなほうを選べますが、月額料金の安い3年契約を選ぶのがおすすめ!
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おてがる光

enひかりと同様の縛りなし光回線では「おてがる光」もおすすめです。

 
2019年11月にスタートした比較的後発のサービスで、株式会社エクスゲートが運営する「光コラボレーション」です。

月額料金は戸建てで4,708円、集合住宅で3,608円と、光回線の中でも非常に安い価格設定となっており、今ならキャンペーンで開通工事費を実質0円で申し込みができます。

ただし、IPv6オプションを利用するためには毎月165円のオプション料が必要で、IPv6対応の無線LANルーターをレンタルするにはさらに月額440円必要です。

快適な速度でインターネットを使おうとすると、月額料金が意外とかさんでしまうので、その点だけは気をつけましょう。

タイプ 戸建て 集合住宅
通信速度 最大1Gbps 最大1Gbps
月額料金 4,708円 3,608円
開通工事費 19,800円
※キャンペーンで実質0円
16,500円
※キャンペーンで実質0円
初期費用 3,300円
セット割 なし
契約期間 なし
違約金 なし
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なお、こちらの記事では、enひかりとおてがる光を各項目で徹底比較しているので、あわせて参考ください。

enひかりの解約方法まとめ

本記事では、これからenひかりの解約を考えている人に向けて、解約方法や注意点、おすすめの乗り換え先回線を紹介しました。

我が家では現在もenひかりを愛用しているので基本的にはおすすめです。

が、どうしても合わない場合は本記事を参考に、スムーズな解約と自分に合う光回線が見つかることを祈念しています。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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