最終更新日 2023年5月23日
どうも、VPNユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。
VPNを利用する目的は人によってさまざま。
そのため、利用するVPNを選ぶときには、自分が想定している用途に合っているかの確認が欠かせません。
そこで本記事では、おすすめのVPNランキングと用途別におすすめのVPNを紹介します。
タップできるもくじ
VPNはなぜ必要?
インターネットを利用するうえで、VPNが必要になる主な理由には次のようなものがあります。
- 通信のセキュリティを確保する(匿名性の確保)
- 政府機関の検閲を回避する
- 特定のWebサービスを利用する(地域制限の回避)
VPNを利用することで、インターネット上の通信が暗号化されるため、第三者によるデータの盗聴や漏洩を防ぐことができます。
また、VPNを使用すれば自分のIPアドレス(インターネット上における住所)を隠すことができます。
つまり、自分がどこからアクセスしているか伏せられるので、プライバシーの保護につながります。
もうひとつ、VPNの利用目的で外せないのが地域制限(ジオブロック)の回避です。
というのもインターネット上には、地域制限が設けられているサービスが多くあります。
例えば、海外の動画配信サービスの中には日本からアクセスできないサービスがあったり、日本の動画サービスでも海外からアクセスできないものがあったりします。
VPNを使ってVPNサーバに接続すれば、サービス提供元からは接続しているVPNサーバの国からアクセスしているものとみなされます。
この特性を利用することで地域制限を回避することができるのです。
自分がどの目的でVPNを利用するかによって、重視すべきポイントが異なります。
具体的には以下のとおりです。
- セキュリティ確保 運営元のセキュリティポリシーや対応プロトコル
- 検閲回避 運営元のセキュリティポリシーおよびVPN規制への対応状況
- 地域制限の回避 VPNサーバの設置台数およびエリア
VPNを選ぶうえで外せないポイントを明確にすることで、特定のVPNが自分に合っているか判断するのに役立ちます。
VPNを選ぶときのチェックポイント
VPNを選ぶときに忘れずチェックしたいポイントとして、以下の6つを紹介します。
それぞれのポイントで何に注目すればよいかを見ていきましょう。
価格
一般提供されているVPNは有料のものが多いため、利用料金を忘れずにチェックしましょう。
多くのVPNは、1年や2年などの長期契約にすると、1ヶ月あたりが安くなる料金体系を採用しています。
主要なVPNの価格は以下のとおりです。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 (1ヶ月契約) |
1,520円 | 12.95 USD (約1,748円) |
1,684円 | 1,790円 | 1,496円 |
月額料金 (6ヶ月契約) |
– | 9.99 USD (約1,349円) |
– | 1,000円 | – |
月額料金 (1年契約) |
630円 | 6.67 USD (約900円) |
519円 | – | 594円 |
月額料金 (2年契約) |
530円 | – | 299円 | 320円 | 396円 |
1年以上の使用を前提としているなら、長期契約するのがおすすめです。
なかにはセカイVPNのように1ヶ月単位の契約しか用意していないところもあります。
上記相場より大幅に高いサービスはコストパフォーマンスが悪くなるため、注意しましょう。
一方、大幅に安いサービスもクオリティに懸念があるため、こちらも同様に注意が必要です。
セキュリティポリシー
ビジネス用途や政府機関の検閲回避に利用するなら、セキュリティポリシーを忘れずにチェックしましょう。
多くのVPNでは、運営元が接続ログを保持しない「ノーログポリシー」を掲げています。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー |
セキュリティを重視するなら、ノーログポリシーを掲げているVPNがおすすめです。
なかにはVPN GateやセカイVPNのように、ログを保存しているVPNも存在します。
そのようなサービスを利用すると接続ログがサーバに残ってしまうため、ログが流出するリスクがあります。
セキュリティを重視する場合は大きなデメリットになるため、ログを保存しているVPNは選ばないほうがよいでしょう。
同時接続台数
PCやスマホ、タブレットなどのデバイスを同時に複数接続したい場合は、同時接続台数を確認してください。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 5 | 無制限 | 7 | 10 |
接続するデバイスが多い場合、同時接続台数が無制限のVPNを選ぶとよいでしょう。
上限が定められていても、同時接続台数が多ければ問題なく利用できるケースもあります。
なかには5台程度しか同時に接続できないVPNも存在します。
そのようなVPNで多数のデバイスを接続する場合、契約するライセンス数が増え、コストがかさみがちです。
コストパフォーマンスを考えると、最初から同時接続数の多いVPNを選ぶのがおすすめです。
返金保証・無料体験
通信速度や接続の安定性は状況によって大きく変化するため、実際に使ってみないとわかりません。
多くのVPNでは、使い勝手を確かめるための返金保証期間や無料体験期間が用意されています。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 |
上記のように30日程度に設定されていることが多いため、この期間内に使い勝手を確かめるとよいでしょう。
ただし、VPNによっては返金保証が14日程度のものがあります。
トライアルを考えているときは、返金保証・無料体験の期間を忘れずに確認してください。
通信速度・安定性
VPNを快適に使用するには、十分な通信速度と安定した接続が欠かせません。
速度が遅いと大容量ファイルの送受信に時間がかかったり、動画を視聴しているときに止まったりすることがあります。
返金保証を十分に活用し、自分の環境でどの程度の通信速度が出るかを確認しましょう。
さまざまな用途でVPNを活用するなら、50~100Mbps程度の通信速度を目安にするのがおすすめです。
最低でもこのくらいの速度が出ていれば、ほとんどの用途でストレスを感じないでしょう。
なかにはNordVPNやExpressVPNのように500Mbps以上出るものもあり、速度にこだわるならこれらがおすすめです。
サーバ台数
VPNの利便性に直結する要素のひとつがサーバ台数です。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
サーバ設置国 | 59ヶ国 | 94ヶ国 | 100ヶ国 | 91ヶ国 | 72ヶ国 |
サーバ台数 | 5,551台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 9,200台以上 | 1,300台以上 |
サーバ台数が多ければ接続経路の選択肢が増えるため、障害が発生したりVPN規制が強化されたりしたときに対処しやすくなります。
VPNを選ぶときは「使いたいエリアにサーバを設置しているか」と「設置台数」に着目しましょう。
大手VPNでは70~90ヶ国に3,000台~9,000台程度のVPNサーバを設置しています。
サーバの少ないVPNでは1,000台程度しか存在しないこともあるため、契約前に忘れずチェックしてください。
おすすめのVPNをランキング順に紹介
クラウドワークスとランサーズにて10〜60代の男女100名を対象に「どのVPNサービスがおすすめですか?」とアンケートをとりました(調査期間は2023年3月27日〜4月3日)。
その結果は以下のとおりです。
ここからは、これらのVPNをランキング順に紹介します。
なお、ナンバー1・2のNordVPNとExpressVPNは、こちらの記事で比較しているのであわせて参考ください。
特にこだわりがないかぎり、以下の5つからニーズに合ったものを選ぶとよいでしょう。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
CyberGhost |
MillenVPN |
Surfshark |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 530円~1,840円 | 6.67 USD~12.95 USD (約900円~約1,748円) |
320円〜1,790円 | 396円~1,496円 | 299円~1,684円 |
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー | ||||
サーバ設置国 | 59ヶ国 | 94ヶ国 | 91ヶ国 | 72ヶ国 | 100ヶ国 |
サーバ台数 | 5,551台 | 3,000台以上 | 9,200台以上 | 1,300台以上 | 3,200台以上 |
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 5 | 7 | 10 | 無制限 |
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 |
1位:NordVPN
NordVPNも通信速度が速く、安定していると評判です。
日本国内でNordVPNを利用した場合、状況によっては500Mbpsを超える速度が出るときもあります。
サーバ設置台数も5,500台を超え、十分な数を用意しています。
NordVPNの詳細をよりくわしく知りたい人は、以下の記事もあわせて確認してみてください。
30日間返金保証
2年プランなら最大69%OFF + 4ヶ月無料
2位:ExpressVPN
速度・安定性重視でVPNを選びたい人には、ExpressVPNがおすすめです。
速度が速さに定評があり、VODサービスを利用したり、大容量ファイルを送受信する用途に向いています。
日本から実際にExpressVPNを利用すると、VPNサーバに接続した状態で500Mbpsを超える速度が出るケースもありました。
VPNサーバは94ヶ国に3,000台以上を設置しているため、障害や規制強化があったときでも代替経路を確保しやすいでしょう。
ExpressVPNの詳細はこちらのページで解説しています。
30日間返金保証
1年プランなら当サイト限定で3ヶ月無料
3位:CyberGhost
VPNを安価に長期間使いたい人は、CyberGhostがおすすめです。
2年契約すると1ヶ月あたりの料金が300円程度になり、Surfsharkとならんで安価なのが魅力といえるでしょう。
また、91ヶ国に9,200台以上のサーバを設置しているのも魅力です。
速度に定評のあるExpressVPNやNordVPNと比べてやや遅めではあるものの、さまざまな用途に支障がない程度の速度は出ています。
契約するプランに応じて返金保証の期間が異なり、6ヶ月以上のプランを選べば45日間の保証を受けられます。
使い勝手をじっくり確かめてから本格運用したい人も、ぜひ検討してみてください。
CyberGhostの詳細情報は、こちらの記事にまとめています。
最大45日間返金保証
2年プランなら最大82%OFF + 2ヶ月無料
4位:MillenVPN
MillenVPNは、日本語サポートに完全対応した国産VPNです。
最大同時接続デバイス数が10台で、個人利用であれば1ライセンスで十分にまかなえるのも魅力といえるでしょう。
サーバを72ヶ国に設置していますが、台数が1,300台と少ないのがデメリットです。
サーバが少ないと1サーバあたりのユーザーが増え、通信速度が遅くなる可能性がある点に注意してください。
ほかのVPNと同様に30日間の返金保証があるため、使い勝手が気になる人は実際に確かめるとよいでしょう。
MillenVPNの評判やくわしい情報は、以下の記事で解説しています。
30日間返金保証
2年プランなら最大62%OFF
5位:Surfshark
PCやスマホ、タブレットをはじめとして、多種多様なデバイスを接続したい人にはSurfsharkがおすすめです。
最安クラスなのにくわえ同時接続台数が無制限で、複数のデバイスを同時に接続しても問題なく使えます。
オフィスで多くのユーザーが使用するVPNとして使うのもよいでしょう。
サーバを90ヶ国以上に設置し、豊富な接続経路の選択肢もSurfsharkを利用するメリットです。
Surfsharkは、以下の記事でくわしく取り上げています。
30日間返金保証
2年プランなら最大81%OFF + 2ヶ月無料
おすすめの無料VPN2選
なかには、無料で利用できるVPNも存在します。
有料VPNに比べてリスクが高かったり、選択肢が狭かったりしますが、用途によっては無料VPNを検討してもよいでしょう。
ここからは、代表的な無料VPNとしておすすめの2サービスを紹介します。
VPN名 | Proton VPN |
VPN Gate |
---|---|---|
月額料金 | Proton VPN Free:無料 ※Proton VPN Plusは4.99~9.99USD |
無料 |
プライバシーポリシー | ノーログポリシー | ログあり |
サーバ設置国 | 3ヶ国 | 20ヶ国 |
サーバ台数 | 約100台 | 約7,000台 |
最大同時接続デバイス数 | 1 | 5 |
Proton VPN
Proton VPNはほかのサービスと同様に有料のVPNですが、機能制限版を無料プランとして提供しています。
無料プランでもセキュリティポリシーは有料プランと同様で、帯域制限もないのが魅力です。
ただし、無料で利用できるVPNサーバが約100台と限られているため、接続先が制限されるのはデメリットといえるでしょう。
実際に使用すると、無料で接続できるサーバは有料版より低速になる傾向があります。
一時的な利用で、通信速度をそこまで重視しないのであれば、Proton VPNを検討してもいいでしょう。
Proton VPNのくわしい情報を知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
VPN Gate
筑波大学が学術研究目的で運営し、すべてのサービスを完全無料で使用できるのがVPN Gateです。
VPN Gateでは各サーバの接続数や回線品質、対応プロトコルなどの情報を細かく公開しています。
使い勝手の良いサーバを探している人は、参考にするといいでしょう。
ただし、サーバが接続ログを保有しているのはセキュリティ面で大きなデメリットです。
サーバ自体も一般ユーザーが提供しているため、悪意を持ったユーザーが紛れている可能性も考えられるでしょう。
これらを総合的に考慮すると、VODサービスやWebサイトの閲覧用に限定し、セキュリティを重視する用途ではVPN Gateを使わないのがおすすめです。
以下の記事では、VPN Gateの情報をさらにくわしく紹介しています。
主要なVPNの料金・サービスを比較
世の中には多種多様なVPNサービスが存在するため、自分に合ったものを選ぶためには特徴を比較・検討することが欠かせません。
そこで、ここからは以下の2つに分けておすすめのVPNを紹介します。
有料VPNの比較
本記事で紹介した5つの有料VPNを一覧で比較すると以下のとおりです。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 530円~1,840円 | 6.67 USD~12.95 USD (約900円~約1,748円) |
299円~1,684円 | 320円〜1,790円 | 396円~1,496円 |
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー | ||||
サーバ設置国 | 59ヶ国 | 94ヶ国 | 100ヶ国 | 91ヶ国 | 72ヶ国 |
サーバ台数 | 5,551台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 9,200台以上 | 1,300台以上 |
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 5 | 無制限 | 7 | 10 |
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 | ||
VPNプロトコル |
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選び方で迷ったときは、以下を参考にしてください。
- 速度を重視したい NordVPN / ExpressVPN
- 多数のデバイスを同時に接続したい Surfshark
- 安価に使いたい Surfshark / CyberGhost / MillenVPN
いずれもノーログポリシーを掲げて運営し、セキュリティ面では問題ありません。
有料VPNのおすすめは、こちらの記事でくわしく紹介しているので、あわせて参考ください。
無料VPNの比較
おすすめの無料VPNとして紹介したProton VPNとVPN Gateの特徴をまとめると以下のとおりです。
VPN名 | Proton VPN |
VPN Gate |
---|---|---|
月額料金 | Proton VPN Free:無料 ※Proton VPN Plusは4.99~9.99USD |
無料 |
プライバシーポリシー | ノーログポリシー | ログあり |
サーバ設置国 | 3ヶ国 | 20ヶ国 |
サーバ台数 | 約100台 | 約7,000台 |
最大同時接続デバイス数 | 1 | 5 |
VPNプロトコル |
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|
無料で制限の少ないVPNを探しているなら、VPN Gateを使うとよいでしょう。
一方、無料かつセキュリティの強固なVPNを探しているなら、Proton VPNがおすすめです。
Proton VPNが気に入ったら、同時接続デバイス数が1 10に増え、サーバ数も100台 1,700台以上に増える有料版に切り替えるといいでしょう。
無料VPNのおすすめは、こちらの記事でくわしく紹介しているので、あわせて参考ください。
用途別におすすめのVPNを紹介
最後に、本記事で紹介したVPNの中から用途別におすすめのものを紹介します。
以下5パターンに分けて紹介するため、自分の用途に合ったものを選びましょう。
目的によって重視すべき要素が異なり、おすすめのVPNサービスにも違いがあります。
中国で使うのにおすすめのVPN
中国でVPNを使用する目的は「Great Firewall(金盾)」を使った政府機関の検閲を回避することです。
そのため、ノーログポリシーを掲げている安全性が高いVPNの中から、中国でも使えると謳っているものを選ぶとよいでしょう。
とくにおすすめのVPNサービスは以下のとおりです。
いずれも公式サイト上で中国でも使えると記載しているため、安心して使えます。
ただし、規制が突然強化されるリスクを考えると、2つ以上のVPNを契約しておくのがおすすめです。
日本から海外のVODを利用するのにおすすめのVPN
日本から海外のVODを使用するときは、通信速度が速く、VODサービス提供元にサーバを設置しているVPNを選ぶのがおすすめです。
とくにおすすめのVPNには、以下のものがあります。
上記のVPNは接続が安定し、サーバ数も多いためVODを利用するのに向いています。
韓国番組をリアルタイム視聴する際にもVPNは重宝します。
また、VPNを使って海外サーバ経由でサブスクを契約し、月額を安くする方法もあります。
あとは単純に、日本からアクセスできない海外サービスを閲覧する際にもVPNは大活躍します。
海外から日本のVODを利用するのにおすすめのVPN
海外から日本のVODサービスを利用するなら、日本にサーバがあるVPNの中から通信速度が速いものを選ぶとよいでしょう。
おすすめのVPNは以下の3つです。
日本から海外のVODを利用するときと同じ組み合わせですが、いずれも日本にサーバを設置しています。
速度も安定しているため、日本のVODを利用するときにも使いやすいでしょう。
スマホアプリ(Android/iPhone)で利用するのにおすすめのVPN
スマホでVPNを使いたい人は、設定が簡単なスマホ用アプリを提供しているサービスを選ぶのがおすすめです。
上記の4サービスは、いずれもAndroid・iPhone双方のアプリを用意しています。
インストールして事前にログインするだけで、VPNサーバへすぐに接続できて便利です。
PCで使いやすいおすすめのVPN
スマホだけでなく、WindowsやMacなどPCでもVPNを使いたい場合、PC用の専用アプリやChrome拡張機能をもつVPNサービスがおすすめです。
設定の手間を省きたい人はアプリの利便性を重視するとよいでしょう。
通信速度が比較的速いVPNのうち、使いやすいPC用アプリやChrome拡張機能を提供しているサービスは以下のものがあります。
これらのVPNは、アプリをインストールしてログインするだけでVPNサーバにアクセスできて便利です。
VPNに関するよくある質問
VPNに関するよくある質問に回答します。
VPNを利用すると速度が遅くなる?
VPNを利用すると、通常のインターネット接続よりも速度が遅くなることが多いです。
VPNはインターネット上のプライバシーやセキュリティを確保するために、通信データを第三者から見れないように暗号化しています。
この暗号化の過程で、データが別の場所(サーバ)をいったん経由して読み取り不能としているため、通常のインターネット接続より多くの時間を要することになるのです。
また、VPNサービス自体の品質によっても速度が影響を受けることがあります。
NordVPNやExpressVPNといったVPNサービスは、速度とセキュリティのバランスを上手くとりながら、ユーザーの快適性を落とさずにVPNを利用できるよう最適化しています。
しかし、VPNサービスによっては、セキュリティを優先しすぎて速度が犠牲になっているものがあります。
さらに、接続先のVPNサーバの場所によっても速度が異なることがあります。
たとえばVPNサーバが遠くにある場合、データが送受信される距離が物理的に長くなるため、速度が低下する可能性があります。
したがって、VPNを利用する場合は、速度が遅くなることを覚悟する必要があります。
できるだけNordVPNなど高品質なVPNサービスを選択し、接続先のサーバを適切に選択することで、速度を最大限引き出すことができます。
コスパ最強のVPNは?
結論からいうとSurfsharkがコスパ最強のVPNです。
2年契約の月額が300円台前半と随一の安さにも関わらず、デバイスの同時接続数が無制限と太っ腹仕様だからです。
また、サーバ設置国も100ヶ国と多く、接続サーバ先の自由度も高め。
ただし、他のVPNと比べて通信速度が安定しないことがあるため、その点は注意しましょう。
VPNの利用は違法?
VPNの利用自体は違法ではありません。
プライバシーやセキュリティを保護するために使用する技術なので、VPNの利用を推奨している会社・サービスもあるほどです。
ただし、中国やロシアなど共産圏の国々では、VPNの利用を禁止や制限している場合があるので注意ください。
VPNを国で禁止していなくても、サービス提供元が利用規約で禁じているケースもあります。
また、VPNを使用したうえで違法行為を行うことは当然違法となります。
たとえば、VPNを利用して違法なコンテンツ(海賊版の映画や音楽、違法なポルノ)にアクセスすることは違法です。
ハッキングや不正アクセスを行うことももちろん違法。
VPNを使用して、他人のコンピューターシステムに侵入し、情報を盗んだり、破壊したりすることは、不正アクセス禁止法に違反する行為です。
さらに、VPNを使用して、オンラインカジノやスポーツ賭博(公営競技やスポーツくじ以外)などの違法ビジネスに参加することは、賭博罪にあたります。
まとめ:おすすめのVPNは用途によって異なるので特徴をよく考えて選ぼう
世の中にはさまざまなVPNがあるため、おすすめのVPNは用途によって大きく異なります。
用途に応じて適切なVPNを選ぶことで、より安全かつ快適にインターネットを利用できます。
本記事では、とくにおすすめのVPNとして以下の7つを紹介しました。
それぞれに特徴があるため、自分がVPN選びで重視するポイントに合ったものを選ぶとよいでしょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。