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ノートパソコンのHDDからSSDへ換装する方法とデータ移行・クローン手順

どうも、マクリン(@Maku_ring)です。

メインPCは、2011年に買ったパナソニックのノートPC「レッツノート Let’s note CF-S10」です。

 

 

2011年当時としてはなかなかの高機能機種でサクサク使えていたのですが

さすがに6年も経つと

 

マクリン

う~ん……立ち上がり遅すぎて、ブログぜんぜん書けへん!

 

という状況になってきました。

新しいの買おうかと思ったりもしたのですが、立ち上がりの遅さ以外はそんなに気になるところがありませんでした。

そこで意を決して、HDDからSSDへと換装することにしました。

そんなわけで今回の記事は「ノートパソコンのHDDからSSDへ換装する方法とデータ移行・クローン手順」について書いていきます。

ちなみに僕はWindows7です。

 

 

 

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データ移行編

 

僕は半導体エンジニアの端くれだったので、HDDとSSDのちがいはざっくり理解しています。

両者のちがいはこんな感じです。

 

  • HDD(ハードディスクドライブ):ディスク型の記録デバイス
  • SSD(ソリッドステートドライブ):フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版

 

もう少し詳しく書きます。

HDDは、ディスクを回して磁気ヘッドを動かして、所定の住所に物理的にアクセスしてデータの読み書きをします。

データの読み書きが物理的動作をともなうので、それにともなう動作音がします。

たとえばディスクを回すためのモータ駆動音。

一方SSDは、メモリ上にある所定の住所に電子的にアクセスしてデータの読み書きをします。

 

電子的動作なのでめちゃ静か。電子的アクセスなのでめちゃ早い。あと振動にも強い。

 

マクリン

いいことだらけですね!

 

これまでSSDはHDDに比べて大容量化が難しく、高価だといわれてきました。

ところがここ最近は、あんまり容量も価格も変わらなくなってきています。

こりゃSSDに変えない手はありません!

 

 

 

 

用意すべきもの

 

用意すべきものは2点だけ!

SSD本体(あたりまえ!)、パソコンとSSDをつなぐケーブルです。

「どこのメーカーにしようかな」と思って価格.com見てたんですが、最近はcrucial(クルーシャル)というメーカーのSSDが人気です。

 

マクリン

クルーシャルは、マイクロンというメモリ会社の自社ブランドなんです。

 

マイクロンは世界的にも上位シェアを誇る、信頼性の高いメモリメーカーです。

メモリメーカーといえばサムスンも有名ですが、こなへんは好みのレベルかと。

 

マクリン

ただし安物はやめておきましょう!

 

SSDの性能はキモの部分ですから。

ちなみに僕の買ったSSDとケーブルは以下のものです。ご参考ください。

 

 

 

まずはパソコンとSSDをケーブルでつなぎます。

ケーブルでつないでも

 

マクリン

あれ!? SSDが表示されへん!

 

とびっくりするかもしれません。

とりあえずつないだSSDが認識されているのか気になります。

「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスマネージャー」で確認しましょう。

 

 

問題がなければディスクドライブの項目に、つないだSSDが表示されているはずです。

ですが、この状態ではパソコンがSSDを自身のドライブだと認めていない状態です。

認めてもらうにはSSDのフォーマット(初期化)が必要なのでとりかかります。

「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」→「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」でフォーマット操作画面に行きます。

 

 

ディスク0が元から搭載のHDD、ディスク1がSSDです。

ディスクは「未割り当て」となっていますので、未登録ということです。

右クリックで「新しいシンプルボリューム」を選びます。

基本的には「次へ」ボタンを押して進めるだけですが、一か所だけ注意事項があります。

それは「ディスクの初期化」項目でMBR(マスターブートレコード)を選ぶことです。

 

 

どうもGPTフォーマットしたSSDでパソコンに換装すると、エラーが生じることがあるらしいんです。

そんなわけでMBRフォーマットを進めると(クイックフォーマットでOK)、ワリとすぐにフォーマットが完了します。

 

 

フォーマットが完了すると、ディスク1のSSDが「正常(プライマリ パーティション)」と表示されます。

これでパソコンの外付けドライブとしてSSDが認識されました。

データ移行前にHDDの速度を測定しておくと、換装前後で比較できるのでいいです。

ベンチマークソフトは「Crystal Disc Mark」を使いました。

SSD換装前(HDD)の測定結果です。

比較してみないとなんとも分からないです。

ただひとつ言えるのは、連続領域へのアクセスに比べてランダム領域へのアクセス速度が極端に遅いということです。

 

マクリン

これがSSDに変えたらどれくらい変わるのか楽しみですね!

 

 

 

いざデータ移行!

SSDのフォーマットが完了し、パソコンにもドライブとして認識してもらえたので、いよいよデータ移行にとりかかります。

HDDからSSDへOS含めて丸ごと移行することを「クローン」といいます。

このクローンツールとして、いろいろな無料ソフトがウェブ上で配布されています。

すこし調べたところ「EaseUS Todo Backup Free 10.0」が、どのメーカーのSSDにも対応していて使いやすそうなので、こちらにしました。

操作はじつにシンプルで、ソースにコピー元のHDD、ターゲットにコピー先のSSDを選んでデータ移行を実行するというものです。

 

 

EaseUS Todo Backup Free 10.0が立ち上がると、上記画面が出ますので「クローン」を選択します。

そして「ソース」にHDD、「ターゲット」にSSDを選んで実行ボタンを押すとデータ移行が始まります。

 

 

ここでひとつ気をつけるべきは、「SSDに最適化」にチェックを入れる、「セクタバイセクタクローン」にチェックを入れないことです。

後者のセクタバイセクタというのは、簡単にいうと「完璧なクローン処理をする」という意味です。

こちらを選択するととんでもない時間(ヘタすると10時間とか……)がかかりますので、データ移行が上手く行かなかったときに選択するという感じで大丈夫です。

 

 

クローン処理自体はけっこう時間がかかります。

 

マクリン

僕の場合、100GBのコピーで三時間半くらいかかりましたね……。

 

上の画面上では残り時間が少なそうに見えますが、どんどん残り時間が増えてきて「ぜんぜん減らへんやん!」という状況になりますので、気長に待ってください。

就寝時にデータ移行するときは「操作完了時にPCをシャットダウン」にチェックを入れておくと良いです。

この処理が完了すれば、HDDからSSDへのデータ移行は完了です。

 

 

 

 

換装編

 

HDDからSSDへのデータ移行が完了したので、いよいよSSDの換装へと移ります。

まずはバッテリーを外します。

用意すべきものはプラスドライバーだけ。

 

 

 

HDDの取り外しとSSDの取り付け

 

こちらは赤マルで囲った2ヶ所のネジをドライバーで外し、カバーを除いた状態です。

半透明のベロとコネクタにつながれたHDDが覗いています。

半透明のベロをゆっくり引っ張って、HDDの顔が少し出るようにしましょう。

 

 

それから接続端子が傷つかないよう、慎重にHDDからコネクタを取り外します。

 

 

あとはさらにベロを引っ張って、完全にHDDを引き出します。

SSDにはこのようにSSD本体とスペーサーが付属しています。

 

 

基本的にスペーサーをかますことで、HDDと同じ厚みになるよう設定されています。

スペーサーがなくてもとくに中でカタカタ動かなさそうであれば、スペーサーを使わなくても問題ありません。

ちなみにトラブル時はSSDを取り外すこともあるので、HDDに付いている半透明のベロをはがしてSSDに付け替えておきましょう。

これでSSDも引っ張り出せます。

あとは入れたときと逆の手順で、SSDを挿入してコネクタを慎重に取り付けて、カバーをつけてネジを付けてバッテリーをはめるのみです。

 

マクリン

はたしてCF-S10はSSD換装後も問題なく起動するのか。

 

このときは期待と不安のおりまざった心境でした。

 

 

 

 

 

想定外のトラブル

 

ドキドキしながらパソコンの電源を入れました。

……ところが、表示されたのはWindowsの画面ではなく、見たことのない黒い画面だったのです。

 

 

 

マクリン

ん!? メディアテストフェイルアー?? なにこれ!? ヤバイ!! SSD壊れたかも!

 

なにも分からない僕は、軽くパニック状態に陥りました。

「Media test failure」をgoogleで検索してみましたが、これといった手立てもなく途方にくれました。

このときは本当に困りました。

とりあえずパソコンにSSDが認識されているかどうか確認することにしました。

電源を入れ直してF2キーを押して、BIOS設定画面に入りました。

 

 

マクリン

おや? P0のところに「Crucial_CT525MX300SSD1」と表示していますね。

 

SSD自体はきちんと認識されているようです。

SSD認識が問題ないとすれば、SSDの中身がきちんと入っていないということになります。

ところが中身は完全にクローンソフトまかせ。

それが正しいのかどうか、僕には判断つきません。

ふたたび困りました。

ソフト自体に問題があるとすれば、クローンソフト自体を変えてみようかしら。

そう考えた僕は、EaseUS Todo Backup Free 10.0をアンインストールしました。

 

 

 

データ移行編2

もう絶対に失敗したくなかったので、「データ移行の成功実績」を重視してクローンソフトを探すことにしました。

探した結果、EaseUS Todo Backup Freeに舞い戻ってきました。

Ver. 10.0よりも古いヴァージョンでの実績が多かったので、今度は古いヴァージョンでクローン処理を行うことにしました。

「古ければ古いほどいいだろう!」という安易な考えで「EaseUS Todo Backup Free 6.0」を試すことに決めました。

→ダウンロードはこちら

操作画面は10.0とほとんど同じでした。

「ディスククローン」を選択して「クローンオリジナル」にHDD、「目標位置」にSSD、「SSD用に最適化」にチェックを入れました。

 

 

祈るような気持ちでクローン処理を実行しました。

※今回失敗したら「セクタバイセクタ」にもチェックを入れるつもりでした。

 

 

 

マクリン

データ移行の3時間半は精神的衛生上、良くない時間でした……。

 

やがてデータ移行が完了し、大きく深呼吸してから、パソコンの電源を入れました。

そして結果は……

 

 

 

 

 

 

 

 

マクリン

大成功です!!!

 

理由は全く分かりませんが、「クローンソフトのバージョンを古いものに変えたこと」が功を奏したようです。ナゾ。

同じようなエラーに見舞われた場合は、試してみる価値あります。

 

 

 

 

SSDに変えた恩恵は、まずパソコンの立ち上がり時間で感じました。

完全に僕の主観ですが、こんな感じです。

 

 

HDD:30秒くらい

SSD:10秒以下!

 

 

マクリン

いや~、ものすごい差ですね~!

 

最後にベンチマークソフトで速度評価をしたところ、両者のちがいはこんな感じでした。

かなりの差が出ています。

全般的にSSDの速度が上がっていますが、特に「ランダム領域へのアクセス」の差が顕著です。

けっこう苦労しましたけど、SSDの換装大成功!

 

 

 

まとめ

今回の記事は「ノートPCのHDDからSSDへのデータ移行と換装手順」について書きました。

最初から古いバージョンのクローンソフトを使えば、スムーズに作業が終わったはずなのですが……。

おかげで作業はかなり難航しましたが、6年前のパソコンが完全によみがえったので、トライして本当に良かったです。

まだまだ愛用できそうです。

パソコンが遅くなってきたと感じたら、ぜひ試してみてはどうでしょうか。

どうも、マクリンでした。

 

 

 

 

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