美しいグラフィックとリアルな世界観が魅力の「タルコフ(Escape From Tarkov)」。
「タルコフは重い」という話はよく聞きますが、実際どんなPCを選ぶべきか悩みますよね。
「ゲーミングPCをせっかく買ったのに動かなかった…!」というトラブルは避けたいところ。
そこで本記事ではタルコフのゲーミングPCについて、推奨スペックとおすすめのPCをくわしく解説します。
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タルコフ(Escape From Tarkov)に必要な最低・推奨スペック
タルコフは、PCゲームのなかでも重い部類に入ります。
リアルなグラフィックを描写するためのグラボ性能が重要で、低スペックだと画質設定を下げてプレイしなければいけません。
必要なスペックと推奨スペックについて紹介します。
60fpsに必要な最低スペック
- CPU:Core i5もしくはRyzen 5以上
- グラボ:GTX 1660 SUPER(VRAM 6GB)以上
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:SSD
「まずは一度遊んでみたい」という人なら、GTX 1660 SUPER以上が必要。
とくにVRAM(テクスチャデータを読み込むメモリ)の容量が必要です。
CPUは、Intel第12世代のCore i5であれば快適にプレイできます。
120fpsに必要な推奨スペック
- CPU:Core i5もしくはRyzen 5以上
- グラボ:RTX 3060(VRAM 8GB)以上
- メモリ:32GB以上
- ストレージ:NVMe SSD
120fpsで遊ぶには、さらに高いグラフィック性能が必要です。
マップ中のデータを効率的に処理するためにメモリは32GBあると安心。
ストレージは、毎秒数GBのデータを読み込めるNVMe SSDがおすすめ。
SSDが高速だと快適性が段違い!
4Kプレイの推奨スペック
- CPU:Core i7もしくはRyzen 7以上
- グラボ:RTX 3080以上
- メモリ:32GB以上
- ストレージ:NVMe SSD
4Kでプレイするなら、最高クラスのグラフィック性能をもつRTX 3080が必要です。
フレームレートを気にしないのであればRTX 3070でもよいですが、万全を喫するならRTX 3080です。
注意点として、CPUとグラボのバランスがとれていないと、フレームレートがうまく出ません。
RTX 3070以上の性能があれば4Kプレイは可能!
タルコフにおすすめのゲーミングPC5選
タルコフにおすすめのゲーミングPCを用途別に5つ紹介します。
製品名 | CPU | グラボ | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
GALLERIA RM5C-G60S | Core i5-13400F | GTX 1660 SUPER | 16GB | 500GB NVMe SSD | 144,980円 |
G-Tune HM-B-3060Ti-LC | Core i7-12700F | RTX 3060 Ti | 32GB | 1TB NVMe SSD | 279,800円 |
OMEN 45L | Core i9-12900K | RTX 3090 | 32GB | 2TB NVMe SSD | 409,800円 |
G-Tune XM-A | Ryzen 7 5700X | RTX 3070 | 32GB | 1TB NVMe SSD | 239,800円 |
GALLERIA ZL7C-R38H | Core i7-12700H | RTX 3080 | 32GB | 1TB NVMe SSD | 309,980円 |
60fpsでカジュアルに始めるなら | GALLERIA RM5C-G60S
CPU | Core i5-13400F |
グラボ | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
価格 | 144,980円(税込) |
- NVMe SSD搭載で高速ロード
- タルコフを始めたい人に最適なスペック
- 予算は少ないけど良いエディションのタルコフを購入したい人向け
タルコフはプレイしたいけど、そこまでお金をかけられない人に最適なのが「GALLERIA RM5C-G60S」。
60fpsに必要なスペックをすべて満たし、草や木のグラフィックが重たい場所でも60fpsでプレイできます。
PCの金額を抑えるメリットは、そのお金をタルコフの購入に充てられることです。
タルコフの最高エディションである「Edge of Darkness」は約140ドルと、決して安くはありません。
予算が限られてる人は、最高エディションを購入してゲーム内体験を高めるのも手!
120fpsが安定して出る推奨スペック | G-Tune HM-B-3060Ti-LC
CPU | Core i7-12700F |
グラボ | RTX 3060 Ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格 | 279,800円(税込) |
- 水冷CPUクーラーで熱に強い
- RTX 3060 Tiで快適プレイができる
- フルHDモニターの人はこれがおすすめ
タルコフを120fpsでプレイするなら「G-Tune HM-B-3060Ti-LC」がおすすめ。
Core i7とRTX 3060 Tiを搭載し、性能は充分。
ゲームで負荷がかかるとCPUは高温になりますが、水冷CPUで強力に冷却できるので安心です。
メモリは32GBと多めで、タルコフを起動しながらブラウザも快適に動かせます。
フルHDのゲーミングモニターと相性がよいのもポイントです。
タルコフを始めたばかりで、サイドモニターに地図などの攻略情報を置いておきたい人におすすめ!
世界観を堪能できる4K対応モデル | OMEN 45L
CPU | Core i9-12900K |
グラボ | RTX 3090 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB NVMe SSD |
価格 | 409,800円(税込) |
- 最高峰のグラボであるRTX 3080 Tiを搭載
- 特許を取得した高冷却ケースで熱を逃がす
- すべて最高峰のパーツで弱点がない
タルコフを4Kで堪能するなら「OMEN 45L」がおすすめ。
4KはフルHDの4倍描写するので、各パーツに高スペックが求められます。
このPCでは、ハイエンドグラボのRTX 3090を採用し、非常に高性能です。
ケースは、CPUとグラボの熱をそれぞれ別の場所に逃がすことで、内部を効率的に冷やせる設計。
タルコフの高負荷にも耐えられる!
ゲームから動画編集・配信までマルチに対応可能 | G-Tune XM-A
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラボ | RTX 3070 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格 | 239,800円(税込) |
- Core i7相当のCPU搭載
- 120fpsでプレイできる
- メモリ32GBでゲーム配信、動画編集も快適
「G-Tune XM-A」は、Intel Core i7相当スペックのRyzen 7を搭載し、フルHDで120fpsプレイする水準をクリアしています。
しかもGeForce RTX 3070を搭載のうえ、メモリは32GB。
複数アプリ実行にすぐれるCPUとメモリ32GBの組み合わせは、ゲーム配信や動画編集とも相性抜群。
これだけの性能を兼ね備えつつ、24万円以内におさまるのが魅力的!
ノートPCでプレイするなら | GALLERIA ZL7C-R38H
CPU | Core i7-12700H |
グラボ | RTX 3080 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格 | 309,980円(税込) |
- 16インチモニターで迫力抜群
- 120fpsプレイができるノートPC
- デスクトップ版Core i5とほぼ同性能のCPU搭載
PCゲームをしたいけど、サイズや場所の都合でノートPCを検討している人には「GALLERIA ZL7C-R38H」がおすすめ。
ノートPCながらハイパワーで、CPUはデスクトップ版のCore i5とほぼ同じ性能。
グラボはRTX 3060より少し低い程度の性能なので、設定を落とせば120fpsまで狙えます。
16インチの165Hzモニターなので、タルコフの世界観を楽しみつつ、なめらかな映像で快適に遊べます。
ノートPCなら迷わずコレ!
タルコフのゲーミングPCに関するよくある質問
タルコフのゲーミングPCについて、よくある質問に回答します。
タルコフは普通のノートPCで遊べる?
普通のノートPCでタルコフは遊べません。
グラフィック性能が要求されるので、グラボなしのノートPCには負荷が大きすぎます。
もしノートPCでプレイしたいなら、グラボを搭載したゲーミングノートPCが必要です。
どうしてもという理由がなければデスクトップがおすすめ!
自作PCとBTOどちらがよい?
BTOより自作PCのほうが安いとよく聞きますが、その金額差はほとんどありません。
大手BTOメーカーは大量に仕入れ、大量生産をしているので安くできています。
また、自分が組み立てる時間や壊れるリスクを考えると、組み立て済みを買ったほうがよいでしょう。
パーツの相性がたまたま悪くて動かなかったなんてことも…
グラボのスペックはどれくらい必要?
タルコフでは、どのくらいの設定で遊ぶかで必要スペックが大きく違います。
設定と対応するグラボのリストは以下のとおり。
60fps~120fpsミディアム設定 | GTX 1660 SUPER |
120fpsウルトラ設定 | RTX 3060 |
4Kミディアム設定 | RTX 3070 |
4Kウルトラ設定 | RTX 3080 |
メモリ16GBだと足りない?
タルコフはオープンワールドゲームなので、マップデータが大容量です。
そのためメモリ16GBでも足りますが、32GBあると安心です。
また、テクスチャデータをグラボのVRAMに読み込みきれないときは、RAMを使うので多く使用してしまいます。
RAMはゲームだけでなくWindowsやブラウザ、Discordなどでも使われるので、多いに越したことはないでしょう。
マッチング時間が遅いときはどうすればいい?
アジアは時差が少ないため、夕方~夜中にプレイするとサーバーが混雑し、マッチングに時間がかかってしまいます。
しかし、VPN(Virtual Private Network)を利用すればアジア以外の海外サーバーにも接続できるようになります。
欧米は時差があり、アジアサーバーが混雑している時間は逆にプレイヤーが空いているため、それを狙えばマッチング時間を速めることが可能です。
数十分かかることもあるマッチングが数分に!
こちらの記事では、タルコフにおすすめのVPNとそのやり方をくわしく紹介しています。
まとめ
本記事では、タルコフにおすすめのゲーミングPCについて解説しました。
自分の用途に最適のPCでプレイすることで、世界観を最大限楽しむことができます。
PCを持っていない人もスペックに不満がある人も、高スペックPCを検討してみてください。
当サイトでは、おすすめのゲーミングPCをほかにも紹介しているので、あわせてチェックしてください。