子供から大人まで幅広い世代にプレーされているゲーム「マインクラフト」。
ソロでじっくりやるのもいいですが、皆で楽しくマルチプレイするのも良いですよね。
しかし、マルチプレイといっても、その方法やサーバーなどくわしく分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事ではマインクラフトのマルチプレイに注目し
このような疑問を持っている人に向けて分かりやすく解説していきます。
細かいところまで解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次(気になる項目をクリック)
マインクラフトでマルチプレイをするための条件は?
マインクラフトでマルチプレイをするための条件を2つ説明していきます!
統合版・Java版のエディションを揃えること
マイクラには「統合版」と「Java版」2種類のエディションがあります。
マイクラを持っていたらどの種類であってもマルチプレイができるわけではなく、そのエディションの種類をプレイヤー同士で揃える必要があるんです。
かといってエディションの違いなど分からない方も多いかと思いますので、見分け方について説明していきます。
マイクラのホーム画面(マイクラを開いて一番最初の画面)のMINECRAFTのロゴ下に「JAVA EDITION」と書かれていればそれはJava版で、無ければ統合版です。
購入する際の見分け方としては価格が高いか安いか。
Java版は統合版に比べ、価格が2倍近く高いので「価格が高い方がJava版」「価格が安い方が統合版」とおぼえておけば良いです。
マイクラ購入時にエディションを間違ってしまったということが結構あるので注意しましょう!
マインクラフト自体のバージョンを揃えること
マインクラフトは現在でも次から次へとバージョンが上がり続けているゲームです。
そのバージョンが異なるとマルチプレイできないので、プレイヤー同士でマインクラフトのバージョンを揃える必要があります。
統合版のバージョンは、アップデートによって最新のバージョンに固定される形なので、アップデートを済ませておけば大丈夫です。
一方Java版は統合版とはちがい、バージョンは固定されてなく、マインクラフトランチャーの「起動構成」から好きなバージョンを指定できます。
Java版でフレンドのサーバーに接続できないなどのことが起こった場合は、まずバージョンがプレイヤー同士で統一されているか確認しましょう!
マインクラフトのマルチプレイの種類について
以下3種類のマルチプレイの特徴などを説明していきます!
ローカル通信
ローカル通信とは家庭内のWi-Fiやアドホック通信などを使うことで、インターネットを経由しなくてもマルチプレイできる手段です。
Java版の場合は一つの場所にPCを持ち寄り、家庭内のLANやWi-Fiを使うことでローカル通信ができます。
統合版もひとつの場所にスマホやタブレットを持ち寄ってWi-Fiを経由すればマルチプレイが可能です!
ちなみにNintendo Switchは、アドホック通信を利用すればWi-Fiを経由しなくてもローカル通信できます。
ローカル通信はプレイヤー同士で遊ぶ時間を合わせたりする必要があったりしますが、現在では一番手軽にマルチプレイができる方法です。
オンライン接続
オンライン接続とは誰かがワールドを作り、そのワールドに他のプレイヤーがインターネット経由で接続してマルチプレイをする方法のことです。
ローカル通信と少し似ている部分もありますが「端末をひとつの場所に持ち寄らなくてもマルチプレイができる」という点が大きく異なっています。
Java版はホスト(ワールドの主)となるプレイヤーが「グローバルIPアドレス」を参加者に伝え、ホストのPCに直接接続する形でマルチプレイ可能です。
統合版は自身のマインクラフトアカウントにログインすれば、フレンド同士で簡単にマルチプレイできます。
オンライン接続は、ホストがワールドを開いておかないと参加プレイヤーがワールドに入れないので、少人数向けのマルチプレイ方法です!
マルチサーバー
マルチサーバーはこれまで紹介してきた「ローカル通信」や「オンライン接続」などと比べてもかなり快適なマルチプレイ方法です。
- 場所を選ばずマルチプレイができる
- ホストがワールドを開いてなくても他プレイヤーが参加できる
- 大勢のプレイヤーで遊ぶことができる
- 月に1,000円前後の費用が掛かる
ちなみにマルチサーバーというのは平たく書くと、あらかじめネット上に用意されたゲームサーバーという感じです。
月1,000円前後の費用はかかるものの、バックアップもしっかり取ってくれるので、データ紛失などのアクシデントも防ぐことができます。
「とても快適にマルチプレイをしたい」「大勢でマルチプレイをしたい」という方はマルチサーバーが非常におすすめです。
なお、Java版・統合版ふくめたマイクラのサーバーの立て方は、こちらの記事を参照ください。
サーバーを使ってマルチプレイをする方法も紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
マイクラJava版でマルチプレイをするなら「ConoHa for GAME」を利用するのがおすすめ
「VPS(バーチャル・ネットワーク・サーバー)」とはそもそも、コンピューター上に用意された仮想的なサーバーのことです。
このVPSを使ってマイクラのマルチサーバーを立てれば、Java版だとModも利用できるようになります。
他にもいろいろなメリットがあるので、もしJava版でマルチプレイをしたいという場合はVPSを利用するのがおすすめです。
VPSの中でも「ConoHa for GAME」をおすすめする理由をあげますが、他のマイクラサーバーとの比較は以下の記事を参考ください。
サーバーの立ち上げ・管理が簡単
通常サーバーを立ち上げるとなると、それなりの専門知識が必要となってきます。
その点ConoHa for GAMEは「テンプレート機能」というのが用意され、必要な項目を選ぶだけで簡単にマイクラのマルチサーバーを立ち上げることが可能です。
マイクラ以外に、ARK・Rust・テラリア・7DTD・アセットコルサなどのテンプレートが用意されています。
また、マインクラフトマネージャーというものも用意され、そちらを使えばバックアップなど、すべての作業をブラウザ1つで済ませることができます。
サーバーの立ち上げは結構時間がかかることが多いですが、ConoHa for GAMEだと数十分程度で立ち上げることが可能です!
高性能だけど比較的低価格で利用可能
ConoHa for GAMEは最新のCPU・高速なSSDを搭載しながらも比較的低価格で利用できます。
また、他のユーザーの影響なども受けないので、サーバーが重くなったりすることもなく、ストレスフリーでマルチプレイが可能です。
ブロックが読み込まれないなんていう現象も全く起きません!
サポート面も充実している
ConoHa for GAMEはサポート面もかなり充実し、万が一何か不具合が起きたとしても安心できます。
実際に日本マーケティングリサーチ機構調べによる「2021年2月期 ブランドのイメージ調査」で、マイクラマルチプレイ利用者満足度No.1にも選ばれているほどです。
サーバーの性能面だけでなく、サポート体制にも万全を期しています!
マイクラJava版でレンタルサーバーを使ってマルチプレイする方法
実際にマイクラJava版でレンタルサーバーを使ってマルチプレイをする方法について説明していきます!
1.ConoHa for GAMEのアカウントを作成する
「ConoHa for GAME」にアクセスし、「今すぐクーポンをもらう」をクリックします。
ConoHa for GAMEを初めて利用する人は、まずメールアドレスとパスワードを入力し、アカウントを作成しましょう。
アカウントをすでに持っている人は「ConoHaアカウントをお持ちの方」にメールアドレスとパスワードを入力後、ログインしてください。
アカウントの作成に成功すると、このようなメールが届きます。
2.サーバーのプランを選択する
アカウント作成が完了すると画面が遷移するので、次の画面でサーバーのプランを選択します。
イメージタイプのゲームから「Minecraft Java版」のテンプレートを選択してください。
ゲームを選んだら下のほうに移動し、料金タイプを選びます。
「長期割引パス」と「時間課金」が選択できますが、1ヶ月だけの利用であっても長期割引パスのほうが断然オトクです。
おすすめは、50%以上割引される3ヶ月以上のプランです。
もし快適にマルチプレイをしたい場合、少人数プレイでも4GB以上のプランがおすすめです。
つづいて、rootパスワードとネームタグを設定します。
rootパスワードはサーバーにログインする際に必要となるため、必ずメモしておきましょう。
ネームタグはサーバーの名前になるので、分かりやすい名前で大丈夫です(デフォルトのままでもOK)。
入力ができたら、画面右側にある「次へ」をクリックし、プラン選択を完了しましょう。
3.お客様情報を入力する
プラン選択後はお客様情報を入力します。
全項目を入力し終えたら「次へ」を押します。
すると本人確認が求められるので、電話番号を入力して認証を行います。
SMS認証か電話認証のどちらかを選択します。
SMS認証の場合、送信されたコードを入力しましょう。
4.お支払い方法を登録する
お支払方法を以下の中から選択しましょう。
残金不足などでサーバーの稼働が停止する恐れがないクレジットカードが基本おすすめです。
学生でクレカを持っていない場合などは、コンビニ決済や銀行決済ができるConoHaチャージを利用しましょう。
支払い情報を入力したら「お申し込み」を押します。
そうすると、自動的にサーバーの構築が開始されるので少し待機します。
GAMEタブで左メニュー「サーバー」を押し、サーバーリスト内のステータスが「起動中」になっていれば構築は完了です。
これでマルチサーバーの「構築」は終了!
5.IPアドレスを確認する
現在建てたマルチサーバーに実際に接続するためには、そのサーバーのIPアドレスが必要となります。
マルチサーバーのIPアドレスはサーバーリストのページから、そのサーバーのネームタグをクリックすれば確認可能です。
ネットワーク情報をプルダウンした中に書いてあるものが、そのサーバーのIPアドレスです。
6.マイクラからマルチサーバーに接続する
マルチサーバーのIPアドレスを確認できたら、最後はマインクラフトからマルチサーバーに接続するのみです。
まずマインクラフトを起動し「マルチプレイ」を選択します。
マルチプレイを選択すると下のような画面が表示されますが、これは気にせず「続ける」をクリックすれば大丈夫です。
次に画面下の方にある「ダイレクト接続」をクリックします。
ダイレクト接続画面で先ほど確認したIPアドレスを入力し「サーバーに接続」を選択しましょう。
マインクラフトのワールドに移動すれば、無事ConoHaのマルチサーバーに接続が完了です。
他の参加プレイヤーにもIPアドレスを伝え、ダイレクト接続をしてもらえば同じ方法でワールドに入ることができます!
マイクラJava版でレンタルサーバーを使わないマルチプレイ方法は?
マイクラJava版でレンタルサーバーを使わない場合のマルチプレイ方法は「ローカル通信」と「オンライン接続」です。
ローカル通信はマルチプレイの種類の中でも一番簡単ではあるものの、プレイヤー同士が近くにいないとマルチプレイできないところが欠点です。
一方オンライン接続は、インターネット経由で接続するのでプレイヤー同士が遠くにいてもマルチプレイができますが、設定が難しいところが結構あります。
簡単で快適にマルチプレイしたいとなると、やはりレンタルサーバーを使うのが一番手っ取り早いとは思います!
マイクラ統合版でマルチプレイをする場合は「Realms」を利用するのがおすすめ
Realmsとは「マインクラフト公式から提供されているマルチサーバー」のことを指します。
Realms Plusに加入すると、利用できるコンテンツも増えたりとかなりお得なので、マイクラ統合版でマルチプレイする場合はRealmsがおすすめです。
その他にもさまざまなメリットがあるので、そちらを詳しく紹介していきます。
いろいろな機種で利用できる
VPSなどのマルチサーバーはPCやスマホなど一部の機種でしか利用ができませんが、Realmsは
- PC
- スマホ・タブレット
- Nintendo Switch
- PlayStation
など幅広い機種での利用が可能です。
したがって、ゲーム機でマインクラフトを普段していて「自分だけマルチサーバーに入れない」なんてこともなくなります。
幅広い機種で利用できる点がRelmsの一番の魅力です!
利用するのが非常に簡単
通常マルチサーバーを利用するとなると、ポート開放だったり色んな作業を済ませなければなりません。
ポート開放などはそれなりの専門知識も必要です…
しかし、Realmsはポート開放などの作業・専門知識などは一切必要なく、契約するだけでお手軽に利用できます。
追加コンテンツが多い
Realmsを作る際に人数を10人以上にすると、自動的に「Relms Plus」というサービスに切り替わります。
Realms PlusはRealmsの特典に加えスキンやテクスチャなど様々なコンテンツを利用可能で、種類も豊富です。
月額930円でいろいろな追加コンテンツを利用できるようになると考えるとかなりお得ではないでしょうか!
マイクラ統合版でレンタルサーバーを使ってマルチプレイする方法
マイクラ統合版でレンタルサーバーを使ってマルチプレイをする方法を解説します。
Realmsを利用する場合
Realmsを使ってマルチプレイする方法を紹介します。
マイクラを開いて「マーケットプレイス」をクリックします。
それから右上にある「マイコンテンツ」 左下の「サブスクリプション」をクリックします。
そうすると「Realms Plus」のページに遷移します。
プレイする機器によって月額は若干異なるものの、PC版だと2人用で470円、10人用で930円です。
プランを選ぶと入会画面に移るので、同意のチェックを入れ、「無料試用版を始める」を押下します。
「無料試用版を始める」をクリックすると、Microsoftアカウントの画面に移行するので、パスワード入力・決済設定を行えば購入は完了です。
購入手続きが完了するとマイクラの画面に戻り、Realmsサーバーの構築が開始します。
サーバー構築を終えると画面が遷移するので「1人でプレイする」を選択します。
これで完了なので、友だちをサーバーに誘ってマルチプレイを堪能しましょう。
ConoHa for GAMEを利用する場合
ConoHa for GAMEを使ってマルチプレイする方法は、基本的にマイクラJava版と同じです。
手順が異なるのはイメージタイプの「ゲーム」だけで、このときに「Minecraft 統合版」を選択するようにしましょう。
それ以降の「IPアドレスを確認する」までは「マイクラJava版でレンタルサーバーを使ってマルチプレイする方法」を参考ください。
統合版のマイクラを立ち上げましょう。
タイトル画面にある「遊ぶ」というボタンをクリックし「サーバの追加」に移動します。
「サーバー名」に任意のものを入力し、「サーバーアドレス」の欄に控えておいたIPアドレス打ち込みます。
すると、サーバーが選択できるようになるので、出てきたものをクリックして入りましょう。
マイクラのマルチプレイに関するよくある質問
ここでは、マイクラのマルチプレイに関するよくある質問に回答します。
PC以外の機種(PS4・Switch)でのマルチプレイ方法は?
マイクラ統合版は基本的に
- PC
- スマホ・タブレット
- Nintendo Switch
- PlayStation
など、機種が異なってもマルチプレイ方法に特に変わりはありません。
唯一異なっている点が「PCやスマホなどはVPSサーバーを利用でき、その他の機種は利用できない」という点です。
マイクラ統合版は機種が違っても共通している部分が多いところが特徴的ですね!
無料のレンタルサーバーもあるけど実際どうなの?
本記事ではこれまで有料のレンタルサーバーを紹介しましたが、実は無料のレンタルサーバーもあります。
無料サーバーは当然費用が必要なく、クレジットカードなども入力する必要がないので、学生の方にとても扱いやすいのが魅力です。
では「無料のレンタルサーバーでも良いのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、無料サーバーはサーバーが重く、大勢でマルチプレイするのが難しかったりと、デメリットも結構あります。
サーバーを無料で利用できるのはとても魅力的ですが、その分デメリットも多め……
なので結論をいうと、無料サーバーで快適にマルチプレイをするのはほぼ不可能に近いので、正直あまりおすすめはしません。
MODサーバー(Forge)の立て方を知りたい
サーバーの立て方自体は、ConoHa for GAMEである場合、統合版やJava版と基本的に同じです。
ただし、プランを選択する際、イメージタイプのゲームから「Minecraft Forge」を選ぶようにしてください。
マイクラを起動して契約したMODサーバーに接続する方法は、こちらの記事でくわしく解説しています。
まとめ
本記事ではマインクラフトのマルチプレイに注目し、
上記をおもに解説しました。
マインクラフトのマルチプレイに関し、あまり細かいところまで分からない方も多いと思います。
そのような方は本記事を参考にしてみてくださいませ!