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【図解&動画あり】ゲームにおけるフレームレートの重要性を徹底解説!

どうも、ゲーム大好きシルバーです。

「ゲームをする際にはフレームレート(fps)が重要」というのをよく聞いたりしますよね。

実際フレームレートは非常に重要で、特にゲーミングPCでゲームをしたいと思っている方はぜひとも理解しておきたいところです。

ただ、そういわれても、結局どういう意味なのか、ゲームプレイにどれだけ影響を与えるのか、正直よく分からないという方も多いかと思います。

しかし、実はフレームレートを正しく理解することで、ゲーム中の「カクつき」や「ラグ」を解消でき、快適にプレイできるようになるんです。

そこで本記事では「【図解&動画あり】ゲームにおけるフレームレートの重要性を徹底解説!」について書きました。

フレームレートの意味やゲームにおいてどれだけ重要なのかを、図やたとえを用いてわかりやすく解説していきます。

この記事の監修者
マクリン

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マクリン

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。ガジェット・家電のレビューサイト「マクリン」を運営しています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動。株式会社makuri代表。プロフィール詳細

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フレームレートとは?

それではまず、フレームレートについて簡単に解説していきます。

フレームレートについて知ることは、ゲームを快適にプレイするためにとても重要です。

身の周りで使われているシーンなども紹介していきますので、フレームレートがどんなものかをサクッと理解していきましょう。

フレームレートとは

フレームレートとは、1秒間の映像が何枚の画像で作られているかを表す指標になります。

パラパラ漫画をイメージしたら分かりやすいかな!

たとえば1秒間に5枚と100枚のパラパラ漫画を比較すると、100枚の方がものすごく滑らかに動いているように見えますよね。

つまり、パラパラ漫画では、使われている絵の枚数が多ければ多いほど、よりスムーズな動きに見えるわけです。

そして実はフレームレートも、全く同じ考え方になります。

テレビやYoutube、ゲームなどの映像は、パラパラ漫画と同じように、もとは1枚1枚の画像で構成されています。

そのため、使われている画像の枚数が多いと、一つ一つの動きがより細かく、スムーズに見えるようになるんです。

とにかく、フレームレートが大きいほど映像が滑らかになるんだね。

そのとおり!

fpsはフレームレートの単位

fpsっていうのもよく聞くけど、フレームレートとは違うのかな?

fpsはフレームレートの単位なんだよね。

動画の滑らかさを表すことばとして使われるfps(frame per second)は「フレームレートの単位」のこと。

ですので、意味としてはまったく同じなんです。

フレームレートは、1秒間に使われている画像が5枚なら5fps、100枚なら100fpsというように表されます。

ただ「fpsが低いな~」「fpsはいくらだろう?」というように、実際の会話ではフレームレートよりfpsが使われることの方が多いです。

とりあえず、フレームレートとfpsは同じと考えたら大丈夫!

注意
間違えやすい単語として、ゲームのジャンルでFPS(ファーストパーソンシューティングゲーム)というものがあります。これは自分自身の姿が見えない、1人称視点のシューティングゲームのこと。フレームレートを表すfpsとはまったく違う単語になりますので、ご注意ください。
MEMO
本記事では、フレームレートを意味するfpsを小文字で、ゲームジャンルを意味するFPSを大文字で表しています。

身の周りのフレームレート

フレームレートの意味は分かったけど、普段あまり使わないから少しイメージしづらいね。

それでは身の周りのフレームレートが使われているものを紹介していきましょう!

たとえば日常生活の中で目にするテレビやYouTube。

これらは1秒間に30枚の画像が使われている、30fpsのものが多いです。

一方、防犯カメラの映像などは、かなりカクカクしているものもありますよね。

これは人の大まかな動きが分かれば良いので、~5fpsほどとかなり低くなっています。

表にまとめると、こんな感じです。

フレームレート 動画の滑らかさ 日常生活のシーン
~5fps カクカクしているのが明らかに分かる 監視カメラ、防犯カメラなど
30fps ストレスなく動画を楽しめる 日常生活でよく目にする滑らかさ テレビ、Youtube、ドライブレコーダーなど
60fps 動きがかなり細かく見える スポーツなどの早い動きも快適に見れる 4K,8Kテレビ放送で対応、FPSゲーム(PS4)など
120fps~ スローモーションでも快適に見れる 日常生活でほぼ目にすることがない スローモーションで撮影したい場合、FPSゲーム(PC)など



注意
こちらの表はあくまで一例としてまとめています。(実際は30fpsの防犯カメラや60fpsのドライブレコーダーなどもあります)

こうやって一覧で見ると、確かにイメージしやすいかも。

ふだん目にするのは30fpsが多いかな!

MEMO
Youtubeでは画質を選ぶときに「1080p60」というように末尾に60がついていて、60fpsで視聴できるものもあります。FPSゲーム実況動画などで多いので、一度試してみても良いかもしれません。ヌルヌルした動きを体感できます!

ゲームにおけるフレームレートの重要性

動画が滑らかになるのは嬉しいけど、それってゲームをする上でそんなに大事なのかな?

それがめちゃくちゃ大事なんだよね。

たとえばフォートナイトやPUBGなどの銃で撃ちあうようなゲームでは、一瞬の判断が勝敗を分けます。

敵を見つけた瞬間に狙って撃ったり、撃たれたと思ったらすぐに隠れたり。

こういった大事な場面で思うように操作できず、重くて反応が遅くなったりすると、その間にやられてしまいます。

参考として、fpsの違いを比較しているこちらの動画をご覧ください。(最初の15秒だけでもfpsの違いが分かります)

60fpsだと少しカクついていますが、240fpsだとヌルヌルしたスムーズな動きになっているのが分かりますよね。

また、フレームレートが低いと、残像のようなものが残っていたり、敵が遅れて表示されたりもしています。

こういった差が生まれるため、実はフレームレートはゲームの勝率を変えるくらい大事な要素になるんです。

もう少しくわしく説明したいんですが、その前にフレームレートと同じくらい大事なリフレッシュレートについて紹介していきますね!

リフレッシュレートとは?

リフレッシュレートとは

じゃあフレームレートを上げればゲームを快適にプレイできるようになるんだね。

実はフレームレートだけじゃなく、リフレッシュレートも重要なんだよね。

これまで説明してきたフレームレートというのは、ゲーム機やPCから出力される動画の滑らかさのこと。

ただ、ゲーム機から240fpsの動画が出力されても、それを表示するモニターが対応していないと意味がないんです。

このモニターが1秒間に映し出す画像の枚数のことを「リフレッシュレート(Hz)」といいます。

フレームレートとの違いをまとめると、こんな感じです。

単位 定義 身近な例
フレームレート fps 1秒間にゲーム機が出力する静止画の数 任天堂スイッチ、PS4、PCなどが、どれだけ滑らかな映像を出力できるか
リフレッシュレート Hz 1秒間にモニターが表示する静止画の数 モニターやテレビなどがどれだけ滑らかな映像を表示できるか

多くのテレビやディスプレイは60Hzに対応しているため、普通にゲームをプレイする分にはあまり気にする必要はありません。

多くのゲームは60fpsもあれば快適にプレイできますからね。

ただ、120fpsや240fpsなどの高いフレームレートでプレイしたい場合、ゲーム機(PC)だけではなく、それを映しだすモニターもあわせて用意する必要があります。

フレームレートだけ高くてもリフレッシュレートが低いと意味がないし、逆もまた然り。

というわけでこれらは別々ではなく、一緒に考える必要があるんです!

ゲームのフレームレートに合ったモニターを用意するようにしましょう!

フレームレートが低いとどうなる?

フレームレートが低いとどうなる?

それではここからは、実際にフレームレートがどれだけゲームプレイに影響を与えるかを解説していきます。

FPSゲームをプレイしていると、特に近くにプレイヤーが多いときなどにゲーム機側の処理が追いつかず、フレームレートが下がることがあります。

そうなると、動作が重くなったり反応が遅くなったりするんですよね。

そんな状態でプレイするとどんなことに困るのか、くわしく見ていきましょう。

ゲームプレイにストレスを感じる

1つ目が、ゲームプレイにストレスを感じること。

カクカクしたりキャラの動きが遅くなると、思ったようにプレイできないのでストレスを感じます。

MEMO
いわゆる「ラグい」という状態で、FPSゲームではよく起きる現象です。
(回線速度によるラグさが原因のときもあります)

それが顕著に現れるのが、急いで視点を変えるとき。

目の前を向いている状態から真後ろに振り向こうとすると、短時間に景色がガラッと変わるので、ゲーム機側の処理が大変になってカクつきやすいんです。

すると、真後ろに振り向きたかったのにいきすぎてしまったりして「ああ、もうっ……!」となることも。

こういったことが重なると、思うようなプレイができずストレスを感じます。

反応がおくれて勝敗に影響がでる

2つ目は、反応がおくれて勝敗に影響がでることです。

たとえばFPSゲームにおいて、後ろから敵に撃たれて、すぐに振り向いて応戦したい場合。

先ほど紹介したように、視点を大きく変えようとするとカクつきやすいため、振り向いた先の敵に照準を合わせることが難しくなります。

すると敵をうまく狙えないまま、先にやられてしまうなんてことも。

つまり、瞬時の判断が求められるときに正確な操作ができなくなるんです。

フレームレートが低いことの最大のデメリットがこれなんですよね。

フレームレートが高くなると、こういった「カクつき」や「ラグ」などが解消されますし、ターゲットを素早く認知して攻撃することも可能です。

多くのプロゲーマーが240fpsなどの高いフレームレートでFPSゲームをプレイしているのは、こういった理由からなんですね。

フレームレートを意識するのは、ゲームをプレイする上でとても重要なんです!

フレームレートを上げるには?

フレームレートを上げるには?

でもフレームレートって、そんな簡単に上げられるものなの?

大きく分けて、2つの方法があるんだよね!

ゲーム機のスペックが大きく影響するのは間違いないんですが、それ以外にもフレームレートを上げる方法はあります。

必ずしもお金をかけてスペックを上げれば良いというわけではないので、その辺りを分かりやすく解説していきますね。

スペックの高いゲーム機・パソコンにする

もっともシンプルで最大の効果を生み出すのが、スペックの高いゲーム機・パソコンにすること。

フレームレートは基本的にゲーム機の処理能力で決まるので、スペックの高いものに買い替えることで大きく改善できます。

一例としてフォートナイトをプレイする場合の、各ゲーム機でのフレームレートを表にまとめてみますね。

ゲーム機 フレームレート
任天堂スイッチ 30fps
PS4 60fps
ゲーミングPC ~240fps(PCのスペック次第)

こちらの通り、スイッチだとスペックが低いのでフレームレートも低くなってしまいます。

そのためスイッチでゲームをしていてカクつきが気になる方は、PS4やゲーミングPCにすることで、より快適にプレイできるようになります。

スペックの高いゲーミングPCに変えるのが最も効果的ですね!

高いフレームレートで滑らかな映像を体感するには、モニターのスペックも必要です。

そのあたりはこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてぜひご覧ください!

画質の設定を下げる

とはいってもゲーミングPCは高価ですし、ゲーム機の買い替えなんてそう簡単にはできませんよね。

そんな方に試していただきたいのが、画質の設定を下げること。

ゲームの画質を下げて映像を軽くすることで、フレームレートを上げることができるんです。

画質を悪くしたら、プレイに悪影響が出るんじゃないの?

実は画質はゲームプレイにあまり影響しないんだよね。

画質というのは、映像がどれだけ綺麗に見えるか。

それに対してフレームレートは、どれだけ滑らかに動くかです。

たとえばゲーム画面で、木々や湖、建物などがものすごくキレイに描写されているのをイメージしてみてください。

正直、キレイだな~とは思っても、プレーに大きな影響はありませんよね。

一方でゲーム映像が重たくなり、カクカクしてしまうと、フレームレートが低いとどうなる?で紹介したような困りごとが出てきてしまいます。

MEMO
実際にプロゲーマーも画質の設定を落として軽くし、できる限り「カクつき」がないようにしています。

ただゲームの種類によっては画質の調整ができないものもありますので、ぜひ一度確認してみてください。

ゲームを楽しみたいだけなら良いんですが、勝敗を重視するなら画質を下げましょう!

フレームレートの重要性まとめ

本記事は「【図解&動画あり】ゲームにおけるフレームレートの重要性を徹底解説!」について書きました。

ゲームをするうえで非常に重要な要素になるので「カクつき」や「ラグ」が気になるようでしたらぜひ見直してみてくださいね。

こちらの記事でフレームレートを意識したおすすめのゲーミングPCや選び方を紹介していますのでぜひご覧ください!

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