レースシミュレーションゲームで、車好きの間で人気のAssetto Corsa(アセットコルサ)。
YouTubeでも人気なコンテンツなので「家でもハンドルを握っていたい!」「リアル志向のレースゲームがしたい!」と思った人も多いのでは。
そこで本記事では、アセットコルサのプレイ方法別におすすめのPCをわかりやすく解説します。
PCにくわしくなくても大丈夫!
目次(気になる項目をクリック)
アセットコルサに必要なスペック
アセットコルサを快適プレイするためのおすすめスペックを用途別に解説します。
フルHD 60fpsに必要なスペック
通常のPCモニターでプレイしたい人は、以下のスペックが必要です。
CPU | Core i5もしくはRyzen 5 |
メモリ | 16GB |
グラボ | GTX 1660 SUPER |
ストレージ | 30GB以上の空き容量 |
CPU・グラボともにミドルスペックが求められますが、最新でなくても快適に動かすことができます。
旧モデルでも十分なので、コスパ重視の人は型落ちのPCを狙うのもおすすめです。
VRモードに必要なスペック
「Meta QuestやPICOを使ってVRでプレイしたい!」という場合は、ハイスペックPCが必要になります。
これは、360度の映像を常に処理するためです。
高いグラフィック性能を持ち、他のVRゲームでも推奨スペックになることが多いRTX 3070がおすすめ。
CPU | Core i7もしくはRyzen 7 |
メモリ | 16GB |
グラボ | RTX 3070 |
ストレージ | 30GB以上の空き |
高画質MOD導入に必要なスペック
アセットコルサには、映像をさらに美しくするMOD(非公式拡張)があります。
天候をリアルにシュミレーションしたり、照明や煙を追加することでさらに没入感が上がります。
MODはグラフィックをさらに増強するため、グラフィック性能だけでなく、追加のストレージ容量が必要です。
CPU | Core i7もしくはRyzen 7 |
メモリ | 16GB |
グラボ | RTX 3070 |
ストレージ | 100GB以上の空き |
VRと高画質MODを組み合わせるならRTX 3080もおすすめ!
アセットコルサにおすすめのゲーミングPC4選
この項目では、アセットコルサにおすすめのゲーミングPCを4つ紹介します。
PC名 | 特徴 | CPU | メモリ | グラボ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
G-Tune HM-B-WA | フルHDモニターで遊べる標準スペック | Core i5-12400F | 16GB | GeForce RTX 3060 | 500GB SSD | 154,800円 |
G-Tune HN-Z | VRモードで車に乗るように遊ぶ | Core i7-12700KF | 16GB | GeForce RTX 3070 | 500GB SSD | 294,800円 |
GALLERIA XA7C-R48 | 高画質MODに最適なハイスペック | Core i7-13700F | 16GB | GeForce RTX 4080 | 1TB SSD | 369,980円 |
Dell G15 Special Edition | ノートPCでどこでもプレイ | Core i9-12900H | 16GB | RTX 3070 Ti | 1TB SSD | 243,381円 |
フルHDモニターで遊べる標準スペック | G-Tune HM-B-WA
CPU | Core i5-12400F |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 3060 |
ストレージ | 500GB SSD |
価格 | 154,800円 |
- コスパよくアセットコルサを始めたい人向け
- フルHDモニターに最適なミドルスペック
- ミニタワーだからコンパクトと拡張性を両立
PCは安くすませて、ハンコンやVRに投資したい人におすすめなのが「G-Tune HM-B-WA」です。
RTX 3060はグラフィック性能が高く、車やレース場などのテクスチャデータが多いアセットコルサと相性抜群。
低価格ながら水冷クーラーを採用し、CPUの性能を引き出せる設計です。
この価格帯ではコスパ最強のPC!
ケースはミニタワーと呼ばれる中サイズで、コンパクトながらパーツの追加もできる余裕があります。
VRモードで車に乗るように遊ぶ | G-Tune HN-Z
CPU | Core i7-12700KF |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 3070 |
ストレージ | 500GB SSD |
価格 | 294,800円 |
- VRで遊ぶなら必須のRTX 3070を採用
- HDMI端子がフロントパネルについているからVRの抜き差しが楽
- SSDに加えて2TB HDDも搭載しているのでVR視点の録画もたくさんできる
アセットコルサをVRで思う存分楽しみたい人におすすめの機種が「G-Tune HN-Z」。
フロントパネルにHDMI端子がついているので、VRの抜き差しがしやすい親切設計です。
ほかのメーカーにはない工夫だね!
グラボには、VRにも余裕で対応できるRTX 3070を搭載しています。
CPUのCore i7-12700KFは、高性能コアと省電力コアで分業する設計です。
ブラウザ使用時は省電力、ゲーム時は高性能のように自動で振り分けるので、電気代問題も安心。
高画質MODに最適なハイスペック | GALLERIA XA7C-R48
CPU | Core i7-13700F |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 4080 |
ストレージ | 1TB SSD |
価格 | 369,980円 |
- スペックに妥協したくない人向け
- 高画質MODも余裕のRTX 4080搭載
- 4Kモニター + 高画質MODがサクサク動くハイスペックタイプ
「GALLERIA XA7C-R48」は、高画質MODに最適な高性能モデルです。
4KやVRで高画質MODを入れてプレイするなら、超ハイエンドグラボ「RTX 4080」を搭載したPCを選びましょう。
テクスチャを読み込むVRAMが16GBも搭載され、スペック不足になることはまずありません。
RTX 4080は車で例えるとフェラーリ!
グラボは動画編集時にも活用できるので、リプレイを撮影して動画編集するときも快適に使えます。
性能だけでなくデザインもすぐれ、本体正面にUSBポートが搭載されているので、ハンドルコントローラーを楽につなげます。
4Kと高画質MODを組み合わせたら実写並みの映像が楽しめる!
ノートPCでどこでもプレイ | Dell G15 Special Edition
CPU | Core i9-12900H |
メモリ | 16GB |
グラボ | RTX 3070 Ti |
ストレージ | 1TB SSD |
価格 | 243,381円 |
- PCを省スペースに収めたい人におすすめ
- デスクトップ並の性能をもつCPU・グラボを搭載
- 滑らかで高精細な映像が体感できる240Hz高解像度モニター
「場所を選ばずに遊びたい!」という人におすすめなのが「Dell G15 Special Edition」です。
ノートPCなので持ち運びができるのはもちろん、デスクトップは大きくて置く場所に困る人にも最適。
ゲーム以外にも勉強や仕事に活用しやすいのがいいね!
ハイスペックなので発熱はありますが、背面に巨大な排気口があるので安心です。
ディスプレイは2,560 × 1,440ピクセルの高解像度タイプなので、ゲーミングモニター不要なのがうれしいポイント。
HDMI端子があるので、ノートのモニターで満足できなくなったらVRや4Kモニターを追加することも可能です。
アセットコルサを快適プレイするために必要なもの
ゲーミングPC以外に、アセットコルサを快適に遊ぶためのおすすめアイテムを3つ紹介します。
ハンドルコントローラー
せっかくゲームで運転するなら、コントローラーよりもハンドルがいいですよね。
ゲームでハンドルを使うにはハンドルコントローラー(ハンコン)が必要になります。
そこで初めてのハンコンにおすすめなのが、Logicool G923です。
クランプタイプなので簡単に設置できるほか、専用ソフトのG HUBでハンドル動作をすぐにカスタマイズできます。
ハンドル・ペダルともに本物の車のような重厚感があり、アセットコルサをより楽しむことができます。
VRセット
モニター1枚だと、どうしても部屋の風景が目に入ってしまいますよね。
ゲーム内にもっと入り込んで遊びたい人におすすめなのがVRです。
VRなら360度ゲーム内に入り込むことができるので、本物の車を運転するかのように遊べます。
PICO 4は5万円以下の低価格ながら、本格的なスペックなので「画面っぽさ」を感じることなく、リアルなレース体験ができます。
4K 90Hzディスプレイだから酔いづらい!
曲面モニター
「VRは使う機会が限られそう」「VRは酔いやすい」という人におすすめなのが曲面モニターです。
人間の視界に合わせて画面がカーブしているので、モニター1枚でも没入感が得やすくなっています。
高解像度なウルトラワイドタイプの「LG UltraGear 34WP60C-B」なら、ゲームだけでなくPC作業も快適に行えます。
海外デスクでよく見るワイドモニター、かっこいいな~!
HDRにも対応し、普通のモニターよりも明るく鮮明な映像が楽しめます。
アセットコルサについてよくある質問
この項目では、アセットコルサについてよくある質問に回答します。
アセットコルサに必要な容量は?
アセットコルサの必要容量は30GBです。
ただ、MODやプレイ映像の録画なども考えると、500GB以上のSSDがあると安心です。
プレイ映像の録画データはとくに大容量になり、撮りためているうちにどんどん容量が増えてしまいます。
SSDの容量が心配な人は、パソコン購入時のカスタマイズでHDDを追加しておくとよいでしょう。
どこで購入するのがいい?
アセットコルサは、Steamで購入するのがおすすめです。
DLCやMODの追加がしやすいほか、セール時には格安で購入可能なのがうれしいポイントです。
エディションはいくつかありますが、すべてのDLCが入ったUltimate Editionがおすすめ。
Steamはシーズンごとにセールがあるよ!
VRのリフレッシュレートはどれくらい必要?
アセットコルサは激しく視界が変わるので、リフレッシュレートは90Hz以上あるとよいです。
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が切り替わる頻度のこと。
VRのリフレッシュレートは高いほうが画面酔いしづらくなります。
車は酔わなくてもVRで酔うこと、けっこうあるみたい……
注意点として、VR側のリフレッシュレートが90Hzでも、PCのスペックが追いついていなくて60fpsしか出ていない場合もあるので、スペックには余裕を持ちましょう。
マルチプレイのやりかたは?
アセットコルサでマルチプレイするには、サーバーを立てる必要があります。
自分のPCに作成もできますが、設定が楽で自分のPCに負荷がかからないレンタルサーバーがおすすめです。
電気代や設定の時間を考えると、レンタルのほうが楽でお得に使えます。
アセットコルサでのマルチサーバーの立て方は、こちらの記事でくわしく解説しています。
アセットコルサ推奨スペックとおすすめのゲーミングPC まとめ
本記事では、以下の4つのポイントでアセットコルサに必要なスペックやおすすめPCについて解説しました。
シミュレーションの質が高く、高画質な映像が楽しめるので、車好きの人はぜひゲーミングPCで遊んでみてください。
当サイトでは、ほかにもおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせてチェックしてください。