【2023年】モバイルバッテリーのおすすめを徹底比較【PD・大容量・Qi対応・薄型】

モバイルバッテリーのおすすめ 最終更新日 2023年3月8日

ガジェットの中でもモバイルバッテリー大好きマクリン( @Maku_ring)です。
 

マクリン

今年もたくさんのモバイルバッテリーを買っちゃった!
 
おかげで家がモバイルバッテリーまみれなんですけど……。

ヨメ

 

マクリン

……ですよね。
 
歩くモバイルバッテリーと呼ばれるワタクシでも「これは買うべきじゃなかったな……」という失敗をたくさん経験してきました。

数々の失敗を経て、いまも使い続けているモバイルバッテリーは、本当の意味でおすすめできるものです。

そんなわけで本記事は「【2023年】モバイルバッテリーのおすすめを徹底比較【PD・大容量・Qi対応・薄型】」について書きました。

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マクリン

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マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

モバイルバッテリーとはそもそも何?

モバイルバッテリーとはそもそも何?

ヨメ

ねえねえ、モバイルバッテリーって充電器とはちがうの?
 
そこら辺ごっちゃにしてる人が多いから説明するね!

マクリン

 
モバイルバッテリーとは「充電式電池(二次電池)を内蔵し、USB端子から充電できる、携帯性を有するバッテリー」のことをいいます。

充電式電池を内蔵していることが、モバイルバッテリーを定義づけするものであり、内蔵していない「USB充電器」との違いでもあります。

USB充電器は一般的にコンセントを備えていますが、モバイルバッテリーの中にはコンセントを搭載し、充電器として使えるものもあります。

モバイルバッテリーは、二次電池の容量でバッテリー容量、周辺パーツ合わせた大きさでサイズが決まり、USB端子の種類で汎用性が決まります。

メーカーもANKERRAVPowerAUKEYcheeroなど、実にたくさんの種類が存在しますので、次章で説明する「モバイルバッテリーの選び方」を参考にしぼってみてください。

モバイルバッテリーの選び方

ひとえにモバイルバッテリーといっても、各社いろいろな特徴があります。
 

マクリン

どんなポイントでモバイルバッテリーを選んでいるか並べたところ、6つのポイントがありましたよ!
 
え〜、6つもあるの? 多すぎ!

ヨメ

 
それではモバイルバッテリーを選ぶ上で大事な6つのポイントを挙げていきます。

 

1. 通常タイプとハイブリッドタイプのいずれにするか

モバイルバッテリーは大きく2つのタイプに分かれています。

モバイルバッテリーのタイプ

  • モバイルバッテリーのみの「通常タイプ
  • モバイルバッテリーでもUSB充電器でも使える、ACプラグ付きの「ハイブリッドタイプ

 

マクリン
いずれを選ぶかは「USB充電器をふだんから持ち歩くか」と「パソコンも充電する機会があるか」で決めましょう!
 
旅行や出張が多く、たびたびUSB充電器を使う機会のある人は、ハイブリッドタイプにすることでUSB充電器が要らなくなるメリットがあります。

しかしハイブリッドタイプは、ノートPCを充電するのに適したバッテリー容量・充電規格の製品が現状ありません。

つまり、ノートPCの充電まで想定している人は、通常タイプを選ぶ必要があるのです。

ポイント
  • モバイルバッテリーには、通常タイプとハイブリッドタイプがある
  • USB充電器を持ち歩く人はハイブリッドタイプ、PC充電まで想定している人は通常タイプを選ぼう
 

2. 重さとバッテリー容量のいずれを優先するのか

買うべきモデルをしぼる上で大事なのは、自分が携帯性(重さ)とバッテリー容量のどちらを優先するかということ。
 

マクリン

持ち運びやすさ』なのか『とにかく大容量』か、ということですね。
 
え〜、軽くてバッテリー容量がたくさんあるのがいい。

ヨメ

 

マクリン

いやいや、気持ちは分かるけど、そんなんムリ!
 
なぜ無理なのか? それはバッテリー容量が重さに依存するからです。

バッテリーのほとんどはリチウムイオン電池

電池をたくさん積むほど容量が大きくなり、多くの回数を充電できるようになります。
 

マクリン
バッテリー容量の大きいほうが重いといっても、最近はパーツを少なくして薄型化することで、軽量化を図っているモデルもありますよ。
 
また基本的に、通常タイプよりもハイブリッドタイプの方が重め

これはUSB充電器の機能をプラスしなければならない分、どうしても内部のパーツ数が増えるためです。

スマホの重さは、例えばiPhoneが約150〜200g。この重さを基準に、重い・軽いで考えるといいでしょう。

ポイント
  • モバイルバッテリーは携帯性(重さ)とバッテリー容量のいずれかを優先しよう
  • モバイルバッテリーの重さはスマホの150〜200gを基準に考えよう

3. バッテリー容量(mAh)の考え方

バッテリー容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位で表されます。

これは電流(mA)と時間(h)の掛け算で、そのまま表現すると「1時間で流せる電流量」のことです。

平たく書くと「バッテリーに蓄えられる電気量」。

例えば2,000mAhのバッテリーは「1時間で2,000mAの電流を流せるだけの電気量をもっている」が、1時間あたりの消費電流が500mAである場合「4時間 = 2,000mAh ÷ 500mA」使えることになります。

同じく2,000mAhのバッテリーは、1,000mAhの容量があるスマホを「2回 = 2,000mAh ÷ 1,000mAh」充電できるのです。
 

ヨメ

なるほど〜。モバイルバッテリーの容量をスマホのバッテリー容量で割ったら、何回充電できるか分かるのね。でも、スマホの容量なんて分かんない。
 
……ですよね。

マクリン

 
これまたiPhoneを例にあげると2,000〜2,800mAh、iPadは約10,000mAhです。

それから僕の愛用しているMacBook Proは約22,000mAh。

スマホやタブレットの充電が中心になる場合は5,000mあるいは10,000mAhクラスのモバイルバッテリー、ノートPCまで視野に入れるならば20,000mAhクラスから選ぶことをおすすめします。

ポイント
  • スマホ・タブレットは5,000・10,000mAhクラスのモバイルバッテリー、ノートPCは20,000mAhクラスから選ぼう
 

4. ケーブル内蔵であるか

モバイルバッテリーにともなう付属品で絶対に必要なのが充電ケーブル

場合によっては複数本のケーブルを持ち歩く必要があります。
 

ヨメ

いちいちケーブル持ち歩くの面倒くさいよね。
 
そんなときおすすめなのは、モバイルバッテリーにケーブルが付いたケーブル内蔵モデル

マクリン

ポイント
  • ケーブルを別に持ち歩きたくない人はケーブル内蔵モデルを選ぼう

5. ワイヤレス給電規格のQi(チー)を搭載しているか

置くだけで充電できる、ワイヤレス給電規格「Qi」対応のQi搭載モバイルバッテリー

iPhone 14シリーズをはじめ、多くのスマホがワイヤレス充電をサポートしています。

対応機種を使っているならば、迷わずQi搭載モデルを選びたいところ。
 

マクリン
ワイヤレスで充電できるのはありがたいですね!
ポイント
  • Qi対応スマホを使用しているならば、Qi搭載モデルのモバイルバッテリーを選ぼう
 

6. PD(Power Delivery)対応であるか

ノートPCへも充電できる、20,000mAhクラスの超大容量タイプのモバイルバッテリーも数多く出揃ってきました。
 

マクリン
その中で重要なのは、次世代の給電規格「Power Delivery(PD)」に対応しているものを選ぶことです。
 
モバイルバッテリー自体の容量が大きく、またノートPCの容量も大きいです。

通常規格のモバイルバッテリーでは、バッテリー自体の満充電に時間を要し、ノートPCへの充電にも時間を要してしまいます。

モバイルバッテリーがPD対応していると、いずれの時間も通常規格の半分以下に抑えることができるのです。

つまり、ノートPCまで充電する場合は、PD対応モデルを選びましょう。
 

マクリン
20,000mAhクラスのバッテリーでもPD対応していないモデルもあるので注意しましょう…!
ポイント
  • ノートPCへの充電を想定している場合、PD対応の20,000mAhクラスモバイルバッテリーを選ぼう
Quick Charge(QC)規格
スマホ・タブレットを高速で充電できる規格「Quick Charge(QC)」というものがあります。スマホ・タブレット自体がQuick Chargeに対応している必要があり、Apple製品はQC対応品ではないため、ここでは割愛します。
 
以上6点がモバイルバッテリーを選ぶ上で大事なポイントです。

次章ではデバイス・メーカー別5,000mAh10,00020,000mAhの3つに分けて、おすすめ商品をひたすら紹介していきます。

マクリン
信頼できるメーカー・スペックのものだけ挙げていますよ!

デバイス・メーカー別におすすめのモバイルバッテリー

デバイス・メーカー別におすすめのモバイルバッテリーをそれぞれ紹介します。

デバイス・メーカー別のモバイルバッテリー

iPhone・Androidスマホにおすすめのモバイルバッテリー

iPhoneやAndroidスマホ向けのモバイルバッテリーを選ぶなら、重ね持ち需要も高いので、やはり軽量・スリムであることは欠かせません。

iPhone 13 Proの充電ポートはLightning

それからiPhoneの高速充電(30分で50%充電)もカバーする20W出力であったり、AndroidスマホならUSB-Cケーブル内蔵タイプが欲しいところ。

こちらの記事では、上記の特徴をもつiPhone・Androidスマホ向けのモバイルバッテリーを特集しています。

 

ワイヤレス充電対応でおすすめのモバイルバッテリー

近年需要が高まっているのが、MagSafe対応iPhoneやQi対応Androidスマホにくっつけるだけで充電できる、ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーです。

有線接続の充電にくらべ、充電速度自体はどうしても劣るもの、ピタッと貼り付けるだけで充電できるのは、それ以上にメリットが大きいです。

こちらの記事では、ワイヤレス充電に対応するモバイルバッテリーを特集しています。

ANKERでおすすめのモバイルバッテリー

数あるモバイルバッテリーメーカーの中でもっともおすすめなのが、ANKER(アンカー)です。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの表面はストライプメッシュ加工

たしかな品質と性能でAmazon内でもトップクラスに売れ続け、同社製であればどれを選んでもハズレがないと断言できるほど信頼は厚いです。

その種類も、安いモデルからパワフルで高級感あふれる超大容量モデルまでバリエーション豊か。

こちらの記事では、ANKERのモバイルバッテリーでもおすすめのモデルを紹介しています。

5,000mAhでおすすめのモバイルバッテリー

ひとえにモバイルバッテリーといっても、バッテリー容量・USBポート数/種類と、さまざまなモデルがあります。

バッテリー容量は「充電するデバイスが何なのか」によって、どのモデルを選ぶか分かれてきます。

バッテリー容量

  • 5,000mAh スマホ・イヤホン・スマートウォッチ
  • 10,000mAh スマホ・タブレット
  • 20,000mAh スマホ・タブレット・ノートPC

サイズ・重量は基本的にバッテリー容量と依存するため、携帯性を重視するほど、バッテリー容量の小さいものを選ぶ必要があります。

軽量性をとにかく優先するなら、5,000mAhのモバイルバッテリーが最適です。

充電デバイスがスマホやイヤホンのみであれば、このクラスのモデルを選ぶことをおすすめします。

製品名 バッテリー容量 ポート 重量 タイプ PD対応 Qi対応 ケーブル内蔵
Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)
5,200mAh USB-C(12W入出力)
USB-A(12W出力)
※ポート合計12W出力
約129g 通常タイプ
Anker 622 Magnetic Battery(MagGo)
5,000mAh USB-C(12W入出力)
Qiワイヤレス(5W / 7.5W出力)
約144g ワイヤレス充電タイプ
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)
5,000mAh PD対応USB-C x 2(45W出力)
※ポート合計18W出力(モバイルバッテリー使用時)
※ポート合計45W出力(充電器使用時)
約200g ハイブリッドタイプ
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
5,000mAh PD対応USB-C(20W出力) 約168g ハイブリッドタイプ

 

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)」は、iPhone x 約1回分の充電に対応する、5,200mAhのモバイルバッテリーです。

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)は5,200mAhのモバイルバッテリー
 
約96 × 45 × 23 mmのハンディサイズで、同社の5,000mAhクラス「511 Power Bank」や「633 Magnetic Battery」と比較しても、ひときわ小さいサイズにおさまっています。

Anker 321 Power Bankのサイズは約96 × 45 × 23 mm
Anker 321 Power BankとAnker 511 Power BankとAnker 633 Magnetic Batteryでサイズ比較

(上)511 Power Bank /(下)633 Magnetic Battery

 
重量は約129gで、同社の5,000mAhの中でも最軽量クラスです。

Anker 321 Power Bankの重量

Anker 321 Power Bank

633 Magnetic Battery

511 Power Bank

 
USB-Cは最大12Wの入出力に対応し、本体充電ならびにスマホの急速充電に対応しています。

Anker 321 Power Bankは最大12Wの本体充電対応

9.8W入力


Anker 321 Power Bankは最大12W出力に対応

iPhone 13(10.8W)

注意
パススルー充電には対応していません。
 
USB-A側も最大12W出力まで対応しています。


Galaxy S21(8.0W)

 
2ポート接続時は合計最大12Wに制限されるものの、iPhone + AirPodsといったように、スマホとイヤホンの同時充電に適しています。


iPhone / AirPods Pro(8.6W / 1.7W)

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)は「ベーシックな5,000mAhのモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

Anker 321 Power Bankレビューはこちら

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)をレビュー!コンパクトでプレーンな5,000mAhのモバイルバッテリー  

Anker 622 Magnetic Battery(MagGo)

MagSafe対応モバイルバッテリー「Anker 622 Magnetic Battery」です。

Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)は5,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリー
 
表面には、iPhone / Qi対応スマホ / ワイヤレスイヤホンの充電に対応するマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。

Anker 622 Magnetic Batteryは最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載
 
カラーはブラックふくめ、グリーン・ブルー・パープル・ホワイトの5色があり、無骨なモバイルバッテリーらしからぬ淡い色合いに仕上がっています。





 
サイズは約105 x 66 x 13 mmのハンディサイズ、重量は約144gとご飯1杯分くらいの軽さです。


Anker 622 Magnetic Batteryの重量は約144g
 
サイズ感はProだと横にすこし余るくらい、miniだと若干はみ出るので注意ください。

iPhone 13 Pro

iPhone 12 mini

 
充電パッドにMagSafe対応iPhoneをもっていくと、磁力でパチッとくっ付き、充電が開始します。


 
ケース越しであってもMOFT MagSafe対応ケースのようなマグネット搭載ケースなら、問題なくワイヤレス充電できます。

Anker 622 Magnetic Batteryでワイヤレス充電している様子
 
約900gの荷重に耐える強力マグネット搭載で、バッテリーで本体を持ち上げても外れる心配はありません。


 
ただし、ワイヤレス出力は最大7.5Wであり、高速ワイヤレス充電(15W)の半分の出力なので、カラからフル充電まで3時間以上かかります。

Anker 622 Magnetic Batteryのワイヤレス出力は最大7.5W
 
iPhoneだけでなく、Qi対応ワイヤレスイヤホンの充電にも使えます。

Anker 622 Magnetic Batteryはワイヤレスイヤホンの充電可能
 
背面には折りたたみ式のスタンドをそなえています。

Anker 622 Magnetic Batteryは折りたたみ式スタンド搭載
 
角度調整はできないものの、画面を視認しやすい60度の傾斜となっています。


 
マグネットが強いので縦置き・横置きのいずれでも使えます。



 
最大12W出力できるUSB-Cポートもそなえ、iPhone 13シリーズの高速充電(20W必要)には足りないものの、スマホの急速充電は可能です。

Anker 622 Magnetic Batteryは最大12W出力に対応
 
ワイヤレス + USB-Cの同時充電は非対応ですが、本体充電とワイヤレス充電が両立できるパススルー充電に対応し、充電器代わりにも使えます。

Anker 622 Magnetic Batteryはパススルー充電対応

Anker 622 Magnetic Batteryは「iPhoneが充電できる、スタンド搭載のワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。

Anker 622 Magnetic Batteryレビューはこちら
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)をレビュー!iPhoneがワイヤレス充電できるスタンド搭載モバイルバッテリー

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)

これ1台でUSB急速充電器とモバイルバッテリーの2役をこなす「Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)」です。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)は5,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリー

マクリン
コレがあれば、モバイルバッテリーと急速充電器を別々に持つ必要がなくなりますよ!

カラーはグリーン以外に、個性を出したい人にぴったりのブルーパープル、ベーシックなブラックホワイトの全5色。

ブルーのAnker 521 Power Bank
パープルのAnker 521 Power Bank
ブラックのAnker 521 Power Bank
ホワイトのAnker 521 Power Bank
  
モバイルバッテリーでありつつ、背面には充電器としても使えるコンセントプラグが付いています。

Anker 521 Power Bankは背面にコンセントプラグ搭載
 
バッテリー本体の充電はコンセントからとUSB-Cからの2種類に対応しています。

Anker 521 Power Bankの本体充電はコンセントから可能

9.1W入力を確認

注意
USB-Cでの本体充電時はパススルー非対応のため、バッテリー本体の充電が優先されます。ACコンセント充電時はパススルーに対応しています。
  
サイズは約71 × 60 × 31 mmで、同クラスのAnker PowerCore III Fusion 5000と比べても約20%の小型化を実現しています。


Anker 521 Power BankとAnker PowerCore III Fusion 5000のサイズ比較
 
重量は約204gとやや重め。

Anker 521 Power Bankの重量は約204g
 
コンセントに挿して充電器で使うと単ポート最大45W出力まで対応し、MacBook Airも急速充電できます。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)はMacBook Airが急速充電可能

MacBook Air(43.0W)

 
モバイルバッテリー使用なら最大20W出力に対応し、iPhone 14 Proなどのスマホやタブレットの急速充電が可能です。


iPhone 14 Pro(14.4W)

 
充電器使用なら2ポート合計最大45Wで、MacBook Airとスマホの同時急速充電も可能です。


MacBook Air / Galaxy S21(28.0W / 14.6W)

マクリン
2ポート充電器としても汎用性抜群!

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)は「MacBook Airまで急速充電できる、充電器と一台二役のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

 

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)」は、5,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)は5,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリー
 
上面にはめずらしいストラップも搭載し、携帯性にすぐれています。

Anker 511 Power Bankはストラップ搭載
 
背面には充電器として使えるコンセントプラグを搭載しています。

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)はコンセントプラグ搭載
 
最大20W出力のPD対応USB-Cを搭載し、iPhone 12/13シリーズの高速充電(30分で50%充電)に対応しています。


iPhone 13(19.1W)

 
本機はパススルー充電に対応し、コンセントを挿して本体充電しながらのデバイス充電が可能です。

iPhone 13(11.5W)

パススルー充電時は最大15W出力に制限されるようで、モバイルバッテリー使用時にくらべて出力が抑えられます。

USBポートの位置とポート数が少ない点は気になるものの、5,000mAhクラスの同タイプではすぐれたモデルです。

10,000mAhでおすすめの大容量モバイルバッテリー

重さはややあるものの、タブレットやスマホを複数回充電するなら、10,000mAhのモバイルバッテリーが適しています。

近ごろは、ノートPCまで充電できるPD対応モデルも増えています。

僕がふだん使うのは、このクラスであることが多いです。

製品名 バッテリー容量 ポート 重量 タイプ PD対応 Qi対応 ケーブル内蔵
CIO SMARTCOBY DUO 20W
10,000mAh PD対応USB-C x 2(18W入力20W出力)
※ポート合計40W出力
約185g 通常タイプ
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W
10,000mAh PPS対応USB-C(18W入力25W出力)
USB-A(18W出力)
※ポート合計15W出力
約194g 通常タイプ
CIO SMARTCOBY Pro
10,000mAh PD対応USB-C(20W入力30W出力)
QC4.0対応USB-A(30W出力)
※ポート合計30W出力
約183g 通常タイプ
CIO SMARTCOBY Pro CABLE
10,000mAh PD対応USB-C x 2(35W出力)
※ポート合計15W出力
約196g ハイブリッドタイプ
Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)
10,000mAh PD対応USB-C(20W入出力)
USB-A(18W出力)
Qiワイヤレス(7.5W出力)
※ポート合計18W出力
約219g ワイヤレス充電タイプ
CIO SMARTCOBY Pro PLUG
10,000mAh PD対応USB-C(30W出力)
USB-A(22.5W出力)
※ポート合計42W出力
約265g ハイブリッドタイプ
Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)
10,000mAh PD対応USB-C x 2(65W出力)
USB-A(22.5W出力)
※ポート合計15W出力(モバイルバッテリー使用時)
※ポート合計65W出力(充電器使用時)
約320g ハイブリッドタイプ
MATECH GanCell 10000 60W
9,600mAh PD対応USB-C x 2(60W出力)
※ポート合計40W出力(モバイルバッテリー使用時)
※ポート合計60W出力(充電器使用時)
約290g ハイブリッドタイプ
 

CIO SMARTCOBY DUO 20W

CIO SMARTCOBY DUO 20W」は、10,000mAhの小型モバイルバッテリーです。

CIO SMARTCOBY DUO 20Wは10,000mAhの大容量モバイルバッテリー
 
表面は、しっとりした手触りの良い加工が施され、手なじみの良い質感をもっています。


 
サイズは約98 × 50 × 25 mmであり、10,000mAhクラスのなかでもひときわコンパクトに仕上がっています。

CIO SMARTCOBY DUO 20Wのサイズは約98 × 50 × 25 mm
 
なんなら現時点での世界最小サイズです。


 
重量も約185gと同クラスの最軽量級となっています。

CIO SMARTCOBY DUO 20Wの重量は約185g
 
USB-Cはいずれも最大18W入力に対応し、約2.2時間でフル充電可能です。

CIO SMARTCOBY DUO 20Wは最大18W入力に対応

18.0W入力

 
パススルー充電にも対応し、一方のUSB-Cで本体を充電しながらもう一方のUSB-Cでデバイス充電といったこともできます。

CIO SMARTCOBY DUO 20Wはパススルー充電対応

17.9W入力 / 14.5W出力

 
USB-C1・C2ともに単ポートなら最大20W出力に対応し、iPhone・Android端末ともに急速充電可能(iPhoneは高速充電)です。



iPhone(14.6W)

 
2ポート合計でも最大40Wとワット数が制限されないため、スマホ x 2台、スマホ + タブレットといった組み合わせでも急速充電できるので重宝します。


iPhone / iPad(12.8W / 19.2W)

 
CIO SMARTCOBY DUO 20Wは「スマホ・タブレットを2台同時急速充電したい人」におすすめです。

SMARTCOBY DUO 20Wレビューはこちら

CIO SMARTCOBY DUO 20Wをレビュー!2つのUSB-Cポートを搭載する10,000mAhクラスのモバイルバッテリー  

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W

PowerCore 10000 PD Redux 25W」は、数少ないPPSに対応するモバイルバッテリーです。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25WはPPSに対応する10,000mAhのモバイルバッテリー
 
表面にはストライプメッシュが施され、傷の目立ちにくいデザインとなっています。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの表面はストライプメッシュ加工
 
出力はベースモデルのPowerCore 10000 PD Reduxから大幅アップしたものの、サイズは変わらず、名刺ケース以下のコンパクトサイズにおさまっています。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wのサイズは約107 x 52 x 27 mm
 
重量も約193gと、前機種と同じく軽量設計です。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの重量は約193g
 
最大25出力のPPS対応USB-Cと最大18W出力のUSB-Aを搭載しています。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25WはUSB-CとUSB-A搭載
 
USB-Cはバッテリー本体の充電にも対応し、最大18W以上のPD対応充電器と組み合わせれば、約3.5時間でフル充電可能です。

PowerCore 10000 PD Redux 25WのUSB-Cは最大18W入力に対応

17.4W入力を確認

 
PPS出力は「3.3-6V / 3A」と「3.3-11V / 2.78A」であり、対応スマホの25W充電に対応しています。

Galaxy S21などのPPS対応スマホに充電すると「超急速充電」と表示し、PPSをサポートしていることが分かります。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25WはPPSに対応しGalaxy S21も超急速充電可能
 
その出力は20Wを超え、約75分でのフル充電が可能です。

21.2W(Galaxy S21)

 
iPhone 12シリーズのようなPPS非対応スマホであっても最大20Wの高速充電に対応し、約30分の充電で50%に到達します。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25WはiPhone 12も高速充電可能

17.0W(iPhone 12 mini)

 
USB-A側は最大18W出力に対応しているものの、PPS対応でないため、Galaxy S21を充電しても「急速充電」の表示にとどまります。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25WはGalaxy S21だと急速充電表示

9.0W(Galaxy S21)

 
2ポート接続時は最大15Wに制限されるものの、スマホの2台同時充電が可能です。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wは最大15Wで2台同時充電可能

7.8W(Galaxy)/ 7.8W(iPhone)

ただし、各機器へのワット数は7.5W程度にとどまるため、充電速度はそれほど速くないので、その点は注意が必要。

PowerCore 10000 PD Redux 25Wは「PPS対応スマホをフルスピード充電できるモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。

Anker初のPPS対応ながらiPhoneの高速充電もサポートし、低電流モードもそなえるなど、機能性高し。

PowerCore 10000 PD Redux 25Wレビューはこちら

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wをレビュー!同社初のPPS対応2ポートモバイルバッテリー

CIO SMARTCOBY Pro

CIO SMARTCOBY Pro」は、最大30WまでのUSB PD規格に対応する10,000mAhのモバイルバッテリーです。

CIO SMARTCOBY Proは10,000mAhのモバイルバッテリー
 
シリコンの吹付加工が施され、指紋の付きづらい表面となっています。

CIO SMARTCOBY Proの表面は指紋が付きづらい
 
なんと、クレジットカードサイズ以下の小型サイズであり、同クラスで最小であった「AUKEY Basix Mini」をもわずかに下回る大きさを実現しています。

CIO SMARTCOBY Proのサイズは約77 x 56 x 26mm

SMARTCOBY Pro

AUKEY Basix Mini

 
重量は最軽量(約179g)にせまる約183gです。

CIO SMARTCOBY Proの重量は約183g
 
両サイドにはそれぞれ、最大30W出力のPD対応USB-CとQC 4+(Quick Charge 4+)対応USB-Aを搭載しています。

CIO SMARTCOBY Proは最大30W出力のPD対応USB-C搭載
CIO SMARTCOBY Proは最大30W出力のQC 4+対応USB-A搭載

USB-Cは本体充電にも対応し、最大20Wまでの入力が可能です。

CIO SMARTCOBY Proは最大20W入力に対応

17.5W入力を確認

 
USB-Cは最大30W出力にも対応し、MacBook Airといった一部のモバイルノートPCでも急速充電できます。

CIO SMARTCOBY ProはMacBook Airでも急速充電可能

29.4W(MacBook Air)

 
USB-AはQC対応デバイスであれば最大30W出力までカバーするものの、Pixel 5・iPad Proといった非対応デバイスは5〜10Wにおさまります。

6.6W(Pixel 5)

7.0W(iPad Pro)

パススルー機能も搭載し、本体充電しながらのデバイス充電もお手のもの。

CIO SMARTCOBY Proはパススルー充電に対応

25.9W入力/13.2W出力

CIO SMARTCOBY Proは、携帯性と高出力を体現する理想的なモバイルバッテリーです。

SMARTCOBY Proレビューはこちら

【CIO SMARTCOBY Proレビュー】クレカサイズで最大30W出力可能な10,000mAhの最小モバイルバッテリー  

CIO SMARTCOBY Pro CABLE

SMARTCOBY Pro CABLEは、10,000mAhのケーブル一体型モバイルバッテリーです。


 
表面にはおなじみの粗いシボ加工が施され、表面にキズの付きにくいデザインに仕上がっています。

CIO SMARTCOBY Pro CABLEの表面は粗いシボ加工
 
側面にはUSB-Cケーブルが溝にそって格納され、本体 / デバイス充電用のケーブルとしてそのまま使えるようになっています。

CIO SMARTCOBY Pro CABLEは着脱可能なUSB-Cケーブルを搭載

 
本体は約83 × 66 × 25.3 mmのクレカサイズで、同容量のSMARTCOBY Pro PLUGよりさらに小さくできています。

CIO SMARTCOBY Pro CABLEのサイズは約83 × 66 × 25.3 mm

(左)Pro CABLE /(右)Pro PLUG

 
側面の電源ボタンを押すと、隣の液晶でバッテリー残量が1%刻みでデジタル表示されます。


 
重量は200gを切り、同クラスの中でも軽量の部類に入ります。

CIO SMARTCOBY Pro CABLEの重量は約198g
 
ケーブル側 / USB-Cポートともに、単ポート最大35Wの高出力に対応し、MacBook Airなど一部のモバイルノートPCまで急速充電可能です。

CIO SMARTCOBY Pro CABLEはMacBook Airも急速充電可能

MacBook Air(28.3W)

 
パススルーにも対応し、バッテリー本体を充電しつつ、デバイス充電するといったことも可能です。

CIO SMARTCOBY Pro CABLEはパススルー対応

11.3W入力 + 5.4W出力

ただし、パススルー時の合計ワット数は最大15Wに制限されるため、本体・デバイス充電ともに入出力はかなりしぼられてしまいます。

ケーブル側とポート側を使った2台同時充電にも対応しますが、出力はパススルーと同様、合計最大15Wなので、スマホ2台だと通常充電になる可能性があります。

Galaxy S21 / iPhone(10.2W / 5.2W)

 
SMARTCOBY Pro CABLEは「ケーブル一体型のノートPC用モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)

Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)」は、10,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。

Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)は10,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリー
 
カラーはブラックふくめ、ホワイト・ブルーの3色があり、男女問わずに使いやすいカラーも用意されています。




 
表面には最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。

Anker 633 Magnetic Batteryは最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載

注意
MagSafe認証品ではないため、最大15Wの高速ワイヤレス充電には対応していません。
 
充電パッドにMagSafe対応iPhone(12シリーズ以降)をもっていくと、磁力でパチッとくっ付き、充電が開始します。


 
Qi対応イヤホンやAndroidスマホはマグネット吸着しないものの、ワイヤレス充電自体は可能です。



 
ワイヤレス出力は最大7.5Wであり、高速ワイヤレス充電(15W)の半分の出力なので、フル充電まで4時間近く要します。


 
底面には電源ボタンとUSB-Aポート、側面にはUSB-Cポートをそなえています。

Anker 633 Magnetic Batteryの底面

 
USB-Cは最大20W出力でき、iPhone 13シリーズの高速充電(30分で50%充電)にくわえ、Androidスマホの急速充電も可能です。

Anker 633 Magnetic Batteryは最大20W出力に対応

Galaxy S21(15.1W)

 
USB-A側は最大18W出力に対応し、通常のモバイルバッテリーとして考えてもかなり優秀。

Anker 633 Magnetic BatteryのUSB-Aは最大18出力に対応

Galaxy S21(14.6W)

 
パススルー充電にも対応し、本体充電しながらのワイヤレス充電にも対応しています。

Anker 633 Magnetic Batteryはパススルー充電に対応

マクリン
外ではモバイルバッテリー、家では卓上充電器という使い分けができますよ!

ほかのモバイルバッテリーにない機能として、背面にフリップ式の折りたたみスタンドを格納しています。

Anker 633 Magnetic Batteryのフリップ式スタンド
 
ややチャチい感じはあるものの、引き出すだけで自立できるのは重宝します。



 
縦置き・横置きのいずれでも使えるので、ZOOM・インスタライブ・YouTube視聴など、シーンに応じて使い分けられます。

Anker 633 Magnetic Batteryの縦置きモード

Anker 633 Magnetic Batteryの横置きモード
 
合計出力は最大18Wに制限されるものの、ワイヤレス + USB-C + USB-Aを用いた3台同時充電もカバーしています。
Anker 633 Magnetic Batteryは3台同時充電可能

 
Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)は「iPhoneがワイヤレス充電できる、10,000mAhのワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。

 

CIO SMARTCOBY Pro PLUG

SMARTCOBY Pro PLUG」は、10,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。


 
表面には粗いシボ加工が施され、キズの目立ちにくいデザインに仕上がっています。

CIO SMARTCOBY Pro PLUGの表面には粗いシボ加工が施されている
 
背面には格納型のコンセントプラグを搭載し、バッテリー本体の充電はコンセントからのみに対応しています(約2.5時間)。

CIO SMARTCOBY Pro PLUGのコンセントプラグ
CIO SMARTCOBY Pro PLUGはコンセントから本体充電可能
 
充電器としての機能も持ち合わせているので、重量は約253gとやや重め。

CIO SMARTCOBY Pro PLUGの重量は約253g
 
LEDはバッテリー残量に応じて4色に変わり、色で識別するようになっています。

CIO SMARTCOBY Pro PLUGの残量LEDのカラー

CIO様より提供

 
最大30W出力のPD対応USB-Cを搭載し、MacBook Airの充電すらカバーできる高出力です。

CIO SMARTCOBY Pro PLUGは最大30W出力のPD対応USB-C搭載
CIO SMARTCOBY Pro PLUGはMacBook Airの急速充電に対応
 
PPSにも対応し、従来のPDをしのぐ充電速度で超急速充電可能です。

「超急速充電」と表示

 
USB-C側だけでなく、USB-A側も最大22.5Wとなかなかの高出力仕様。


 
コンセント付きでもCIOのみの特長としてパススルー充電に対応し、本体充電しながらのデバイス充電に対応しています。

CIO SMARTCOBY Pro PLUGはパススルー充電に対応
 
CIO SMARTCOBY Pro PLUGは、2台同時接続時でもUSB-C側の出力が制限されず、MacBook Airを急速充電しつつスマホも同時充電可能です。

CIO SMARTCOBY Pro PLUGは2台同時使用でも最大42W出力に対応
 
CIO SMARTCOBY Pro PLUGは「充電器と一台二役でノートPC用のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」は、10,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)は10,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリー
 
バッテリー本体の充電はコンセントからとUSB-Cからの2種類に対応しています。



18.3W入力を確認

 
サイズは約111 × 63 × 31 mmで、同クラス・同タイプのCIO SMARTCOBY Pro PLUGと並べると、若干大きめ。

Anker 733 Power Bankのサイズは約111 × 63 × 31 mm
Anker 733 Power BankとCIO SMARTCOBY Pro PLUGのサイズ比較
 
重量も約320gと若干重め。

Anker 733 Power Bankの重量は約320g
 
2つのUSB-Cポートは、モバイルバッテリーとしての使用であれば最大30W出力に対応し、MacBook Airなど一部のモバイルノートPCなら急速充電可能です。

Anker 733 Power Bankはモバイルバッテリー使用なら最大30W出力対応でMacBook Air急速充電可能

MacBook Air(28.1W)

 
コンセントに挿して充電器で使うと最大65W出力までアップし、13・14インチMacBook Proまで急速充電できます。

Anker 733 Power Bankは充電器使用なら最大65W出力対応でMacBook Pro急速充電可能

MacBook Pro(62.0W)

 
こちらのUSB-CはPPSにも対応するので、PPS対応スマホとの接続で超急速充電の充電グラフィックを表示し、20W以上での超急速充電が確認できました。

Anker 733 Power BankはPPS対応

Galaxy S21(20.9W)

 
2ポート・3ポート使用だと出力が若干しぼられるものの、充電器使用なら合計最大65W出力に対応しています。


MacBook Pro / Galaxy S21(44.2W / 14.1W)

マクリン
MacBookを充電しつつ、スマホ・イヤホンの同時充電も可能!

モバイルバッテリー使用だと合計15W出力まで落ちちゃうので、スマホ2台同時充電だと通常充電になるので注意ください。


iPhone / Galaxy S21(6.0W / 6.3W)

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)は「MacBook Proまで急速充電できる、充電器と一台二役のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

 

MATECH GanCell 10000 60W

MATECH GanCell 10000 60W」は、9,600mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。

MATECH GanCell 10000 60Wは9,600mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリー
 
 
モバイルバッテリーでありつつ、背面には充電器でも使えるコンセントプラグを搭載し、プラグを開くとLEDが点灯します。

MATECH GanCell 10000 60Wはコンセントプラグ搭載

注意
LEDが点灯しないようにはできません。
 
バッテリー本体は、コンセントにつなぐかUSB-Cにつなぐかで充電可能です。



18.1W入力を確認

 
パススルーにも対応し、片方のUSB-Cで本体を充電しつつ、もう片方のUSB-Cでデバイス充電といったこともできます。

MATECH GanCell 10000 60Wはパススルー対応

19.7W入力 / 17.0W出力

 
サイズは約80.7 × 76 × 32.5 mmで、同クラス・同タイプのCIO SMARTCOBY Pro PLUGAnker 733 Power Bankと並べてもコンパクトなのが分かります。

MATECH GanCell 10000 60Wのサイズは約80.7 × 76 × 32.5 mm

 
重量も約291gとそこそこ。

MATECH GanCell 10000 60Wの重量は約291g
 
側面にはタッチ対応のバッテリー残量表示バーがつき、青LEDの表示面積によってバッテリー残量を4段階で確認できるものの、正直若干分かりづらいです……。


 
コンセントに挿した充電器使用の場合、最大60W出力まで対応し、13・14インチMacBook Proも急速充電できます。

MATECH GanCell 10000 60Wは充電器使用で最大60W出力対応

MacBook Pro(57.2W)

 
2ポート使用した際も合計最大60W(30W + 30W)をキープし、MacBook Air 2台同時充電も可能です。


MacBook Air(27.3W / 28.1W)

 
モバイルバッテリー使用でも最大40W出力が可能で、この状態でもMacBook Airが急速充電できます。


MacBook Air(30.5W)

 
MATECH GanCell 10000 60Wは「ノートPCが無理なく充電できるモバイルバッテリー搭載充電器が欲しい人」におすすめです。

20,000mAhでおすすめの超大容量モバイルバッテリー

ずっしりとした重量感はありますが、ノートPCやiPad Proの充電まで想定するなら、やはり20,000mAhのモバイルバッテリーです。

出張・旅行に持ち出しても、バッテリーがカラにならない安心感があります。

製品名 バッテリー容量 ポート 重量 タイプ PD対応 Qi対応 ケーブル内蔵
Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)
20,000mAh PD対応USB-C x 2(18入力20W出力)
USB-A(18W出力)
※ポート合計18W出力
約476g 通常タイプ
CIO SMARTCOBY TRIO 65W
20,000mAh PD対応USB-C x 2(65W入出力 x 1 / 65W出力 x 1)
USB-A(12W出力)
※ポート合計95W出力
約392g 通常タイプ
Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)
24,000mAh PD対応USB-C x 2(140W入出力 x 1 / 140W出力 x 1)
USB-A(18W出力)
※ポート合計140W出力
約632g 通常タイプ
 

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)は、20,000mAhの超大容量モバイルバッテリーです。

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)は20,000mAhの超大容量モバイルバッテリー
 
サイズは約167 × 83 × 24 mmとややゴツめで、同クラスのCIO SMARTCOBY TRIO 65Wと並べるとこんな感じです。

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)のサイズは約167 × 83 × 24 mm

 
重量は約481gと重め。

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)の重量は約481g
 
USB-CはPPS非対応ではあるものの、最大20W出力に対応し、スマホの急速充電が可能です。

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)は最大20W出力に対応

19W出力を確認

 
バッテリー本体の充電もUSB-Cからでき、最大19W入力が確認できました。


 
本体充電しながらのデバイス充電には対応していません。

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)はパススルー充電非対応
 
2ポート・3ポート接続時は最大18Wに制限され、スマホの急速充電は厳しいものの、スマホ x 2台 + イヤホンみたいな組み合わせなら3台同時充電も可能です。

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)は3ポート合計最大18W出力対応

iPhone / AirPods / Galaxy S21(8.6W / 6.5W / 2.9W)

Anker 335 Power Bank (PowerCore 20000)は「スマホ用の超大容量モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

 

CIO SMARTCOBY TRIO 65W

CIO SMARTCOBY TRIO 65W」は、20,000mAhの超大容量モバイルバッテリーです。

CIO SMARTCOBY TRIO 65Wは20,000mAhの超大容量モバイルバッテリー
 
USB-Cの1ポート接続時は各ポート最大65W出力、USB-Aは単ポート最大12Wですが、複数ポート接続時に高出力・低出力側が決まっているので注意ください。

USB-C 1 USB-C 2 USB-A Total
65W 65W
65W 65W
12W 12W
30W 65W 95W
65W 12W 77W
65W 12W 77W
18W 65W 12W 95W

 
表面はしっとりした手触りの良い表面加工が施され、モバイルバッテリーらしからぬ質感をたたえています。


 
側面の電源ボタンを押すと、前面のドットLEDが点灯し、バッテリー残量をデジタル表示してくれます。

CIO SMARTCOBY TRIO 65WのドットLEDによるバッテリー残量表示
 
サイズは約149 × 71 × 26 mmで、ちょうど長財布くらいの大きさです。

CIO SMARTCOBY TRIO 65Wのサイズは約149 × 71 × 26 mm
 
同クラスのモバイルバッテリー「Anker PowerCore III 19200 60W」と比較すると、少しコンパクトに仕上がっています。

CIO SMARTCOBY TRIO 65WとAnker PowerCore III 19200 60Wのサイズ比較
 
重量も約392gとずっしり。

CIO SMARTCOBY TRIO 65Wの重量は約392g
 
最大65W入力に対応し、約1時間40分でフル充電可能です。

CIO SMARTCOBY TRIOは最大65W入力に対応

61.8W入力

注意
本体充電対応はUSB-C1ポートのみです。
 
USB-Cはどちらも最大65W出力に対応し、13・14インチMacBook Proであれば急速充電可能です。

CIO SMARTCOBY TRIOは最大65W出力に対応

MacBook Pro(63.3W)

 
パススルー充電にも対応し、USB-C1で本体を充電しながらUSB-C2でデバイス充電といったこともできます。

CIO SMARTCOBY TRIOはパススルー充電に対応

61.6W入力 / 10.4W出力

 
PPSにも対応しているので、Galaxy S21のようなPPS対応スマホであれば超急速充電に対応しています。

CIO SMARTCOBY TRIOはPPS対応

Galaxy S21(20.1W)

 
USB-C 2ポート接続時は合計最大95W出力(USB-C1:30W + USB-C2:65W)に対応し、なんとMacBook AirとProの2台同時充電までできちゃいます。

CIO SMARTCOBY TRIOは2ポート接続時に合計最大95W出力対応

MacBook Air / Pro(27.8W / 52.4W)

ただし、高出力側と低出力側のポートは決まっているので注意ください。
 
3ポート接続時も合計95W出力(USB-C1:18W + USB-C2:65W + USB-A:12W)であり、13・14インチMacBook Proを充電しつつ、スマホ・イヤホンを同時充電するといったことが可能です。


MacBook Pro(63.1W)

 
CIO SMARTCOBY TRIO 65Wは「ノートPCも複数台充電できる超大容量モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

CIO SMARTCOBY TRIO 65Wレビューはこちら

CIO SMARTCOBY TRIO 65Wをレビュー!最大95W出力でPC2台同時充電できる20,000mAhのモバイルバッテリー

Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)

Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)は、MacBook 約1回分・iPhone 約5回分の充電に相当する、24,000mAhの超大容量モバイルバッテリーです。

Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)は24,000mAhの超大容量モバイルバッテリー
 
上部にはスマートディスプレイを搭載し、通常のモバイルバッテリーよりも細かな情報を確認できるようになっています。

Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)のスマートディスプレイ
 
充電時はこのように各ポートの入力と出力、それからフル充電までに要する時間が表示されます。

Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)の充電時のスマートディスプレイ
 
サイズは約156 x 55 x 49 mmとメガネケース・長財布くらいの大きさで、けっこうゴツめ

Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)のサイズは約156 x 55 x 49 mm

 
重量は約632gとかなりずっしりしています。

Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)の重量は約632g
 
USB-C1はなんと最大140W入力に対応し、既存のモバイルバッテリーでも最高入力での本体充電が可能です。

Anker 737 Power Bankは最大140W入力に対応

注意
ケーブル・充電器ともに140W以上に対応してないと、140W入力は不可能なので注意ください。
 
パススルー充電にも対応し、USB-C1で本体を充電しながらUSB-C2でデバイス充電といったこともできます。


Anker 737 Power Bankはパススルー充電対応
 
USB-C1・C2ともに単ポートなら最大140W出力に対応し、MacBook Pro(16インチ、2021)の急速充電すらカバーできる超高出力です。

Anker 737 Power Bankは最大140W出力対応

MacBook Pro(93.9W)

注意
MacBook Pro(16インチ、2021)へは、本製品をUSB-C to MagSafe 3ケーブルで接続した場合のみ、140Wで出力が可能です。
 
2・3ポート接続時も合計140W出力であり、60WクラスのノートPCを2台充電しつつ、スマホ・イヤホンを同時充電するといったことも可能です。

Anker 737 Power Bankの3ポート接続時は合計最大140W出力対応

 
Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)は「ノートPCも複数台充電できる超大容量モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

おすすめのモバイルバッテリーと選び方まとめ

本記事は「【2023年】モバイルバッテリーのおすすめを徹底比較【PD・大容量・Qi対応・薄型】」について書きました。

ひとえにモバイルバッテリーといっても、バッテリー容量・USB端子・サイズ・重さと、その特徴はさまざまです。

用途とデバイスに合わせて、最適なモバイルバッテリーを見つけてください。

なんなら僕みたいに複数台所有するのもアリですw

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

YouTube
動画でも紹介しています。

モバイルバッテリーの使い方を正しく理解!ケーブルや充電方法もまるっと紹介! 【軽量】iPhone・Androidスマホにおすすめのモバイルバッテリー5製品 【大容量】10000mAhモバイルバッテリーのおすすめ8製品! 【超大容量】20000mAhモバイルバッテリーのおすすめ5選【小型・最軽量モデルも】 【おすすめ】Ankerのモバイルバッテリーで今すぐ買うべき11モデル! 【傑作ぞろい】RAVPowerのモバイルバッテリーで買うべきおすすめ4モデル! 【多機能】AUKEYのモバイルバッテリーで買うべきおすすめ5モデル! 【容量多彩】cheeroのモバイルバッテリーから厳選したおすすめ8モデル!

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