ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使って作ると、見た目も鮮やかなジェルキャンドルができあがります。
しかし、ジェルキャンドルの中に可燃性の花類を入れることはできません。そのため、あるテクニックを使って作る必要があるのです。
この方法なら、花以外の可燃物を入れたジェルキャンドルを作ることもできるので、ぜひテクニックを身につけてください!
フラワージェルキャンドルの材料
①ジェルワックス
②キャンドルウィック 1本
③プリザーブドフラワー or ドライフラワー(お好み量)
④ガラス容器(大・小各1個)
ジェルワックスの容量は、使う容器の大きさに合わせて用意してください。(私はダイソーで買った200mlほどの容器と30mlの小皿に対し、ジェルワックスを約130g使用しました)
プリザーブドフラワーは2色のバラと白のアジサイを使用しました。「はなどんやアソシエ」などで購入できます。
フラワージェルキャンドルの作り方
花などの可燃性の素材を入れるときには、大小の容器を重ねる方法を使います。
大きい容器にジェルワックスと花、小さい容器にキャンドルウィックを入れて二つの容器を重ねることで、火を灯した時に花に引火するのを防ぐことができます。
工程としてはこの3手順で進みます。
1.容器(大)に花を入れる
2.容器(大)にジェルワックスを注ぐ
3.ウィックをセットした容器(小)にジェルワックスを注ぐ
1.ジェルワックスを溶かす
180~200℃で温めたホットプレートで全量のジェルワックスを溶かします。
ジェルが溶けたらホットプレートの温度を120℃に下げ、ジェルの温度を90℃に保ったままにしておきましょう。
2.容器(大)に花をセットする
ジェルワックスを溶かしている間に容器(大)に花を入れます。
全体のバランスを見ながら花を配置していきましょう。
だいたいの花を入れたら、容器(小)にセロテープを2カ所貼り、容器(大)にぶら下げるようにして固定します(仮止めです)。
そして花のバランスを見て、足りなければピンセットで足していきます。
3.ジェルワックスを注ぐ
1のジェルワックスを容器(大)に流しいれます。容器(小)の縁1cm下くらいまで入れましょう。
容器(小)が傾いてしまったら、水平になるように直してください。
この状態で少し冷まして、一度固めます。ある程度固まったら仮止めのセロテープはとってかまいません。
4.キャンドルウィックをつける
あらかじめコーティングを済ませたキャンドルウィックを短く切り、容器(小)に付けます。
キャンドルウィックの金具部分にジェルワックスをつけて、容器の真ん中にくっつけてください。ピンセットで押さえるといいでしょう。
5.ジェルワックスを注ぐ
容器(小)にジェルを流し入れます。容器(大)に入れたジェルと高さを合わせると美しいですね。
そして完全に冷めたら完成です!
プリザーブドフラワー・ドライフラワーの購入店
造花であれば100均でも手に入りますが、きれいな色を出そうと思うとプリザーブドやドライフラワーの方が良いでしょう。花以外にも葉や木の実などを入れてもいいですね。
これらは花屋さんや花材問屋さんで手に入りますが、近くに店舗がなければネットショップでも購入できます。
コメント
コメント一覧 (6件)
[…] 注意 ガラス製や石ではないモチーフを使用するときは、「火に触れない場所に配置する」「容器を二重にする(フラワーキャンドル参照)」など引火しないように対処してください。 また、モチーフの塗料が溶けだす場合があります。 […]
[…] 注意 ジェルキャンドルの中に入れられるものはガラス細工・貝殻・石・ビー玉などです。可燃性のものや燃えると有毒ガスが発生するものはNG。ただ、瓶を重ねるなどして火が点かないようにするなら入れることができます。 (詳しくはこちらの【プリザーブドフラワーを使ったジェルキャンドル】へ) […]
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