どうも、マクリン( @Maku_ring)です。
僕とヨメは同じスーツケースを共有しています。
僕たちは長らく、リモワ(RIMOWA)のサルサというスーツケースを愛用していました。
ところが先日、出逢ってしまったのです。
マクリン
それがブリーフィング(BRIEFING)のスーツケース「H-37」でした。
容量は37L。3泊分までの荷物であればこのサイズで対応可能です。サイズ3辺合計は114cmなので、100席以上の飛行機ならば機内持ち込みができます。
そんなわけで本記事は「ブリーフィングのスーツケース『H-37』レビュー:リモワからでも乗り換えた6つの魅力とは?」について書いていきます。
目次
ブリーフィングのスーツケース『H-37』レビュー:リモワからでも乗り換えた6つの魅力とは?
BRIEFING(ブリーフィング)はそのミリタリーな風貌から海外ブランドと思われがちですが、実は立派な日本ブランドです。
1998年にブランドを設立してから20周年を迎え、老舗ブランドの域に入ってきましたが、今なお絶大な人気を誇ります。ビジネスマンを中心に幅広い世代から支持されています。
BRIEFINGは、1998年にミル・スペックに準拠した真の”ミリタリズム”を追求し、卓越した機能美を持つラゲッジレーベルとして開発されました。
BRIEFINGのデザインソースは”ミリタリー”のままであってはならない。
アメリカが本気で生み出す、強靭なパーツや最高峰の技術。この本質を理解し、その充分すぎるほどの機能を、どうタウンユースモデルに搭載し、どのようなスタイリングに仕上げるか、そして必要最小限のミニマムな機能として再構築することができるのか…
BRIEFINGのデザインワークは常にそこからはじまるのです。(中略)
発売以来、BRIEFINGは世界中で最も厳しい目を持つお客様に選ばれる最高品質のラゲッジ・ブランドへと成長を遂げてきました。
―「BRIEFING OFFICIAL SITE 」より引用―
マクリン
このたび新しい相棒となったブリーフィングのスーツケース「H-37」は、日本ブランドならではのきめ細やかさが光る逸品です。
こちらの魅力を6つに絞ってお伝えします。
1. キャスター(ホイール)の静音性
僕たちはリモワが好きでしたが、いくつかの不満も抱えていました。
マクリン
いわゆる「ガラガラ音」のことです。
数あるスーツケースの中でも、リモワのキャスターはなかなかうるさい方です。だからリモワを購入されたら、まず始めに静音キャスターと交換する人も少なくありません。
開放空間でスーツケースを引くときはそんなに気にならないのですが、電車などの密閉空間で転がすとどうしてもガラガラ音が大きくて、人目が気になってしまいます。
ところがこちらの「H-37」、もはや忍べるのではないかと思うほどキャスター音が静かです。
あまりにもスムーズにスーッと静かに引けるので、良い意味で存在感を感じません。
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2. キャスターのロック機能
4輪キャスターのスーツケースだと特にキャスターのロック機能が重要です。
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そこら辺も「H-37」は抜かりがありません。
サイドのレバーを下げるだけでキャスターにロックがかかるという分かりやすさ。しかも2輪にだけロックがかかるので、ちょっとした移動で2輪的な使い方をしたいときにも便利です。
3. 軽くて丈夫なポリカーボネート素材
耐久性の高い素材使いに定評のあるブリーフィング。「H-37」でもそのこだわりを発揮しています。
リモワやサムソナイトでもお馴染みのポリカーボネート素材です。
衝撃にも熱にも強く、その優れた物性から航空機や医療機器に使用されている樹脂素材です。軽くて丈夫なので扱いが多少雑でも全然ヘコたれません。
ただでさえ強度の高いポリカーボネートに、ブリーフィングはさらなる工夫を加えています。
まず外観デザインを見ていただいても分かりますとおり、縦に3本のストライプが入っています。
こちらのでっぱりは強度を上げるのみならず、何かにぶつかったとき、接触面積をできるだけ減らす目的でもあるのです。
また面自体にも細かいディンプル(くぼみ)が無数に施されているため、対象物と面ではなく点で当たるようになっています。
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4. 横向きのファスナー
細かいポイントですが、意外に大事なのがTSAロックに固定した際のファスナーの向きです。
「H-37」は横向きです。ところが通常のスーツケースは縦向きが多いのです。
これだとスーツケースにカバンを重ねた際、カバンの素材によってはファスナーが食い込んで跡が残ることがあります。
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そういった場面を想定すると、「H-37」のように横向きタイプのファスナーのほうが安心です。
5. 3段階に高さ調節できるアルミハンドル
ハンドルの高さが3段階に調節できるタイプのスーツケースは意外と少ないのです。
「H-37」は87/94/102cmの3段階に高さが変えられるようになっています。
3段階に調節できることで、例えば下記のような使い分けが可能になります。
- 通常移動は3段階目まで出す
- 小柄な人は2段階目まで出す
- 階段などで取っ手のように持ち上げたいときは1段階目だけ出す
- 狭いところ・人が多いところを通るときは2段階目まで出して、なるべくスーツケースと身体の距離を近づける
2段階調節のタイプが多い中、1段階増えるだけでかなり使い勝手が良くなります。
ユーザーに優しい設計を心がけているブリーフィングならではのポイントです。
6. ポケットが充実しすぎている収納部分
カバンでも抜群の収納力を誇るブリーフィングですが、その特長がスーツケースでも生かされています。
まず左側のポケット部。
大ポケットが1つ、中ポケットが2つあります。
パソコン・タブレット・ケーブル・モバイルバッテリーといったガジェット類や、手帳・ノートを入れるのにちょうどいいです。
さらにラウンドジップの中仕切りが付いています。ワイシャツやお土産など、形をくずしたくないものを入れるとき、この形式のポケットはとても助かります。
右側のベルト部は衣服を入れられるスペースです。荷物こぼれを防ぐクロスベルトも付いています。
さらに着脱式の中仕切りポケットが付属しています。
これがかなり便利で、化粧品や洗面用具、ネクタイなどを入れられるグルーミングケースとして使えます。
しかも背面に回転式のハンガーフックが付いているので、そのまま吊るすこともできます。
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右上には着脱できるキーホルダーが付いています。
カラビナとの相性が良いです。僕はこちらのカラビナを愛用していますが、剛性が高いのでおすすめです。
以上6点がブリーフィング「H-37」の魅力です。
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日本ブランドならではのきめ細やかさ・心遣いが随所に散りばめられた傑作スーツケースです。男性だけでなく女性が持ってもサマになります。
今回僕たちが選んだのは「ミッドナイト」というネイビーに近い色ですが、他にブラック・アイボリー・レンジャーグリーン(カーキ)があります。
いずれも魅力的な色で印象がガラリと変わります。
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Hシリーズのラインナップ
ブリーフィングのHシリーズは「H-37」含めて4種類です。
1泊分の荷物を運ぶ「H-22」から2週間程度の荷物が収納できる「H-100
」まで選べます。自分に合うサイズを見つけていきましょう。
またビジネスに特化したモデルとして、「H-37」のサイズ感はそのままに、フロント部分にオープンポケットが付いたタイプ「H-34F」も出ました。
移動中にパソコンや書類の出し入れが多い方は、こちらのモデルも検討に入れることをおすすめします。
詳細レビューはこちらの記事をご参考に!
またブランド設立20周年記念モデルとして、メイン素材のポリカーボネート上にアルミフィルムを装着したSILVERシリーズが3月中旬から発売されます。「H-37 SILVER」、「H-52 SILVER」、「H-100 SILVER」の3モデルです。
従来の特長はそのままにさらに上質感をアップした、実に魅力的なスーツケースです。
このモデルのために、BRIEFINGロゴ刻印のハンドル設計、荷物整理に便利なポーチ『TRAVEL CORE』がセット、内装に20周年限定タグが添付など、かなり力の入った内容です。
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公式サイトのみで予約販売を受け付けているので、ぜひこの機会にご検討くださいませ。
まとめ
本記事は「ブリーフィングのスーツケース『H-37』レビュー:リモワからでも乗り換えた6つの魅力とは?」について書きました。
スーツケースは決して安い買い物ではありません。
長い付き合いにもなりますので、使い勝手は重要な要素のひとつです。
そんな中「H-37」は細かい点にも気を配られており、ユーザー視点で丁寧に作られた製品です。
もしスーツケースをお探しであれば、有力候補になり得るでしょう。
マクリン
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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