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低温調理器の評判・口コミはどう?AnovaとBONIQを使い倒した僕が比較レビューする

どうも、迷走する器用貧乏マクリン( @Maku_ring)です。

低温調理器の「Anova Culinary Precision Cooker(Anova)」と「BONIQ」を使い倒してきました。

同僚
興味はあるけどよくわからない……しかもちょっと高いし……。
 
そう思って情報をいろいろと調べている方もいるかもしれません。

2年前の僕もまさに同じ状況でした。

「これ買って元取れるかなぁ」と。

同じように迷っているあなたに強くお伝えしたい。
 
安心してください。間違いなく、元取れます。
 
その理由を、ヘビーユーザーである僕が、めちゃくちゃ美味しそうな写真とともに分かりやすく解説します。

そんなわけで本記事は「低温調理器の評判・口コミは実際どう?AnovaとBONIQを使い倒した僕が比較レビューする」について書いていきます。

注意
Anovaは現在Amazonで販売していません。
本記事のリンクには広告がふくまれています。
この記事の著者
マクリン

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マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

低温調理器とはそもそも何か?

低温調理器とは「鍋の中に差し込んでおくことで設定した水温をキープし続けてくれる」という、ただそれだけの機械です。

低温調理器とは何か?

マクリン
いやいや、それのどこがすごいねん!

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、温度を一定にキープすることが、お肉を柔らかく調理するためにとても重要です。

お肉に含まれるたんぱく質の一種「アクチン」は、66℃を超えるとたくわえていた水分を放出しはじめ、肉質が固くなっていきます。

焼きすぎたお肉が固くて噛みきれなくなるのは、このアクチンの変性が原因です。

低温調理器はアクチンが変性する66℃未満の温度を完璧にキープしてくれるため、お肉をジューシーで柔らかく最高の状態に仕上げてくれます。

言葉で説明するとどうしても小難しくなるため、後ほどその使い方を解説していきます。

 

AnovaとBONIQ(ボニーク)はどちらがおすすめ?

低温調理器の代表的な製品でもある「Anova」と「BONIQ 2.0」と「BONIQ Pro」。


 
実際にどちらがおすすめであるのか、まずはスペック面から比較してみました。

製品名 Anova
BONIQ 2.0
BONIQ Pro
サイズ 高さ32.5cm / 幅7.8cm 高さ31.5cm / 幅5.3cm 高さ31.5cm / 幅5.3cm
重量 約0.7kg 約1.0kg 約1.0kg
出力 1000W 1000W 1200W
温度 25℃-99℃(0.5℃ごと) 5℃-95℃(0.5℃ごと) 5℃-95℃(0.5℃ごと)
設定時間 〜99時間 〜99時間59分 〜99時間59分
専用アプリ あり あり(BONIQ Remote) あり(BONIQ Remote)
取扱説明書 英語 日本語 日本語
価格 34,800円 22,000円 32,780円

スペック面(サイズ・出力)で見ると、BONIQ Proがもっとも優秀、両者の中間にBONIQ 2.0がいます。

使い勝手・作り込みの点でも、BONIQシリーズがAnovaを上回っている印象を受けます。

コンセントも通常の2Pプラグ(Anovaは3P)なので、変換アダプタいらずで親切です。

操作面でも、BONIQは日本語の説明書なので、タイマーや他の機能でも問題なくできます。

一方Anovaだと、説明書が英語なので少々難しめ。

したがって、Anovaは熟練者向け、BONIQ 2.0は週1〜2回の方向け、BONIQ Proは毎日使う方向けの低温調理器といえるでしょう。

 

AnovaとBONIQの評判・口コミ

当サイトで独自に集計したアンケートから、AnovaとBONIQの良い口コミ・悪い口コミを紹介します。

Anovaの良い口コミ

男性 / 30代後半(千葉県)

温度の調節が細かくできます。温度のブレがなく安定しています。デザインが良いです。

男性 / 40代前半(福岡県)

硬い肉が柔らかくなります。使い方が複雑でなくシンプルです。肉料理のレパートリーが増え、レストランのような食事を堪能できます。食材のうまみが逃げません。火を使わないので安全です。

女性 / 30代前半(神奈川県)

置き場所を取らない大きさです。操作が簡単です。安いお肉でもおいしく出来上がります。

男性 / 40代前半(三重県)

素材のうま味を簡単に出せます。放置しても焦げ付く心配がありません。設置が簡単です。火傷の心配がありません。

女性 / 20代後半(東京都)

料理の幅が広がります。人を招いてパーティーをしたり、料理が趣味な方には強くおすすめしたいです。低カロリーの胸肉やささみもプリプリの食感になるので、とても重宝しています。鍋にセットするだけなので、使い方も簡単です。

 

Anovaの悪い口コミ

男性 / 30代後半(千葉県)

温度の設定が見にくい

サイズが大きい

コードが短い

男性 / 40代前半(福岡県)

操作部分が英語表記

日本製ではないので変換プラグが必要

じっくりと肉を柔らかくするので時間がかかる

温度設定を誤ると、食中毒になるリスクがある

価格が高い

女性 / 30代前半(神奈川県)

少しお高めです

説明書が英語です

専門家向けですが慣れます

男性 / 40代前半(三重県)

時間がかかります

時短料理には不向きな商品

素材による温度と時間設定が難しい

置き場に困る

女性 / 20代後半(東京都)

一人暮らしの家にあっても使わない

炒め物や焼き物には使わない

必ずしも柔らかくなるとは限らない

BONIQの良い口コミ

女性 / 20代後半(高知県)

調理することが難しい鶏のムネ肉や赤身のお肉の調理でも、簡単においししくできる調理器具です。お手頃サイズでデザインも良いので置いていても邪魔になりません。また、使い方がシンプルなので、機械に疎い方でも使いやすいと思います。

女性 / 40代前半(京都府)

初代のものと比べて非常にコンパクトになっており、家での使い勝手が良くなっています。防水機能もしっかりしており丸洗いできるため、衛生面も問題ありません。価格もそれほど高いものではないので、プレゼントなどにもいいと思います。

女性 / 20代前半(埼玉県)

オシャレなデザインで、置いているだけでも気分が上がります。簡単においしく、ダイエットメニューがササっとつくれるので、家では欠かせない存在になっています。お手入れも簡単なので、助かります。

男性 / 40代前半(静岡県)

料理の効率が良くなりました。また、食卓のおかずも増えました。低温調理している間に他のことができるので、料理だけでなく、お風呂に入ったり洗濯物をたたんだり、時間を有効につかえるのでストレスも軽減されました。

 

BONIQの悪い口コミ

女性 / 20代後半(高知県)

高さによって使えない鍋がある

値段が少し高めである

洗う作業が大変

男性 / 40代前半(静岡県)

設定温度になるまで時間が掛かる

消費電力が高い

専用の入れ物が必要

女性 / 20代前半(埼玉県)

もう少しコンパクトだとなお良い

料金が高い

低温調理に時間がかかりすぎる

男性 / 40代前半(静岡県)

低音調理なので時間がかかる

ちょっとお高め

温度管理を誤ると食中毒のリスクがある

 

低温調理器の使い方

低温調理器最大の魅力は、何といっても使い方のシンプルさ

低温調理器を用いた調理手順は、簡単すぎて3行で終了します。

STEP.1
本体で温度と時間をセッティング。
STEP.2
食材に下味をつけ、ジップロックなどに放り込む。
STEP.3
袋の空気を抜いて、Anovaをセットした鍋に投入。

あとは設定した時間が経てば完了です。
 

マクリン
めちゃめちゃ楽チンやがな!

想像以上にシンプルで簡単な機器なのです。

低温調理器という響きから、料理上手な人向けの大掛かりなものが想像されるかもしれません。

しかし実際に2年間使ってみて感じた印象は、上記のイメージとは大きく異なります。

低温調理器は料理初心者でも・めちゃくちゃ簡単に・プロ並みにおいしく調理できる、料理が苦手な方にとって最強の味方といっても過言ではありません。

実際に調理しながら手順を見ていきましょう。

Anovaを使った調理の様子

本記事のために奮発して、和牛モモ肉のかたまりを購入しました。


 

STEP.1
Anovaの温度・時間を設定
お肉の調理に入る前に、Anovaの設定を行います。Anova専用のアプリを使うとスマホから簡単に設定できます。

63℃1時間に設定しました。

MEMO
食中毒など安全上の観点から、お肉の中心温度が63℃に達してから30分以上加熱することが厚生労働省により定められています。

 
上の表示が水温、下が設定温度です。水量によりますが、15分〜20分ほどで設定温度に達します。

STEP.2
食材に下味をつけてジップロック投入
Anovaの設定が済んだら、お肉に塩を振っていきます。

MEMO
この状態で1時間ほど寝かせると、余分な水分が出ておいしく仕上がりますが、僕は塩を振ったら袋にすぐにぶち込みます(どっちにしてもおいしい)。
 
ジップロックを使う人が多いようですが、僕は100均のポリ袋を使っています。ジップロックより素材が柔らかく、空気の抜きやすさがピカイチです。

STEP.3
Anovaをセットした鍋に投入
素材を袋に放り込んだら空気を抜いていきます。


 
ボウルや鍋などに水を張り、中に入っている空気を追い出していくと、誰でも簡単に抜くことができます。


 

いよいよAnovaをセットしたパスタ鍋に投入します。生卵も一緒に放り込みました。

STEP.4
1時間待って取り出し

あとは設定した時間が経過したら取り出します。見たかぎりでは火がしっかり通っていそうです。

STEP.5
ローストして完成
より美味しく食べるためにフライパンで表面をローストしていきます。


 
全面に焼き色をサッとつけたら取り出します。


 
程よい厚さにカットして盛り付けた様子がこちら!

マクリン
めちゃめちゃ旨そうやがな!

以上でAnovaを使った和牛のローストが完成です。

使用した調味料は塩こしょうのみ、難しい工程は一切なしでこのビジュアル!

僕の技術が優れているのではなく、Anova先生の能力が高すぎるだけです。

美味しいのは分かりきっていますが、一口いただいてみましょう。

おいしすぎる……!

和牛の甘い脂を、わさびが爽やかに昇華してくれる絶妙なマリアージュでした。

肉質も低温調理ならではのやわらかさ

最高のお肉料理をこんな手軽に食べられるなんて、どう考えてもAnova最高です。

ちなみに、お肉と一緒に投入した卵の姿はこうなりました。もはや反則級のビジュアルw

この卵も1時間放置しただけでこの仕上がりです。

こんな贅沢ぜいたくな丼ぶりを家で食べられるなんて……

低温調理器、最高です!

低温調理器の評判・口コミまとめ

本記事は「低温調理器の評判・口コミは実際どう?AnovaとBONIQを使い倒した僕が比較レビューする」について書きました。

AnovaBONIQは決して安い買い物ではないので、購入前はかなり時間をかけて悩みました。

ただ2年使い倒した今となっては、悩んだ時間がバカバカしく思えるほど、価格以上の活躍をしてくれています!

もはや低温調理器なくしては、料理ができない身体になってしまいましたw

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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